TAJIHM の 兵庫の山めぐり <イングランドの山・イングランドの丘 
 
ノースヨーク・ムーアズ
(ステイシーズ村近郊)
1/2.5万地図 : North York Moors(Eastern area)
 
【2001年1月】 2001-07(TAJI&HM)
 
   丘の上よりステイシーズ村を見る  2001 / 1

 この日はヨークシャー北西部はシャワーの予想であり、また前日の日帰りロンドン旅行の疲れもあったので、ノースヨーク・ムーアズの鄙びた漁村を訪れることを主目的とした軽いハイキングで過ごすことにした。この日のリーズは朝から快晴だった。そのリーズを後にして、M1ノースからA168へ、そしてA19、A172、A171と走って行く。A171に入った頃に一時黒雲が広がったが、海岸線に近づくにつれ、また快晴に戻った。ウイットビーを過ぎて、最初の目的地である海岸そばの小さな村 Robin Hood's Bay をまず訪れた。この小さな漁村を知ったのはカレンダー写真からで、形良い古い家並みが丘から海岸縁まで寄り添うように所狭しと立ち並んでいる姿が印象的だった。まさにそのカレンダーのままの家並みが、澄んだ青空の下にひっそりと佇んでおり、本当に絵になる風景だった。知名度のある村と思え、観光客もそこそこおり、その人たちに混じって海岸を散歩したり、高台に上がったりして、暫し村中を散歩して過ごした。気温も上がって7,8℃程になっていたかもしれない。次にA171を戻ってウイットビーに立ち寄った。前回訪れたときは、町中に駐車したのだが、今回は町の南の丘の上にある Whitby Abbey のそばの駐車場に駐車した。そして町を見下ろす聖メアリ教会の辺りまで歩き、高台より町の風景を楽しんだ。空は徐々に薄晴れに変わって来ており、風景がやや白っぽく見えていた。この時点で昼を回ってしまった。次に Stainthes村を目指して海岸線のA174を走って行く。Stainthes村では丘の中腹にある村の駐車場に駐車して、海岸に向かって下って行った。古びた家が寄り添って海岸縁まで建ち並ぶ光景は Robin Hood's Bay によく似ている。ただ Robin Hood's Bay に比べると、家並みに華やいだ雰囲気が少なかった。村落内を暫し散策した後、村の南側の海岸線に沿って広がる牧草地の丘に向かってウォーキングを開始した。はっきりとしたフットパスが海岸線に沿って付いているのだが、かなりぬかるんでおり、たちまち靴が泥まみれになった。この辺りの海岸線は断崖になっており、海に切れ込んでいた。このコースを一周すると数時間はかかるので、最初の丘に上がった後はコースを離れてA174に向かって丘を下ることにした。やや雑草が茂っていたが、適当に下って行った。周囲は広々とした牧草地で、あまり高い丘は見られない。空はすっかり曇り空に変わっていた。羊の群れを遠巻きにやり過ごし、牧柵を越えて車道に戻った。この後、駐車地点まで近道をするため住宅街を横切ろうとしたのだが、イギリスの住宅街は通り抜けさせないためか行き止まりが多く、結局A174に戻って駐車地点に戻ることになった。
(2005/1記)(2016/9改訂)(2019/10写真改訂)
<HIKE日> 2001年1月28日 時間記録無し。
(天気) 朝はほとんど雲の無い澄んだ快晴に恵まれた。気温も徐々に上がって来る。昼を回ると徐々に薄雲が増えて、15時頃にはほぼ薄曇り空になっていた。
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ステイシーズ村は
漁村らしく、海際
まで家並みが迫っ
ていた

左の写真の左に続
く風景を見る
ハイキングの前に、集落内を散策することにした 通りはひっそりとしていた 果物屋を見かけた
海岸へと歩いて行った 海岸に出て家並みを眺めた後、村の背後に広がる丘に
向かった
丘に上がると、フットパスがずっと続いていた
南へと歩いて行くが、けっこうぬかるんでいた フットパスは海岸線に近い所を通っていた 海岸を覗くと断崖になっていた
丘のピーク立った フットパスはその先も続いていた
が、その位置からA174に向かって下ることにした
丘の斜面を適当に下って行く 農家に近づいた
振り返って、パートナーを見る 一帯は荒れ地だった 草地まで下りてきた ヒツジの群れが遠巻きにこちらを見ていた


 ロビンフッズベイ村にて

 この日はステイシーズ村に行く前にロビンフッズベイ村に立ち寄りました。カレンダー写真にも選ばれたロビンフッズベイ
村は小ぢんまりとした海岸そばの漁村で、まさに絵に書いたような瀟洒な村でした。 (2001/01/28)
村の高い位置から歩き始めた 商店街にはホテルも混じっていた 海岸の方向へと歩いた
村と言うよりも小さな街だった 海岸が近づいた 海岸の間近にもホテルが建っていた
砂浜に下りて、海側から村を眺めた 砂浜では二人の少女が遊んでいた 高台に上がると、家並みが見下ろせた

家並みの良く見え
る位置を探した

この家並みの風景
がカレンダー写真
になっていた
家並みの中に喫茶店を見た また商店街を歩いて駐車地点に戻った 駐車地点に戻ると、明るい風景になっていた


 ウィットビーにて(2)

ウィットビーの近くを通るとなると、また立ち寄りたくなり再訪しました。そして、暫時の散策を楽しみました。
(2001/01/28)