TAJIHM の 兵庫の山めぐり <鳥取県の山> 
 
穂見山    ほのみせん 976.1m 智頭町(鳥取県)
 
1/2.5万地図 : 坂根
 
【1999年5月】 1999-33(TAJI&HM)
 
   西側の山麓となる土師駅付近より  1999 / 5

 穂見山は鳥取県智頭町にあって篭山、牛臥山と共に智頭三山の一つに数えられている。兵庫県境に近いこともあって興味を抱き、1999年5月下旬の好天の日に向かった。智頭町の白坪集落から穂見山に向かえる林道(作業道:西谷瀧谷奥線)に入ると、その入口近くに車を止めた。まずは林道を終点まで歩くことにした。地図では破線路が天木集落まで描かれていたのだが、林道は標高550m辺りで終わってしまった。後は沢沿いを踏み跡程度の小径が続いているだけだった。その小径も不確かになり、やがて北に向かう細尾根に出会ったので、その尾根を登って行くことにした。尾根はやや急坂で露岩部が暫く続いた。そこを過ぎても、灌木をかき分けての急尾根の登りが続いた。漸く傾斜が緩くなるとクマザサが徐々に現れて来た。ただクマザサは密生はしていなかったので助かった。ときおり新緑の雑木林が広がって、目を楽しませてくれもした。標高も900mほどになって、主尾根に合流した。そこからは山稜歩きとなった。クマザサ帯も有れば雑木林もあり、また尾根道も部分的に現れた。尾根の右手(北面側)はほぼ植林帯だった。湿度は低いとあって爽やかさがあり、涼しい風が快かった。木陰では肌寒ささえ感じた。その山稜歩きの途中で初めて展望を得た。南の方向だったが鳥取岡山県境の山並みが眺められた。そこを過ぎるとクマザサがやや密生し出した。辺り一面クマザサ帯となり、そのまま山頂かと思っていると、クマザサは終わり、辺りはひざ丈までのネザサが広がった。そこが山頂で、もう視界を遮るものは無かった。少しモヤがかった視界だったが、南には木地山を始め鳥取岡山県境の山々、南西には堂々とした那岐山、西には延々と中国山地が続いていた。そして足下には国道53号線に沿って智頭の町並みも広がっていた。北から東にかけては見えなかったが、十分に満足出来る展望だった。1時間半ほどの休憩の後、下山は南東に延びる主尾根を下って行くことにした。尾根が少し南に曲がる辺りで、東の展望の開けた所があった。そこからは沖ノ山が大きく聳え、またその右手には長義山からダルガ峰、駒の尾山そして日名倉山と山並みが続いていた。そこからの下りで、クマザサのために尾根を一度外すことがあったが、何とか軌道修正した。麓に近づくほどに植林地が増えて来た。そして最後は植林地の急斜面となり、下りきった所は駐車地点のすぐ近くだった。往路、復路で尾根を変えたが、往路の尾根の方が面白かったと思えた。下山後、この穂見山を眺めたく、土師地区に車を走らせて西側から穂見山を眺めた。穂見山を登り終えての感想は、さほど人擦れがしておらず、じっくりと登るのには適した山だったと感じた。
(2002/6記)(2014/10改訂)(2022/4写真改訂)
<登山日> 1999年5月29日 10:16スタート/10:36林道終点/11:40主尾根合流/11:59〜13:30山頂/15:10エンド。
(天気) 快晴、雲はほとんど無し。湿度は低く、爽やかさがあった。また涼 しい風が快かった。木陰では少し肌寒いほどだた。但し山頂は陽射しが強く、また風もあまり吹かず、やや暑さを感じた。視界は僅かにモヤがかっていたが、悪くはなかった。
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山頂より南西方向
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下山時に南東方向
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