TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
檀特山    だんとくさん 165.1m 姫路市・太子町
 
1/2.5万地図 : 網干
 
【2002年5月】 2002-32(TAJI&HM)
 
    東方の天満山地区より  2002 / 5

 檀特山の山頂で昼食をとろうと軽い気持ちで向かったのは、2002年5月のゴールデンウィーク最後の日だった。南西側にある登山口はすぐに分かったが、道は山裾を巡るだけで、 山頂に向かう道がすぐには現れなかった。どこから山頂への道が始まるのかと疑い出したとき、山頂方向に向かう細道に出会った。主コースとは思え無かったが、ごく低山でもあるので、 その道でも問題ないだろうと思えて、細道を登って行くことにした。すぐに周囲は照葉樹が茂る薄暗い森となった。 道は荒れることもなく緩やかに続き、やがて主コースに合流した。道幅も1メートル以上と立派になり、後はそれ を歩いて山頂に向かうのみ。山頂が近づくと、周囲の林が疎らになってきた。その林の中を登山道は真っ直ぐに続いており、道の先には青空が広がっていた。ごく低山にしてはけっこう良い雰囲気だった。そして着いた山頂も広々として開放感があって悪くなかった。 展望台やベンチも設けられていた。案内板が立っており、どうやら「檀特山ふるさとの森」として整備されたようだった。先着者に一組の夫婦がおり、展望台の下で日を除けて昼食をとっていた。こちらは陽射しが降り注ぐベンチのテーブルで休憩とした。涼しい風が渡っており、陽射しをまともに浴びながらも快適だった。食後は展望の良いこの山頂で、周囲の風景を楽しむことにした。山頂に小岩があり、その上に立つと、 南東に京見山を、南には瀬戸内の島々が眺められた。小豆島もよく見えている。そして展望台に上がれば、北に広がる山並みも眺められた。北西遠くには見えるのは後山か。他には黒尾山、明神山など一目で分かる山も多かった。低山にしてはずいぶんたくさんの山が見えるものだと感心した。西には天下台山を始め相生の山々も見えており、とにかく広々とした展望には満足だった。そして涼しい風があった。本当に五月の好天は良いものである。下山は主コースを下った。その主コースを下りきると、始めに歩いた山裾を巡る道に合流した。そこは往路で歩いた細道の起点よりも、今少し東に寄った位置だった。
(2002/6記)(2012/8改訂)(2020/8改訂)
<登山日> 2002年5月6日 12:12スタート/12:28 〜13:22山頂/13:39エンド。
(天気) 快晴、少し雲がある程度だった。気温は25℃近くまで上がったと思えるが、湿度が低かったので、木陰は涼しかった。風も涼やかで、強い陽射しの中でも快かった。気温が上がったためか視界は澄んでいるとは言えなかったが、まずまず遠 くまで良く見えていた。
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山頂に立って、南東から南にかけての方向を見る
北西から北の方向を見る 

 南からの登山道
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 上の写真の立岡山
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北東の方向を見る 左の写真の右に城山を見る
登ってきた方向を見る 下山を始めたとき、山頂方向を振り返った 主コースは歩き易かった