◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <茨城県の山> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
筑波山 つくばさん | 877m | つくば市(茨城県) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 筑波 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2011年11月】 No.2 | 2011-117(TAJI) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
筑波山の南麓より 2011 / 1 |
2003年の最初の筑波山登山は、蒸し暑かった上に山上はガスが漂って、十分に楽しめたとは言えなかった。そこで再訪する機会があれば、晴れた筑波山を楽しみたいと願っていた。その機会は2011年11月に突然湧いてきた。11月後半に茨城県南部へ急な出張があり、その間の土日が空くことになった。しかも快晴が期待された。そうなると、一日を筑波山登山で楽しむことにした。宿泊先は土浦駅前だったが、都合の良いことに土浦駅から筑波山の麓までバス便があった。そこでバスを利用して、筑波山の登山口に向かうことにした。 11月26日の土曜日は、天気予報通り朝から快晴だった。空は青く、雲は僅かに見るだけだった。土浦駅西口のバスターミナルで、8時発の筑波山口行きに乗り込んだ。他に8人ほどの乗客がいたが、ほとんどがハイカーだった。土浦市を抜けてつくば市を走っていると、北に筑波山が青空の下に眺められるようになった。バスを沼田バス停で降り、10分ほど待ってつくば駅からの筑波山シャトルバスに乗り移った。ハイカーに便利なようにバスダイヤが出来ているようだった。バスは筑波山を目指して登り出し、表登山道の登山口がある筑波山神社入口バス停に着いたが、そこでは降りず終点のつつじヶ丘で降りた。考えていたこの日のコースは、つつじヶ丘からおたつ石コース(つつじヶ丘コース)、白雲橋コースと辿って、まずは女体山の山頂に立ち、そして男体山を登る。御幸ヶ原で休憩した後、下山は女体山まで戻って来る。そして白雲橋コースをずっと下って筑波山神社のそばに下りてくると言うものだった。この日のハイキングの様子は、下の写真帳で見ていただくことにするが、快晴とあって予想以上に多くのハイカーが訪れていた。中には赤ん坊を背負っていたり、幼児を連れていたりと、けっこう若いファミリーを多く見かけたので、これは時間がかかるとみていたが、朝の早い時間だったためか、途中からはごくスムーズに登って行けた。山上はハイカーだけでなく、ロープウェイやケーブルカーで来た観光客が加わって、いっそうの賑わいだった。それでも広い山上なので、ごくゆったりと過ごすことが出来た。いくぶん濁った視界のため、展望は素晴らしいとまでは言えなかったが、日光連山に霞ヶ浦も眺められて、まずは満足の出来るものだった。心配は下山のコースでの混雑だったが、初めこそグループ登山で登って来る人もあって渋滞があったが、途中でおたつ石コースが分岐すると、一気に静かになった。やはり時間のかかるコースは敬遠されるようだったが、登山道は深い森の佇まいがあり、悪い雰囲気ではなかった。筑波山神社に下り着くと、少しの間、境内を散策した。そして筑波山神社入口バス停で13時10分のバスに乗り込んだ。バスはつくば駅行きなので、沼田バス停で下りると、そこから数分歩いて筑波山口のバスターミナルに出た。僅かな時間待つだけで、ターミナル始発の土浦駅行きのバスに乗り込んだが、車窓から見える筑波山の姿に後ろ髪を引かれる思いになった。そのまま帰ってしまうのがもったいなくなり、そこで大貫バス停で途中下車して、暫し筑波山を眺めて過ごした。これで思い残すことは無くなり、次のバス便に乗り込んだ。 (2011/12記)(2021/6改訂) |
<登山日> | 2011年11月26日 | 9:24つつじヶ丘駐車場スタート/おたつ石コース(つつじヶ丘コース)を登る/9:50白雲橋コースに合流する/10:15〜25女体山/10:46男体山/11:42まで山上で過ごし、白雲橋コースを下る/12:05おたつ石コース分岐点/12:41迎場コースが合流する/12:48車道に出る/13:03筑波山神社入口バス停エンド。 | |
(天気) | 快晴。朝に僅かにあった雲もそのうちに無くなり、雲一つ無い空となる。木陰は冷えており、9℃ほどだったが、山上は陽射しを受けて13℃ほどになっていた。風がほとんど無いため、さほど寒いとは思わなかった。視界は少しうっすらとしており、遠方は霞気味だった。終日、好天は続いた。 | ||
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