TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
金輪山    こんりんやま 227.7m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2011年9月】 No.4 2011-94(TAJI&HM)
 
    手前の210mピークより山頂を望む  2011 / 9

 二週間前の9月4日のハイキングが夕方だった上に雨も降ってきて、慌ただしいままに下山してしまった。そのためもう少しゆっくりと楽しみたかったの思いが心に残っていた。そこで天気の良い日にもう一度と思っていたところ、9月19日に早速再訪の機会が訪れた。この日は月曜日ながら敬老の日の祝日になっていた。ただ空は雲が広がっており、北の天気は悪いようだった。そこで近場の山で昼を過ごそうと考えたとき、金輪山の再訪を思いついたものである。4日に登った中尾根コース以外の他の2コースを歩こうとの考えだった。空の雲は黒みがあったが、雲の厚みはあまり無いようで、青空の覗く所もあった。どうやら雨の心配は無さそうだった。「椰獅子の丘」の駐車場に着いたのは11時のこと。往路は一番長く尾根を歩く、展望尾根コースとした。駐車場のそばからすぐに尾根を目指すコースで、数分で尾根に出た。後は尾根のままに遊歩道を歩くのみ。尾根はひたすら緩やかで、散歩のようなものだった。小さなピークに着くと、そこは一帯が平らになっており、標識は無かったが、「のろし台跡」のようだった。展望もあって北の方向が眺められたが、間近に見える大源寺山は陽射しを受けていた。空は少しずつ良くなっているようだった。その先は緩い下りとなり、そのなだらかな道を歩くうちに、左手から谷すじコースが合流した。そして尾根の傾斜が増してきた。そこは階段道だった。ほぼ登りきる手前で、左からまた遊歩道が合流した。2週間前に歩いた中尾根コースだった。この後は前回と同じ道を歩くので、コースの様子は割愛するが、歩くうちに天気ははっきりと良くなってきた。雲が多いながらも、晴れと言えるまでになってきた。山頂手前のピークに着いて、ここで昼休憩とした。木陰にはベンチがあって、休むには山頂よりも良いと思えたためだった。そのピークからは瀬戸内海も見えており、そちらの風景を見ながらの昼どきだった。そこで15分ほど過ごした後、山頂に移った。山頂では千畳敷まで歩いて、そこから見える御津山脈の風景を楽しんだ。そして下山は予定通り谷すじコースで下ったが、このコースも尾根と麓との標高差は少ないとあって、ごく僅かな時間で麓に下り着いた。そこは大池のはたで、そのまま車道に出て駐車地点に戻ってもよかったが、目の前の大池とそれに続く小池とを巡る小径もあったので、そちらを歩いて駐車場へと戻った。ざっと2時間程度のミニハイキングだったが、これで「椰獅子の丘」を十分に楽しめたとの思いを持つことが出来た。次回は西の龍野町島田からのコースで山頂に立って、椰神社へと下りるのも悪くないと思いながら、「椰獅子の丘」を後にした。
(2011/10記)(2018/12写真改訂)
<登山日> 2011年9月19日 11:05スタート/11:17〜27のろし台跡/11:40〜45南展望ベンチ/11:55〜12:10山頂手前のピーク/12:16〜40山頂/13:16エンド。
(天気) スタート時の空は曇り空。黒い雲だったが、青空も一部に見えていた。気温は29℃と高めで、蒸し暑さもあった。尾根に出ると、少し風を受ける。次第に青空が増えて、晴れへと変わってきた。山頂では十分に涼しい風を受ける。視界はまずまず良かった。下山を終えたときは、快晴の空だった。
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(←)
二週間後に訪れる
とヒガンバナが咲
いていた

 (→)
 この日は尾根コー
 スを歩こうと案内
 板のそばのゲート
 を通った
尾根に向かってすぐに登り坂が始まった 数分も登れば尾根に出た 尾根道は緩やかな道で始まった
尾根は傾斜が増してくると、階段道になっていた 途中で送電塔に出会った のろし台跡に近づいたとき、ベンチが現れた
のろし台跡の一帯は平坦になっていた 案内標識にセミの抜け殻を見る

(←)
のろし台跡からは
北に向かって展望
があった

 (→)
  大源寺山に陽射し
  が当たっていた
尾根の方向は南へと変わり、階段を下る 階段の先は緩やかな尾根道が続く 谷筋コースが合流した
また階段道の登りが始まると、陽が射してきた 天気は、はっきりと晴れに変わってきた 尾根から北西方向の祇園嶽を大きく見る

(←)
大源寺山の尾根の
奥に黒尾山を見る
その山頂は雲に隠
されていた

 (→)
 北東に伊勢山を見
 
中尾根コースが合流すると、後は二週間前に歩いたコ
ースを辿ることになる
山頂手前の210mピークにはベンチが置かれている
ので、ここで昼休憩とした
210mピークから山頂を望む 南の空はまだ雲が多
かった

南に瀬戸内海が
望まれた

この風景を見な
がらの昼食だっ


男鹿島を大きく見

210mピークを離れて、山頂へと近づいた 山頂に建つ竜野テレビ中継放送所のそばを通った 展望地でもある千畳敷まで歩いた
千畳敷で一番眺めが良かったのは、この東から南にかけての方向だった
上の写真に写る高御位山の辺りを大きく見る 上の写真に写る城山から京見山にかけてを大きく見る
南西の御津山脈の方向を見る Y山の左側に西島が覗いていた
的場山の左手に宝台山を見る 山頂のそばに戻って新龍アルプスを見る
鷹の子山がすっきり眺められる位置があった 姫新線を新しいディーゼルカーが走っていた すっかり明るくなった尾根道を戻って行った
東の空は澄んだ青空だった 谷筋コースに入って貧弱な植林を見る 谷筋コースも易しい道だった
麓が近づいて、竹林を通った 麓に着くと、大池のそばに小屋が建っていた 大池と小池を巡る遊歩道を歩いた
晴れた日の湖面は美しかった 池の周囲を巡ると、ゲートが現れた 山裾道を歩いて駐車地点に近づいた