TAJIHM の 兵庫の山めぐり <東播磨
 
黒岩山     くろいわやま 132.5m
 
行者山      ぎょうじゃやま 80m
 
神吉山      かんきやま 61m
 
1/2.5万地図 : 加古川 加古川市
 
【2012年1月】 2012-07(TAJI)
   東神吉町神吉より  2012 / 1

 平荘湖は山に囲まれていると言っても小山ばかりなので、それらを一日で一気に登ることも出来るが、幾つかの部分に分けて、それぞれを半日のミニハイキングで楽しむことも出来るのではと思っている。平荘湖の北東で小さな姿を見せる黒岩山を、午後のハイキングとして訪れたのは2012年1月の第2土曜日のことだった。この日は昼にかけて用事があり、13時を過ぎて漸く体が空いた。午後の残り時間は少なかったが、2時間程度で楽しめる山として、この黒岩山を思い付いたものである。平荘湖の北岸にある駐車場に着いたときは、14時になっていた。寒い季節とあって、駐車場は半分ほど空いていた。そこから黒岩山は指呼の距離。おおぞら保育園の背後に小さな姿を見せていた。登山口にはすぐに向かわず、平荘湖のほとりに立ってみると、水鳥以外にネズミを大きくした姿のヌートリアが、何匹も水際で休んでいた。それを暫く眺めてから登山口に向かった。登山口は平荘湖の北西端に近い位置にあり、関電鉄塔の巡視路だった。ごく普通の里山道の雰囲気で、すぐに37番鉄塔のそばに出た。その先は雰囲気は変わらないものの、次第に木立は灌木程度となり、展望が良くなってきた。背後を振り返ると、平荘湖が一望だった。黒岩山の山頂には登山口から15分で着く。登山口との標高差は100mほどなので、ほんの散歩だった。黒岩山の山頂は狭いながらも平らになっており、四等三角点(点名・天下原)が置かれていた。展望は南の方向にあり、平荘湖から瀬戸の海までが広く眺められた。ただこの日の空は雲の多い空で、視界は少し黄砂の影響でもあるのか、薄黄色みを帯びており、少しうっすらとした見え方だった。逆光と言うこともあり、南西方向ははっきりとは見えなかった。平荘湖も道中の方が良く見えていたようである。北の方向は木立が視界を遮っていたが、その中に小径があり、それを辿ると一気に展望が広がった。西には高御位山、北は志方城山、東は飯盛山と、加古川の山並みが一望だった。足下には幾つかのため池の並ぶ姿も見えている。山頂に戻ると、西へと尾根歩きを続けることにした。尾根の途中には小さなピークが二つあり、行者山、神吉山と名が付いている。すぐに急坂が始まり、そこは露岩地になっていたので、足下に注意が必要だった。雨の日はけっこう滑り易そうだったが、晴天続きとあって岩肌はよく乾燥しており、靴底はあまり滑る感じはしなかった。その急坂を下りきると緩い登り坂になり、そのピークが行者山だった。三体の大ぶりの石像が並んでいた。その行者山から先は緩い傾斜のままで、散策気分で歩いて行けた。途中からは小さな祠に入った石仏を点々と見るようになった。次のピークが神吉山で、芝地が広がっており、中央に日露戦争の記念碑が建っていた。もうふもとはごく近いこともあってか、誰でも気軽に来られるようで、けっこうゴミが目立った。そこからは幾つか小径があったが、一番広い道を下ると、東神吉町神吉の一角に着いた。近くを県道43号線が走っており、コーヒーレストラン那智が目印になるかと思えた。そこより駐車地点へは平荘湖に通じる車道を歩いても戻れるのだが、坂を走る車のそばを歩きたく無く、歩いてきた尾根を引き返すことにした。つまり黒岩山を二度登ることになる。この二度目に入った頃より空の雲は薄れ出して、青空の部分の方が多くなった。おかげで陽射しを受けることが多く、暖かい中を登って行けた。また午後も3時を回っており、斜光線となって風景に陰影が出来ており、黄色みがかった視界でも、いくぶん鮮やかさが現れていた。そのためか往路とは違った印象となった。平荘湖の登山口に戻ってくると、湖の南岸側に回り込んで、池の水位が下がったことで現れた中央の土手を歩いた。太陽は西の丘にかかろうとしており、暮色に包まれ出した湖を風景を眺めながら、駐車地点へと近づいた。
(2012/2記)(2022/2改訂)
<登山日> 2012年1月14日 14:05駐車場スタート/14:17黒岩山登山口/14:32〜47黒岩山/15:03行者山/15:10〜14神吉山/15:神吉山登山口/15:25再び登山道を登り出す/15:31神吉山/15:50〜16:00黒岩山/16:20駐車場エンド。
(天気) 曇り空。少し青空もあり、ときおり陽射しが現れた。山上の気温は11℃。北風があり、少し肌寒さを感じた。視界は黄砂があるかのような黄色みを帯びた色合いだったが、悪いと言うほどでも無かった。神吉集落側から再び山頂を目指したときは、青空が広くなって、陽射しを受けているときが多くなった。その陽射しも夕方の光となって、風景に少し陰影が出てきた。
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車は平荘湖の北側にある駐車場に止めた 湖岸の遊歩道を歩いて行く 岸辺でヌートリアをたくさん見かけた
ヌートリアの親子を大写ししてみた おおぞら保育園のそばを通って行った この標識から山頂への登山道が始まった
始めはごく普通の里山道の雰囲気だった すぐに37番鉄塔のそばに出た 登っているとシダの被さる所があった
背後を振り返ると、平荘湖の風景が広がっていた 周囲は低木だけになってきた 北東に飯盛山がすっきりと見えるようになった

 登山道に露岩が目立って
 きた 山頂が近づいてきた
 



    山上に出たようで、登山
    道はごく緩やかになった

    

 黒岩山の山頂
 に着いた 







 山頂の四等三角
 点(点名・天下原)
 を見る





山頂からは平荘湖が半分隠れて眺められた 左の写真の升田山を大きく見る 南西方向を見る 逆光でうっすらとしていた
山頂から少し北側の斜面に入ると、そこは素晴らしい展望地だった 加古川市北部の山並みが一望だった
上の写真の大藤山を大きく見る 上の写真の善防山を大きく見る 上の写真の志方城山を大きく見る
尾根歩きを始める 尾根道は西へと続く 前方が開けて、高御位山までがすっきりと眺められた
右上の写真の伊保山を大きく見る 岩場の上に出ると、神吉山までが眺められた 急坂の岩場下りが始まった
行者山に続く尾根道が、足下に眺められた 岩場を下りきってパートナーを待つ その先は行者山へと緩やかな道が続く

 行者山が目前に
 なる



   行者山に着くと
   そこに三体の石
   像を見た

 
行者山を過ぎると、次は神吉山だった 神吉山の後方に並ぶ山並みを大きく見る
神吉山へは、ごく緩やかな道だった 石仏を点々と見るようになった 石仏の一つを正面から見る
途中で古くなった小屋を見た 神吉山が目前だった 神吉山には日露戦争の記念碑が建っていた

 神吉山からは
 そばの広い道
 を下って行く






 下り出すと、梢
 越しに高御位山
 が望まれた





緩やかなまま、ふもとに近づいた 最後はコンクリート舗装となってふもとに下り着いた 県道43号線に近づくと、コーヒーレストラン那智を見た

 平荘湖に戻るのに、再び
 尾根を歩いて行くことに
 した いわゆるピストン
 で帰ることにした


   登山口に近づくと、すっ
   かり明るい道にだった
明るくなった登山道を登って行く 神吉山を離れて、行者山に向かう 行者山に着いて、三体の石像を見る

 行者山と黒岩山
 の中間点の岩場
 に立って、二つ
 の山を眺めた




この岩場の急斜面は、やはり登りが面白い 先に登ってパートナーを待つ 岩場の上より、加古川の河口方向を見る
岩場の上より、高御位山を見る この日、二度目の黒岩山山頂だった 山頂から飯盛山を見上げる
山頂の北面にある展望地より、足下のため池を見る 北西に三つのため池を見る 左の写真の王神峯を大きく見る

 黒岩山から下山し
 ていると、平荘湖
 の全景が眺められ
 た



  登山口に下りてきた

平荘湖の南岸側の湖岸道路を歩く 少し歩いた後、ササをかき分けて湖岸に近づいた 石垣の土手を歩いて、対岸に向かう
マガモとアヒルが並んで泳いでいた 北西に、先ほどまで山頂に立っていた黒岩山を見る 振り返ると、南西の丘が残照に包まれていた