TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
京見山    きょうみやま 215.9m 姫路市・太子町
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2012年4月】 2012-33(TAJI&HM)
 
    京見町より  2012 / 4

 京見山に登るコースは私が知っているだけでも14コースあるが、ここに紹介する才尾根コースは登山口が少し分かり難いながら、展望を楽しみながら登れるとあって、たくさんあるコースの中でも好きなコースの一つである。この才尾根コースを、まだ登っていなかったパートナーと一緒に訪れたのは、2012年4月の第二土曜日のことだった。この日は昼頃まで曇り空だったが、午後に入って青空が広がってきた。その空を見て京見山散歩に出かけることにしたものである。始めに京見町のさくら坂で満開の桜を楽しんだ後、則直の集落内の小道を抜けて登山口へと向かった。その後のミニハイキングの様子は、下の写真帳でご覧いただきたい。尾根コースは登り始めると露岩地が現れて、登るほどに展望が広がってきた。また露岩の登りも面白かった。そして一年前の山火事で広く焼け跡になっている所を通っていると、あちらこちらでワラビが芽を出していた。おかげで少しばかりワラビ摘みも楽しめた。そして山頂では山桜を眺め、その後の下山中にはアオバトを間近に眺められて、近所の散歩登山としては、けっこう充実した内容になった。
(2012/4記)(2021/4改訂)
<登山日> 2012年4月14日 15:40才尾根コース登山口スタート/15:48〜53岩場の展望地で休憩/16:13主稜線に合流する/16:18山頂/京見町中央登山口へ下る。
(天気) 午前は曇り空だったが、昼を回って晴れ間が広がりだした。登山を始めた頃は、快晴の空になっていた。気温は山陰で13℃、山頂では16℃あり。風が僅かにあり、少し冷たさがあった。視界は春霞でうっすらしていた。
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始めに京見町のさくら坂を散策した 満開の桜が見事だった 山裾に近い車道を東へと歩いて行った
     
  車道が終わって、その先より小径が始まった   山裾の小径はすっかり山道の雰囲気だった   小さな登山口標識を横に見て登りを始める
       
     
  木立が疎らになってきた 昨年の山火事で焼け
た木も見られた
  焼けた木の中には、この一年で育った若い枝を
付けているものも見られた
  登るほどに背後に風景が広がってきた
   
   
     
  新緑を広げる木も見られた    露岩の広がる所を登る   先に登って、後から来るパートナーを待つ
       

 岩場の上に立つと眼
 下に姫路平野の風景
 が広がった
 
東の方向に苫編山の尾根を見る 露岩地の先は山火事跡が広がっていた 山火事跡の中に歩き易い道が続く
     
  丸焼けになっている所を通る   焼け跡にはワラビの若芽が見られた   北東に白毛山を見る
       
     
  焼け跡を過ぎて雑木林に入った   左側から則直コースが合流した   咲いたばかりのミツバツツジを見る
       
     
  主尾根との合流点が見えてきた   主尾根に出て、山頂を目指す   山頂直前の急坂を登る
       

 午後の光があふ
 れる山頂に着い
 た

 山頂の桜の木は
 弱っているため
 花の数はすくな
 かった

 視界は少しうっす
 らとしていた 北
 の方向を見る

   後山の尾根を大き
   く見る
山頂ではツツジがあちらこちらで咲き始めていた 青空に桜の花が映える 下山中に間近で見たのはアオバトのようだった