TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
唐船山    からせんやま 19m 赤穂市
 
1/2.5万地図 : 播州赤穂
 
【2011年7月】 2011-77(TAJI&HM)
 
   唐船海岸より  2011 / 7

 播州の海岸にも幾つか海水浴場があり、その中で最も西に位置するのは、赤穂海浜公園の南の海岸、唐船海岸の赤穂唐船サンビーチかと思われる。夏の海水浴だけでなく、春は潮干狩りでも賑わう所である。夏は山だけでなく海も楽しみたくなるが、2011年はその赤穂唐船サンビーチに行くことにした。その唐船海岸の西端が小さな丘になっており、それが山名の付く山として兵庫県で一番低いとされる唐船山である。海水浴の前に、その唐船山の散策をすることにした。車は赤穂海浜公園の駐車場に500円を払って止める。地元の人か駐車場の外に止めている車も見かけたが、まねはしないことにした。駐車場は海岸のそばなので、唐船山はごく近くだった。海岸へと歩くが海岸には出ず、海岸そばの道を西へと歩いて、唐船山に向かった。その道が堤防にぶつかるそばが登山口だった。ごく普通の山道が始まっていたが、標高19メートルとあって、2分も歩けばもう丘の上に近づいた。草深くなった所もあったが道ははっきりしており、草をかき分けるように歩くと、草は減ってあっさりと平坦な山頂に出た。ちゃんと山名標識も立っており、山頂らしさはあった。そして南に向かって瀬戸内海が一望だった。この日はモヤの強い視界で、家島諸島はごくうっすらと、小豆島はかろうじて輪郭が分かるだけだった。それでも海を間近に眺められて、晴れ晴れとする思いだった。それにしても、散歩とも呼べない気楽さで来られたが、その気楽さも道が付いている所だけで、海岸を良く見ようと道から少し離れた所に行こうとしたところ、たちまちヤブコギだった。ちょっと苦労して海岸の見える位置に立つと、足下で20人ほどの人が海水浴を楽しんでいた。こちらもその中に加わることにした。山頂にいたのは10分ほど。視界の澄んだ日に改めて立ちたいと思いながら、山頂を後にした。
 赤穂唐船サンビーチは六日前の台風の影響で、少し水が濁っていた。また気温が30℃に満たないとあって水はやや冷たいと感じたが、瀬戸の波はごく穏やかだった。また海岸は遠浅になっており、多少沖まで泳いでも立つことが出来た。おかげで何とものんびりと泳ぐことが出来た。その泳ぎに飽きると海岸に張ったテントの中で昼寝を楽しんだりと、この7月最後の日の昼を、ごくのんびりと過ごした。
(2011/8記)(2017/11改訂)(2018/6写真改訂)
<登山日> 2011年7月31日 9:01赤穂海浜公園駐車場スタート/9:04登山口/9:07〜17山頂/後は唐船海岸で海水浴を楽しむ。
(天気) 薄い青空と薄い雲が半々と言った空だった。気温は28℃で、風はごく僅か吹いていた。視界はモヤが強く、小豆島はごくうっすらとしか見えていなかった。
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赤穂海浜公園の駐車場に車を止めた 海岸そばの道を西へと歩く 堤防のそばまで歩くと、そこが登山口だった
ごく普通の山道が始まっていた 2分も歩けば、もう山上に出た 草深い中を小径が延びていた

(←)
 山頂に着くと山
 名標識が立って
 いた

   (→)
    山頂からは瀬戸
   内海が一望だっ
   た

(←)
 西の方向に岡山
 県との県境尾根
 を見る

  (→)
   福浦向山を大きく
  見る

(←)
 東に坂越湾に面す
 る尾根を見る

  (→)
   三崎山山頂の赤穂
  御崎灯台を見る
上の写真の丸山を大きく見る 南西沖に取揚島を見る 小豆島はうっすら輪郭が分かるだけだった
山頂を離れて戻るとき、アカテガニをよく見た 登山口に戻ってきたときに、北西に黒鉄山を見る 唐船海岸はクロマツ林が波際に続く
(←)
 唐船山の散策を終
 えると、後はビー
 チで海水浴を楽し
 んだ 写真の右端
 でパートナーが浮
 き輪を持っている

 (→)
  ビーチから唐船山
  を見上げた
ビーチから西島を眺めた 同じくビーチから小豆島を眺めた