TAJIHM の 兵庫の山めぐり <広島県の山> 
 
観音山    かんのんやま 472.1m 豊岡市・養父市
 
1/2.5万地図 : 瀬戸田
 
【2024年11月】 2024-193(TAJI&HM)
 
   大三島の多々羅スポーツ公園より  2024 / 11

 島の山を登ろうと「しまなみ海道」の島、生口島の観音山向かったのは2024年11月は最初の日曜日のこと。前日の大雨とは一変して、この日は快晴だった。但し空は澄んだ感じは無く、少し濁りを帯びていた。山陽道を福山西ICで離れて「しまなみ海道」に入ると、生口島は生口島南ICでは無く、生口島北ICで降りることになった。生口島南ICの方が観音山に近いのだが、生口島南ICはハーフインターで上り専用だった。ナビのままに南へと走ると、伊豆里トンネルに通じる道に入り、伊豆里トンネルを抜けた先で、右手に登山口となる林道の起点が現れた。その林道を入ってみたまでは良かったが、すぐに笹が茂って諦めることになった。その林道入口より150mほど離れた位置に駐車場があって、そこに駐車した。林道入口までは数分の距離だった。林道入口に登山コースの案内図が立っていたが、範囲が広過ぎてあまり参考にはならなかった。林道は少し登った位置で右に大きく曲がることになった。その屈曲点より直進方向に山道が分かれており、そちらが正しいコースだったが、なぜかガイドブックのうろ覚えで林道を暫く進むものと思い込んでいたため、林道を進んでしまった。その林道はすぐに難路になってしまった。これはおかしいと思いながらも進むと、程なく林道は終点となった。そこで漸く地図を取り出して現在地を確認した。そして道誤りに気付くことになった。引き返して登山道に入ったが、十数分のロスだった。登山道ははっきりとした道で、けっこうスムーズに歩けた。多少草の茂る所はあったが、ヤブと言うほどでもなかった。始めは南へと歩き、伊豆里峠からは南西へと向かうようになった。その辺りは緩やかな道で、展望も現れて北に高根島を、東に岩城島を見ることがあった。急坂が現れると、そこは階段の道となっていたのでスムーズに登れた。その急坂部を越すと、山頂までほぼ緩やかな道だった。但し小さなピークを幾つか越すので、アップダウンがあった。良かったのは登山道の雰囲気で、ウバメガシなどの常緑樹林帯がずっと続くのは、いかにも島の山を歩いていることを実感出来た。最後の坂を登って470mピークに着いたときは、登山道に入ってから1時間近くが経っていた。観音山の標識は見たものの、そこは山頂とほぼ同じ高さのピークで、山頂は今少し先だった。僅かな距離を歩いて山頂に着くと、そこに三等三角点(点名・観音)を見た。ただそこも展望がある訳でも無く、まだ先へと進めたので更に西へと向かった。すぐに鐘楼が現れ、その一段下に東屋が現れて、漸く展望に出会えた。展望と言ってもけっこう木々が茂っており、すっきりとした眺めでは無かった。見えていたのは南の方向で伯方島を中心に多島海の風景だった。東屋より一段低い位置に建っていたのは火滝観音堂で、その神社の前にも立てたが、やはり木々が視界の半分ほどを塞いでいた。そこからは大三島を眺めることが出来た。また東屋の近くでは北の方向、今治市の海岸線を見る位置もあった。雨の翌日ではあったが、南の視界は遠方が若干うっすらしていた。まずは多少なりとも多島海の風景を楽しむことが出来た。山頂で30分ほど過ごすと、下山は歩いてきたコースを素直に引き返した。アップダウンはあるほのの、緑の濃い尾根道をのんびりと戻った。下山を追えた後は、今少し島の雰囲気を楽しもうと、隣の島である大三島に移動した。「しまなみ海道」へは生口島南ICから入って、大三島ICで降りた。大三島では鳥取岬までドライブして、そこから対岸となる竹原市の山並みを暫し眺めていた。 
(2024/11記)
<登山日> 2024年11月3日 10:57駐車場スタート/11:00林道入口/11:11林道終点/11:18登山道に入る/11:30伊豆里峠/12:13[470m]ピーク/12:16〜48山頂(東屋の位置を含む)/13:32伊豆里峠/13:45林道入口/13:48車地点エンド。
(天気) ほぼ曇り空。山頂の気温は15℃。風はほとんど無し。北の視界は悪くなかったが、南の方向は遠方が少しうっすらしていた。
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登山口に近い所に駐車場があり、そこに車を止めた 車道を歩いて登山口に向かった 登山口に入った 林道の入口だった
登山経路の案内図があったが、範囲が広過ぎて参考にならなかった  林道に笹が被さってきた すぐに林道はヘアピンカーブとなり、その位置から直進方向に登山道が分かれていた
林道を暫く歩くものと思い込んでおり、登山道に入らず林道を進んでしまった 倒木を無理やり越した 林道をスムーズに歩けるようになったが、どうも林道は歩かれている形跡が無かった 林道が終点になったことで漸く地図を取り出したところ、道誤りに気付いた すぐに引き返した

林道をヘアピンカ
ーブの位置まで戻
ると、改めて登山
道に入った

14分のロスだっ


林道は始め南東に
向かっていた

緩やかな道だっ

登山道は緩やかなまま西へと向かい、次に南へと向かうようになった 東へと向かうようになると、前方に396mピークが望めた 伊豆里峠に着いた 登山道に入ってから12分が経っていた
峠から山頂までは1.8kmだった 前方に山頂へと続く尾根を見る 展望が現れて、東に岩城島を見た
北の方向も眺められて、そちらは高根島だった 緩やかな尾根は終わって階段を登るようになった 暫く階段道は続いた
階段が終わると緩やかな尾根歩きとなった 常緑樹が美しい尾根だった 概ね緩やかな尾根だったが、小さな起伏はあった
山頂とほぼ同じ高さの470mピークを越して鞍部へと下った 登山道の抉れている所が現れた 水溜まりも出来ていた 最後の登りにかかった
(←)
山頂部の東端に着
いた ベンチがあ
り山頂の標識もあ
ったが、すぐに三
角点ピークに向か
った
 (→)
  緩やかな尾根を西
  へと向かった

三角点ピークに着
いた 東のピーク
と同様に開けてい
たが、同じく展望
は無かった

三角点の背後の木
には山名標識が付
けられていた
三等三角点(点名・観音)を見る 更に西へと歩くと、鐘楼が現れた 鐘楼より一段低い位置に東屋が建っていた
東屋から鐘楼の方向を眺めた そこは歩いていたコース以外にも、北からも南からも登山道が合流する地点だった 東屋より更に一段低い位置に経っていたのは火滝観音堂だった
観音堂のそばから南の海を眺めた 多島海の風景を楽しめた

(←)
上の写真の左手は
東屋のそばから眺
められた

 (→)
  伯方島を中心にし
  た眺めだった
東屋の位置からは東向かいの岩城島が眺められた 左の写真の右に続く風景を見る 写真の中央を占める島は伯方島だった
垂水コースに入ると、対岸となる三原市の海岸線が眺められた 足下の方向に見えたのは、垂水の漁港だった 北西方向を見る 対岸は竹原市の海岸線だった 瓢箪島は大三島との中間に位置する島だった

(←)
瓢箪島の方向を少
し大きく見る

 (→)
  大三島の北部を眺
  めた 左の写真の
  左に続く風景だっ
  た
下山は往路を引き返した 始めに鐘楼のそばを通った 三角点ピークを通過する 優しげな自然林の中を歩く
東のピークを通過する 自然林に包まれての尾根歩きが続いた 足下は落ち葉道だった

(←)
階段の下りに入った

   (→)
   階段が終わる頃に展
   望が現れた
   北から北東にかけて
   の風景だった
北の風景を大きく見る 左の写真に写る高根大橋の辺りを大きく見る
ベンチの上に立つと、東の海が良く見えた 東から南東にかけての海が眺められた
伊豆里峠まで戻ってきた ツワブキの花が咲いていた 林道に合流した
林道入口に戻ってきた 車道を歩き始めると、駐車場まで130mの標識を見た 駐車場に戻ってきた
次に大三島に向かうべく、生口島南ICに向かった 伊豆里トンネルを抜けると、東に向かって広々とした展望が現れた 東向かいの岩城島が間近に見えていた
大三島に移動すると、多々羅スポーツ公園から観音山を眺めた

上の写真に写る高
根島の高根山を大
きく見る
大三島では鳥取岬までドライブして、そこから対岸となる竹原市の山並みを眺めた
鳥取岬より少し東に移動して、そちらから平家山を眺めた 翌日に登る予定の黒滝山、白滝山を見る

大三島ICに戻る
とき、盛港から観
音山の尾根を眺め


夕暮れは尾道市内
の千光寺公園を散
策した

公園の最高点には
展望台が作られて
いた
展望台に上がると、ちょうど陽が沈むときだった 足下に尾道水道の風景が眺められた

展望台を離れると
千光寺にも立ち寄
った

境内にも展望地が
あり、展望台では
見えなかった東の
方向が望めた