TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
点名・草木    くさぎ 601.7m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 神子畑
 
【2007年1月】 No.2 2007-11(TAJI&HM)
 
    百千家満より  2007 / 1

 2007年に入って1月20日は快晴となった。この日はスノーハイクを楽しもうと一宮町の上千町集落に向かっていたのだが、草木集落の入口に着いたとき草置城の幟を見た。そこには「雲海に建つ草置城」と書かれていた。そのときはそのまま通り過ぎたのだが、スノーハイクを終えて帰路についたとき、再びその幟を見て立ち寄ってみることにした。もう車道からその草置城は見えており、数十メートルと離れていなかった。その前に立つと、城と言ってもミニチュアと呼べそうな小さなもので、中を覗くと避難小屋のような作りになっていた。その草置城はちらっと見ただけで、その城の前に立ってみると、そこに見えたのは一山の姿だった。夕焼け空にくっきりと眺められた。その城の前に立って気が付いたのは、その先にも遊歩道が丸太の階段道でずっと続いていることだった。このとき前回にこの先のピークで三角点を確認したことを思い出した。もう薄暗くなっていたが、僅かな距離でもあったので、ピークの展望を期待して登ることにした。足元はズック靴だったが、遊歩道なので問題無く登って行くと、僅かな時間でピークに着いた。そこには展望台らしくベンチがあって望遠鏡も置かれていた。そして見えていたのは、夕暮れとなって稜線をくっきりと見せる一宮町の山並みだった。赤みを帯びた空が次第に薄墨色に変わる中、シルエットとなった山並みをいっとき眺めていた。
(2007/1記)(2012/6改訂)(2022/1改訂2)
<登山日> 2007年1月20日 17:00頃。
(天気) 快晴。
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草置城は車道から僅かな距離だった 草置城はごく小さな城だった 天守閣の前からは一山が望まれた
天守閣の奥から山頂への遊歩道が始まっていた 夕暮れの気配の漂う山頂に着いた ベンチのそばに四等三角点(点名・草木)を見た
山頂の展望台より北に広がる山並みを眺める
三久安山を大きく見る 855mピーク(点名・横山)を大きく見る 山頂には双眼鏡が置かれていた

(←)
水上山の尾根の背
後に藤無山を見る

 (→)
  一山の左手には東
  山を見る そちら
  は夕焼け色だった
薄暗さが出てきたため、足早に下った 駐車地点に戻ると、そこから草置城が見えていた 草置城の背後に602mピークを見る