TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
八丈岩山    はちじょうがんざん 172.8m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 姫路北部
 
【2012年2月】 No.3 2012-16(TAJI&HM)
 
    御立東の大池のそばより  2012 / 2

 八丈岩山は姫路市の市街地が近い割には自然な里山道があり、しかも山頂展望は悪くないとあって人気が出ても良さそうなのだが、いかんせん山が小さ過ぎて、ハイキング対象と言うには少し無理がありそうだった。近くに住む人が散歩で登る山と言ったイメージか。そこで少しはハイキングらしく登ろうと、離れた位置から歩き出すのも良いのではと考えて向かったのは、2012年2月の第3日曜日の午後のことだった。この日は車の修理があり、それが終わったのは13時半。残りの時間となれば近くの山で散歩を楽しむぐらいだが、それでも良いのではと考えたとき、八丈岩山を思い付いたものである。一度、大天守保存修理工事に入った姫路城を近くから見たいと思っていたので、ちょうど良い機会だった。ただ登山として見ると短時間となってしまうので、そこで少し離れた位置から歩き出そうと考えた次第で、八丈岩山の北西にある大池から歩き出すことにした。
 大池の西側に車を止め、大池を見ながら歩き出した。御立東から田寺東へと住宅地を抜けて行く。そして田寺東一丁目の登山口から登り始めた。この後の八丈岩山でのミニハイキングの様子は下の写真帳に譲るとして、急坂を登って尾根に出ると、後は散歩の感じで歩いて山頂へと向かった。山頂では期待通りに、工事中の姫路城をすっきりと眺めることが出来た。そして下山は引き返す形で北尾根をずっと歩くことも考えたが、尾根の標識ではどうも道が不確かになるようだった。散歩をする感じで歩いて来たことでもあり、ヤブはこぎたくなかった。そこで西へと下るコースを歩くことにした。これは前回の下山時と同じコースとなる。始めは緩やかだったが、麓が近づいて急坂となり、ロープを伝うこともあった。そして辻井東山公園のそばに下りてきた。結果として八丈岩山を前回とは別の周回コースで歩くことになり、変化のある歩き方が出来て良かった。そして再び住宅地を抜けて、大池のそばへと戻って行った。
(2015/5記)(2020/8改訂)(2023/4写真改訂)
<登山日> 2012年2月19日 14:12大池のそばからスタート/14:30田寺東一丁目登山口/14:42[32番]鉄塔/14:52〜15:07山頂/15:16[2番]鉄塔/15:19田寺山手町登山口/15:36エンド。
(天気) 雲の多い晴れ。北風があり、冷たさを感じた。気温は9℃ほどあり、陽射しの中ではさほど寒さは感じなかった。視界は良かった。
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大池の西岸側からフェンス越しに八丈岩山を望む 住宅地を抜けて八丈岩山に近づいた 田寺東一丁目の登山口を見る

(←)
やや急坂の登山道
を登って行く

 (→)
  雑木林に入る前に
  住宅地を見下ろし
  た
雑木林に入って登って行く 尾根に出るまでは急傾斜が続いた 北北西尾根に出ると、一気に歩き易くなった
歩くうちに送電塔(姫路支線32番)に出会った 送電塔の立つ位置は好展望地で、西に向かって広く眺められた

(←)
大倉山の方向を大
きく眺める

 (→)
  すぐに別の送電塔
 (溝口線3番)が
  現れた

(←)
易しい尾根道のまま
山頂が近づく

    (→)
    山頂に着くと、そこ
    に小さな祠がある風
    景は以前と変わらな
    かった

山頂の四等三角点
(点名・八丈岩山)
を見る

    山頂は開けており、
    姫路の市街地が足下
    に広がる
山頂は好展望地で東から南にかけての展望が楽しめた
東の山並みを少し大きく見る この日の視界はくっきりとしていた 高御位山の山頂を大きく見る
南東方向を見る 麻生山の左手前に修理工事中の姫路城が望まれた 工事中の姫路城を大きく見る
下山は田寺山手町へのコースを下る こちらも易しい道だった 展望の岩場が現れた
北西に書写山がすっきりと眺められた 急坂が現れて、ロープを伝う
この尾根でも二つの送電塔と出会った こちらの送電塔も足下に展望が広がっていた 北北西尾根を見上げると、二つの送電塔が見えた
送電塔の巡視路を下る 最後は急坂になっており、ロープを使って下った 辻井東山公園のそばに下りてきた