TAJIHM の 兵庫の山めぐり <丹波
 
      むかいやま 568.8m
清水   きよみずさん 545.3m
 
 
1/2.5万地図 : 柏原 丹波市
 
【2014年4月】 No.2 2014-33(TAJI&HM)
 
   柏原町母坪より  2014 / 4

 向山を初めて登ったのは1998年の12月、紅葉が終わった季節のことだったが、その後、向山は4月中旬にヒカゲツツジで彩られることを知った。そこで二度目はその季節に訪れたいと考えていたものの、うまくタイミングが合わず何年も過ぎてしまった。漸く向かったのは初登山から16年後の2014年4月のことだった。コースとしては清水山と併せて周回で歩こうと考えて、そこで少し早めに登山を開始しようと、自宅を早朝の時間に出発した
そして9時半前に水分れ公園の駐車場に着いたところ、その広い駐車場が既に八割方埋まっており、この季節の向山の人気の高さを知った。尾根を右回りで歩こうと、駐車場を離れると観音堂登山口に近づいた。その登山口に入って少し登ると、害獣避けゲートを通った。登山道は適度な登り易さで、尾根はコバノミツバツツジが満開の見頃を迎えていた。その淡いピンク色を眺めながら登って行くのだが、常に前後にハイカーを見かけた。ゆっくりと登っているつもりでも、前方を進むハイカーを何度か抜くことになった。グループ登山者も来ており、その人たちの足は必ず遅いとあってそれも抜かなければならず、リズム良く登るとはいかなかった。それも二の山を過ぎると漸く人は少なくなって、マイペースの登りが出来るようになった。相変わらずコバノミツバツツジは花盛りだったが、ヒカゲツツジは現れなかった。そのヒカゲツツジを見かけるようになったのは三の山を過ぎた所からで、いきなり群落として、しかもコバノミツバツツジに負けない満開の姿で現れた。以後はコバノミツバツツジよりもヒカゲツツジの方を多く見るようになった。また尾根では花を楽しむだけでなく展望もあり、それぞれの展望ポイントには名前が付いていた。岩座展望所では西の方向が眺められたが、松の台展望所辺りからは北の方向も眺められるようになった。そして一段とヒカゲツツジが花盛りとなって尾根を飾っていた。落花したものも見られたので、今が最盛期と言うかこれから落花が進みそうで、もう一週間もすれば見頃は終わりそうだった。そのヒカゲツツジが最も見事に咲いていたのは深坂北峰辺りから三角点ピーク(標識では向山山頂としていた)にかけてで、上から覆い被さってトンネル状態になっている所もあった。三角点ピークに着くとなぜかそこにだけ冷たい風が強く吹いていたが、昼どきでもあったので昼休憩をすることにした。風の強い三角点付近は避けて、少し東に下った所にあった日溜まりで休みをとった。そこは展望も良く、北の山並みが眺められた。昼休憩を終えて尾根歩きを再開すると、次のピークへの登りが長く続き、三角点ピークよりも高いのではと思えた。その通りで次のピークの名は五の山となっており、標高は591mと三角点ピークよりも20m以上高かった。その先では植林地を歩くようになり、一度尾根を離れて巻き道コースに入った。再び尾根に合流すると左手から譲葉山からの道が合流した。もう普通の山を登っている雰囲気となって清水山に近づいた。ヒカゲツツジは少なくなっていたが、見えなくなることは無かった。向山から1時間近くかかって清水山に着いた。山頂には無粋な反射板があってけっこう南の視界を塞いでいた。その清水山でもヒカゲツツジを眺められて、本当に向山連山はヒカゲツツジが多い所であることを知らされた。清水山を離れると下山モードとなり、ほぼ下る一方だった。その途中にも小ピークがあり、そこは剣爾山(けんじやま)と名が付いていた。展望もあり向山の尾根が広く眺められた。麓が近づくと尾根を離れることになり、沢に下り着くと、後は谷筋を歩いて鳳翔寺登山口に近づいた。鳳翔寺登山口のゲートを通過すると、水分れ公園駐車場までは10分とかからぬ距離だった。向山連山はコバノミツバツツジとヒカゲツツジの両方を楽しめただけでなく展望も楽しめて、十分に満足の思いとなって向山を後にした。
(2014/7記)(2021/1改訂)
<登山日> 2014年4月19日 9:36水分れ公園駐車場スタート/9:40観音堂登山口/9:57二の山/11:11〜34向山山頂/11:45五の山/12:29〜37清水山/13:00剣爾山/13:35鳳翔寺登山口/13:43エンド。
(天気) 朝の空は快晴だった。ほとんど雲は見られなかった。但し、淡い青空だった。気温は低めで、木陰では13℃ほどだった。陽射しの下では17℃ほどに上がっていた。尾根に出ても風はほとんど受けなかったが、向山の山頂では冷たさのある風を少し強く受けた。視界は少しうっすらとしている程度で、悪くはなかった。午後に入ると薄雲が広がってきて、薄晴れの空となった。
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水分れ公園駐車場は既に八割方埋まっていた 駐車場を後にして観音堂登山口に向かった 道そばに満開の八重桜を見る

 標識に導かれて登
 山口に近づいた

    観音堂登山口に入
    って行く
登山口を過ぎると、害獣避けフェンスを通過した もう一度、扉を開けて柵を抜けた 満開のコバノミツバツツジを見るようになった
この日はハイカーが多く何人も抜くことになった コバノミツバツツジがずっと尾根を飾っていた 滝山古墳が現れた

 最初のピークに着
 いた 二の山と標
 識が立っていた

 標識のそばに地図
 に載っていない四
 等三角点があった
尾根歩きを続ける 見事に咲いたコバノミツバツツジを見る 岩座展望所が現れた
岩の上に立つと、素晴らしい展望が広がった

 西の山並みを大き
 く見る 少しうっ
 すらとした 視界
 だったが、まずま
 ず遠方も見えてい
 た
篠ヶ峰を大きく見る 尾根歩きを続けるもヒカゲツツジは見えなかった 標高470mの三の山に着いた
三の山を過ぎて、漸くヒカゲツツジが見られる
ようになった
一度現れると、途切れずにヒカゲツツジが見ら
れた 満開だった
亜炭展望所が現れたが、岩座展望所ほどの展望
は無かった
アセビも満開だった 登り坂が続く 標高511mの四の山に着いた

 北東の方向に展望
 があり、城山が眺
 められた

 四の山のヒカゲツ
 ツジを大きく見る
尾根歩きを続ける コバノミツバツツジも美し
かった
前方に向山の三角点ピークが見えてきた 優しげな尾根だった
松の台展望所が現れて、そこからは北の方向が広く眺められた 五台山の方向を大きく見る
ヒカゲツツジの咲き具合が一段と華やかになった ずっと満開のヒカゲツツジが続いた 山頂が近づいて、尾根の傾斜が増してきた

 山頂の手前にある
 深坂北峰(521
 mP)に着いた

   ヒカゲツツジが頭
   上で覆い被さるよ
   うに咲いていた
ヒカゲツツジのトンネルを通って山頂に近づく 何度も足を止めて花を眺めた 山頂の手前でツツジが岡展望所が現れた

 ツツジが岡展望所
 に立つと、西に向
 かって素晴らしい
 展望が広がってい
 た

 上の写真に写る笠
 形山を大きく見る

   上の写真に写る粟
   鹿山を大きく見る
三国岳を大きく見る ツツジが岡展望所を後にすると山頂は目前だっ
向山の山頂に着いて三等三角点(点名・向山)
を見る
向山の山頂は風が冷たかったので、展望のある北斜面に向かった 北斜面の日溜まりで昼休憩とした 遠く京都丹波の山も望めた
五台山の右手後方にうっすらと三岳山が望めた 親不知を大きく見る 鬼ヶ城と烏ヶ岳もうっすらとながら望めた
城山を見る 山頂ではミヤマシキミがあちらこちらで咲いて
いた
向山連山の最高峰、五の山に向かう
五の山へもヒカゲツツジは続いた 青空に栄えるヒカゲツツジを見る 五の山に着くと、ここも北に展望があった

 五の山は最高地点
 だけに五台山が良
 く見えていた

 五台山の方向を大
 きく見る
五の山を離れて、少し下ることになる また登り返す 蛙子展望所に立ち寄ることにした
尾根続きの清水山が見えていた 左の写真に写る高山の辺りを大きく見る

 蛙子展望所の先
 で巻き道に入っ
 た 植林地だっ
 た

 尾根に戻ると譲葉
 山への道が分岐し
 た
植林の尾根を登って行く 尾根は雑木林に戻った また尾根を巻くことになった
清水山の山頂が近づいた 山頂が目前となって反射板が見えてきた またヒカゲツツジを見かけるようになった

 清水山の山頂に立
 つとそこは広く地
 表が現れていた

     地図に載っていない
     四等三角点を見た
反射板のそばに立つと、南の方向に展望が広がっていた 白髪岳を大きく見る
猿藪と高山の並ぶ姿を見る マイクロウェーブ反射板を見上げる 清水山を離れると下り坂が続いて下山モードとなった
イルカに似た岩だと近づくとイルカ岩と名が付
いていた
この岩には博打岩の名が付いていた これは亀岩だった

 逆光で見るコバノ
 ミツバツツジが美
 しかった

 小ピークに着くと
 そこは剣爾山(け
 んじやま)だった
剣爾山からは向山連山の姿が広く眺められた 剣爾山でも鮮やかに咲くヒカゲツツジを見た
上の写真の左端に写る霧山を中心に眺める 尾根の下りを続ける

 「領家の頭」に着く
 と、そこも展望台で
 西の方向が広く眺め
 られた

 上の写真の左手に
 続く山並みを見る

   妙見山を大きく見
   る
コバノミツバツツジが目立ってきた コバノミツバツツジが鮮やかに咲いていた 天狗岩が現れた
この日の西への展望では、この天狗岩が一番かも知れなかった

 上の写真に写る弘
 浪山を中心に大き
 く見る

    尾根歩きを続けると
    登山道は突然のよう
    に尾根を離れた
尾根を離れて左手の谷方向へと下った 谷に下り着くと、枯れ沢沿いの小径を歩いた 鳳翔寺登山口のゲートが見えてきた
ゲートを抜けると、そばの鳳翔寺は工事中だった 舗装路に入って広い車道を目指す 道そばで見かけたのはツルニチソウだった
広い車道に出ると駐車場の方向へと向かった 東の方向を見ると、向山連山が望まれた 水分れ公園駐車場に戻ってきた