TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編
 
一山    ひとつやま 1064.6m 宍粟市
1/2.5万地図 : 音水湖
 
【1993年10月】 No.1 1993-50(TAJI)
 
    西方にある点名・小林の尾根より  2004 / 11

 揖保川の源は宍粟の奥深い山だが、その源流部にある音水湖は千メートルを越える山々に囲まれている。その音水湖の東の尾根は、今は宍粟市として一つになっているが、旧波賀町と旧一宮町とを分けている。その尾根には個性的な山が並んでおり、登山としても面白い地域だが、その山群の中にあって一山はきれいな三角錐をしており、一目で一山と分かる個性を持っている。
 この一山に初めて登ったのは1993年秋のことで、まさに秋晴れと呼べる快晴の日だった。一宮町の阿舎利集落から沢沿いの小径を歩き始めた。南西へと向かっていたがイバラがけっこうあって煩わしかった。やがて奥まった所にある堰堤に着くと、そこで同じく阿舎利集落から始まっている林道に合流した。後はその林道を登って行くことにした。道は阿舎利山へと向かっていたが、途中で、別の林道が一山方向に分かれたため、そちらに入った。そして林道の終点より尾根に取り付き、尾根道を歩いて山頂に着く。三角点は樹林の中だったが、北面が伐採されており、そこからは好展望が開けていた。阿舎利山から植松山までが良く見えていた。また遠くには氷ノ山や黒尾山も見えていた。帰路は林道を歩かず、林道の終点の位置より沢に向かっている山道を下った。その道は途中で消えてしまったが、かまわず沢まで下った。沢に下り着くと、その沢は往路で歩いた小径が通じている沢で、後は小径を歩いて駐車地点へと戻って行った。
(2001/12記)(2010/3改訂)(2021/12改訂2)
<登山日> 1993年10月11日 <時間記録は無し。>
(天気) 快晴。視界は澄み切っていた。
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山頂は素晴らしい展望が広がっていた 西から北へと広がる山並みを見る

上の写真に写る植
松山の辺りを大き
く見る

上の写真に写る後
山を大きく見る
三室山を大きく見る 赤谷山を大きく見る
南西に黒尾山を見る 北東に藤無山を見る

 東に須留ヶ峰を見る