登山記録:2007年(1月〜6月)     

No. 月 日 山 名 感  想
001 1/ 1  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

002

1/ 3

 白木山(広島県)
 正月休みを利用して広島県の山を登ることにしました。JR白木山駅の近くに車を止めますと、登山口までは僅かな距離でした。その登山口と山頂との標高差は800m近くありますので、急坂で登山道は始まりました。登山道は整備されている上によく踏まれており、けっこう歩き易い道でした。おかげで足の上がるままに気楽に登って行きますと、どうも勢いがついてしまって急ピッチで登ってしまいました。登山口から70分ほどで山頂でした。。その山頂は芝地が広がっており、好展望地でした。残念だったのはモヤの強い視界だったことで、薄ぼんやりとした眺めでした。下山は南西へと長く延びる尾根を下りました。そのまま下れば中深川駅に出ますが、鬼ヶ城山のそばを通って上深川駅に出ました。そして電車で白木山駅に向かいました。これで大団円と言いたいところですが、乗った電車は次の狩留家駅止まりでした。仕方なく白木山駅までの1区間を歩きました。

003

1/ 4

 三倉岳(広島県)
 この日は大竹市の三倉岳に向かいました。三倉岳は周回コースで歩けますので、麓のキャンプ場から往路はBコースを登りました。登山道は雑木林の中を続いており、緩やかなまま三倉岳に近づきました。そして急坂が始まり、どんどん高度を稼いで行きました。ピークが近づきますと岩場も現れて、ロープやクサリを使って登ることもありました。ちょっと雪彦山と似た雰囲気でしたが、こちらの方が総てのピークをクライミングでは無く一般登山道として登って行くだけに変化があって面白いと思いました。三つのピークはいずれも好展望地で、一つ一つのピークで休憩をとりました。登山者は同じ順路で登っていたのか、コース中では誰にも会わず、静かな登山でした。三つのピーク以外にも三角点のある最高地点にも立ち寄り、Aコースで下山としました。

004

1/ 5

 大倉山(福崎町)
 大倉山には前年の7月に峠山経由で登っていましたが、下山後にレンズフードを落としていることに気付きました。どうも落とした地点は大倉山山頂に近い切り開き地と思えました。買い直せば済むことですが、今一度訪れて探してみても良いのではとの気持ちを持っていました。その気持ちに決着を付けたく、この日の午後を利用して登りました。コースとしては山頂の北東にある鉄塔の巡視路を使いました。この道ですと山頂には30分とかからず立てました。山頂で一休みの後、おもむろに切り開き地に戻り、レンズフード探しに取りかかりました。ただ半年の経過はどうしようもなく、前回に立っていた地点の記憶はおぼろげになっていましたので、結局は徒労に終わりました。ただそこから見える明神山の尾根の広がりは、いつ見ても良いものです。

005

1/ 6

 天下台山(相生市)
 午前中の散歩登山として、久々に訪れました。コースはごく一般的に岩屋谷公園からのコースです。このコースは10年以上歩いていませんでしたが、以前と比べて道幅が必要以上に広くなったようで、また丸太の階段道が長く続いていたりと、整備がされ過ぎているのではとの印象を受けました。それでも山頂の様子は変わっておらず、相変わらずの好展望地でした。この日は曇り空とあって、風景は沈んだ色になっていました。下山はコースを変えて、北尾根を歩いて「とんび岩」経由で岩屋谷公園に戻りました。このコースは初めて歩きましたが、小径が細々と続いて、いかにも里山を歩いている雰囲気で、岩屋谷コースよりも良い印象を受けました。またトンビ岩があったり、相生の町並みが一望出来たりと、変化もあって楽しいコースでした。
006 1/ 7  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

007

1/ 8

 森内山〜豊部山
     (多可町)
 この二つの山は尾根続きで、千ヶ峰の東の前衛峰になっています。取り付き地点がよく分からないため、森内山に近い五神社の裏から適当に登り始めました。少しヤブをこぎますと、程なく小径に出会えました。後はその尾根道を登るだけです。コースは所々で展望が開けることがあり、特に森内山の手前の伐採地からは北に向かって大展望が広がっていました。尾根には前日までに降った雪が残っており、登るほどに増えて来ましたが、森内山の山頂でも15センチほどで大したことはありません。その森内山からは千ヶ峰を間近に見ることが出来ました。森内山から豊部山まではあまり高低差は無く、気楽なスノーハイクでした。豊部山を過ぎますと、急に雪の量は減って、植林地を歩く平凡な尾根となりました。後は適当に尾根を下っていたところ尾根を外れてしまい、植林地の急斜面を下ることになってしまいました。気にせずに下りますと、豊部集落に下り着きました。

008

1/13

 羽束山〜宰相ヶ岳
     (三田市)
羽束山は、隣の宰相ヶ岳と並んだ姿が高速道からもよく見えて、以前から気になる山でした。その北摂の山をごく普通に香下寺そばの登山口から登りました。ゆっくり登っても30分で山頂でした。山頂には羽束神社があり、その前の岩場は絶好の展望地で、北神戸の山並みが一望でした。この山頂に着くだけでは簡単過ぎますので、次に隣の宰相ヶ岳に向かいました。登山道がよく分からないため、尾根をヤブコギで辿りますと、鞍部で登山道に出会えました。鄙びた登山道を登って宰相ヶ岳の山頂に立ちますと、そこは里山の雰囲気があり羽束山よりも雰囲気は良いのではと思いました。展望もこちらは大船山が間近に見えて悪くありません。帰路は鞍部で出会った登山道を辿って再び羽束山の山頂に立ちました。山頂から真っ直ぐ南に下る小径が見えましたので、それを下りますと、六丁峠に出ました。後は登山口へと戻って行きました。
009 1/14  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

010

1/20

 杉山〜段ヶ峰(宍粟市)
 林道・奥田谷線の起点から歩き出して、千町小屋のそばから始まる遊歩道で山上へと向かいました。冬枯れの雑木林は美しく、気分良く登って行けました。始め雪は10センチほどでしたが、登るほどに尾根は白くなり、スノーハイクの雰囲気となりました。そして快晴の中、杉山山頂に立ちました。山頂の展望は良く、氷ノ山がくっきりと見えました。次に段ヶ峰を目指しました。こちらは少しラッセルになりましたが、それも僅かだけでした。段ヶ峰の登山コースに着きますと雪はすっかり踏まれており、気楽に山頂に立てました。冬山では無く春先の山に来た感じでした。段ヶ峰からは千町峠へと下り、後は千町林道を歩いて上千町集落へと戻って行きました。

011

1/20

 点名・草木(宍粟市)
 草木集落の入口に草置城が出来ていました。これが気になって、段ヶ峰登山を終えての帰路に立ち寄りました。その草置城から先には遊歩道が延びており、それを登って行きますと、602mピーク(点名・草木)に僅かな時間で立てました。すでに陽は沈んでいましたが、残照に染まった宍粟の山並みを暫し眺めていました。

012

1/27

 高伏山〜羽城
     (佐用町)
 佐用町の低山ハイクをしたくなりました。そこで佐用町の奥長谷集落に向かいました。高伏山には山頂そばに長谷寺が建っており、南麓の奥金近集落から車道が通じていますが、奥長谷集落からはのどかな参道が続いていました。長谷寺が近づきますと、落ち葉道となって、その踏み心地を楽しみながら登れました。長谷寺の前は広く開けており、大撫山が良く見えていました。長谷寺から少し登れば山頂でした。そこには小さな社が建っていました。高伏山からは北へと尾根を辿って行きました。人手の入らぬ尾根のようで倒木が目立ちましたが、自然林の佇まいの美しい所もあり、自然がいっぱいと言えました。ただ展望は良くありません。この尾根歩きを羽城まで続けました。羽城のピークはなだらかになっており、冬枯れの木立が優しい風景を作っていました。ただ展望に関しては尾根と同様にほとんどありませんでした。
013 1/28  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

014

2/ 3

 方須張山〜カヤマチ山
     (丹波市)
 ちょっと雪の付いている山に登ろうと、標高の手頃なカヤマチ山に向かいました。今回は播州側から登ることにしました。スタート地点は播州峠です。前日に雪が降っていたのですが、その量は少なかったようで、峠で10センチほどでした。急坂を登って着いた播丹尾根も同じぐらいでした。雪は歩く妨げにはならず、自然林と植林の混じる尾根を、のんびりと歩いて行けました。まずは方須張山の手前の日溜まりで昼休憩です。その後は、姿のよく似た方須張山とカヤマチ山の山頂を踏みました。どちらの山頂も展望に恵まれませんでしたが、カヤマチ山の方が多少良く、弘浪山が望めました。この二つのピークを踏んだことで下山です。下山はまず北西へと歩いて、隣の700mピークに向かいました。その尾根は少し雪が多くあって、スノーハイクの雰囲気でした。麓に着きますと、後は旧道を歩いて播州峠越えで戻りました。
015 2/ 4  京見山(姫路市)  <京見町西口→勝山町登山口→山頂→京見町中央口>

016

2/11

 尼子山(赤穂市)
 午後に軽いハイキングを楽しむことにしました。尼子山は97年に登っていますが、少し荒れて人の訪れの少ない山との印象を持ちました。その後、登山道は整備されて、ガイドブックにも紹介されるまでになっていましたので、その変貌を見ようと訪れました。往路は前回と同様に上高野コースで登りました。登山道の様子は変わらないものの、ヤブっぽさは無くなっていました。その山頂は神社の境内の感じで小ぎれいになっており、以前の面影はありませんでした。一休みして、下山は高野コースを歩きました。こちらは初めてです。展望台があり、そこから見る千種川流域の眺めは一番でした。登山道はやや急坂でしたが、いかにも里山らしい小径で悪くはありません。途中でハゲ山に立ち寄り、下り着いた所は尼子神社のそばでした。

017

2/12

 滝ノ上(佐用町)
 滝ノ上は、国道373号線で佐用町から美作市に入るとき、その峠のそばにあるピークです。佐用町の県境の集落、上石井の家並みを抜けた辺りから適当に取り付きますと、すぐに尾根を追えるようになりました。尾根は倒木が多く、少し手こずらされましたが、山頂が近づきますと、冬枯れの雑木林のハイキングとなりました。山頂は倒木が多く雑然としており、名前のイメージとは違って、少しがっかりさせられました。次に北隣の531mピークに向かいました。この県境尾根は展望があり、岡山側の山並みや北には後山も眺められて、県境を歩いていることを実感しました。尾根は雑然とした所もありましたが、木立の疎らな歩き易い所もあり、人の訪れの少ない尾根の新鮮さがありました。531mピークで尾根歩きを終え、後は佐用川へと向かう尾根で麓に戻りました。

018

2/17

 点名・田幸〜点名・善定
    (たつの市)
 この日は夕方から雨の予想で、朝の空はすっかり曇り空でした。近くの山でもと考えて、旧・新宮町の里山、善定集落の北の尾根を歩くことにしました。始めに善定林道を歩き、途中から斜面を登って尾根に近づきました。尾根に出ますとそばに作業道が走っており、作業道は近くの点名・田幸に向かっていました。そこで先に点名・田幸を目指しました。作業道は平坦なまま続いており、点名・田幸の手前で終点となりました。後は尾根道を歩いて点名・田幸に着きました。その頃よりポツリと雨が降り出しました。点名・田幸より点名・善定の尾根に戻る頃には、雨に小雪が混じったりアラレが混じったりしました。尾根には巡視路があって無理なく歩けましたが、雨は次第に強くなってきました。点名・善定に着きますと、そこは木々に囲まれて平凡な佇まいでした。すぐに下山としましたが、麓への小径が見当たりません。そこで今暫く東へと尾根を辿って高度を下げ、適当な所から南の善定集落へと、これまた適当に木々の中を下って行きました。本降りの雨の中、ヤブコギの下山となりました。

019

2/24

 済露山(佐用町)
 この日は一度播州北部へと向かったのですが、北部の天気は悪いようでした。そこで予定を変更して田幸山に向かうことにしました。先週の続きとして点名・田幸から田幸山まで歩こうと考えました。その前に立ち寄ったのが済露山です。済露山は山中にある高蔵寺の山号で、その高蔵寺の手前から車道を歩き出しました。車道は高蔵寺を過ぎても続いており、山頂のそばを通って更に北へ向かっていました。おかげで車道からちょいと登ればもう山頂でした。ほんの足慣らしでした。

020

2/24

 点名・田幸
    (たつの市)
 済露山から車に戻りますと、田幸山の麓の田幸集落に移動しました。まずは点名・田幸がある415mピークを目指して田幸集落側から登りました。その点名・田幸からは作業道を歩いて、田幸山を目指しました。その作業道は主稜のそばを尾根なりに続いており、くねくねと曲がっていました。そのため現在地が掴めなくなってしまいました。そのうちに15時になってしまいましたので、この日は田幸山を諦めました。後は適当に北側の斜面を下ったのですが、下り着いた所は田幸集落そばの林道でした。今少し西へと歩いておれば田幸山に着いていたようでした。

021

2/25

 田幸山(たつの市)
 前日は田幸山の山頂を踏めませんでした。そこでリベンジとばかり二日連続で田幸山に向かいました。コースを変えて南麓側から登ることにしました。そちらは播磨自動車道が走っており、手持ちの地形図とはすっかり違っていました。それでも山頂への最短距離と思える位置から適当に山裾に取り付きました。雑木の中を少し登りますと、すぐに尾根を追えるようになりました。尾根の木々は適度に空いており、気楽に登って主尾根に出ました。その到着地点を掴むのに少し手間取りましたが、現在地が分かると地図を見ながら東へと尾根を辿りました。尾根道があり10分も歩けばもう山頂でした。その簡単さに呆気ない思いでした。山頂は少し開けており、共同アンテナが建っていました。次に前日の到達地点を探ることにしました。そこは最高地点の460mピークを過ぎた所で、田幸山の三角点とは400mほど離れた所でした。これで気持ちに整理がつき、別の尾根で下山としました。

022

3/ 4

 富士写ヶ岳(石川県)
 3月の始めから白山市で仕事をしており、この日が休日となりました。そこで無理なく登れそうな山として福井県境に近い一等三角点の山、富士写ヶ岳に向かいました。県境トンネルが間近に迫る大内登山口には7時半過ぎに着きました。心配していたのは雪ですが、登山口には雪のかけらも見えません。登山道はやや急坂で続いており、周囲は自然林が広がって良い雰囲気で登って行けました。ただ中腹を過ぎた辺りよりやはり雪が現れて来ました。多くても20センチほどでしたが何度も踏み抜きました。雪は消えている所もあり、歩き易かったり急に雪に掴まったりを繰り返しました。おおよそ1時間半ほどで山頂到着となりましたが、最後は一歩一歩が雪に掴まる状態でした。その山頂も雪に覆われており、三角点周りだけ地表が現れていました。山頂からは白山の展望を期待していたのですが、モヤの強い視界で全く見えません。近くの山並みも薄ぼんやりとしていました。

023

3/10

 深谷山(多可町)
 二度目の深谷山です。車は千ヶ峰市原コースの麓側駐車場に止めました。駐車地点から北東方向に向かって適当に登りますと、西山に通じる林道に合流出来ました。目指す往路は西山を通る尾根コースです。その林道が地図に描かれているより延伸しており、気が付くと西山のそばを過ぎて標高は700mほどになっていました。程なく林道は終わり、後は尾根に出て尾根の小径を歩いて行きました。周囲の樹林は植林から自然林に変わっており、気持ち良く登って行けました。最後は急坂になって町境尾根に合流しました。もう山頂までは僅かな距離でした。山頂に着きますと三角点から少し離れた千ヶ峰の良く見える所で昼休憩としました。下山は市原峠につながる車道をずっと下りましたが、荒々しく山肌を削って作られた車道は一種の自然破壊だと思えました。

024

3/11

 宮山(相生市)
 この日は午後に入って目の覚めるような快晴となりました。そこで低山散歩をしようと、宮山に向かいました。車は散歩後の買い物も考えて、イオンタウンに止めました。そこから宮山は僅かな距離です。宮山は15分も登れば山頂に立てますが、この宮山の楽しみは岩場の登りです。登るほどに足元に相生の町並みが開けて来るのは良いものです。そして山頂では冷たい風も気にせず、展望を楽しみました。この日の視界は素晴らしいもので、町並みも山並みもこれ以上は無いと思える鮮やかさで見えていました。この好天に気を良くして、北隣の150mピークへも足を延ばして、尾根歩きを楽しみました。下山後は海岸を散歩したり、中央公園を散策したりと、ちょっとした旅行気分に浸りました。

025

3/17

 行者山〜点名・和正谷
     (佐用町)
 鷲栖山の名に興味を持って佐用町の桑野地区に行きました。ところが地元ではただ行者山と呼んでいるようでした。井ノ久保集落からの林道でアプローチしました。林道終点から先に道は見えません。そこで適当に登って尾根に出ますと、間近に鋭い姿の山が見えました。一目で行者山と分かりました。その行者山に向かう尾根は露岩があったり痩せ尾根や岩登りもあって、けっこう楽しく歩けました。そして行者山に着きますと、そこには小さな祠が建っており、また山頂の展望は素晴らしいものでした。その行者山からは南に向かう尾根を歩いて行きました。そちらには尾根道があり、鳥居もあって参道と呼べそうでした。その小径が途中で尾根を離れましたので、後は少しヤブっぽくなった尾根を忠実に辿りました。尾根は点名・和正谷に近づくほどに歩き易くなり、その点名・和正谷は北面が伐採されているとあって、行者山に負けない展望が広がっていました。後は西に延びる尾根で庵集落へ向かって下山としました。
026 3/18  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

027

3/21

 氷ノ山(養父市)
 兵庫全域で快晴の予報を聞いて、雪山に行きたくなりました。そこで久々に氷ノ山を目指すことにしました。コースは鳥取側から氷ノ越コースとしました。「響きの森」の駐車場をスタートしたときは9時半になっていました。いざ登山口を登り出しますと、てっきりあると思っていたトレースがありません。自分で付けていくことになりました。スノーシューでひたすら登って何とか氷ノ越に着きますと、そこからは兵庫側からのトレースがありました。朝は快晴でしたが、尾根に出たときは薄曇りの空に変わっていました。また冷たい風もあって山上はまだまだ冬の様相でした。山頂が近づきますと樹氷が見られました。約3時間で山頂到着です。避難小屋には10人ほどとまずまず盛況でした。小屋で一休みして、下山は三ノ丸コースを歩きました。山頂一帯の雪は1m以上は十分にあるようで、絶好のスノーシューエリアです。楽しく歩いて若桜スキー場頂上駅に出ました。リフトは動いていましたが上り専用です。そのためその先もひたすら歩くことになりました。

028

3/23

 仏ノ尾(香美町)
 二日前に氷ノ山を登ったばかりでしたが、もう一つ雪山を登ることにしました。そこで向かったのが仏ノ尾です。前回と同様に佐坊集落から始まる林道をアプローチとしました。今年の雪は少なかったようで、林道は既に雪の溶けている所もありました。その林道を適当な所で離れて、尾根端に取り付きました。ヤブコギで登って行ますと、途中で尾根を一つ間違えていることに気付きました。軌道修正です。谷を一つ越して予定の尾根に取り付きました。少し登ると靴が雪に潜り出し、漸くスノーシューを履ける雪の量になりました。マイナーな山だけにトレースは無く自分で付けるしかありません。その尾根歩きが厳しくなってきたのは、辺りが杉林となり尾根の傾斜がきつくなってからです。急斜面の上に、スノーシューでも10センチ以上潜るようになりました。木に掴まりながらじりじりとしか登れません。最後はほぼバテ状態となって山頂に着きました。そこは白い雪とブナだけの別世界でした。下山は往路を戻りました。雪山とあって夏山よりずっと楽で、鉢伏山や氷ノ山を見ながら一気に下りました。

029

3/25

 木庭山(姫路市)
 朝は雨の残る空でしたが、午後は快晴となりました。そこで小赤壁の散策に出かけました。木場ヨットハーバーそばから歩き始めて、岩場を歩いたり砂浜を歩いたりと、海岸散策コースを礒の香りをかぎながらのんびり歩きました。その小赤壁を足元に見る山が木庭山です。山上まで車で行けますが、小赤壁散策の続きとして小径を伝って山上に出ました。小赤壁には僅かな人しか見かけませんでしたが、木庭山はまずまずの賑わいでした。こちらも漸く訪れた春の暖かさを楽しもうと、山上の遊歩道をのんびり歩きました。

030

4/ 5

 長都羅志山〜竜ヶ岳
     (丹波市)
 二度目の竜ヶ岳はコースを変えて丹波側から長都羅志山の尾根で登ることにしました。アプローチは尾根端に近い愛宕神社への参道を利用しました。中腹の神社まで小径が続いていましたが、その先は適当に登って尾根に出ました。尾根は緩やかなままに続いており気楽に歩けました。ただ植林が多く、展望は良くありません。長都羅志山を過ぎ北山を過ぎますと、尾根は漸く傾斜を増して来ました。山頂が近づきますと、うっすらながら雪を見るようになりました。展望の無いままの登山でしたが、竜ヶ岳は違っていました。西面の木立が切られており、すっきりと展望が開けていました。千ヶ峰と「またに山」の並ぶ姿は良いものです。山頂では陽射しに恵まれ、展望を楽しみながらのんびりと過ごせました。そして下山は鳥羽峠へと向かったのですが、適当に歩いていたために多可町側に下りてしまいました。仕方なく鳥羽峠に向かって急斜面を登り返し、その後もヤブの急斜面を丹波側に下ってと、もう一つ山に登ったほど足を使ってしまいました。

031

4/ 8

 長義山〜ダルガ峰
  〜大海里山(宍粟市)
 暫く訪れていなかった山域を考えたとき、千種スキー場の背後となる岡山県との県境尾根が思い浮かびました。この尾根は96年に歩いていましたが、そのときは駒の尾山から長義山へと尾根を南から北へと歩きましたので、今回は逆方向で歩くことにしました。車はちくさ高原側の駒の尾山登山口に止め、そこから車道をひたすら歩いて峰越峠に向かいました。峰越峠からは県境尾根を辿る訳ですが、取り付き地点はネマガリダケのヤブでした。それも少し登っただけで終わり、後は木立の中を適当に歩けました。長義山が見えますと一帯は広く伐採地になっており、三室山を始め東の山並みがすっきりと望めました。長義山からは登山道を歩けました。もうすっかりハイキング気分です。但し朝はすっきりと晴れていたのですが、次第に薄雲が広がってダルガ峰に着く頃にはすっかり曇り空に変わっていました。いずれ雨が降りそうでした。その空を見て、大海里山のピークで展望を楽しんだ後は、駒の尾山は諦めて駒の尾山登山口へと下山しました。

032

4/14

 利神山(佐用町)
 春になりますと鳥取の山を訪れたくなります。今年は智頭町の牛臥山に向かうことにしました。朝から向かいたいところでしたが、鳥取の天気は午前が曇りで午後から晴れの予想でした。そこで道中の佐用町で足を止めて、利神山で足慣らしをすることにしました。山頂の桜を楽しみに登りましたが、少し遅かったようでした。それでも半分ほど散った桜が山上の城跡の儚い感じに合っており、悪くない風景でした。

033

4/14

 牛臥山〜海上山
     (鳥取県)
 利神山で一汗かいて智頭町へ。智頭町は千代川沿いの桜並木が満開で迎えてくれました。その智頭の街並みの東に迫る山が牛臥山です。牛臥山へは古峠からの登山道を歩きました。登山道は手頃な歩き易さで、1時間ほどで着いた山頂からは智頭の街並みが一望でした。牛臥山はまさに智頭町のふるさとの山と言えそうです。その牛臥山から尾根で繋がる隣の山が海上山です。海上山の山頂は展望は無く少し平凡でしたが、途中の尾根が秀逸でした。尾根の雑木林が午後の光に輝いていました。尾根は起伏が少ない上に歩き心地が良く、歩いているだけで楽しくなりました。
034 4/15  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

035

4/21

 鍋倉山(姫路市)
 薄雲の広がる空を見て、低山ハイクをすることにしました。まず始めに雪彦山に近い鍋倉山に向かいました。山之内小学校の背後の山です。戦国期には鍋倉氏の城があったとされています。山頂まで適度な山道が続いていましたが、山頂は木立に囲まれてごく平凡な雰囲気でした。その山頂を越して少し北に下りますと、周囲の山が少しは覗けて、山之内の山並みが眺められました。昼前には下山を終えました。

036

4/21

 南山(姫路市)
 午後は夢前町置本の南山に向かいました。こちらは登山コースを知らないため、置本東集落を抜けて適当に小径を歩いて行きました。山肌も適当に登って尾根に出ました。この尾根は歩き易いかと思えばシダが茂っていたりと、人の訪れが少ないようでした。山頂からは書写山、氷室山が近くに見え、足下にはヤマサ蒲鉾の工場が大きく見えていました。その南山の下山は尾根を歩き易いままに下ったのですが、途中で猛烈なシダヤブに突っ込んで一苦労してしまいました。

037

4/29

 甲武信岳〜木賊山
     (奥秩父)
 日本百名山の甲武信岳を信州側の川上村から登ることにしました。毛木平からの千曲川源流遊歩道コースです。前日の雨は山では雪だったようで、登山道は堅い雪の上に新しい雪が載っていました。ただ滑ることも無いためアイゼン無しで登って行けました。長い西沢沿いを歩いて千曲川源頭に着いた後は、オオシラビソで覆われた深い森の中を一気に登ることになりました。山はまだまだ冬の姿でしたが、はっきりとしたトレースのおかげで気楽に登れました。そして稜線に出て最初に目に飛び込んで来たのは、真っ白な富士の姿でした。そこより15分ほど稜線を辿れば甲武信岳の山頂でした。そこは素晴らしい展望地で、南アルプスや遠くは北アルプスの真っ白な尾根も望めました。その甲武信岳からは南隣の木賊山まで足を延ばしました。木賊山から眺める甲武信岳の姿も良いものでした。山の上はまだまだ冬の姿でしたが、素晴らしい天気のおかげで終日楽しく登山が出来ました。

038

4/30

 金峰山(奥秩父)
 廻目平キャンプ場で目覚めました。前日に続いてこの日も素晴らしい快晴でした。廻目平から金峰山へのコースは、林道を歩くうちはカラマツ林に囲まれてのんびりと歩けましたが、林道が終わって山道になりますと一気に雪が現れました。しかも固く凍っておりアイゼンが必要でした。前日の甲武信岳も樹林に包まれた山でしたが、この金峰山もオオシラビソに覆われて自然たっぷりでした。そして金峰山小屋を過ぎますと、一気に樹林帯を抜けて素晴らしい展望が広がりました。そして五丈岩に着きますと、その大きさに圧倒されました。そこよりちょっと登った所が山頂でした。山頂は大らかさがあり、そこは360度の眺望がありました。富士山に南アルプス、そして八ヶ岳が前日の甲武信岳から見るよりもいっそう大きく見えました。下山は往路と同じコースを戻りましたが、この登山道も何とも静かで下山で出会ったのは一人のみでした。
039 5/ 1  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

040

5/ 3

 白菅山(香美町)
 但馬の自然を感じる山域の一つに白菅山から小城山への尾根がありますが、林道が通じているため山頂に立つのは容易です。その白菅山を西麓の小さな集落、和佐父から少し時間をかけて登りました。和佐父川を渡ると小径が始まっていました。小径は長く続かず、後はクマザサの中を適当に登って植林の尾根に出ますと、その先で林道に合流しました。林道からは白菅山が大きく見えていました。その林道も長くは歩かず、途中から尾根に上がって尾根伝いで山頂を目指しました。自然林の美しい尾根でした。そして山頂へ。山頂の展望は良くありません。しかし山頂近くに見事な新緑のブナ林があり、その美しさだけで十分だと思いました。ところでその後でなかなかの苦労をしてしまいました。下山の尾根を間違えて北へと下り、また山頂に戻って北西に向かって下りました。その尾根も谷に下りて谷沿いを歩くことになり、結局下山に3時間もかかってしまいました。

041

5/ 4

 点名・丹生野
     (香美町)
 その位置からして余部鉄橋を間近から眺められるのではとの期待で、この日本海に近い284mピークに向かいました。余部鉄橋のそばに着いたのは午前9時でしたが、連休中とあってもう大勢の人が来ていました。その人たちを尻目に山裾に向かいますと、民家の間から山道が始まっていました。その途中に鉄橋の絶好の撮影ポイントがあり、カメラマンが陣取っていました。そこを過ぎますと、いたって静かになりました。一度山道は消えましたが、再度出会いますとその山道で尾根に出ました。尾根も少しヤブっぽい程度で登って行けました。周囲はすっかり自然林が新緑となって、その青々とした緑は眩しいほどでした。山頂の三角点も自然林のまっただ中にあり自然がいっぱいの山でした。但し展望は自然林にすっかり閉ざされて、余部鉄橋は始めに見ただけでした。
042 5/ 5  京見山(姫路市)  <京見町東口→山頂→春日神社>

043

5/12

 洗足山(鳥取県)
 4月に鳥取県智頭町の牛臥山に登りましたが、そのとき山上から見た洗足山の優美な姿が印象的でした。調べますと一等三角点の山でした。但し登山道は不明です。それでも登りたく、地図を見て山頂までの距離が短い西麓の鳥居野集落から登ることにしました。いざ現地に着きますと、地図に無い堰堤が出来ていました。そのそばから山中へと向かう林道がありましたので、それを歩いて行くことにしました。ところが林道は期待ほど長くは続かず小径に変わり、その小径もすぐに消えてしまいました。後は適当に登って尾根に出ました。少しヤブ尾根でしたが南北に走る主稜に出ますと、はっきりした尾根道があって一安心です。洗足山は三つのピークからなっており、中央のピークが最高点でしたが、北のピークに三角点がありました。この洗足山は山頂を含めてほとんど展望がありませんでした。展望の無い山と諦めて、南のピークから始まる南西尾根で下山をすることにしました。この尾根が強烈でした。始めに厳しいクマザサ帯があり、次に思いもかけぬ展望地が現れ、そこは一歩間違えれば断崖の危険地帯でした。またシカの白骨体に出会ったり、尾根を外れたり戻ったり、灌木のヤブ尾根に苦労したり、植林地になって楽かと思えば竹藪になったりと、とにかく気を抜けない尾根で、2時間近くはかかっての下山になってしまいました。

044

5/13

 檀特山(太子町)
 この日は午前は曇りがちでしたが、午後も遅くなって快晴となりました。良く澄んだ空で、その空を見て夕食前の散策をと檀特山に向かいました。檀特山はいつも南麓の大谷登山口から登っていましたので、この日は北側の東南登山口から登ることにしました。ごく低山ですが、山容がなだらかだけに木立も大らかに育って、ちょっとした森の中を散策する雰囲気で登って行けました。季節も低山ハイクに向いており、森の中は少しひんやりして本当に快いものでした。そして檀特山の山頂は素晴らしい展望地です。360度の眺望に目を楽しませました。それにしても山頂で一人と出会っただけで、住宅地に囲まれた山とは思えぬ静かな散策でした。

045

5/19

 点名・芦谷(朝来市)
 銀山湖周辺の山を登りたくなり、銀山湖の東の尾根にあります点名・芦谷とその西隣の735mピークを北の尾根から登ることにしました。生野町に着きますと、すっかり曇り空で小雨まで降って来ました。その雨も銀山湖を過ぎて取り付き地点に着きますと、霧雨程度になり程なく止みました。北尾根はやや急坂で、痩せ尾根と言うこともあって注意が必要でしたが、主尾根に出ますともう緩やかなもので、一気に楽になりました。空には陽射しも現れて、のんびり歩いて行けました。尾根の南側は若い植林地で、これから向かう点名・芦谷のピークと735mピークが淡い新緑の色で覆われているのが見えました。そのうちに空はまた曇り出して冷たい風も出て来ました。気温は10℃まで下がってきました。その寒さの中で三角点ピーク、そして735mピークと新緑に包まれた二つのピークに立ちました。735mピークからは下山ですが、そのピークの北に広がる自然林の美しさに引き込まれるように下りますと、足下の土が軟らかい上に急斜面となり、滑落の危険を感じました。何とか無難な尾根を探して無事に下山出来ましたが、どうも新緑に魅せられて、思わぬ落とし穴に落ちた思いでした。
046 5/20  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

047

5/22

 小城山(香美町)
 5月連休で登った白菅山のブナ林が印象的でした。そこでブナ林を今一度楽しもうと、北隣の小城山に向かいました。前回登山から10年以上経っていましたが、その間に小城の集落は寂れたようで数軒だけに人が暮らしているようでした。代わりに林道が整備されて、三川林道が小城集落まで延びていました。その林道のために小城越の道が分からなくなっていました。仕方なく林道を歩いて南の尾根から山頂を目指しました。山中に入りますとクマザサが繁っていましたが、自然林が新緑の真っ最中で、それを見ているだけで心が休まりました。山頂もその自然林ですっかり覆われていました。但し展望はありません。その中で昼食をとり昼寝も楽しみました。下山は北に延びる尾根を辿りました。右手に三川山を見ながら下って行きますと、ブナの原生林に出会いました。そこも新緑の盛りでした。その先ははっきりとした尾根道があり、程なく小城越の道に出会いました。この道は古道の趣があって、周囲の木立も良い雰囲気で申し分ありませんでした。その小城越がどこに通じているかと興味を持って下って行きますと、下り着いた所はまさに駐車地点のそばでした。

048

5/26

 もっつい山(朝来市)
 一週間前に登りました点名・芦谷の尾根から見ました法道寺山に惹かれて、また銀山湖に向かいました。アプローチは法道谷からです。法道寺谷川沿いの遊歩道を歩いて行きますと、最初は良かったのですが、次第に道が怪しくなって来ました。そのとき右手の尾根に向かう小径を見ましたので、それに興味を持って登って行きました。それが誤りのもとで苦労して尾根に出ることになりました。後は尾根を辿りますと、もっつい山に着きました。山頂は自然林の木立に囲まれて、涼しい風が通るのみです。このもっつい山で昼どきを過ごしますと、もうこの日はこれで終わっても良い気分になり、法道寺山へ向かう気持ちは消えていました。下山は登って来た尾根の一つ東隣の尾根を下ることにしました。この尾根がまた一段と緩やかな尾根でした。尾根上には鉄塔があり、そこは素晴らしい展望台でした。結果として法道寺山登山がもっつい山登山に変わってしまいましたが、スリルと展望ハイキングと両方を楽しめました。
049 5/27  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

050

6/ 2

 婆々山(朝来市)
 婆々山を北側の八代峠からの尾根で登ることにしました。峠から尾根に取り付きますと、尾根は下生えがほとんど無く、歩き易い上にときおり展望も開けて、なかなか良い感じでした。涼しい風も助かりました。久々の山頂に立ちますと、そこはハイキングコースとして整備されており、立ち木も切られて抜群の展望が広がっていました。西の肩にありますハングライダーの基地と併せますと、山上はまさに360度の眺望でした。この眺望があって、その上涼しいばかりの風の吹く絶好のハイキング日和でした。下山は上八代集落への近道として、東に延びる尾根を下りました。この尾根も下生えが少なく、けっこう気楽に下って行けました。左手は植林地で右手は自然林でした。その自然林が青々として、まるで緑の壁紙のように見えて印象的でした。
051 6/ 3  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>
052 6/ 9  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

053

6/10

 スリガ峯〜須留ヶ峰
     (養父市)
 スタートは須留ヶ峰の和田コース登山口です。登山コースを辿って行きますと林道に出会いました。そこからスリガ峰を目指して南東方向へとひたすら尾根を登って行きました。2時間半ほどでスリガ峰のピークに着きますと、そこは木立に囲まれて展望は良くありませんでした。スリガ峯より須留ヶ峰へと山稜歩きをスタートしますと、期待以上の素晴らしいハイキングとなりました。氷ノ山まで遮るものの無い展望もあれば、緑の濃いブナ林も現れ、そして明るいアセビの群落もありました。尾根自体も終始、自然林のプロムナードを歩く雰囲気で、全く退屈することも無く須留ヶ峰に着きました。下山は和田コースです。始めに展望の尾根下りがあり、続いて長々と続く細流沿いの急斜面下り、そして沢沿い歩きでは千葉の滝にも出会えて、これまた変化のあるコースを楽しめました。

054

6/16

 笠形山(神河町)
 笠形神社を通るメインコースを登りました。朝の涼しいうちに登ろうと、寺家集落そばの駐車場をスタートしたのは8時半。このメインコースなら地図の必要は無く、はっきりとした登山道をただ追うだけです。中腹の笠形神社までは林道を歩いたり参道を歩いたりと、ひっそりとした森の中を歩いて行きました。そして笠形神社からは遊歩道歩きです。涼しい風に誘われるままに、山頂まで楽しく歩けました。メインルートも久々に歩けば新鮮さがありました。そして山頂では澄んだ視界で風景が楽しめました。山頂は快晴にもかかわらず人気は無く、涼しい風が通るのみでした。下山は鹿ヶ原から仙人滝に向かうコースを歩きました。こちらはマイナーコースだけに誰に会うことも無く、ほうらい岩では絶景を、そして繊細な仙人滝を眺めてと、マイペースの下山でした。

055

6/24

 世紀公園
 (中国:上海市内)
 急に上海に仕事で出かけました。2週間ほどでしたが、24,25の土日が休暇となりました。土曜日こそ市内観光でつぶしましたが、日曜日は体を動かしたくなりました。ただ悲しいことに上海には全く山はありません。そこで上海市内で一番大きいと思われる世紀公園に出かけてウォーキングをすることにしました。ホテルから地下鉄で2駅とごく近い距離でした。朝の9時半に着きますと、まだ公園はひっそりとしていました。まずはどんなところだろうかと、ゆっくり一周しました。一言で言いますとヨーロッパ風に木立が整備されて、きれいな公園でした。ゴミも全くと言ってよいほど落ちていません。さらりと一周して1時間半でした。その一周では物足りないので、もう一周をウォーキングを心がけて早足で歩きました。漸く体も適度にほぐれて、快い疲れを覚えました。