◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <イングランドの山・イングランドの丘> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ピーク・ディストリクト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(ブラックヒル) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : Peak District | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2000年11月】 | 2000-54(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A635上よりブラックヒルを眺める 2000 / 11 |
ピーク・ディストリクトの地図を眺めていると、リーズ市に一番近い位置に、Saddleworth Moorという広大な丘が広がっている。その最高点はブラックヒル(Black
Hill)と名付けられて、三角点記号も見えた。二度目のピーク・ディストリクトはこのブラックヒルを目指すことにした。朝は快晴だったが、M62を走っていると、徐々に西から黒い雲が増えて来るのが見えた。M62を22番インターで下りて、A635を目指して行く。村々を通過している頃はまだ朝の光が出ていたが、ピーク・ディストリクトの圏内に入る頃には、すっかり陽射しは消えてしまった。A635そばのブラックヒルに一番近い駐車場に着くと、何台かの車が既に止まっていたが、ハイカーらしい人は見かけなかった。ここはホルムファースへ向かう峠地点のようになっており、一休みに止まっている車らしい。どんよりとした空の下、峠から出ているフットパスを、南に向かって歩き始めた。絶えず強い風が西から吹きつけており、荒涼としたヒースの丘の風景と相まって、寒々とした印象だった。道は緩やかに下り、やがて小さな沢に下り着く。はっきりとした渡渉点は見当たらないので適当に渡るが、今度はフットパスがよく分からない。やや急坂を適当に上り詰めると、広々とした丘の上に出た。一帯はヒースで覆われており、どこまでも続いている。もう道は全く分からない。適当に方向を定めてブラックヒルに向かって歩いて行くが、
途中、適当に歩いたためか、草地の中に靴がすっかりはまり込んで靴の中まで濡らしてしまった。道で無いところを歩くにはかなり注意を要するようである。空はますます暗くなり、やがて小雨も降り出して来た。このままピークに向かって行けるかと思っていたところ、またもや谷を越さなければならない。今度はやや深い谷で、一番渡り易い所を求めて、やや東に向かって歩いて行く。すると立派なフットパスに出会った。どうやらブラックヒルへのメインコースのように思われた。これで安心と、その道を谷底に下って行くと、意外と水量の多い沢に出合った。渡渉点も水量が多く渡れない。下流へ行ったり上流へ行ったりしたが、安心して渡れる地点が見当たらない。天気も良くなる見込みが見えないので、残念だがブラックヒルを諦めて戻ることにした。帰路は出会ったフットパスを歩いて行くので、楽なものである。結構歩いたようでも、色々と迷っていたためか、車道に戻り着くまでさほど時間はかからなかった。とにかく樹木も無く(車道近くに少し有るのみ)、ひたすらヒースの丘が広がるだけなので、展望は良い。車道に着く少し手前で、小雨の中、昼食を採った。気温が低いので、なかなか湯が沸かない。もうガスボンベを使うのは無理かもしれない。車道に出てみると、フットパスのスタート点は、最初に歩いたフットパスとは200mも離れていなかった。最初からこちらを歩いておれば、もっと楽にヒースの丘を楽しめたと思ったが、もう後の祭りだった。 (2004/5記)(2011/8改訂)(2018/12写真改訂) |
<HIKE日> | 2000年11月19日 | 時間記録無し。 | |
(天気) | ブラックヒルでは、スタート頃に既に黒い雲にすっかり陽が閉ざされてしまった。丘の高所では常に肌寒い風が強く吹いており、ときおり小雨も降って来た。寒々とした雰囲気だった。 | ||
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リーズ市点描(5) |
リーズ市にも多くの公園がありますが、特に大きいのは市の北東にありますラウンドハイ公園でしょう。ゆっくり公園内を散 策しますと、2時間はかかるかと思えます。11月に入って、公園の木々はすっかり紅葉しました。 (2000/11/11) |
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