TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
ひまわりの丘 220m 佐用町
 
1/2.5万地図 : 土万/三日月
 
【2025年7月】 2025-127(TAJI&HM)
 
   若鮎球場より  2025 / 7

 夏向きのハイキングを楽しめそうな所はないかとガイドブックの「佐用ハイキング」を開いたところ、目を惹いたのは「ひまわりの丘」だった。佐用町の東徳久地区はひまわり畑で有名だが、背後の丘にはハイキングコースがあって展望台も建っているようだった。
 南光スポーツ公園に着いたときは10時が近い時間になっていた。広いグランドの駐車場は既に半分近くが埋まっていたが、まだ余裕で駐車出来た。駐車料金は500円。始めに丘の散策をしようと、丘の南端側に向かった。丘の西麓を車道が通っており、そこからは少し見下ろす形でひまわり畑が眺められた。なかなかの美観だった。丘の南端側に着くと階段があり、そこを登るとすぐにお堂が現れた。お堂の名は「善導庵」だった。そこを過ぎると害獣避け鉄柵が現れたが、鍵はなく無難に通過した。少し進むと山王七神社が現れて、そこで小休止とした。その山王七神社の背後からは遊歩道と呼べそうな幅広の尾根道が、緩やかな上り坂で続いていた。暑い季節でなければ散歩道と言えそうだったが、気温は30℃を優に越えており、大汗をかきながらの尾根歩きだった。それでも概ね木陰の中を歩いて行けたのは良かった。小さなピークを越すと緩やかな下り坂となり、また上り坂となって220mピークに出ると、そこがひまわりの丘の最高点で展望台が建っていた。「ひまわりの丘」の案内板も立っていた。展望台に上がると、期待したひまわり畑の展望は木々の生長もあってか全く得られなかった。但し展望は悪い訳ではなく、西の方向には大撫山を、北東遠くには那岐山が望まれた。展望台は屋根があって東屋を兼ねていたので、展望台で休憩をとった。ときおりは涼しげな風も吹いてきて、まずまず良い感じで休めた。その220mピークからは北東方向へと矢能地区に出るコースを予定だったが、そのコースとは別にひまわり畑への最短コースもあったので、その西斜面のコースを下ることにした。その小径も遊歩道と呼べそうな易しい道で、楽々と下って行けた。ただ周囲は自然林ではなく植林地が多かった。最後に害獣避けゲートを抜けると、そこは若鮎球場のそばだった。大勢の人に混じってひまわり畑に向かうと、ひまわり畑のエリアは有料で大人は200円だった。その散策の様子は下の写真帳をご覧いただきたい。ひまわりはちょうど見頃を迎えており、どの花も同じ方向を向いているのがユニークだった。いたる所にインスタ映えのスポットがあったので、それが人気になっているように思われた。炎天下にもかかわらず、小さな子供連れのファミリーがほとんどで、みんな満足げにひまわり畑の散策を楽しんでいた。
(2025/8記)
<登山日> 2025年7月21日 9:54南光スポーツ公園駐車場スタート/10:24参道入口/10:30〜38山王七神社/10:57〜12:00ひまわりの丘(展望台)/12:20〜47ひまわり畑散策/12:54駐車場エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は32℃。ときおり涼しい風を受けた。視界は澄んでいた。
<< Photo Album 2025/07/21 >>
広い駐車場は、既に半分ほど埋まっていた このゲートを通ってテント村の方向に歩いたが ひまわりの丘を目指して、西麓を通る車道に向かった

山裾の車道からは
見下ろす形でひま
わり畑が眺められ


ひまわりはちょう
ど見頃を迎えてい

尾根の南端側に着くと石段が現れた その先のお堂は「善導庵」だった 「善導庵」の前を通って北へと向かった 害獣避けの鉄柵が現れた 開閉部分に鍵はなく、先へと進めた
西向かいの尾根が眺められた 登山道は山王七神社の参道で、手摺りが付いていた 石段が現れると、その先が山王七神社だった

山王七神社に着い
て一休みとした

神社の裏手から尾
根コースの続きに
入った
道はすぐに二手に分かれたので、右手を進んだ 道幅は広く緩やかに続いた 遊歩道と言えそうだった 陽射しを受けるベンチを見た
右手に「ゼフィルスの森」コースが分岐した 自然林の尾根のまま、220mピークに近づいた 220mピークに立つ展望台が見えてきた
220mピークに着いて、展望台を見上げた 「南からひまわりの丘」の案内板は古くなっていた 展望台に上がって、屋根の下で休憩とした
展望台から西を見る 足下のひまわり畑は見えなかった 間近に建っていたのは神部小学校だった

(←)
上の写真に写る大
撫山を大きく見る

 (→)
  山頂に建つ西はり
  ま天文台がちらり
  と見えていた

那岐連山を大きく見る 那岐山の手前に見えるのは佐用スターリゾートだった 大撫山の左手も少し望めた
最初は矢能地区に向かうつもりだったが 若鮎ランドへのコースで麓に戻ることにした 登山道は易しい道ながら、周囲は植林地だった
周囲が自然林になると、緑の壁紙を見る思いだった 麓が近づいて丸太の階段道を下った このコースでも害獣避けのゲートを通ることになった
球場の近くに戻ってきた この後は「ひまわり畑」への散策に向かった 「ひまわり畑」の散策を終えて、駐車場へと向かった 駐車場は更に車が増えていた
 


 ひまわり畑散策   ひまわり畑に入るには、有料でした。大人は200円でした。ひまわりはちょうど見頃を迎えていました。大勢の人がきていま
 したが、ほとんどが小さな子供を連れたファミリーでした。(2025.7.21)

(←)
見頃のひまわりが
視野いっぱいに広
がった

 (→)
  どの花も同じ方向
  を向いていた

(←)
歩く人は頭しか見
えなかった

 (→)
  花の裏側ばかり眺
  めることもあった
大勢の人が来ていた ひまわりの丘の尾根を眺めた

(←)
ひまわり畑の一角
では迷路が作られ
ていた

 (→)
  他の花よりも背が
  高い花もちらほら
  見かけた