TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
稲荷山  (鶴居城山) 433m 市川町
 
1/2.5万地図 : 寺前
 
【2024年9月】 No.5 2024-165(TAJI)
 
    「ふれあい市川大橋」より  2024 / 9

 2024年の9月は中旬を過ぎても30℃を越す日が続いていた。その天気が23日は30℃を下回る予想となっていた。そうなると是非とも秋風を味わいたくなった。但しこの日は午前中に自宅に戻る必要があった。その短い時間で楽しめる山として選んだのが市川町鶴居の城山だった。
 混んだ姫路バイパスを走りたくなく、山陽道を走って播但道に入った。その播但道を市川南ICで離れると、駐車地点として予定していた南東麓の墓地に着いたのは7時20分過ぎだった。車から出ると朝の時間帯でもあったが、この秋初めてと言える爽やかさがあった。この日は南コースをピストンする予定だったが、山頂手前からは巻き道コースに入ろうと考えていた。登山口ゲートを抜けて登山道に入ると、100m毎に標識が付いているのは以前のままだったが、多少シダが増えてきているように思えた。適度な歩き易さの登山道を登って行く。何よりも爽やかな空気感の中を登れるのが良かった。その登山コースで以前と違ったのは、登山道から七種山が見えなくなっていたことだった。どうやら木々の生長で隠されてしまったようだった。予定通り山頂まで150mほどとなった辺りで巻き道コースに入ったところ、始めこそはっきりした道を歩いていたのだが、途中から道は細くなり斜面を無理やり登る感じになってしまった。どうも小径を離れてしまったようだったが、引き換えさず山頂に向かって直登した。すっかりヤブコギになってしまったが、山頂が間近になると石垣が現れた。その位置を過ぎてもまだヤブコギで、ヤブコギのまま山頂到着となった。南コースをすんなり登るべきだったと反省した。山頂はそれまでとは別天地。広く開けており、いかにも城山と言った雰囲気があった。その山頂の中央に付けられている山名標識が換わっていた。以前は「鶴居城山」だったが、「稲荷山」に変わっており、別称では「城山」だった。どうやら稲荷山と呼ぶのが正しかったようである。その山頂で爽やかな風を受けながら山頂展望を楽しんだが、山頂も木々の生長によるものか幾分見える範囲が狭まっていた。山頂で20分ほど休むと、下山は南コースを忠実に戻った。下山は入口ゲートまで30分弱だった。朝の爽やかさは続いていた。
(2024/10記)
<登山日> 2024年9月23日 7:24墓地駐車場スタート/7:26入口ゲート/7:57巻き道コースに入る/8:11〜31山頂/8:59入口ゲート/9:01墓地駐車場エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は23℃。風は僅かだったが、十分な涼しさだった。視界は澄んでいた。
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南東麓にある墓地の駐車場に車を止めた 墓地の入口に六地蔵を見る 墓地の入口に立つ標識を見る
墓地を離れて登山口に向かった 2分も歩けば登山口となるゲートに着いた 新しい登山口標識を見た 稲荷山となっていた
緩やかな登山道を登って行く 優しげな自然林の中を歩いた 距離標識が現れた ここまで100mで山頂まで900mだった
登山道にシダが増えてきた 山頂まで800mの標識を見る やや急坂となってきて、クサリを見た
クサリに替わってロープが続く 山頂まで700mだった 登山道は適度な登り易さだった 山頂まで600m地点で三角点が現れた
四等三角点(点名・鶴居)を見る あと500mを見る 中間地点だった 涼しさを味わいながら登った
山頂まで400m地点を過ぎる 緩やかな道だったが、ロープを見た 山頂まで300mとなった
山頂まで200m地点を過ぎる 山頂まで150mほどとなったとき、巻き道に入った 始めははっきりした道だったが
道を誤ったのか、途中で不確かになってしまった 山頂が近いことでもあり、ヤブの斜面を適当に登った 山頂が間近になって石垣に出会った
目の前が山頂だったが、まだヤブコギだった ヤブを這い出るようにして山頂に着いた 山頂に着いて、一気に爽やかな空気に包まれた
山頂を眺めた 少し灌木が増えてきているようだった

新しい山名標識が
あり、稲荷山とな
っていた

山頂では松の幼木
を多く見た
山頂からは北東方向の展望が良かった 左の写真に写る白岩山を見る
上の写真に写る飯森山を見る 同じく笠形山を見る 入炭山は見えないと思っていたが、ちらりと見えていた

以前は良く見えて
いた大中山は、今
は山頂を僅かに見
るだけだった

七種山も見え難く
なっていた
南南東方向を眺めた 王神峯の背後にうっすら淡路島を見た 左の写真に写る志方城山を少し大きく見る

(←)
上の写真の左手を
見る

 (→)
  左上の写真の右手
  を見る
足下の集落が朝の光に包まれていた 下山は南コースをずっと歩くことにした 爽やかな空気感はまだ続いていた
ロープの坂が終われば、後はごく気楽な尾根道だった 登山口ゲートに戻ってきた 駐車地点となる墓地が見えてきた