◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <西播磨編> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
赤谷山 (落折山) | 1216.6m | 宍粟市 若桜町(鳥取県) |
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あかたにやま おちおりやま | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 戸倉峠 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2011年11月】 No.7 | 2011-111(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
一山より 2011 / 11 |
晴れた日に紅葉を楽しむのも良いが、しとしと雨の中で楽しむのも悪くないと思っている。11月初めと言えば宍粟市の紅葉を楽しむには絶好の季節なのだが、2011年11月の第一週は土日ともに雨の予想だった。そこで雨の中でものんびりと尾根の紅葉を楽しめる山を登ることにした。そして思いついたのが赤谷山の東尾根だった。戸倉スキー場から始まるコースである。 向かったのは11月5日の土曜日。雨は昼頃からと予想されていたのだが、林田町を走っている頃からぽつりぽつりと降り出して、一宮町ではすっかり雨になっていた。ごく軽い雨を想定していたのだが、意外と強い降り方だった。それでも赤谷山なら無理なく登れるのではと考えて車を進めた。車を止めたのは戸倉スキー場の駐車場で、雨が小降り程度になっていたのは助かった。この後のハイキングの様子は下の写真で見ていただくとして、尾根の紅葉は落葉が進んでおり、足下はすっかり新しい落ち葉に覆われていた。それでもまだまだ見頃の木立は残っており、期待通りに紅葉を愛でながら楽しく歩けた。雨は小雨から雨と言った風で強くなることは無く、ときにぱらつく程度になることもあった。良かったのは風が弱々しかったことで、穏やかな雰囲気の中を登って行くことが出来た。紅葉はやはり登るほどに少なくなり、標高が千メートルを越えてくると、どの木立もすっかり葉を落とした姿になってきた。そして足下にササが増えてきた。この尾根を雪の無い季節に登るのは05年以来となるが、ササはずいぶん少なくなっているようだった。登り易くなったのは良いことだが、やはり寂しいと言えた。それでもときおりネマガリダケを押し退けることはあった。県境尾根に出るともう山頂は間近で、最後はササに囲まれた中を登って行く。山頂はすっかりガスに包まれており、三角点回りを見るだけだった。山頂は少し風が強くなったが、気温は14℃ほどあり、少し肌寒いと感じる程度だった。山頂には数分とどまっていただけで、すぐに下山とする。この日は雨と言うことで、ピストン登山と考えていたので、すんなりと登ってきた東尾根を引き返した。緩やかな尾根を下るのは何とも楽なもので、すたすたと言った感じで歩いた。そして途中の植林地で雨宿りをしながら、軽い昼食をとった。下山を終えたのは13時前。往復で3時間半なので、ちょうど手頃なハイキングだった。また雨も強くならずに終始してくれたので、予想以上に楽だったと言えた。ただ戸倉スキー場を離れた直後より豪雨となったので、幸運であったようだった。 (2011/11記)(2021/2改訂) |
<登山日> | 2011年11月5日 | 9:20スタート/9:56戸倉基地局/11:20県境尾根に合流する/11:27山頂/尾根の途中で昼食/12:32戸倉基地局/12:58エンド。 | |
(天気) | 小雨または雨。麓の気温は17℃ほどだったが、登るにつれて下がり、山頂では14℃ほどとなった。風はわずかで、山頂でも特に強くは無く、少し肌寒いと感じる程度だった。周囲はガスで、視界は無し。 | ||
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