TAJIHM の 兵庫の山めぐり <イングランドの山・イングランドの丘 
 
レイク・ディストリクト
(ホークスヘッド近郊)
1/2.5万地図 : Lake District
 
【2000年12月】 2000-61(TAJI&HM)
 
    Latterbarrowのピークよりウィンダミア湖北岸の
 風景を見る
2000 / 12

 クリスマスが近づくと行事が多くあり、12月の第3週はとうとうハイキングに行くことが出来なかった。そしてクリスマス休暇に入っても予定があって、始めのうちはハイキングの計画がなかなか立たなかった。ようやく落ち着いたのは27日。この日、朝起きると外は快晴だった。この空を見て急きょレイク・ディストリクト国立公園(湖水地方)に行くことに決めた。向かう先はピーターラビットのふる里であるニアソーリー(Near Sawrey)村である。ピーターラビットが何であるかも、ふる里がどこであるかも全く知らなかったのだが、ピターラビットが大好きという人よりグッズを頼まれていたため、ガイドブックを読んで、レイク・ディストリクトがふる里であることを知った。グッズならどこで買っても同じなのだが、いっそのことニアソーリー村を訪ね、そのついでに近くをハイキングするのも好いのではと考えていたものである。快晴の空はリーズ市を離れてからレイク・ディストリクトに着くまで続いていた。M6ロードは結構多くの車が走っており、この快晴に多くの人が出かけていることを窺わせた。アンブルサイド(Ambleside)の町からウィンダミア湖の西岸に廻り、道路を南下して行く。その道は狭い上に低い太陽の陽射しをまともに受けるため、時に対向車が見えず、運転が結構難しかった。外気温は−2℃と低く、路上の水たまりは総て凍っていた。 滑らないようにも注意を要した。いざニアソーリー村に入ると、この村は小さすぎて店もほとんど見あたらない。買い物はあきらめて引き返し、一つ手前のホークスヘッド(Hawkshead)の町に立ち寄ることにした。 時間はすでに11時を廻っていたが、こちらはギフトショップも多く、日本語でピーターラビットの認定店と書かれた看板も見かけた。一安心であるが、買い物は後にして、まずはハイキングをすることにした。この近くの丘がビューポイントになっていたので、さっそくそちらに向かった。真昼近くになっているのに、草地は霜で白くなっていた。マイナス気温と低い陽射しで、溶けないものと見られる。村中を通り、丘の裾を歩いて行くが、フットパスの入口がどうも見当たらない。やがて丘の方向に自転車も通れる道が分かれたので、それを登ることにした。順調に登っていたが、道は徐々に南に向かってビューポイントの丘の方向から離れ出した。そこで道を離れて、丘の斜面を適当に歩くことにした。牧草地はすっかり土が凍っており、ぬかるむことがないのでかえって歩き易かった。やや平坦地を越した所に石壁があり、 それを乗り越えるとフットパスに出会った。そしてそのフットパスから更にピーク方向に向かう小径が分かれたので、それを登った。低い丘なのですぐにピークに着いた。そのピークは Latterbarrow(245m)と呼ばれており、既に何人かのハイカーが着いていた。ピークには三角点を示す台座があり、その周辺は広々としていた。そしてビューポイントに値するだけの素晴らしい風景が広がっていた。空は雲一つ無い青空で澄み切っており、東を見ると足下にウィンダミア湖が南北に長く延びていた。湖岸にはアンブルサイドなどの村々が岸辺を飾っていた。その周辺の森も美しかった。村々の背後の山並みは雪をかぶって白くなっており、また北西から北に延びる山々の稜線もくっきりと鮮やかだった。そして西に点在するホークスヘッドを始めとする村落が、風景に溶け込んだ佇まいも素晴らしいものだった。暫しこの風景に目を楽しませた。ピークもマイナス気温だったが、十分な陽射しで、暖かくさえ感じられた。風景を楽しんだ後はピークの周辺を少々ぶらつき、後は西方向に下るフットパスで下山に向かった。下り着いた所は、登り始めた位置とほとんど違っていなかった。ホークスヘッドの町に戻った後は、ピーターラビットのグッズを求めて、何軒かのギフトショップを訪ねた。また村のそばの小さな丘にある教会に立ち寄り、その敷地から夕暮れの景色を楽しんだ。
(2004/7記)(2011/6改訂)(2019/7写真改訂)
<HIKE日> 2000年12月27日 時間記録無し。
(天気) 雲一つ無い快晴。これまでで最高の天気かもしれない。視界も良く澄んでおり、申し分なし。気温こそマイナスであったが、風がほとんど無く、陽射 しに当たっていると、むしろ暖かい日のように感じた。
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ホークスヘッド一帯の牧草地は霜で覆われていた ビューポイントの丘へと歩いて行った 彼方の山並みが白くなっているのが見えた
青い空に白い家が映えていた ヒツジの風景を見ながら歩いた 目に優しい風景だった
まだ丘は霜で白かった 途中の小さな村で馬に乗った少女と出会った 丘へ登り始めるとホークスヘッドの町並みが望まれた
ホークスヘッドの町並みを少し大きく見る 次第に西の風景が広がってきた 小さな村が点々と眺められた
少し離れた山も見えてきた Latterbarrowのピークが見えて来た ピークに着くと赤ん坊を連れたハイカーと出会った
Latterbarrowのピークからはウィンダミア湖北部の風景が一望だった
上の写真に写る湖岸の町はアンブルサイドと思える 湖上を船が通っていた 船の通った後、少し広く見る

ピークより西の山
並みを眺める

そちらの山は雪は
少なかった
西方の田園風景を見る 足下のカラマツ林の風景も美しかった カラマツ林を大きく見る


 ホークスヘッドにて

 Latterbarrowの丘からホックスヘッドへ戻ってきたときは、町は夕暮れ色になっていました。ギフトショップを覗いたりしな
がら暫し町中を散策しました。家並は適度な調和がとれており、落ち着いた雰囲気でした。町からは山並みが見えており、白い
山が薄赤くなっている様は、丘の上から見たときとはまた違った美しさがありました。 (2000/12/27)


 ヨーク市にて

 ヨーク市はヨーク・ミンスター(教会)を中心とした、中世の面影を残す城壁都市です。クリスマスを目前にした12月17
日に訪れましたが、狭い路地を多くの人が行きかい、大変に賑わいのある街でした。 (2000/12/17)