登山記録:2011年(7月〜12月)     

No. 月 日 山 名 感  想

069

7/ 2

 白岩山(神河町)
 少し標高はあるものの、梅雨どきでも無理なく登れる山として白岩山を思い付きました。車は東コースと西コースの分岐点に止めて、東コースを登って行きました。始めは舗装された林道歩きです。登山道に入っても周囲は植林が多いとあって、登る楽しさは少ないと言えます。この日は湿度が高く大汗をかきながらの登山でした。西尾根を登るようになって大岩が点在する風景となり、漸く良い雰囲気になりました。但し周囲はガスです。山頂に着きますと涼しい風があり、その風に誘われて少しばかり昼寝をしました。その間にガスは薄れており、目覚めたときは少し周囲の山並みを望めるまでになっていました。下山は西コースを歩きました。西尾根を離れますと、後は植林地の急斜面をひたすら下りましたので、1時間で下山でした。
070 7/ 3  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

071

7/ 9

 東山(鳥取県)
 鳥取若桜の東山は、ネマガリダケにすっぽりと包まれたヤブ山のイメージでしたが、そこに切り開きの道が出来て容易に山頂に立てるようになったようです。東山は標高が1400mに近いとあって、十分に高度感を持てますので、その切り開き道を登りたくなりました。車は沖ノ山林道の智頭町と若桜町の境に止めて、そこから始まる作業道を歩き出しました。すぐに目印があり、すんなりと尾根の切り開き道に入れました。登るほどにブナ林が広がるようになり、雰囲気は悪くありません。そして山頂が近づきますと展望も広がって氷ノ山がすっきりと眺められました。ゆっくりと歩いたのですが、50分少々で山頂到着です。その山頂では涼しいばかりの風を受けました。山頂でも素晴らしい展望がありました。下山は往路を戻りました。
072 7/10  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

073

7/16
 〜17

 針ノ木岳〜蓮華岳
   (北アルプス)
 10日に梅雨が明けますと、もう連日快晴です。そして16日から三連休です。そこで北アルプスで大展望を楽しむことにしましたが、18日には天気は下り坂のようです。そこで二日間で楽しめる山として、針ノ木岳、蓮華岳に向かうことにしました。但し山小屋の混雑は嫌なので、テント泊とすることにしました。
(7/16)自宅での仮眠を終えて、自宅を離れたのは1時半でした。高速道でも途中仮眠を取り、扇沢には8時半に着けました。空は晴れていましたが、山頂はもうガスに隠されていました。久々に担ぐテントは重く、暑い中を登るのはけっこう厳しさがありました。それも針ノ木雪渓を登るようになりますと、ガスの中となり涼しい中を登れました。ただ登るほどに歩度は鈍り、最後はよれよれ状態で針ノ木小屋に着きました。14時でしたがもうテント場は満員で、テントを張るのに一苦労しました。ガスが周囲を囲んでおり、疲れていたこともあって後はずっとテントの中で過ごしました。
(7/17)朝から雲一つ無い快晴です。まだ薄暗い4時半過ぎより歩き出して、まずは針ノ木岳に向かいました。朝の冷気の中、気持ち良く登れました。針ノ木岳山頂は360度の眺望でした。しかも視界は澄みきっており、槍ヶ岳を始め、どの山もくっきりと見えていました。その後は一度テント場に戻り、次に東へと歩いて蓮華岳を目指しました。雲の無い空は続いており、蓮華岳でも360度の眺望を楽しめました。二つの山を登っても、まだ10時前でした。もう悠々と下山と言いたいところですが、下山途中でパートナーがネンザをしてしまい、パートナーのザックも担いでの下山となりました。そのため、この日もよれよれ状態で扇沢に戻ってきました。それにしても素晴らしい展望を楽しめた針ノ木岳、蓮華岳でした。

074

7/22

 鶴ヶ嶺(豊岡市)
 日高町の鶴ヶ嶺は三方富士と呼ばれる姿の良い山です。天気予報は悪くなかったのですが、当日の空はどんよりとしていました。北へ向かうほど天気は悪くなり、高い山は雲に隠されていました。日高町に入りますと鶴ヶ嶺も山頂にガスがかかっていました。登山コースを知らないため南麓の観音寺集落から適当に登りました。概ね植林地を登ることになり、特に難しくも無く山頂に立てました。山頂一帯は城跡になっており、落ち着いた雰囲気でした。但し山頂はガスの世界で、おまけに霧雨が降って来ました。ただ安らぎの空間として過ごすのみでした。下山は山頂から南に延びる尾根に入りました。急尾根でしたので、一気に高度を下げて林道に下り着きました。

075

7/22

 兜山(京都府)
 鶴ヶ峰の登山を終えても13時前でしたので、もう一山登ろうと久美浜湾の兜山に向かいました。山頂まで車道が通じている山ですが、山麓のかぶと山公園に車を止めて、そこから遊歩道を登って行きました。22分で山頂でした。山頂には展望台が建っており、眼下に久見浜湾の風景が広がっていました。鶴ヶ嶺では全く展望を楽しめなかったのですが、この兜山で十分過ぎる展望を楽しめました。下山は遊歩道を戻りましたが、途中で人喰岩に立ち寄りました。そこも素晴らしい展望地でした。

076

7/23

 来日岳(豊岡市)
 円山川の河口に近い西岸で、すっくと立つ来日岳は目立つ山です。この山を初めて登ったのは、雪の積もる96年1月のことでした。そこで次に登るのなら季節を変えてと考えていました。来日バス停のそばには登山口標識があり、地図を見ることも無く登山道に入れました。登山道は始め植林の中を続きましたが、登るほどに自然林が取り巻くようになり、優しげな風景となりました。急坂が多くありましたが登山道は良く踏まれており、しっかり登れる感があって悪くありません。山頂まで90分ほどでした。山頂は電波塔が多くあって無粋ですが、涼しい風が吹いており気持ち良く過ごせました。また山頂展望もまずまずありました。1時間ばかりを涼しく過ごして、往路をすんなりと引き返しました。

077

7/31

 唐船山(赤穂市)
 登山口の標識には、唐船山は兵庫県の最低峰と書かれていました。この日は別に唐船山が目的では無く、唐船海岸の海水浴が目的です。唐船山は登山道があり、3分で山頂に立てました。山頂の展望は良く、瀬戸の海を目いっぱいに眺められました。但し、この日の視界はモヤが強く、小豆島は輪郭が解る程度でした。唐船山に立った後は、そばの唐船海岸(赤穂唐船サンビーチ)で海水浴を楽しみました。前週の台風の影響で水は少し濁っていましたが、遠浅の海岸は少し沖に出ても、楽々と立てました。また瀬戸の海は波が穏やかとあって泳ぐのは気楽なものです。少し泳いでは昼寝を楽しむなどのんびりと過ごしました。
078 7/31  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

079

8/ 6

 譲葉山(丹波市)
 丹波の低山で、じっくり尾根歩きを楽しもうと譲葉山に向かいました。八幡神社を目指しますと、柏原高校のそばに登山口標識を見ました。そこでそのコースを登ることにしました。気温は25℃ほどでしたが、蒸し暑い日で大汗をかきながらの登りでした。易しい登山道でしたが、蒸し暑さのためによれよれになって山頂に着きました。山頂には譲葉神社があり、一帯はすっかり植林地のため展望はありません。但し涼しい風が吹いていましたので、ひたすら昼寝を楽しみました。午後は北へと「分水界の径」を歩きました。展望はよくないものの尾根は優しさがあって、良い雰囲気でした。それでも蒸し暑さでばて気味になり、梅堺のピークでも暫し昼寝としました。下山は野村峠まで歩き、そこより柏原市街に向かう山道を下りました。
080 8/ 7  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町中央口>

081

8/13

 二俣山〜皆ヶ山
     (岡山県)
 お盆休暇に入りました。高速道の渋滞に巻き込まれず、また夏の登山として手頃な山をと考えて、蒜山高原の皆ヶ山に向かうことにしました。この日は快晴でした。車は蒜山高原キャンプ場の駐車場に止めましたが、キャンプ場はファミリーキャンパーで大賑わいでした。そのキャンプ場の奥から登山道が始まっていました。登山道の周囲は自然林が続き、まさに森林浴でした。登るほどにブナが増えてきました。ただ急坂も現れて、けっこう大汗をかいての登山でした。二俣山に着きますと、そこは涼しいばかりの風が吹いていました。その先では展望も現れて、大山の姿も眺められました。皆ヶ山山頂は笹が刈られたようで、東に向かって展望が広がっていました。眼前に見えるのは上蒜山でした。但し山頂は強い陽射しをまともに受けました。そこで風の涼しい二俣山に戻って、昼休憩をすると共に昼寝も楽しみました。
082 8/14  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

083

8/15

 竜ヶ岳(多可町)
 一時間程度で山頂に立てて、涼しい風に吹かれながら休みたいと思いました。そして山域は播州でと考えたとき、多可町の竜ヶ岳が思い浮かびました。清水峠に近い登山口からの最短コースが希望に叶いそうです。この日は晴れの予想でしたが、雲の多い空で、おかげでさほど暑さを感じず登って行けました。また播丹尾根に出ますと、涼しい風を受けるようになりました。残念なのは視界の悪いことで、千ヶ峰など高い山にはガスがかかっていました。ゆっくり歩いて、ちょうど一時間で山頂でした。その山頂には予想以上に涼しい風が吹いており、快いばかりでした。但し、小蠅もたくさんいましたが。展望は楽しめないとあって、ひたすら昼寝を楽しみました。おかげで2時間余りも山頂で過ごしてしまいました。

084

8/20

 三濃山(相生市)
 どんよりとした曇り空で、午後は雨の予想でしたので、近くで気になる山を訪れることにいました。三濃山は南側から登るのが一般的ですが、北側の光都側からも登れます。その北側コースを歩くことにしました。登山口の標高は390mですので、山頂との標高差は100m少々しかありません。登山口に着いた直後より雨となりました。第二配水池のそばから始まるハイキングコースを歩き出しますと、道はすっかり遊歩道として整備されており、ごく簡単に山頂に立てました。ガスの漂う山頂はひっそりとしていました。その山頂で気になっていましたのは老アカガシの回復具合ですが、保存会の努力によって、若い芽が地道に育っていました。それを見届けて下山としました。下山は1.6kmコースを歩きました。その登山口に出たとき、空き地に20頭ほどの鹿の群れを見ました。こんなに多くの鹿をみたのは初めてです。
085 8/21  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>
086 8/27  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

087

8/28

 飯降山(福井県)
 福井県北部にあります経ヶ岳を目指しました。大野市に入ったときに山頂は見えていたのですが、いざ登り始めますと上空をガス雲が広がり出しました。ガスの中で山頂に立ちたく無く経ヶ岳は諦めました。替わりに選んだのが飯降山です。登山口は大野市の市街地に近い位置にありました。その登山を始めたときは11時が近くなっていました。蒸し暑い日中の登山とあって、たちまち大汗です。歩き易い登山道でしたが、次第にばててきました。そこで無理をせず、体がだるくなると登山道の上で暫く休みました。そしてまた登ります。それを何度か繰り返したため3時間半近くかかって山頂に着きました。その山頂でも昼寝としました。涼しい山頂でしたのですっかり元気になり、おかげで下山は楽で、ほとんど休まず下りました。暑い日の登山は、無理は禁物です。ところで経ヶ岳は予想通りに雲に隠されていましたので、この日の目標切り替えには納得出来ました。

088

8/29

 頭巾山(福井県)
 福井県と京都府を分ける尾根では、頭巾山は最高峰となります。その頭巾山を福井県側の野鹿谷林道コースで訪れました。林道は登山口まで通じていますが、途中荒れている所もありましたので、少し手前の野鹿の滝遊歩道が始まる位置から歩き出しました。林道沿いの渓谷を眺めながら歩きますと、30分で登山口でした。登山道は尾根に出るまで植林地をつづら折れで続いていましたが、尾根を歩くようになりますと自然林に囲まれるようになりました。山頂が近づきますと急坂も現れましたが、特に無理もなく1時間で山頂でした。山頂は静かな落ち着ける所でしたが、蒸し暑い中を登って来ましたので、まずは山頂のおこもり堂で暫しの昼寝としました。一息つけたところで周囲の展望を楽しみました。下山は登ってきたコースをすんなりと引き返しました。下山を終えますと、最後に野鹿の滝を訪れました。落差があり水量もたっぷりで、見栄えのする滝でした。
089 9/ 3  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

090

9/ 4

 金輪山(たつの市)
 夜のうちに台風12号は通り過ぎましたが、曇り空でときおり雨の降る日中でした。午後に入って少し陽射しが見られるようになりましたので、近くの山を登ることにしました。金輪山の北からのコースに興味がありましたので、金輪山に向かいました。北西麓の神岡町沢田に入りますと、梛神社のそばからハイキングコースが始まっていました。そこは「梛獅子の丘」で、コースは三つありましたが、早く山頂に立とうと中尾根を登るコースを歩きました。ごく易しい道で、40分ほどで山頂に立てました。予想外は天気が悪くなってきたことです。登るうちに雲が黒くなり、山頂に立つ頃より霧雨となりました。視界も雨雲に閉ざされてしまいました。まずは山頂に立ったことを良しとして、下山としました。下山は違うコースを歩きたかったのですが、雨脚が強くなってきましたので、早く下山しようと往路と同じ中尾根コースを下りました。

091

9/10

 禅師山(宍粟市)
 宍粟50山に禅師山が選ばれていました。99年に山名を知らないまま宇原集落側から登っていましたが、今度はガイド本に紹介されています、西麓の戸原小学校からのコースで登ることにしました。往路は禅師谷コースを歩きました。谷は石がゴロゴロしており、少し歩き難いコースでした。ただそのことよりも蒸し暑さでバテ気味になりました。尾根に出た後はスムーズでしたが、山頂ではバテ気味の体を労るため、暫し横になって昼寝としました。山頂は涼しい風があり、まずまず元気を取り戻せました。但し山頂は展望がありませんでした。下山は尾根コースを下りました。そのコースの近くに送電塔が建っており、展望があって山崎市街を囲む山並みが眺められました。尾根コースは優しい道で続いており、良い雰囲気で登山口に戻って来られました。麓は30℃を越す暑さでした。
092 9/11  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

093

9/18

 東里ヶ岳(豊岡市)
 但東町の東里ヶ岳は姿の良い山です。その東里ヶ岳を97年に登っていますが、尾根は笹に覆われており山頂の展望も今一つでした。その東里ヶ岳に登山道が作られ、山頂展望も良くなったと聞きましたので再訪としました。登山道はてっきり東里集落からだと思い込んで東里集落に来たところ、以前のままの佇まいで新しい道は見えません。どうやら別の方向に作られたようでした。そこで前回同様に沢沿いをまず歩いて、途中から斜面を適当に登って尾根に出ました。以前と違うのは、すっかり笹が消えていたことです。おかげで無理なく歩けました。山頂手前には新しい反射板があり、西に向かって展望が楽しめました。そして山頂も好展望に変わっており、東に天橋立、西には床尾山と十分な展望を楽しめました。山頂に着いて、新しい登山道は南側から来ていることが分かりました。下山は北西へ延びる尾根を下って林道に下り、その林道で東里集落へと戻りました。

094

9/19

 金輪山(たつの市)
 曇り空で、その雲も黒々としていましたので、近くの山で昼を過ごすことにしました。金輪山は2週間前に登ったばかりですが、夕方のハイキングの上に雨も降って、十分に楽しんだとは言えません。そのとき歩いたのが「梛獅子の丘」の中尾根コースです。梛獅子の丘には他にものろし台跡を通る眺望尾根コースや谷筋コースもありますので、その二つを歩くことにしました。往路は眺望尾根コースとしました。すぐに尾根に上がり、後は易しい尾根歩きで眺望を楽しみながらです。昼食は山頂の一つ手前のピークでとりました。その頃には青空が増えてきました。山頂に移って、澄んだ視界の下で展望を楽しみました。下山は谷筋コースを下って、麓では大池、小池の池巡りもしました。その頃には、空はすっかり快晴になっていました。

095

9/23

 久住山〜中岳
     (大分県)
 先週の三連休は天気が今一つでしたが、今週の三連休は快晴が期待出来ました。そこで九州の山を登りたくなりました。久住山は18年前に登っていましたが、雨の登山となって残念でした。そこで今一度登りたいとの思いで向かいました。前夜は19時を過ぎて自宅を離れました。ひたすら山陽道を走って九州へ。途中で何度か仮眠をしましたので、7時過ぎに九重ICを降りました。登山口は牧ノ戸峠ですが、8時にして広い駐車場は満車でした。この日は大快晴。しかも澄み切った視界でした。大勢のハイカーに混じってのハイキングで、荒々しい火山の姿を見せる久住山登山を楽しみました。山頂は360度の大展望で、昔年の思いに終止符を打つことが出来ました。この後は静かなハイキングでした。優しげな稲星山、九州本土で最高峰の中岳、御池を眺める天狗ヶ城、そして岩場の尾根を歩く星生山と、個性のある山々を巡りました。

096

9/24

 涌蓋山(大分県)
 涌蓋山は九重火山群に数えられますが、北西に少し離れており、独立峰的な雰囲気を持った美しい山です。その涌蓋山を筋湯温泉から始まるコースで登りました。登るうちに草原の中へと入り、その先に涌蓋山が現れたときは感動ものでした。後は涌蓋山を見ながらの登りでした。優しい草原があれば樹林帯もあり、またヤブも現れました。そして山頂が近づけば急坂となって、けっこう登り堪えもあって登山としても楽しめました。山頂は大勢のハイカーで賑わっていました。道中も展望には恵まれましたが、山頂はいっそうの展望地で九重山群や阿蘇山が一望でした。その涌蓋山から引き返す形で、ミソコブシ山、一目山と二つのピークに立ちました。草原のハイキングが続き、歩くうちに涌蓋山の見え方が変わるのも面白いものでした。
097 9/25  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町中央口>

098

10/ 1

 高雄山〜川向山
     (赤穂市)
 「赤穂ふれあいの森」を久々に歩いてみたくなりました。三重山から高雄山まで歩けば良いのですが、南半分だけで楽しむことにしました。山上へ出る道として、高雄山の裏参道を歩きました。高雄山の前に南端にあります御蔵山に登りますと、猟犬がネットに引っかかっていました。ネットから解放してあげました。その後は、高雄山の山頂で昼食をとりました。そして川向山まで歩きました。どうも以前よりコースが荒れてきているのが気になりました。川向山は7年前に登ったときは、山火事直後とあって哀れな姿でしたが、だいぶ植生が回復していました。その川向山で山頂展望を十分に楽しみました。下山は歩いてきた道を引き返しました。そして高雄山は巻き道を歩いて、表参道で麓に下りました。
099 10/ 2  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

100

10/ 8

 黒姫山(長野県)
 三連休を利用して北信五岳を登ることにしました。前夜に自宅を離れて、途中仮眠をとりながら高速道を走りますと、信濃町ICを8時前に降りることが出来ました。この日の目的の黒姫山は、周囲から目立っている富士の姿をした秀峰です。この日は快晴でした。車は種池登山口に止めて、古池経由で新道コースを登って行きました。登山道はぬかるみが多くあり小石も多く、歩き易いコースとは言えませんでしたが、美しい黒姫の森を眺めながら登りました。しらたま平では飯縄山から戸隠山、高妻山と大展望を楽しめました。山頂は外輪山の一角でした。大勢のハイカーで賑わっていました。そこも好展望地で、東に野尻湖も望めました。下山は峰ノ大池を通る西登山道を下りました。少しマイナーなコースでしたが、天狗岩と呼ばれる大岩群を通ったりもしました。意外と手強さのあった黒姫山でしたが、好天のハイキングを楽しめました。

101

10/ 9

 飯縄山(長野県)
 北信五岳の山旅二日目は、優しい山容の飯縄山です。その飯縄山を戸隠神社奥社のそばから歩き始めました。始めに中社まで歩き、その近くから始まる西登山道を登って行きました。自然林が美しい尾根をずっと歩きました。途中に岩の多い所もありましたが、まずは優しい尾根歩きでした。山上に出ますと、一気に展望が広がりました。それを眺めながら笹の中を山頂へと近づきました。澄んだ空の下、何とも楽しいハイキングです。山頂も展望は素晴らしく、大勢のハイカーが来ていました。下山は瑪瑙山を通るコースを歩きましたが、瑪瑙山の先で中社への近道コースではと思って歩いた道が逆に遠回りコースでした。戸隠スキー場からは車道歩きとなり、別荘地を通って奥社の入口に戻ってきたときは16時が近い時間になっていました。その奥社に近いそば屋で戸隠そばを頂いた後、今度は戸隠神社の奥社までの往復ハイキングをしました。前日も長いハイキングでしたが、この日も9時間ほどのハイキングになってしまいました。
102 10/10  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

103

10/16

 高取山(神戸市)
 2年前に塩屋駅を起点に須磨アルプスを登って妙法寺駅まで歩きましたが、その続きをすることにしました。この日は妙法寺駅がスタートです。六甲全山縦走路の標識を追うように歩きますと、前方に高取山が見えてきました。住宅地を抜け公園を抜けて、ひたすら縦走路を辿りました。野路山公園を過ぎて漸く登山道を歩くようになりました。高取山は三角点ピークと最高点ピークの両方に立ちました。雨上がりの後の快晴でしたが、視界はうっすらしていました。その後はまた縦走路歩きです。ひたすら住宅街を歩いて鵯越駅に向かいました。その鵯越駅で高取山ハイキングを終了としました。

104

10/16

 菊水山〜鍋蓋山
     (神戸市)
 鵯越駅で気持ちを切り替えて菊水山に向かいました。このコースは2度目です。菊水山駅を過ぎ石井ダムのそばを過ぎて行きます。そして山頂まで900mとなり急坂が始まりました。やはり山頂直下の急坂は改めてきついと思いました。大汗となって着いた菊水山は、多くのファミリーで大賑わいでした。その後は鍋蓋山へと歩きましたが、まだまだ大勢の人とすれ違いました。それが鍋蓋山を後にして鍋蓋北道に入りますと、全く人に出会うことも無く静かなハイキングとなりました。鈴蘭台へと下って鈴蘭台駅でこの日のハイキングを終了としました。
105 10/22  京見山(姫路市)  <京見町東口→山頂→熊見登山口>

106

10/23

 南山(姫路市)
 御着駅の南東に位置する南山は、山頂まで遊歩道が通じています。1996年に登ったときは、ごく簡単に登ってしまい呆気ない感じでしたので、じっくり登ることにしました。スタートは御着駅です。姫路工業団地の一角から遊歩道を登って行きますと、あまり歩かれていないようで荒れ気味になっていました。展望も木立が育ったことで、以前より悪くなったようです。山頂の三角点から更に先へと歩きますと、そちらは巡視路でどこに通じているのかと興味を持って下りました。下り着いた所は播但連絡道の大塩別所ICに近い位置でした。様子が分かったことで、そこより引き返して、もう一度山頂に立ちました。その下山では四郷町本郷へ向かうコースを下りますと、そちらはすっかりヤブになっていました。
107 10/28  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→才登山口>

108

10/29

 西光寺山(西脇市)
 西光寺山の西脇市側からのコースを18年ぶりに登ることにしました。登山道は近畿自然歩道になっており、よく整備されているだけでなく標識も点々と付いており、すっかり歩き易くなっていました。こぐり岩を過ぎますとやや急坂となってきましたが、それも適度な登り堪えがあり悪くありません。歩き始めてから1時間半で山頂に立てました。まだ10時台だったためか山頂には他に人はおらず、パートナーと二人きりで過ごせました。山頂は以前と変わらず好展望を楽しめました。下山は往路を戻りましたが、途中で尾根コースに入りましたので一時間で戻ってきました。

109

10/29

 八日山(西脇市)
 西光寺山登山を午前で終えてしまいましたので、もう一山登ろうと、西脇の市街地に接する八日山に向かいました。往路は八幡神社登山口からの道を登りました。登山道はよく整備されており、無理なく登って行けました。登山口から15分で東峰に着きました。そこは好展望地で足下に西脇の市街地が広がっていました。次に西峰に立ちました。そこも素晴らしい展望地で、西光寺山も望めました。下山は周回とすべく西峰から南西尾根を下って麓に下りました。

110

11/ 3

 笠ヶ城山(宍粟市)
 笠ヶ城山とクサイソ山の鞍部は、モミジ谷と呼ばれるそうです。季節的にモミジの紅葉が楽しめるのではと思って出かけました。登りは大谷登山口からです。植林地を登ってモミジ谷に着きますと、まだ紅葉は始まっていませんでした。今年の紅葉は遅いようです。そこより尾根を登って山頂に着きますと、山頂は木が切られたようで、すっかり展望の山に変わっていました。西には荒尾山、東には一山と、十分に展望を楽しみました。下山は峠登山口へと下りましたが、周回で1時間半ほど歩くだけでしたので、宍粟の山としてはごく気楽なハイキングでした。

111

11/ 5

 赤谷山(宍粟市)
 雨の中で、しっとり濡れた紅葉を楽しみたくなりました。今年の紅葉は遅いようで、宍粟市の北部が良さそうに思えて、赤谷山を戸倉スキー場からのコースで登ることにしました。雨は昼前からと予想されていたのですが、朝から降り出して、雨の中を登り出すことになりました。尾根の木立は落葉が進んでいたものの、まだまだ見頃の木立も多くあり、薄紅色や浅黄色の紅葉を愛でながら、ゆっくりと登って行きました。標高が千メートルを越えてきますと、木立は裸木となって、紅葉は終わりです。笹の中を登り、ガスですっかり視界を塞がれた山頂に立ちました。下山は登ってきた東尾根をすんなり下りました。雨の中、予定通りに紅葉を楽しみました。

112

11/12

 一山(宍粟市)
 3日の文化の日に笠ヶ城山に登りましたが、その山頂から一山が程良い色付きで眺められました。そこでまだ紅葉が楽しめるだろうと、一山に向かいました。自然林を楽しめるのは南斜面ですので、高野峠からのコースを歩くことにしました。始めに伐採地と植林地を抜けて行き、895mピークを越えた鞍部から自然林の森に入りました。落葉が進んでいるものの、赤く色付いたカエデが多くあり、目を楽しませてくれました。そして山頂に付きますと、そこは変わらず素晴らしい展望地です。しかも澄んだ青空が広がっていましたので、思いっきり展望を楽しみました。下山は往路を辿って高野峠へ。再び紅葉の森を楽しみました。
113 11/13  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町中央口>
114 11/19  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

115

11/20

 再度山〜高雄山
     (神戸市)
 一ヶ月前に高取山から菊水山、鍋蓋山と登りましたが、その東隣の再度山と高雄山を登ることにしました。新神戸駅からスタートして、始めに滝山城址がある城山に着きました。そして奥ノ院の横から山道に入り再度山の山頂に立ちました。相変わらず展望の無い山頂です。そこから再度公園に出ますとモミジが見事に紅葉していました。そこからは高雄山に向かおうとしたところ、新しい道が多くあり、古い地図では役に立ちません。そこで適当に向かって適当に西斜面に取り付きました。無理やり急斜面を登って行きますと、予想通りに登山道に合流でき、後は難なく山頂に立てました。こちらの方は少し展望があり、淡路島まで眺められました。下山は市ヶ原へと下り、布引貯水池、布引ノ滝と歩いて、新神戸駅に戻って来ました。

116

11/23

 愛宕山(加西市)
 加西市には愛宕山が二つはあるようで、4月に畑町も愛宕山を登っていましたが、この日は大工町の愛宕山に向かいました。普明寺そばの墓地にありました駐車場から歩き始めました。始めは八十八ヶ所巡りの参道を歩いて行きました。少し登ると展望台が建っていました。加西市の田園風景が眺められました。その先より尾根道に入りましたが、車も通れる作業道でした。その車道とは別にときおり小径も現れました。作業道は愛宕山の山頂まで続いていました。その先の尾根道は山道です。所によってはヤブになっていました。三角点ピークを過ぎて、その先の鞍部から下山としました。峠道があり、麓の奥山寺に下り着きました。この日のハイキングは前半が遊歩道歩き、、後半が荒れ道とちぐはぐでしたが、静かな里山歩きが楽しめました。

117

11/26

 筑波山(茨城県)
 茨城県南部で仕事をしていましたが、土、日ともに休みとなりました。そこで仕事先からも見えていました名峰の筑波山を登ることにしました。宿泊先の土浦からバス便があり、アプローチは楽でした。往路はつつじヶ丘から始まるコースを登りました。快晴とあって、登山道を多くのハイカーが登っていました。奇岩を見ながら山上に出ますと、そこはロープウェイとケーブルカーで来た人も加わって、大賑わいでした。その大勢の人に混じって、女体山と男体山の二つの山頂に立ちました。展望も日光の山並みが眺められました。下山は始めはつつじヶ丘コースを下り、途中から筑波山神社に向かうコースを下りました。こちらは至って静かで落ち着きがありました。下山後はバスを途中下車して、少し離れた位置から筑波山を眺めました。

118

11/27

 愛宕山〜難台山
       〜吾国山
     (茨城県)
 この日は静かなハイキングをすることにしました。電車の駅を起点と終点に出来るコースを選びました。スタートは常磐線の岩間駅です。まずは山頂に愛宕神社がある愛宕山に登りました。そこから北へと尾根を辿って行きました。尾根道は防火帯を兼ねているようで、幅の広い道が緩やかに続いていました。季節がら落ち葉に覆われており、それを踏みながらの尾根道歩きでした。その雰囲気を楽しみながら難台山の山頂に立ちました。展望はありませんでしたが、落ち着きのある山頂でした。その先も尾根を辿って道祖神峠を越し、次のピークの吾国山に立ちました。こちらは展望に恵まれていました。その先は下山路となり、笠間市の福原地区に下り着きました。後は車道を北へと歩いて、水戸線の福原駅がゴールです。

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12/ 4

 伊勢山(姫路市)
 土日ともに用事があり、日曜の午後になって体が空きました。そこで近場でミニハイキングを楽しむことにしました。今年の紅葉は遅く、播州南部は12月に入って紅葉の見頃となりました。どの山も明るい茶色や黄に山肌を染めており、伊勢山も同様でした。スタート地点は「伊勢岩屋の森」で、この日は空木城跡を通るコースで伊勢山に向かいました。尾根は紅葉に彩られ、それを見ながら楽しく登りました。視界は良く澄んでおり、空木城跡、伊勢山西峰では存分に展望を楽しみました。瀬戸の海や北の山並みを眺めるだけでなく、近くの山も見事に紅葉した姿を見せており、それを見ているだけでも楽しいものでした。それで満足してしまい、下山は西峰から入口広場へとすんなり戻り、2時間ばかりのハイキングを終了しました。

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12/11

 大蔵山(たつの市)
 たつの市の最高峰となります大蔵山を久々に訪れました。コースはガイド本の「ふるさと兵庫100山」を参考にしました。揖西町中垣内の井関三神社を起点に歩き出して、南西の尾根を登って行きました。西の峠池に着きますと、そこは菖蒲谷森林公園になっており、小ぎれいな湖畔風景が広がっていました。その先は遊歩道歩きの感じで、大蔵山の山頂です。そこは以前と同じく展望はありませんが、北隣のピークには展望台が出来ており、瀬戸内海まで広く眺められました。その後は大成池へと下り、新池へと歩いて行きました。どちらの池も公園散策の感じで楽しめました。新池からの下山は登山コースを辿らず、新池から流れ出る沢に沿って下りました。沢歩きが主体で少し危ない所もありましたが、無事に登山道に合流しました。

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12/17

 亀山(たつの市)
 一週前の大蔵山からの下山で大成山林道を歩きましたが、その大成山林道を歩いて亀山に登ることを思い付きました。そこで早速の実行です。スタートは中垣内教育キャンプ場からです。谷の紅葉はほぼ終わっており、残った葉は茶枯れた色に変わっていました。亀池までは1時間でした。静かな湖面を眺めた後、亀山に立ちました。山頂は以前と変わらない佇まいで、東に広がる風景を見ながら、穏やかに昼どきを過ごしました。この後は新池に立ち寄り、近くの三角点ピーク(点名・大成山)に立った後、再び大成山林道を歩いて戻ってきました。
122 12/18  京見山(姫路市)  <才尾根コース登山口→山頂→京見町中央口>

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12/24

 西銘岳(沖縄県)
 三度目の沖縄本島の山行に出かけました。前日は移動日で名護市まで移動しました。この日は北部の国頭村に広がるヤンバルの森から、三つの山を選んで登ることにしました。最初に向かった西銘岳は、ヤンバルの森の北辺に近い山です。うまく登山口が見つかって、ごくスムーズに登って行けました。ヤンバルの美しい森を眺めながら歩きますと30分で山頂に立てました。山頂からは青い海に浮かぶ与論島が眺められました。下山はすんなりと往路を戻りました。

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12/24

 尾西岳(沖縄県)
 この日二つの山は西銘岳よりも更に北に位置する尾西岳です。沖縄本島の北端に近い山です。こちらは登山口が見つからず少しヤブっぽい斜面を適当に登って尾根に出ました。その尾根上に登山道を見ましたので、後はスムーズに歩けてこちらも30分とかからず山頂でした。尾西岳は海岸に近いため、太平洋が間近く眺められました。もちろん与論島も見えていました。尾西岳もピストン登山としました。

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12/24

 伊部岳(沖縄県)
 この日三つ目の山は伊部岳です。尾西岳を離れますと東海岸沿いの県道70号線を南下しました。走っていますと、右手前方に遠くからでも目立つ裾野を長く引いた山が見えてきました。それが伊部岳でした。こちらは登山コースがあり、始めに林道を歩き途中から登山道に入りました。登山口との標高差が150mほどあり、最後は急坂が続いてこの日一番のメリハリのある登山が出来ました。この山も山頂から太平洋が眺められました。この山も往路を戻って下山しました。

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12/25

 古巣岳〜安和岳
     (沖縄県)
 沖縄山行2日目は、本部半島の古巣岳と安和岳を目指しました。勝山公民館の前からスタートです。シークヮーサー畑を抜けて北に延びる谷筋を登って行きますと、その途中から古巣岳への道が分岐しました。先に古巣岳を目指しますと、登山道は急坂が多く、しかも尖った石灰岩をよじ登ったりもして、けっこうワイルドでした。その古巣岳の山頂は素晴らしい展望地で、本部半島に名護湾の風景が一望でした。一度谷筋に戻り、安和岳を目指しました。安和岳も急坂あり鋭い岩ありで、険しさは古巣岳に負けていません。安和岳の山頂も好展望地で、強風と小雨を受けながら、古巣岳に劣らない展望を楽しみました。

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12/25

 デーサンダームイ
     (沖縄県)
 安和岳からの下山を終えてもまだ14時半でしたので、もう一つ登ろうと、デーサンダームイに向かいました。本部半島の西端に近い山です。登山道はヤブ道と言ってよいほどでしたが、目印を追って登りました。ごく小さな山でしたので、15分で山頂でした。曇り空とあって薄暗い空でしたが、山頂の展望は悪くありません。本部富士は間近にあり遠くは伊江城山も眺められて、360度の展望を楽しみました。

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12/26

 運玉森(沖縄県)
 3日目はもう帰る日です。空港に戻る前に運玉森を登ることにしました。この日は朝から快晴でした。カーナビを運玉森にセットして走りますと、どんぴしゃりで運玉森の登山口そばに着きました。丘のような小さな山を中腹から登りますので、歩き始めてから10分とかからず山頂でした。時間としてはごく短時間でしたが、急斜面の道はぬかるんでおり、けっこう歩き難さがありました。山頂はほぼ360度の眺望で、特に東の方向、太平洋の広がる風景が一望でした。気温は20℃ほどあり、風はひたすら爽やかで、冬の沖縄の暖かさを十分に味わえました。

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12/30

 仏ヶ台山(相生市)
 瀬戸の陽光を受けながら昼食をとろうと、御津山脈の西端となります仏ヶ台山に向かいました。往路は北西麓に位置する加茂神社からのコースです。ごく細い小径でしたが、特にヤブになることは無く、まずは大黒山に立ちました。そこより仏ヶ台山へと向かい出しますと、シダヤブが現れたりして歩きにくくなりました。それが仏ヶ台山の手前で、ぽっかりと瀬戸を眺められる空間が現れ、まさに陽光が降り注いでいました。願い通りに明るい陽を受けて、昼どきを過ごせました。仏ヶ台山からは東へと尾根道を大浦西登山口への道が分岐する峠まで歩きました。その間、所々で展望が現れて、室津の港も眺められました。野瀬集落への道はけっこうヤブっぽい道でしたが、野瀬奥山の尾根を間近に眺められました。

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12/31

 千ヶ峰(神河町)
 2011年の登山を千ヶ峰で締めくくることにしました。少し雪を楽しもうとの期待を持ってです。コースとしては神河町側からで、往路は石風呂コースを登って行きました。始めは林道歩きで林道はすっかり雪に覆われていました。ただ雪の量は少ないため、無理なく登って行けました。登山道に入りますと、そこもすっかり雪に覆われていましたが、15センチほどでした。踏み跡は無くミニラッセルで山頂に立ちました。この日は快晴で、氷ノ山を始めとして、360度の展望を楽しめました。また少しですが霧氷も見られました。下山は始めに市原峠を目指して尾根歩きです。尾根道はメインコースとあって、はっきりとトレースが付いていました。市原峠の手前で水谷コースに入り新田地区を目指しました。こちらのコースはほぼ樹林帯の中を下ったり林道を長く歩いたりと、少しマイナー感がありました。ただ往路と同じく静かなコースでした。