◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
西大平山 にしおおひらやま | 326.8m | 備前市・瀬戸内市 (岡山県) |
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1/2.5万地図 : 片上 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2012年5月】 | 2012-42(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
長船町磯上より 2012 / 5 |
2012年の5月連休は、北部の天気が思わしくなさそうに思えて、近場で過ごすことにした。それも瀬戸内側でと岡山県の備前市辺りまでで考えたところ、「岡山の山 百選」に入っている西大平山が良いのではと思い付いた。兵庫県に近い位置にあり比較的名前を知られている山なので、もっと早くに登っていても良さそうだったが、ここまで登っていなかった理由は大したことは無かった。単に海を見るには少し海から離れているのではと思っていただけのことで、いつかは登りたいと思っていた。 この日の播州の空は快晴だった。山陽自動車道を走って、備前ICで降りる。備前市の空も、少し雲が多いながらも良く晴れていた。国道2号線を走って備前市街に入ると、香登交差点で県道381号線に入った。小さな丘を越えると瀬戸内市で、住宅地に入ってすぐに現れた交差点のそばが湯次神社だった。そこが西大平山西尾根コースの起点の一つだった。神社の駐車場に車を止める。10台ほどは止められそうな駐車場だったが、他に車は無かった。そこからのハイキングの様子は、下の写真帳で紹介するので詳細は記さないが、山頂まではごく易しいハイキング道が続いて、楽しく歩けた。着いた山頂も展望は良く、南の風景が広く眺められた。意外だったのは瀬戸の風景も眺められたことで、小豆島の姿が大きかった。ところでこの日は西大平山だけでなく、東大平山も登る予定だった。せっかく西大平山と東大平山が並んでいるのに、一つだけで済ませるのはもったいないとの思いからだった。次の東大平山までのルートとして考えていたのは、西大平山から東隣の320mピークへと歩き、そこからは伊坂峠へと下る。峠に着いてからは東大平山をピストンで登ると言うものだった。後は峠を通っている県道425号線を歩いて駐車地点の湯次神社に戻る考えだった。ところが西大平山山頂までの道とは違って、320mピークへの道は、道こそはっきりしていたものの、意外と荒れ道だった。その道をはっきりさせるために伐られたのか、灌木の切り株にもよくつまづいた。320mピークを過ぎてもその様子は変わらず、峠への下り坂に入るとそこが考えていたよりも急傾斜で、足下に注意が必要だった。その間に空模様がおかしくなってきた。青空は消えており、どんよりとした曇り空に変わっていた。道なりに下って着いた所は峠の位置では無く、峠から西に数百メートルほど離れた場所だった。時間はまだ12時半だったが、暗い空とここまで荒れ道を歩いてきたことで、もう東大平山に向かう気持ちは消えていた。後は県道425号線を歩いて、湯次神社へと戻って行った。西大平山の山頂を過ぎてからは、あまり楽しいとは言えないハイキングになってしまったが、西大平山山頂までの西尾根コースは適度な歩き易さのハイキング道で、さすが岡山百山に選ばれただけの面白さがあって良かった。純粋にハイキングを楽しむのであれば、山頂に立った後は引き返して、東大平山へと欲を出さないのが良さそうだった。 (2012/6記)(2021/5改訂) |
<登山日> | 2012年5月3日 | 9:35湯次神社駐車場スタート/10:05〜10龍権様/10:35〜40送電塔/11:00〜28山頂/11:42[320m]ピーク/12:24県道425号線に出る/12:54エンド。 | |
(天気) | 午前は澄んだ空に白い雲が浮かんでいた。雲は少し多かった。気温はふもとで20℃、雑木の中では18℃ほどだった。北風が強く吹いており、その風が快かった。視界は良く澄んでいた。山頂は陽射しを受けており、気温も23℃まで上がった。その天気が昼を回ると、急速に曇り空へと変わって、気温も21℃まで下がってきた。 | ||
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