TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
才トンガリ山 165m 姫路市
京見山   きょうみやま 215.9m
 
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2012年5月】 2012-45(TAJI&HM)
 
    トンガリ山を北東から見る位置より  2012 / 5

 トンガリ山から京見山の東の地域にかけて広く山火事となったのは2011年4月初めのこと。その2週間後と更に2ヶ月後の二度、カメラを持って散策としたが、それから約1年経過した2012年の5月連休最終日となる6日に、その後の様子はどうなっているのかと、再びカメラ散策に出かけた。歩いたコースは次の通り。才天満神社の境内奥から始まる登山道を歩いてトンガリ山山頂へ。そこからは白毛山の方向へと向かったが、白毛山には立たずに少し手前から分かれる京見山へと向かうコースに入った。そして東見晴台、泣き坂峠へと歩いた。泣き坂峠まで来れば山火事跡の散策は終わって、いつもの京見山散歩のコースとなる。尾根道コースを歩いて京見山山頂に立ち、この日は京見町西登山口へと下りて行った。山火事跡の変化の様子を下の写真帳でご覧下さい。
(2012/5記)(2021/5改訂)
<登山日> 2012年5月6日 16:20才天満神社登山口スタート/16:40〜50トンガリ山/17:10東見晴台/17:27泣き坂峠/17:32〜42京見山/18:02京見町西登山口エンド。
(天気) 快晴ながら、空の色は薄かった。気温はトンガリ山では20℃ほどあったが、夕暮れが迫ってきたこともあり、京見山では18℃まで下がっていた。風は少しあるのみ。視界はうっすらとしていた。
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いつも通り、才天満神社の東奥にある登山口から入った 少し登ると山火事跡に入った まだ黒焦げのままだった その黒焦げの木からも、新しい枝が根元から出ていた
登るほどに南に展望が開けた 登山道の周囲に青いササが広がっている ササの中に黒焦げの木が続く
   
黒焦げの木の根元が新緑で青々としている 焼けたツツジから花が咲いていた 黒焦げの木と新緑の木が並んでいた
   
黒焦げの根元から若葉が萌え出ていた トンガリ山の山頂が近づいた ササの中から新しい灌木が育っていた
   
トンガリ山の山頂に着いた 山頂でも灌木の若木を見た 山頂から北東に白毛山を見る
    

 山頂からの展望
 は変わらず素晴
 らしかった 但し
 この日は少しうっ
 すらとしていた

  南東に仁寿山を見
  る
       
トンガリ山を離れて白毛山の方向に向かう 青々としたササと焼けた木の風景が続く ここでも黒焦げの木から生える若い枝を見た
    
ササの中に赤い花を見た それはヤマツツジで細い枝の先に花を付けていた 白毛山の手前で、京見山に続く尾根に入った
   

 東見晴台に着
 く

 東見晴台から見
 る トンガリ山
 は、点々と新緑
 の木立が目立っ
 ていた
     

 尾根歩きを続ける


    尾根から見えた北
    西の風景は、夕暮
    れ色に染まってい
    た
    
進む先に京見山を見る 山火事に遭っていない
所は新緑が鮮やかだった
下り坂に入ったとき、ワラビが茂っている所を
通った 以前より増えているようだった
泣き坂峠が近づいた
    
泣き坂峠を通過する 京見山への道は、もう薄暗くなっていた 京見山の山頂に着く もう夕陽は届いていなかった
    
京見山山頂より書写山を望む 夕陽がうっすら射し込む登山道を下って行った 薄暗い中で見たツツジの花が鮮やかだった