TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
高峰    たかみね 844.7m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 神子畑
 
【1995年5月】 No.1 1995-27(TAJI&HM)
 
    一宮町横山集落より  2002 / 7

 高峰は西の一宮町三方地区辺りから見ると、両翼を長く延ばして堂々とした姿を見せてくれる。その周りには1000m越す山も有るのだが、その姿を見ていると高峰の名もうなづけと言うものだ。その姿に惹かれて1995年5月に訪れた。始めは西の下百千家満からアプローチして、そこからの高度差を楽しもうとしたのだが、そのすそ野は試験林となっており、入山禁止の立て札が立てられていた。そこで登山としては簡単になるが、草木集落側からの尾根で登ることに切りかえた。草木側からだと標高差は300mほどしかない。草木集落に入った所にある若宮八幡神社前に駐車した。高峰に登る前に、神社の北にある601mピーク(点名・草木)に登って足慣らしをすることにした。こちらは標高差は50m程しか無く、神社の北側の尾根で登ったが10分ほどで山頂だった。すぐに南の尾根を歩いて下山する。道路に出ると、そのまま高峰の尾根に向かった。この尾根は標高差のわりには長いため、終始緩やかな上り坂だった。尾根には踏み跡程度ながらはっきりと小径が付いており、それを辿って行くとさほど苦労も無く山頂に着いた。その山頂はすっかり雑木林に覆われており、展望は全く無し。残念なことだったが、周囲のなだらかな様子から、よく整備すれば 360度の眺望が得られる良い山になるのにと思われた。小休止の後、同じ尾根で下山に向かった。コースの中程に見晴らしの良い場所があり、その展望場所で昼食とした。北向かいに大段山の姿を見せており、その右手の千町ガ峰は一段高くなっている。ただこの日の天気は曇り空に時々陽射しが現れる程度で、北部の山々には終始ガスがかかっていた。少し冷たい風があったが、まずまずの爽やかさの中で暫しのひとときを過ごした。なお、一帯にはワラビが多く自生しており、食後はワラビ採りを少々楽しんだ。
(2002/1記)(2004/6改訂)(2018/8写真改訂)
<登山日> 1995年5月13日 9:25スタート/10:37〜53山頂/13:45神社前エンド。
(天気) 曇り時々晴れ。北部の山々は終始曇り空。冷たい風にやや肌寒さを感じたが、歩いていると快かった。爽やかな日だった。
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尾根の途中から北東方向に大段山が見えた 北の山並みは山稜部をガスに隠されていた 大段山の右手には千町ヶ峰が見えていた