TAJIHM の 兵庫の山めぐり <イングランドの山・イングランドの丘 
 
ピーク・ディストリクト
(キャッスルトン近郊)
1/2.5万地図 : Peak District
 
【2000年10月】 2000-49(TAJI&HM)
 
   ローズヒルの山頂にて黒顔のヒツジと出会う 2000 / 10

 リーズ市に近い国立公園を順番に訪れたが、4番目はイングランド中部に位置するピーク・ディストリクトとした。地図を見るとその中央にビューポイント(展望地)で示されピークが目に付いた。ローズヒル(Lose Hill)と名付けられた476mのピークだった。位置的にはキャッスルトン村の北にあり、西隣のホリンズ(Hollins)ピーク(411m)と合わせてハイキングが出来そうだった。この日はアパートを朝7時20分頃に出て、順調にM1ロードを南へ走り、35番インターを下りた。簡単にキャッスルトンに着けると思っていたのに、なぜかシェフィールド市の近くで道が分からなくなり、行ったり来たりをしてしまった。そのうちに何とかキャッスルトンに向かえるA57に出られて、ようやく一安心した。M1ロードを走っている時は快晴だったが、ピーク・ディストリクトのエリアに入ると、辺りは濃霧が立ち込めていた。そしてキャッスルトンに入ると、霧はやや薄らいだが、周囲の丘を見ると中腹より上はすっかりガスがかかっていた。まずはキャッスルトンの中心部の駐車場に駐車する。村を貫く道路を西へと歩くと、道は程なく二手に分かれたが、地図で確認して右手となるホリンズ・ピーク近くで行き止まりとなる道を進む。上空は霧がかかっているので、視界はやや薄暗い。道はやがて緩やかに山に向か って登り出した。程なくゲートが現れ、車はそこまでのようであった。その先を歩み出すと、道は陥没したりして車の通れそうな様子は無かったが、なぜか駐車している車を幾台か見かけた。どうやら反対側からは来られるみたいだった。途中より、車道を離れてホリンズ・ピークへと向かうフットパスが現れたので、それを辿って行く。次第にガスの中に入って行った。けっこう濃いガスで、周囲はほとんど見えなくなってきた。一度車道と交差し、その先はピークまで石作りの階段で整備された道となった。その辺りとなると肌寒い風も吹いており、薄暗く寒々とした雰囲気だった。やがてホリンズ・ピークに着いた。ここもビューポイントであるが、全くガスの中であった。すぐに先を目指すことにした。少し下った所で霧が薄れて、少しばかり北側の村が見えたので、晴れることを期待して早めの昼食を採ることにした。 しかしガスは晴れるどころか、逆に濃くなって麓も見えなくなった。とにかくローズヒルを目指すことにした。なお、このコースはポピュラーなのか、このガスの天気にもかかわらず、ひっきりなしにハイカーが通っていた。結構みんな早足だった。ほとんど緩やかなアップダウン道で稜線歩きが続いたが、ホリンズ・ピークからは牧柵がわりの石塀に沿った土道となっていた。やがてやや急な坂があって、そこを越して緩やかに登ったところが、この日の最高点となるローズヒルだった。方位盤もあったりして、いかにもピューポイントの山頂の雰囲気があったが、相変わらず周囲はガスで何も見えない。暫く佇んでいたが、諦めて下ることにした。下るほどにガス帯を離れて、麓の村や丘が現れて来た。いかにもイングランドらしい伸びやかな風景が広がっていた。中腹を過ぎて村も近づいた頃、向かい側の丘がうっすらと見え出した。晴れることを期待して暫く休んでいると、本格的に晴れる兆しが見えて来た。そこで改めてローズヒルを目指して登り直した。ピークに着いた頃にはすっかり周囲は現れており、ここがビューポイントで有ることを窺わせる広々とした景観を見せてくれた。近くまでヒツジもよってきて、暫しのんびりと過ごした。ただ視界はくっきりとはならず、薄モヤがかったままだったのは残念だった。下りは駐車地点の方向に向かう分かりづらいコースを、先に下る人を頼りに下って行くと、見事キャッスルトンの村中に辿り着いた。その後は、少しキャッスルトンの村中を散策した。
(2004/5記)(2011/8改訂)(2018/12写真改訂)
<HIKE日> 2000年10月22日 9:40スタート/10:57ホリンズ・ピーク/12:51ローズヒル/14:30二度目のローズヒル/5:48エンド。
(天気) ピーク・ディストリクに近づくと、霧がかかり出した。徐々に晴れるかと見ていたが、その気配はなかなか見えない。登り出して中腹よりガス帯に入る。後は終始周囲をガスで閉ざされる。稜線では冷たい風も吹いていた。一時的に麓が霞んで見えることはあったが、すぐガスに閉ざされる。最高点を過ぎて下山に向かい、 半分ほど下った頃、漸く ガスが上がる気配が出て来た。暫く待って確実に晴れ出すのを見て、最高点に戻った。青空が拡がり、周囲 がはっきりと見えて来た。 ただクリアとまではいかない。軟らかい陽射しもあって暖かくなる。
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キャッスルトンの村を離れて歩き出したが周囲の丘は
すっかり霧に包まれていた
農地の横を通って行く 丘が近づくと、少しはガスは薄れたが、まだまだ上空
のガスは濃かった
ホリンズ・ピークへのフットパスを登り出す 足下に牧草地の風景が広がっていた 次第にガス帯の中に入って行った
ガスが濃くなってきた 周囲はほとんど見えなくなってきた 丘の縦走に入ったとき、ガスの薄れることがあった
ガスの薄れた所から一条の光が漏れた そのままロー
ズヒルに着いたが、ガスは薄れなかった
一度はローズヒルから離れたが、晴れ間が広がり出し
たので、改めてローズヒルに戻ってきた
ローズヒルにいた黒顔のヒツジを間近で見る
まだうっすらとしていたが、丘に続く道の様子が分か
った
周囲の風景が現れて、ローズヒルがビューポイントで
あることが分かった
農地の緑色が鮮やかだった

(←)
ローズヒルからの
展望を暫し楽しん


 (→)
  左の写真の中の牧
  草地風景を大きく
  見る
写真の右上にキャッスルトン村を見る ローズヒルを離れて下山するとき、丘を振り返った 下るときも周囲の緑濃い風景を楽しんだ
歩いてきた丘の方向を眺める 途中まで下ってローズヒルを振り返った 麓はまだうっすらとしていた
フットパスのそばの木立を見る 下っているとき、黄色い花をよく見た 麓に近づく頃は、すっかり晴れ間が広がっていた
牧草地の丘には牛と羊が草をはんでいた 優しげな風景が続いた 丘はすっかり快晴だった
農家の建つ風景を見る 牧草地の中を歩くことがあった 牧草地で休むヒツジを見る
ローズヒルが離れて見えていた 麓に下りてきたとき、尾根の方向を見た キャッスルトン村に戻ってきた


  キャッスルトンにて

ローズヒルから戻ってきますと、キャッスルトンの村中を少しばかり散策しました。 (2000/10/22)
 


 リーズ市点描(2)


住んでいたアパートメントはリーズ市内の閑静な一角にありましたが、中心部へは歩いても5分で行ける便利な場所でした。そのアパートメント周辺の風景を写してみました。 (2000.10.21)