TAJIHM の 兵庫の山めぐり <摂津
 
愛宕山    あたごやま 256m
 
滝ノ山   たきのやま 265.2m
    
1/2.5万地図 : 淡河 神戸市
 
【2016年12月】 2016-129(TAJI&HM)
 
   《愛宕山》  淡河町公園より  2016 / 12 《滝ノ山》  淡河町公園より  2016 / 12

 2016年12月の第二土曜日は播州北東部にある三つの愛宕山巡りをすることにした。そして二番目として訪れたのが神戸市北区淡河にある愛宕山だった。そばには滝ノ山もあったので、二つの山を登ることにした。県道38号線を西から走って来ると、愛宕山の南麓を通ることになった。そして通り過ぎた所に現れたのが淡河町公園だった。その南側にに広い駐車場を見たので、そこに駐車とした。公園からは西に愛宕山を北には滝ノ山をと、二つの山の並ぶ姿が眺められた。まずは愛宕山を目指した。県道38号線には歩道があり。歩道を西へと歩くと愛宕山の北面に階段を見た。その入口が登山口のようだった。階段はすっかり落ち葉に覆われており、滑らないように足下に注意しながら登った。階段はすぐに終わったが、その先は参道風の道が続いており、そこもすっかり落ち葉に覆われていた。やや急坂とあって、いっそう足下に注意して登った。周囲は雑木林で落葉した木が多いものの紅葉の木も残っており、良い雰囲気の中を登って行けた。登山口から9分で祠の前に出た。登山道はそこまでで、山頂までの数十メートルは木々の空いた所を適当に登った。山頂に着くとそこに大きな石を見るだけで、山名標識は無かった。また雑木が周囲を囲んでおり展望は無かった。東から歓声が聞こえていたが、それは淡河町公園のグラウンドからで、木々の隙間からちらりとグラウンドが見えていた。少時の休憩で下山とした。県道38号線へと往路を戻るのだが、落ち葉道は下山となって滑り易さは更に増しており、注意しながらも二度ほど滑ってしまった。県道に出ると淡河町公園方向へと戻り、公園の前を通って更に東へと歩いた。元は喫茶店でもあったのかガラス張りの建物の前まで来ると、その手前から始まる小径に入って淡河川の方向へと向かった。川に架かる小さな橋を渡ると、小径は西に向かうようになった。そこは滝ノ山の南面側となり、県道から少し離れているだけだったが、山懐を歩く雰囲気となった。その道そばで小さな神社が二つ並んで建っていた。神社は瀧之宮神社で、その前に立つと足下の淡河川に滝を見た。木々の隙間からだったのでよく見えなかったが、地図を見ると曇り滝のようだった。神社を離れて更に西へと歩くと、田畑の広がる所に出た。そこは地図を見ながら農道を歩いて、滝ノ山の北面側を目指した。地図にはそちらに破線路が描かれており、山頂まで続いていた。農道の終点は溜め池で、後は山裾の小径を歩いて北尾根の端に出た。そこからは破線路を歩くのだが、意外や道ははっきりしておらず、少しヤブっぽさのある尾根を適当に登ることになった。登るうちに小径を辿るようになるも、やや急坂だったため木に掴まりながら登った。そして溜め池から12分で山頂到着となった。この滝ノ山の山頂には小さな山名標識が付いていたが、愛宕山と同様に展望は悪かった。そこで手頃な木に登ってみたところ、東の方向が少し望めて、そこに畑山を見た。山頂は雑木林とあって、そこでも残っていた紅葉を楽しんだ。そしてすんなりと歩いて来たコースを引き返した。その帰路で再び川沿いの神社に立ち寄ったのだが、曇り滝を良く見ようと、少々危険だったが急斜面を下って滝に近づいた。そして急斜面にしがみ付きながら滝見物を楽しんだ。これで思い残すことは無く、すっきりとした気持ちで駐車地点へと戻って行った。
(2016/12記)(2020/5改訂)
<登山日> 2016年12月10日 11:27淡河町公園スタート/11:34愛宕山登山口/11:44〜55愛宕山/12:05愛宕山登山口/12:20小橋を渡る/12:41溜め池/12:53〜13:06滝ノ山/13:14溜め池/13:25曇り滝/13:35エンド。
(天気) 午前の空は快晴だったが、午後に入って少し雲が増えてきた。愛宕山山頂の気温は7℃。それが滝ノ山では9℃に上がっていた。どちらの山頂も風が強かった。視界はまずまず良かった。
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 淡河町公園に着く
 と、二つの山が並
 んで眺められた
公園を離れると、先に愛宕山に向かった 県道38号線の歩道を西へと歩いた 愛宕山の北側には階段が付いていた
階段の入口が登山口だった 県道を横目に階段
を登って行く
落ち葉の積もった階段を慎重に登った 階段が終わって登山道に入ると、いっそう落ち
葉が積もっていた
ずっと落ち葉道だった 頭上を見ると、まだ紅葉した木が残っていた 尾根を辿るようになった
石段を登るようになった 石段の先で祠が現れた 山頂までの数十メートルは適当に登った

 山頂に着くと山名
 標識は無く、雑木
 ヤブの感じがあっ
 た

 山頂にあった大き
 な岩を見る
木々を通して南に見えていたのは投町山の尾根
だった
 10分の休憩で、歩いてきた道を引き返した 落ち葉道を戻って行く
木々を通して次に向かう滝ノ山を見た 階段まで戻ってきた 県道に出ると、前方に滝ノ山を見た

 滝ノ山のそばまで
 来ると、滝ノ山が
 すっきりと眺めら
 れた

 今は石材店となっ
 た建物の前から始
 まる道に入った
滝ノ山の山裾を北西へと歩いた 淡河川を挟んで西に愛宕山を見る 愛宕山の紅葉を見る
辺りの紅葉も美しかった 川そばに建っていたのは瀧之宮神社だった 神社の前に立つと、僅かながら曇り瀧が眺められた

 滝ノ山の西側に出
 ると、農道を歩い
 て滝ノ山の北側に
 向かった

 北側に回ると山陰
 となり、緩やかな
 上り坂になった

 前方に見えてきた
 のは溜め池の堤だ
 った

 溜め池のそばに立
 った
溜め池の縁を歩いて、北尾根に向かった 北尾根を登り出すも尾根道ははっきりしていな
かった
登るうちに歩き易くなってきた

 山頂が目前になっ
 た

 滝ノ山の山頂に着
 いた 落ち葉が積
 もっていた
四等三角点(点名・滝ノ山)を見る 山頂に残っていた紅葉の木を見る 木々の隙間からだが東の方向には畑山が望めた

 南を見ると、愛宕
 山と同様に投町山
 の尾根が眺められ
 た

 下山は登ってきた
 道を引き返した

 下っていると東の方
 向に展望が現れて、
 淡川町中山の佇まい
 が眺められた

   左の写真に写る畑山
   を大きく見る
溜め池まで下りてきた 池に映った紅葉が美しかった 池を離れたとき、前方に見えたのは山陽道だった
歩く方向が西に変わったとき、前方に愛宕山を
見た
帰り道でも瀧之宮神社に立ち寄った 曇り滝を良く見ようと、急斜面の途中から眺めた
滝見物に満足して歩道に戻った 小橋を渡って県道に向かう 愛宕山を前方に見ながら公園へと近づいた