登山記録:2012年(1月〜6月)     

No. 月 日 山 名 感  想
001 1/ 1  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

002

1/ 3

 明神山(姫路市)
 北の天気は思わしくないようでしたので、近場でしっかり登れる山に向かうことにしました。選んだのが明神山の大明神コースです。車を夢やかたの手前にあります広い駐車場に止めてスタートしました。明神山に大回りして近づくこのコースは至って静かで、途中で一人とすれ違っただけでした。明神山の姿が、歩くほどに大きくなってきました。また露岩地や岩場があり、ロープを使って登る所も多くあって、けっこう楽しめました。ただこのコースは時間がかかり、途中の昼休憩を入れますと、3時間15分かかって漸く山頂に立てました。山頂は少し粉雪が舞って寒々としていました。下山は最短距離となるBコースを下りますと、1時間で駐車場に戻ってきました。

003

1/ 4

 和気富士〜神ノ上山
     (岡山県)
 和気駅を起点として、和気アルプスのハイキングを楽しむことにしました。まずは快晴の和気富士に立ちました。その後は和気アルプスの縦走です。岩尾根の展望は良く、正面に神ノ上山を見ながら歩きました。ただ北風が強く、けっこう冷たい中でのハイキングでした。岩山で竜王山を見ながら昼食をとった後、神ノ上山の山頂に立ちました。その頃には上空には雲が広がっており、寒々とした感じになっていました。神ノ上山からは南に向かっての下山とはせず、往路を戻って竜王山コースに入りました。竜王山の山頂を通って下山としました。

004

1/ 7

 尼子山〜八重山
     (赤穂市)
 赤穂市でまだ登っていなかった山に八重山がありましたが、この山を尼子山からの縦走で登ることにしました。まずは尼子山を尼子神社からのコースで登りました。明るい陽射しの中、心地良い汗をかいて山頂に立ちました。冷たい風の中、山頂そばの大岩からの展望を楽しみました。次に八重山を目指しましたが、湧き水の位置までは登山道があったものの、その先はヤブコギでした。200mピークに着いて巡視路に出会えたときは、ほっとする思いでした。後は巡視路のままに歩いて、八重山の山頂に立ちました。その先も巡視路のままに歩きますと、高取峠の近くに出てきました。国道250号線を歩きたくなく、そこで南斜面をむりやり下って南側の谷に下りました。後は谷筋をヤブコギしながら歩いて、下高野集落に出ました。
005 1/ 8  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

006

1/ 9

 色見山(岡山県)
 瀬戸を間近で眺められる山に登ろうと、赤穂市の隣町、備前市日生町に向かいました。目的は日生港の西岸に位置する色見山です。登山道の知識は無いものの200mに満たない小山ですので、適当に登ることにしました。その色見山の山裾は漁港らしく、狭い土地に民家がびっしり建っていました。その民家の間を抜けて、北の斜面に取り付きました。登山道は見ませんでしたが、無理なく登って行けました。まずは軽いヤブコギ程度で山頂に立てました。山頂は雑木が茂っており、展望は良いとは言えません。それでも木々を通して日生諸島が眺められました。下山は南の斜面を適当に下ることにしました。その南斜面は展望に恵まれており、日生諸島の風景を山頂よりずっと広く眺められました。但しこちらの方がヤブとしてはきつかったようです。

007

1/14

 黒岩山〜行者山
     〜神吉山
     (加古川市)
 この日は午前が用事でつぶれてしまい、13時を過ぎて体が空きました。そこで午後の少ない時間の中で出来るハイキングとして、平荘湖の北東に佇む黒岩山に向かいました。雲の広がる空の下、平荘湖側からの登山道を登り出しました。丘と呼べそうな山ですので、すぐに山頂です。山頂の展望は素晴らしく、冷たい風の中で、東播磨の山並みを眺めて過ごしました。その後は尾根のままに行者山、神吉山と歩いて、神吉町神吉の一角に下り着きました。そこから平荘湖の駐車地点へは、車道を歩いては戻りたく無く、そこで歩いてきた尾根道を引き返すことにしました。この二度目の登山では、陽射しが多く現れて、また違った雰囲気でのハイキングとなりました。

008

1/22

 城山〜飯盛山
     (姫路市)
 「播磨山の地名を歩く」には家島の山として、城山と飯盛山が紹介されています。そこでその二つの山を登ると共に、海を眺めながら家島を歩くことにしました。10時前に真浦港に着きますと、そばに立つ城山を登りました。8分も登れば山頂でした。そこは大師堂があって公園になっていました。飯盛山は城山から僅かに離れた位置でしたが、そこはただの荒れ地でした。どちらも展望は良くありません。展望は城山の近くの丘から、播州の山並みが一望出きる所がありました。後は島を巡る道を歩いて、島内を半周しました。海岸に下りて間近に西島を眺めたり、いかにも港町らしい宮地区を俯瞰したり、また清水公園にも立ち寄りました。5時間半ほどの島内ハイキングを楽しんで、宮港で帰りの連絡船を待ちました。

009

1/28

 高尾山(岡山県)
 姫路から低山の対象の山となりますと、岡山県の備前市も視野に入ってきます。その備前市で気になる山が高尾山でした。登山コースは幾つかあるようでしたが、手早く登ろうと、南麓の五石集落からのルートを登ることにしました。尾根までは確たる道はありませんでしたが、地元の人に聞いたルートを辿って、短時間で尾根に出ました。尾根には登山道があって、後は無理のないハイキングでした。山頂には四等三角点があり、そこからは南に向かって好展望が広がっていました。曇り空だった空も、青空が見えるまでになり、あまり寒さを感じず過ごせました。下山はすんなりと登ってきたルートを引き返しました。
010 1/29  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

011

2/ 4

 嫦娥山(たつの市)
 昼どきを山で過ごそうと、10時過ぎに自宅を離れました。始めは姫路市北部でと考えていたのですが、御津山脈が明るい空の下に、いかにも暖かそうに見えました。そこで急きょ御津山脈の嫦娥山に向かうことにしました。車は室津港に止めてハイキング開始です。室津バス停の近くから始まる登山道を登って行きました。地図を用意していなかったため、赤テープを忠実に辿って山頂に立ちました。てっきりササヤブの山頂と思っていたのですがササは刈られていました。期待通りに陽溜まりとなっており、十分な暖かさの中で過ごすことが出来ました。下山は鳩ヶ峰へと下って、そこより室津街道を歩いて室津港に戻ってきました。

012

2/ 5

 荒尾山〜ヒルガタワ
     (宍粟市)
 雪山に慣れようとコースが単純そうな荒尾山に向かいました。登山口に着きますと、はっきりとしたトレースが付いていました。前日にグループ登山があったようで、すっかり踏み固められていました。おかげで荒尾山の山頂に楽々と立てました。そこまで来ればヒルガタワまで足を延ばすことにしました。荒尾山から先には全くトレースはありません。俄然厳しいラッセルとなり、スノーシューが一歩一歩潜りました。100m下って200mを登り返すのですが、急斜面の雪溜まりで何度も腰まで潜りました。ヒルガタワの山頂に立ったときは、荒尾山から2時間が経っていました。苦しんだだけに達成感は格別でした。下山は自分が付けたトレースをただ引き返すのみです。結局この日は6時間半ほどの登山になり、けっこうな疲れとなりました。

013

2/11

 鴻の鳥山(岡山県)
 日生諸島の鴻島に鴻の鳥山があり、山頂は素晴らしい展望地との情報を得ました。その鴻島だけでは物足りないと考えて、頭島と組み合わせてのハイキングを計画しました。移動はJRです。日生駅を12時前に下車して、12時10分に駅前発の連絡船に乗り込みました。まず頭島で降りました。その頭島では、たぬき山に登り、山頂の展望台で360度の眺望を楽しみました。次に鴻島へ移動しました。鴻の鳥山へ向かって車道を歩いたのですが、車道は山頂へは繋がっていませんでした。そこでヤブコギで山頂に向かいますと、また車道に出会いました。その車道の途中に登山口があり、そちらの道を歩いて山頂に立ちました。そこは予想以上に素晴らしい展望が広がっており、多島海美を満喫出来ました。その下山では、車道をひたすら歩いて戻りました。
014 2/12  京見山(姫路市)  <才尾根コース登山口→山頂→京見町東口>

015

2/15

 高坪山〜木庭山
     (姫路市)
 姫路市内でも北部は雪雲が広がって荒天のようでしたが、瀬戸内沿岸部は雲が多いながらも晴れていました。高坪山に登ろうと決めたとき、駐車地点をどこにするか迷いましたが、木庭山の山頂にあります公園の駐車場としました。そこより北へと下って、高坪山を南登山口より登り始めました。登山道はハイキングコースと呼べそうな易しい道で、暖かい陽射しを受けながら登って行けました。そして鉄塔の建つ山頂でのんびり昼食をとりました。下山は福園寺の方向へと下り、そこより木庭山に戻るのに、延命地蔵のそばから尾根に向かいました。尾根に出ますと、後は尾根道を歩いて木庭山山頂に戻ってきました。

016

2/16

 八丈岩山(姫路市)
 車の修理でディーラーへ行き、それが終わったのは13時半です。残りの午後の中で、近くの山を散歩することにしました。そこで思い付いたのが八丈岩山です。大天守保存修理工事中の姫路城を、北側から眺めてみたいと考えてのことです。少し長く歩くため、御立東にあります大池のそばから歩き始めました。田寺の住宅地を抜けて、田寺東一丁目登山口から登り始めました。急坂を登って尾根に出ますと、後は楽なものでした。山頂は好展望地で、姫路市街を広く眺められました。願い通りに工事中の姫路城も近くで見られて満足です。下山は田寺山手町登山口へと下り、また田寺の住宅地を抜けて、大池へと戻りました。
017 2/25  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

018

2/26

 東山(宍粟市)
 曇り空でしたが、雪の感触を確かめたくなりました。そこで簡単にそれを楽しめる山として、東山に向かいました。パートナーは用事があって単独です。スタート地点はメイプルプラザの駐車場です。いつも東尾根コースばかり登っていましたので、違うコースで登ることにしました。往路はメイプルロード1号線から分かれる作業道を登って行きました。ずっとスノーシューを履いてでした。常に小雪がちらついていましたが、山頂ではうっすら青空も現れて、その中で霧氷の木立を楽しめました。下山は最短距離でメイプルプラザに戻れる東山コースを下りました。全行程を通じて厳しい所は無く、やはり東山は気楽に雪山を楽しめる所として最適ではと思えました。

019

3/ 3

 棚原山(姫路市)
 薄ぼんやりとした空を見て、近くの易しい山で昼を過ごすことにしました。棚原山はこれまで二度登っていましたが、山頂から北の峠へと下ったことはありませんでした。そこでそのコースを含めて周回で歩くことにしました。峠の近くに車を止めて、香寺町側へと車道を下って行きました。そして恒屋地区の登山口から棚原山を目指しました。山中の道は自然歩道の名が付いており、ひたすら緩やかな道でした。曇り空でしたが、山頂では陽射しが現れて暖かく過ごせました。下山の尾根コースでは展望を期待していたのですが、木立の隙間から大倉山が眺められる程度でした。それでも落ち葉の積もった優しげな道を楽しく歩けました。
020 3/ 4  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

021

3/10

 伯母山(姫路市)
 ホームページの具合が悪くなってしまいました。それを直そうとしたのですが、逆にどんどんおかしくなってしまいました。修正は諦めて、散歩に出ることにしました。もう午後も2時になっていましたので、近くの山でも登ろうと「姫路北部」の地図を開きました。そのときこの点名・伯母山を持つ179mピークに登っていなかったことが、気になりました。登山道の有無は知りませんでしたが、地図を見て一番易しそうに見えた長池東交差点のそばから始まる尾根を登ることにしました。尾根端近くに車を止められ、尾根も小径があって楽に登って行けました。それが途中の140mピークを過ぎた辺りから、ヤブ尾根になってしまいました。シダや灌木をかき分けて登って行きますと、40分ほどで山頂に立てました。その山頂は雑木に囲まれて、展望が良いとは言えません。それでも書写山や明神山、御津山脈が眺められました。下山は登ってきたルートをすんなりと引き返しました。
022 3/11  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>
023 3/17  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町中央口>

024

3/18

 綾部山(たつの市)
 梅の香を嗅ぎたくなりました。一昨年に訪れました「世界の梅公園」の梅の花が印象に残っており、再訪することにしました。ハイキングを兼ねてですので、車は麓の駐車場に止めて、そこから車道を歩いて行きました。今年は寒い日が続きましたので、梅の開花は遅いようで、七分咲き程度でした。ただ満開の木もけっこうありました。この日も寒く、また曇り空とあって、訪れる人は少なめでしたが、花の美しさは変わりません。園内の散策に加えて山頂の三角点も訪れて、2時間程度のミニハイキングを楽しみました。

025

3/20

 烏帽子山(多可町)
 多可町の烏帽子山は姿の良い山です。山頂こそ展望はありませんが、少し下がった位置にあります岩場では、素晴らしい展望が楽しめます。それに感激したのは2002年のことでした。その岩場を再訪したく、今回は南の尾根を登って行きました。緩やかな尾根で、始めこそヤブがありましたが、後は適度な尾根道を歩いて行けました。そして再び展望岩に立って、北の山並みを始めとして、加美区の佇まいをパノラマで楽しめました。それにしてもこの日は花粉の飛散が多いようで、目も鼻もけっこう苦しめられてのハイキングになってしまいました。

026

3/24

 麻生山〜船橋山
     (姫路市)
 姫路バイパスの高架下から歩き始めて、麻生山まではごく気楽なハイキングでした。麻生山の山頂で昼食を済ませた後、尾根歩きを開始しました。途中まで四郷コースを歩きますので、いたって楽です。東屋の建つ位置から東尾根に入りますと、途端にヤブっぽくなりました。それでも軽いヤブコギ程度でした。それが140mピークの登りにかかると共に、きついヤブコギとなりました。140mピークから先は巡視路に出会えて楽に歩けることもありましたが、それもつかの間で、また灌木ヤブになってしまいました。漸く着いた船橋山はヤブではなく草地になっており、展望に恵まれていました。最後は住吉神社へと下りました。
027 3/25  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

028

3/31

 X山(たつの市)
 この日の午前は曇りでした。午後に入って陽射しが現れ出したのを見て、近くで軽いハイキングをしようとX山に向かいました。揖保川町馬場の町民グラウンドのそばより、岩見坂に向かって歩き始めました。峠にX山の登山口があり、東のX山へと登って行きました。途中の展望岩では春の嵐と呼べそうな強風を受けました。おまけに黒雲が広がって、雨粒まで落ちてきました。暫し岩場で休んでいますと、黒雲は流れ去って青空が広がってきました。そこで尾根歩きの再開です。少しヤブっぽいX山を越しますと、その先が岩見梅林です。シーズンが終わったとあって人影はありませんでしたが、まだ見頃の梅は残っており、少しは梅の花を楽しめました。その岩見梅林からは北の谷へと下って行きました。後は谷沿いの小径を歩いて駐車地点へと戻ってきました。
029 4/ 1  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

030

4/ 6

 水落山(韓国)
 前日の午後にソウル入りして、この日はソウル三山の中で一番標高の低い水落山を登ることにしました。最寄り駅は水落山駅です。駅からの道に少し迷いましたが、分かれば簡単でした。登山地図は前日に求めていましたので、その地図を参考にして往路は沢コースを登って行きました。岩がごろごろとしており何度も沢を横切りましたが、観光コースと呼べそうなほどコースは整備されていましたので、風景を楽しみながら登りました。風の強い日で尾根に出ますと風は一段と強くなりました。岩の登りが続くようになりましたが、ロープが的確に張られていたおかげで、けっこう面白く登れました。山頂は岩の固まりになっており、360度の絶景でした。但し風の強さは暴風と呼べそうでした。下山は尾根コースを下って行きました。こちらは六甲山を歩いているような雰囲気があり至って簡単でした。最後に朝の道に合流して、水落山駅に戻ってきました。

031

4/ 7

 北漢山(韓国)
 この日はソウルの山では一番人気のある北漢山に向かいました。牛耳洞バスターミナルから歩き始めましたが、途中で少し横道に入ってしまったこともあって、牛耳洞登山口まで50分もかかってしまいました。この日の空は雲一つ無く、また風も穏やかで絶好の登山日和でした。往路はハルジェ峠に向かうコースを登りました。岩の多い道でしたが、良く整備されており、無理なく登って行けました。峠の先も良い感じで登れて白雲山荘に着きました。もう山頂までは僅かな距離でした。その先は岩場が連続することになりましたが、それも楽しく登って山頂に立ちました。多くの人で賑わっており、その中で大展望を楽しみました。山頂を離れた後は万景台の巻き道に入って下山に向かいました。龍岩門を過ぎますと沢沿いを歩くようになり、道仙寺のそばに下りてきました。そこから牛耳洞登山口までは僅かな距離でした。後は朝に歩いた車道を再び歩いてバスターミナルに戻りました。
032 4/ 8  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

033

4/14

 京見山(姫路市)
 漸く桜の季節となりました。京見町の桜が満開です。その桜をパートナーと共に眺めた後、才尾根コースの登山口へと向かいました。尾根コースは上るほど展望が広がってきました。そして一年前の山火事で焼かれた所を通っていますと、そこにワラビが芽を出していました。おかげで少しばかりワラビ摘みが楽しめました。後は主稜に出て山頂に立ちました。山頂の山桜も見頃を迎えていました。

034

4/15

 東山(鳥取県)
 4月初めまでに一つは残雪の山に登りたかったのですが、天気の巡り合わせが悪く行けないままに終わってしまいました。但し今年の雪は多いようで4月中旬でもまだ楽しめるだろうと、好天の期待されたこの日に東山に出かけました。コースとしては沖ノ山林道を歩いて大乢を目指しました。林道を半分ほど歩いたときに中国自然歩道コースが分かれましたので、その自然歩道を歩いて尾根に出ました。後は尾根をひたすら北へと辿りました。雪は十分に残っており良く締まって歩くことに問題は無かったのですが、距離があるだけに大乢まで4時間もかかってしまいました。無雪期ならそこがスタート地点です。そこより1時間で山頂でした。やはり雪を纏った東山は、無雪期とは違った顔を見せてくれました。またこの日は視界が良く、大山だけでなく南には小豆島も望めました。下山は大乢からひたすら林道を歩きました。この林道歩きは結局3時間半かかりました。

035

4/21

 鷹山(姫路市)
 鷹山には一度、青山側から登っていましたが、西の自然観察の森側から登ることにしました。北ゲートから入って、まずは遊歩道で180mピークに向かいました。山頂に立ってからはヤンマ池の方向へと下りました。そして飾西側の入口を通過した先で遊歩道を離れて、鷹山へ向かいました。当初の思惑と違って北側から登ることにしました。登山道は無さそうで、疎らな雑木林を適当に登りました。その北斜面が途中からシダが増え出し、猛烈なシダヤブに突っ込んでしまいました。しかも急斜面です。何とも厳しくシダ帯を抜けるのに1時間以上もかかってしまいました。全身汗とシダの屑まみれになって山頂に着きました。山頂で一息つきますと、下山は尾根を西へと下りました。細々とながら小径が続いて、こどもの館の前へと出てきました。後はこどもの館の敷地内を散策し、再び自然観察の森を歩いて北ゲートへと戻って行きました。
036 4/22  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

037

4/28

 局ヶ岳(三重県)
 この日はゴールデンウィーク初日です。快晴が期待されました。そこで関西百名山の一峰でも登ろうと、三重県の局ヶ岳に向かいました。朝の6時前に自宅を出ますと、10時前には南面側にあります局ヶ岳神社に着けました。そこよりハイキング開始です。往路は旧道コースを歩いて山頂を目指しました。ほとんどが植林地の登りでしたが、しっかりと登っている感がありました。山頂近くで自然林に入りますと、カタクリの花にお目にかかれました。そして着いた山頂は360度の眺望でした。雲一つ無い空の下、遠くは伊勢湾まで眺められました。但し、うっすらとした視界でしたが。下山は新道コースを下りました。こちらも植林帯でしたが、つづら折れの道を無理なく下って行けました。往路、復路でコースを変えましたので、周回で局ヶ岳を楽しむことが出来ました。

038

4/29

 尼ヶ岳(三重県)
 この日は尼ヶ岳を登ろうと、尼ヶ岳の北側に回って桜峠に近い登山口に向かったのですが、林道に迷い込んでしまいました。その林道をどんどんと走った結果、倉骨峠に着いてしまいました。そこは尼ヶ岳と大洞山の中間地点です。そうなるとどちらの山も登りたくなりました。先に尼ヶ岳に向かいました。快晴の空の下、快適なハイキングコースを歩いて行けました。山頂まで40分でした。まだ9時前でしたので、山頂には誰もおりません。雰囲気の良い山頂で素晴らしい展望を楽しみました。下山は倉骨峠に戻りました。

039

4/29
 
 大洞山(三重県)
 倉骨峠に戻って一息入れてから、次は大洞山に向かいました。往路は四ノ峰経由の尾根コースを登って、最高点となります雄岳の山頂に立ちました。そこも尼ヶ岳と同じく好展望地でした。尼ヶ岳の姿が優美でした。その後は雌岳に移動して、そちらで昼食としました。雌岳からは東へと下り、途中で東海自然歩道に入りました。道は石畳道になっており、その風情を楽しみながら倉骨峠に戻ってきました。

040

5/ 1

 水上山(宍粟市)
 曇り空の予想でしたが、雨の心配は無さそうでしたので、宍粟市北部の水上山に向かいました。3度目となりますが、ガイドブック「宍粟50名山」の紹介コースに興味を持って、そのコースで登ることにしました。倉床地区からのコースで、案内標識が的確に付いており、地図を見ずとも登って行けました。暫くは植林地の急坂登りでした。共同アンテナ跡に着きますと、少しは展望が現れて、須留ヶ峰が眺められました。その先は植林地もあれば自然林もありで、無難に登って行けました。但し展望は良いとは言えません。山頂もしかりで、植林に囲まれて展望はありませんでした。それでも落ち着いた雰囲気の中で、のんびりと過ごせました。下山は登ってきたコースを引き返しました。

041

5/ 3

 藤ノ木山(姫路市)
 曇り空を見て近くの山で昼どきを過ごすことにしました。藤ノ木山を東の野外活動センター側から登ることにしました。大賑わいのキャンプ場のそばを通って登山道に入りました。もう誰に出会うことも無く尾根に出ました。北の山並みを眺めたり展望台で展望を楽しんだりと、のんびりと山頂を目指しました。登山口から1時間近くかかって山頂に着きました。そこも誰もおらず静かでした。気温は高くなく、足下の神谷池を眺めながら快適なひとときを過ごしました。神谷池を巡る尾根に出る道は幾つかあるようで、下山は駐車場に最短で下りられる登山道を歩きました。

042

5/ 4

 西大平山(岡山県)
 「岡山の山百選」に選ばれています西大平山に向かいました。瀬戸内市に入りますと、その名のごとく稜線の平らな二つの山、西大平山と東大平山の並ぶ姿が眺められました。その二つの山を登ろうと、まずは西大平山を目指して、西尾根端にある湯次神社から登り始めました。登山道はハイキング道と言って良く、終始優しい尾根道でした。おかげでごく気楽に西大平山の山頂に立ちました。山頂からは小豆島が大きく眺められました。その易しいハイキングが、その先で一変しました。東大平山を目指したのですが、そちらの道はヤブ道でした。天気も急速に曇り空に変わってきたこともあって、県道に下り着いたときは東大平山に向かう気持ちは失せていました。後は県道を歩いて駐車地点に戻りました。

043

5/ 5

 東大平山(岡山県)
 前日に登る予定でした東大平山に向かいました。スタート地点は北西尾根が始まる伊坂峠からです。軽いヤブコギ程度で登って行けると考えていました。途中までは巡視路歩きで、北西尾根に取り付いてからは、予想通りに軽いヤブコギでした。そのまま山頂まで行けるものと思っていますと、途中から灌木ヤブが続いて、軽いとは言えないヤブコギになりました。そして山頂は全く展望がありませんでした。どうも西大平山と比べますと、かなりマイナーな山でした。

044

5/ 5

 船岩(上郡町)
 東大平山の登山は午前で終わりましたので、午後は上郡町の船岩に向かいました。山頂そばまで車道がありましたので、一気に車で山上に出ました。その船岩に向かう前に、黒石集落のツクバネガシを訪れました。樹齢800年の大木で、新緑が見事でした。船岩へは少し離れた位置から歩き始めました。山頂そばの養鶏場まで車道がありますが、それとは別の道がありましたので、そちらで山頂に向かうことにしました。その道も車道でしたが、今は車の通行は無いようで、自然林の佇まいを眺めながら歩けました。山頂まで気楽な散歩でした。但し船岩の山頂はそばの養鶏場の臭いがきつく、また展望も少ないため、あまり良い所とは言えませんでした。早々に退散としました。

045

5/ 6

 才トンガリ山〜京見山
     (姫路市)
 トンガリ山が山火事に遭ってから13ヶ月が経過しました。どれくらい変化したのかと気になって、才天満神社からのコースで訪れました。やはり自然は力強いもので、黒焦げの木から新しい枝が出ているのを多く見かけました。また一帯が焼けてしまった中に、新緑に包まれた木も見ました。数年もすれば新しい木々で青々としそうです。この日は白毛山に向かわず、東見晴台、泣き坂峠経由で京見山へと歩きました。京見山まで来ればいつもの散歩コースです。山上ではウグイスが喧しく鳴いていました。

046

5/11

 鷹山(姫路市)
 この日は午前に用事があって休みをとりました。それも11時には片づき、後は近場でハイキングをすることにしました。パートナーが鷹山を登りたいと言いますので、こちらは3週間前に登ったばかりでしたが再訪することにしました。この日はネイチャーセンターに近い駐車場からスタートです。こどもの館まで歩いて、前回に見つけました鷹山へのコースを歩こうとしたところ、誤って別の遊歩道に入ってしまいました。それも途中で気付いて、軌道修正しました。少しヤブっぽい尾根の小径を辿って鷹山の山頂に立ちました。山頂では姫路市街を眺めながら昼食としました。下山は登ってきた尾根コースを引き返しました。その途中で尾根の南面に展望の良い所を見ました。そこからは桜山貯水池が深い山中にある湖のように眺められました。

047

5/12

 滝山(岡山県)
 那岐連山の滝山には、一度那岐山からピストンで訪れただけでしたので、滝神社からのコースで登りたいと考えていました。天気は、予報では午前が曇り、午後は晴れとなっていましたので、それを信じて岡山北部に向かいました。その予報通り、奈義町の空はすっかり曇り空で、滝山も那岐山も山頂はガス雲に隠されていました。その曇り空の下での登山でしたが、登山道は新緑に包まれており、それを愛でながら登りました。県境尾根に出るまではほぼ曇り空でしたが、雲は次第に薄くなって山頂では青空も見られるようになりました。展望も日本原を広く眺められ、北の山並みも少しは楽しめました。下山は往路を引き返しました。天気はすっかり良くなっており、明るい新緑を楽しめました。また滝神社の付近では三つの滝の見物もしました。

048

5/19

 伊呂宇山(鳥取県)
 新緑の季節となりますと、一度は鳥取東部、若桜町や八頭町の山に登りたくなります。今年目指したのは伊呂宇山です。若桜鉄道側から登ろうと、八東駅の近くから始まる林道に入って林道の中間点辺りから歩き始めました。登ったのは四等三角点(点名・茂田)が途中にある尾根です。細々とながら尾根道があり、新緑を楽しみながらゆっくり登りました。展望の少ない尾根でしたが、樹間から扇ノ山や氷ノ山が眺められました。山頂は平らに開けて、落ち着ける雰囲気がありました。ただそこも展望は良いとは言えません。その山頂では涼しい風の心地良さに、少しばかり昼寝を楽しみました。下山は尾根を変えて下ったところ、途中から急坂やザレ場が続いて、ちょっと厳しくなりました。そこで沢筋に下りて、後は沢沿いの小径で林道に戻ってきました。
049 5/20  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

050

 東床尾山(朝来市)
 始めは糸井の大カツラを起点にして、周回で東床尾山と鉄鈷山の2山を巡る計画を立てていたのですが、この日の夕方に用事が出来てしまい、計画を変更することにしました。二つの山を登りたい気持ちに変わりはありませんでしたので、短時間で登ろうと、床尾林道を市境の峠まで車で進んで、峠から両山をピストンすることにしました。峠の広場に着いたのは9時過ぎでした。始めに東床尾山を目指しました。尾根にはササは全く見られず、新緑を愛でながらごくスムーズに登って行けました。きっかり1時間で山頂でした。この日はうっすらとした視界でしたが、まずまず展望を楽しめました。

051

5/26

 鉄鈷山(朝来市)
 峠に戻ってきますと次は鉄鈷山です。南へと登って行きます。こちらは樹林を途中で抜け出しますと、背後に東床尾山を見ました。そして東に夜久野町の山並みを見ながら登って行きました。30分ほどで山頂でした。山頂は落ち着きがあり、涼しい風に吹かれながら良い感じで昼食としました。鉄鈷山から峠に戻ってきたときは、まだ13時前でした。予定通り早い時間に帰路につくことが出来ました。

052

6/ 2

 高倉山(たつの市)
 午前に片づけをしていますと出そびれてしまい、13時を回って漸く外の空気を吸うことにしました。国道179号線を走っているときに、いつも気になっていたのが高倉山でしたので、久々に登ることにしました。午後の登山ですので、短時間で登れる南尾根コースを選びました。この日の空はすっかり曇り空で、少し蒸し暑さを感じながらの登山でしたが、コースは小学校の集団登山でも利用されるだけに、気楽に登って行けました。山頂まで登山口から40分でした。山頂は涼しさがあり、新龍アルプスの尾根が、うっすらとした視界の中に眺められました。

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6/10

 北山(たつの市)
 午後の数時間を静かな山で過ごすことにしました。北山は13年前に林田町側から登っていましたが、今回は新宮町の川東集落から登ることにしました。地図の破線路を辿って峠を目指したのですが、次第に道がはっきりしなくなりました。沢沿いの歩き易い所を選んで登って行きますと、一つ南の沢に入ってしまいました。レキが多くあって歩き難いものの、下生えが少ないおかげで、特に厳しくもなく支尾根にでました。支尾根から市境尾根へ。市境尾根に出て5分で山頂でした。山頂は期待通りに静けさがあり、休むのには良い所でした。また新龍アルプスがすっきりと眺められました。下山は市境尾根を北の峠の位置まで歩き、そこより地図の破線路を辿りました。その道もけっこう荒れ道で、往路で適当に登ったコースと大差はありませんでした。

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6/17

 深谷山(多可町)
 蒸し暑い季節は楽に登れる山に限ります。ある程度の高さがあって易しく登れる山として、深谷山を市原峠から登るコースを思い付きました。車を峠まで進めますと、もう山頂との標高差は150mです。尾根に取り付いて登り出しますと、優しげな道が終始続き、散策をしている感じで山頂に立てました。その山頂がなぜかアブだらけでした。小さなアブでしたが、それが刺してきますので、けっこうやっかいでした。そのアブの攻撃を避けながら山頂展望を楽しみました。但し、木に登っての好展望でしたが。下山は尾根道を引き返しました。

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6/17

 千ヶ峰(多可町)
 この日の目的は深谷山でしたが、予想以上に簡単に終わってしまいましたので、少々物足りません。そこで予定に無かったことですが、千ヶ峰も登ることにしました。こちらも市原峠からです。山頂まで遊歩道状の易しい道が続きますので、こちらも気楽なものです。但し、アブの攻撃は一緒でした。50分ほどで山頂に着きました。午後の千ヶ峰山頂は静かでした。山頂は涼しげな風が渡っており、その風に吹かれながら展望を楽しみました。ただこちらもアブには注意が必要でした。山頂での休憩を入れても2時間ほどのハイキングでした。

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6/23

 大源寺山〜鶴嘴山
     (たつの市)
 屏風岩の尾根がタイコ岩まで整備されて、鶴嘴山里公園と名付けれました。皿池のそばから登山道も出来ました。そこで新しい登山道を歩いて、大源寺山を目指すことにしました。その新しい道は易しい道で、難なく尾根に出ますと、そこより東へと歩いてタイコ岩に立ちました。そこで展望を楽しんだ後、大源寺山の山頂に立ちました。そこも好展望地です。その後は引き返す形で、タイコ岩を通って屏風岩の尾根へと歩いて行きました。尾根には新しくベンチも設けられて、休めるようになっていました。あいにくの曇り空でしたが、足下に揖保川の流れを、また対岸の新龍アルプスを眺めてながら尾根歩きを楽しみました。最後は墓地の登山口へと下りて、駐車地点へと戻って行きました。
057 6/24  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

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6/30

 畑山(姫路市)

 <登頂断念>
 午前は雨は降らないとの予報でしたので、その午前で登ってしまおうと畑山に向かいました。ところが神谷ダムへの道が清掃中で通れませんでした。そこで麓近くから歩くことになりました。空は今にも降り出しそうな暗さです。そして天気予報は外れてダム湖に近づく頃より雨となりました。ダム湖を巡る道路を歩いて、山頂からは少し離れた位置から山肌に取り付きました。これが大間違いでした。始めは灌木の軽いヤブでしたが、途中からシダヤブとイバラヤブも加わって、大変な登山になってしまいました。それでも雨は降ったり止んだりでしたので、これぐらいならと無理して登っていたのですが、途中から雨足が強くなってきました。これで戦意喪失です。山頂までまだ500mほどありましたので、断念して下山としました。