登山記録:2011年(1月〜6月)     

No. 月 日 山 名 感  想

001

1/ 1

 龍ノ口山(岡山県)
 新年の山は県外の山でと考えていましたが、どうも天気の良さそうなのは瀬戸内沿岸だけのようです。パートナーが風邪気味でしたので、遠くない所でと考えて、この岡山市近郊の低山に向かいました。龍ノ口山には縦横に登山道が巡っているようで、ごく気楽に歩けそうなのが選んだ理由です。午前9時半にふれあい広場から歩き始めましたが、そのコースは登山道と言うよりも全くの遊歩道でした。コースの雰囲気は良く、狙い通りに散策気分で歩いて行けました。空は予想以上に良く晴れており、山上は陽射しがあふれていました。南展望広場を経て山頂広場へ、更に龍ノ口神社まで歩いて、賑わう境内で初詣気分も味わいました。ゆっくり歩いて2時間半のミニハイキングでした。
002 1/ 2  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>
003 1/ 3  京見山(姫路市)  <京見町東口→山頂→京見町西口>

004

1/ 4

 黒尾山(宍粟市)
 この冬初めての雪山として、黒尾山に向かいました。コースは久々に大国農場側からの林道コースとしました。ところが大国農場への道に凍っている所があり、延ヶ滝まで1kmの位置から歩き始めました。大国農場まで1時間でした。そこから先の林道は除雪されておらず、スノーシューを履くことになりました。トレースは全くありません。新雪のためスノーシューでも一歩一歩が大きく潜りました。登山口まで70分でした。登山コースもすっかり雪で、たっぷり雪山の雰囲気を味わって山頂に着きました。山頂に人影は無く、雪面には足跡一つありません。静寂の山頂でした。下山はスタスタと下りましたので、1時間半程度で駐車地点に戻ってきました。トレースの無い雪山はけっこう疲れましたが、その疲れに見合うだけの充実感を持てました。

005

1/ 8

 笠杉山(宍粟市)
 また雪山を楽しもうと笠杉山に向かいました。スタートは上千町の外れ、奥田谷林道の入口からです。除雪は千町小屋までで、その先は新雪をラッセルして歩くことになりました。林道経由で山頂を目指していたところ、途中で遊歩道が分かれました。それを辿っても山頂へ向かえるのではと期待して歩いたのですが、途中で不確かになってしまいました。そこでその先は適当に登りますと、うまく千町小屋コースと出会えて、林道登山口に着けました。そこからは40分ほどで山頂でしたが、急坂をずっとラッセルしてでしたので、けっこう足は疲れました。山頂に着いても快晴です。三室山や氷ノ山など兵庫の雪山風景を楽しみました。下山は忠実に千町小屋コースを辿りますと、50分で小屋に着けました。
006 1/ 9  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

007

1/10

 高御位山〜北山奥山
     (加古川市)
 高御位山の東尾根を楽しむことにしました。出発が遅れて昼からのスタートになってしまいました。この日は登山者が多いのか、阿弥陀新池の駐車場はほぼ満車でした。長尾コースを登って山頂へ。岩場の登りが楽しいコースでした。山頂は予想以上に多くのハイカーで賑わっていました。20人以上はおりそうで、こんなに人の多い高御位山は初めてです。山頂は北西の風がけっこう強くあり、寒さを我慢しながらの昼どきでした。昼食を終えて東尾根歩きの開始です。こちらを歩くハイカーは少ないようで、静かな尾根歩きとなりました。こちらの尾根も露岩が多く、けっこう楽しく歩けました。但し尾根の樹相はちょっと寂しい感じでしたが。最後は北山奥山から北池の登山口に下りました。

008

1/15

 升田山(加古川市)
 10日に続いてまた加古川の山です。平荘湖巡りをしたのは3週間前の12月23日でしたが、そのとき升田山の登山口を平荘湖の南岸に見ました。それが気になって、この日に登ることにしました。登山口には別当谷コースと書かれていました。ごく小さな山ですので、数分で尾根に出て、山頂までも僅かな時間でした。岩場の広がる山頂は素晴らしい展望地で、平荘湖だけでなく、加古川流域が一望でした。下山は往路と同じ道で戻ったのですが、駐車地点が目前になったとき、別の登山口を見ました。北からも登れるようでした。そこでそのコースで再び山頂を目指すことにしました。こちらは採石場の縁を歩きながらで、こちらもごく短い時間で山頂に立てました。一時間ほどの間に二つのコースを登ってしまいました。
009 1/16  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

010

1/20

 屋良部岳(石垣島)
 石垣島の山を登ろうと、一月の涼しい季節をねらって訪れました。昼に石垣空港に降り立ちますと、雲の多い空でしたが陽射しも見られました。この日の予定は前嵩でした。その前嵩の登山口が見つかりません。そこで急きょ、近くの屋良部岳に目標を切り替えました。その屋良部岳も登山口を見つけるのに手間取り、15時を回ってのスタートとなりました。そのもたつく間に、空は曇り空に変わっていました。登山道には標識はほとんど見られませんでしたが、少しヤブっぽい程度で登って行けました。20℃を越す気温に、すぐに大汗となりました。周囲は亜熱帯の植物群です。40分ほどで山頂に着きましたが、その頃には小雨がぱらつくようになっていました。風も強く吹いていました。それでも山頂の岩場のテラスで、展望を楽しみました。

011

1/21

 野底岳(石垣島)
 この日は朝から雨でした。そこで観光に切り替えて、北端の平久保崎までドライブとしました。その平久保崎に着く頃には、雨の降り方は弱まっていました。10時頃には雨は止んで曇り空となりましたので、ドライブのついでのように野底岳を登ることにしました。西麓の野底集落側からです。その登山コースは標識が付いており、分かり易いコースでした。そして周囲は濃い亜熱帯林です。山頂が近づきますと、見た目のままの急坂があり、ちょっぴりハードな登りを楽しめました。ただ山頂に着く少し前より小雨となり、山頂では強い風が吹き荒れていました。それでも雨の止むときがあり、山頂から美しい海岸風景を楽しめました。

012

1/21

 前嵩(石垣島)
 野底岳を後にして、川平湾を訪れました。その川平湾の近くに立つのが前嵩です。そこで前嵩も登ることにしました。前日は登山口が見つかりませんでしたが、この日は慎重に探して見つけました。こちらの登山道は易しい道でした。但し山頂はびっしりとリュウキュウザサが茂っていました。そのササヤブの中に岩があり、その上に立ちますと、想像以上の風景が広がりました。足下には川平湾の美しい海岸線、そして北から南へと石垣島の主だった山が一望でした。ここでも強風と小粒の雨を受けましたが、十分過ぎる展望を楽しみました。

013

1/22

 於茂登岳(石垣島)
 沖縄県の最高峰となる於茂登岳を目指しました。この日は晴れの予想でしたが、朝からどんより曇り空でした。しかも強い風が吹いており寒々としていました。於茂登岳の登山口には案内標識のおかげで楽々と着きました。登山道は一部が水害で崩れていましたが、そこを除くと概ね歩き易い道でした。コンクリートで整備された所もあり、遊歩道と言えそうでした。山頂までは70分。山頂には幾つか電波塔があり、ちょっと無粋な山頂でした。またササが茂っており、展望は良いとは言えません。少し失望感を持たされた山頂でした。下山は往路を戻りました。

014

1/22

 ウマヌファ岳
   〜桴海於茂登岳

     (石垣島)
 於茂登岳の下山を終えますと、すぐに東シナ海側に移動しました。桴海於茂登岳が目的でしたが、先にウマヌファ岳を目指しました。こちらの登山道はけっこうマイナーでした。標識は無く、地形図と目印テープだけが頼りです。またヤブコギがあったり沢の中を歩いたりと、かなりのワイルドさでした。おまけにヒルもいました。最後はササの急斜面を登って、ウマヌファ岳に着きました。大岩の点在する山頂は、360度の眺望でした。次に桴海於茂登岳を目指しました。少し戻って桴海於茂登岳の登山道に入りましたが、こちらも難路で、ヤブコギが続きました。目印が無ければ遭難しそうでした。もたもや苦労の末の山頂でした。桴海於茂登岳の山頂はササに囲まれて展望は少しだけでしたが、山頂に立てた達成感は十分でした。下山は北尾根を下りました。こちらは海を眺められるコースでした。青い海は感動的です。

015

1/29

 亀山〜西山(加西市)
 加西市近郊で目立つのが西山です。西山と言うよりも、山頂に建つ加西市ランドマークタワーが目立っている山です。少し離れた玉丘史跡公園に車を止めて歩き出しました。玉丘観音堂に立ち寄った後、逆池そばの「いこいの村はりま」に着きました。そこが亀山、西山ハイキングの起点です。先に亀山を登って、亀山古墳のあります山頂に立ちました。けっこう展望の良い山頂でしたが、更なる展望はやはり西山でした。山頂のランドマークタワーの屋上に上がりますと、まさに360度の絶景でした。但し風の強さも一際でした。その風に負けじと展望を楽しみました。そしてランドマークタワーのそばで昼食としました。
016 1/30  京見山(姫路市)  <勝原橋登山口→山頂→京見町中央口>

017

2/ 5

 高竜寺ヶ岳(豊岡市)
 標高が低くとも雪がたっぷり積もる山として高竜寺ヶ岳に向かいました。但東町に入りますと、屋根の雪は1メートル近くあり、豪雪地の風景でした。たんたんトンネルを抜けて、京都府側に入った位置から始まる登山道を登りました。始めは林道歩きでしたが、登山コースの起点を見落として歩いてしまいました。そのため無理やり急斜面を登って行くことになり、久々に厳しい登山になりました。県境の登山コースに合流しますと、後は気楽に山頂に向かえました。山頂はたっぷりと雪に覆われていました。残念だったのは春霞が強いことで、おぼろげな視界になっていました。下山は忠実に登山コースを辿って戻りました。
018 2/ 6  京見山(姫路市)  <才登山口→じゅくじゅく道→山頂→京見町中央口>

019

2/11

 表山(たつの市)
 午後のひとときを近くの山で過ごすことにしました。表山は山陽道の龍野西ICのそば、国道2号線との間に立つ山です。関電の巡視路で登り出しますと、すぐに鉄塔でした。その先は細々と小径があり、ときに軽いヤブコギをして山上に出ました。三角点の位置は雑木林で、易しげな雰囲気でした。但し展望はありません。そこで南へと緩やかな尾根を歩いて行きました。次第にシダヤブとなりましたが、小径は続いていました。そして急坂の手前で、漸く展望が現れて東から南、西と、近在の低山を眺めることが出来ました。その頃には陽射しも現れて、暖かさも感じました。後は引き返して下山しました。
020 2/12  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

021

2/13

 御坊山〜野瀬奥山
     (相生市)
 三連休でしたが遠出が出来ません。この日も午前が用事でつぶれてしまいました。そこで午後に近場でしっかりと登ろうと、野瀬奥山を御坊尾根で登ることにしました。車は遠見山公園の駐車場に止めました。すぐ近くが登山口でした。登山道を途中で少し誤りましたが、笹の中を登って御坊山に着きました。そこは雑木が茂って展望は良いとは言えません。その後はひたすら御坊尾根を歩きました。尾根は緩やかで登山道には素朴さがありました。途中の露岩地では展望も楽しめました。北側からのコースが合流しますと巡視路を歩くようになりました。最後は境界尾根を登って、野瀬奥山の山頂に立ちました。その下山ではパートナーがはぐれてしまって驚かされましたが、御坊尾根に戻ってからは途中で北へと下り、そして沢コースで西へと戻って行きました。最後は水子地蔵には出ず、もう一度御坊山の方向に向かい、トラバース道を歩いて御坊山の登山口に出ました。

022

2/19

 駒の尾山〜大海里山
  (兵庫岡山県境)
 この季節に兵庫全域で晴れが予想されますと、どうも雪山に登りたくなります。駒の尾山とその近くの大海里山が展望の良い山であることを思い出して、二つの山を登ることにしました。スタート地点はちくさ高原の入口にある駒の尾山登山口です。途中までトレースがありましたが、大海里峠に着く頃には見えなくなっていました。後はうっすらと新雪の積もる県境尾根を登って、先に駒の尾山に立ちました。兵庫、岡山、鳥取の山並みが一望です。そこで昼食をとった後、引き返す形で大海里山に向かいました。峠からは最短コースとして急斜面を登りましたが、最後は木に掴まりながら何とか登る状態でした。そして着いた大海里山の山頂は、駒の尾山に負けない好展望が広がっていました。二つの白いピークに立てて、幸せな気持ちになれました。
023 2/20  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町西口>

024

2/26

 東床尾山(豊岡市)
 暖かい日が続きますが、但馬ならまだ雪山を楽しめるだろうと東床尾山に向かいました。「糸井の大カツラ」から始まる一般コースを登ろうと床尾林道に着きますと、林道は起点から雪が残っていました。そのため登山口まで延々と雪の林道を歩くことになりました。そしていざ登山道を登ろうとしたのですが、コースは雪に隠されて判然としません。そこでコースを辿るのは諦めて、近くの尾根を登ることにしました。けっこう急斜面の尾根で、標高差350mをひたすら登ることになりました。それも稜線に出て真っ白な東床尾山を見たときは、その苦労が報われる思いでした。最後はすっかり白い斜面を楽しく登って山頂に立ちました。歩き始めてから4時間近くが経っていました。上空は雲一つ無い快晴です。ただ時計は14時が近くなっていましたので、西床尾山に回ることは諦めて登ってきたコースを引き返しました。
025 2/27  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

026

3/ 5

 沖ノ山(鳥取県)
 雪山として沖ノ山を登ることにしました。東の尾根を登ろうと大茅スキー場に着きますと、スキー場から先の林道は全く除雪されておらず、スキー場から歩き出すことになりました。それも新雪をひたすらラッセルしてです。林道を2時間近く歩いていますと退屈してしまい、適当に尾根を登ることにしました。尾根の雪は更に歩き難いもので、なかなか進みません。1140mピークを越えて東尾根に出たときに漸く沖ノ山がみえましたが、はるけき遠さに感じました。それにも負けじと歩き続けました。但しラッセル状態がずっと続くとあって、パートナーは途中でギブアップです。結局、山頂に立ったときは、歩き始めてから5時間半が経っていました。ただほっとしたの一言で、すぐに下山を始めました。下山は楽なもので、展望を楽しみながら歩きました。何とか夕焼け色の中で下山を終えることが出来ました。
027 3/ 6  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

028

3/12

 中蒜山〜上蒜山
  (岡山鳥取県境)
 日帰りで兵庫県以外の雪山を登ろうと上蒜山に向かいました。この日は晴れの予想でしたが、蒜山の空は薄晴れ程度でした。まず中蒜山を登ろうと塩釜冷泉そばの登山口に着きますと、人気の山域なのにトレースがありません。今週もラッセル登山となりました。目印が少ないため登山コースを逸れてしまい、南尾根を登ることになりました。急尾根と深い雪に悪戦苦闘して2時間半かかって中蒜山の山頂に立ちました。そこから上蒜山を目指そうとしたところ、上蒜山の鋭い姿にパートナーはこの日もギブアップです。そこでパートナーを避難小屋に残して、一人で上蒜山に向かいました。鞍部までは楽でしたが、上り坂になりますと、急斜面と軟らかい雪に苦しめられました。それでも何とか上蒜山に立って真っ白な大山を眺めました。下山は中蒜山にパートナーを残していましたので、往路コースを戻りました。今週もまた夕暮れの中での下山となりました。
029 3/13  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

030

3/18
 〜19

 三ノ丸〜氷ノ山
  (兵庫鳥取県境)
(3月18日)長らく使用していなかった冬季用のシュラフを使いたいと思い、氷ノ山山頂の避難小屋で一泊することにしました。この日は朝から快晴でした。若桜氷ノ山スキー場はまだ営業しており、リフトで頂上駅まで上がることが出来ました。前日にどか雪があったのか新雪だけで60センチは積もっていましたが、そこにトレースが付いていましたので楽に登って行けました。ところが最初の急坂が終わった位置でトレースは終わっていました。深い雪に早々と諦めたようです。こうなると後はラッセルで進むしかありません。もう4週連続のラッセルです。それでもこの日良かったのは、ブナ帯で霧氷が見られたことです。それにしても歩度が上がりません。三ノ丸まで2時間でした。その先もひたすらラッセルで、山頂に着いたのは夕暮れが迫る17時半でした。避難小屋には誰もいません。荒れ狂う強風の音を聞きながらの一人で過ごす一夜でした。
(3月19日)強風はこの日も続いていました。まだ雲が広がる中を氷ノ山越へと向かったのですが、コシキ岩を巻く辺りは氷の上に新雪が載っているだけの危険な状態でした。そこでその先へ進むことは諦めて、山頂に引き返しました。そしてピストン登山に切り換えて、三ノ丸に向かいました。前日に付けた自分のトレースを追って行きますが、もう雪に隠れている所もありました。三ノ丸を過ぎますとこの日の登山者とすれ違うようになり、はっきりトレースを踏むようになりました。後は楽なもので、のんびりと若桜氷ノ山スキー場へと下りて行きました。新雪に苦しめられて厳しい登山でしたが、終わってみれば改めて氷ノ山は素晴らしい山だと思いました。
031 3/20  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>
032 3/21  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

033

3/26

 野瀬奥山〜天下台山
     (相生市)
 この日は午前しか時間がとれません。そこで近場でしっかり登れるコースとして、野瀬奥山と天下台山を登ることにしました。車は天下台山西コースの登山口、東部墓園のそばに止めて、まずは市道を水子地蔵の位置まで歩きました。そして御坊渓谷沿いの馬場坂西コースを歩いて、途中から御坊尾根に出ました。後は尾根を辿って野瀬奥山に立ちました。野瀬奥山には僅かな時間いただけで、すぐに天下台山に向かいました。相生市とたつの市との境界尾根を北へと歩きますと、岩屋谷コースに合流しました。後は遊歩道歩きで天下台山の山頂です。天下台山はすっかりハイキングの山として定着しているようで、多くのハイカーを見かけました。下山は西コースを下って駐車地点へと楽々戻りました。
034 3/27  京見山(姫路市)  <才登山口→じゅくじゅく道→山頂→則直登山口>

035

4/ 2

 国見山(宍粟市)
 国見山に国見の森公園が完成してから5年が経ちますが、まだ訪れていませんでした。そこで国見の森公園のハイキングコースを歩いて山頂に立つことにしました。先に比地の滝を見物してからハイキングコースに入りました。往路は1番コースを登りました。このコースはずっと林道歩きでした。コースを半分ほどを歩いたとき、左手に展望休憩所への遊歩道が分かれましたので、そちらを歩きました。遊歩道の雰囲気は良くハイキングに相応しい小径でした。展望休憩所に着いて、そこで昼休憩としました。その後、国見山山頂に立ちました。小さな子供を連れているファミリーが何組かいましたが、みなモノレールで来た人たちでした。山頂展望台で展望を楽しんでから下山としました。下山は2番コースです。こちらは距離が短いとあって、急傾斜で続きました。コースの多くは丸太の階段道になっていました。

036

4/ 3

 トンガリ山(姫路市)
 3月27日に姫路北バイパスが部分開通して、石倉地区の先で国道29号線と合流するようになりました。そのバイパスがトンガリ山の南尾根の下を抜けています。そこで尾根からバイパスを眺めることにしました。当然、トンガリ山には登ります。車は峯相大池のそばに止めてスタートしました。車道を北へと歩いてトンガリ山の登山道に入りました。尾根に出ますと亀岩を通ってトンガリ山の山頂に立ちました。展望を楽しんだ後は、引き返す形で南へと下りました。そして石倉トンネルの上から真新しいバイパスを眺めました。その先も尾根道が続いていましたので下って行きますと、程なく尾根道は怪しくなって竹林へと入って行きました。そこを抜けて麓に出ますと、そこは峯相大池のそばでした。

037

4/ 5

 扇ノ山(鳥取県)
 今年も残雪の山として扇ノ山に向かいました。やはり南麓の「八東ふる里の森」からのコースです。今年は雪が多かったようで除雪は進んでおらず、「八東ふる里の森」の手前3.5kmの地点から歩くことになりました。雪はたっぷりとありましたが、良く締まっており、途中まで靴の潜ることも無く歩けました。2時間15分かかって登山口に着きました。但し雪が多すぎるのか、どこが登山口か分かりません。そこで適当に近くの尾根を登って行きました。歩き易いだけでなく展望を楽しみながらで、スノーハイクを味わいました。山頂もたっぷりの雪で、まだ2m以上はありそうでした。下山はすんなりと登って来たコースを引き返しました。午後の雪は腐ってきましたが、下るとあって特に苦労も無く歩けました。

038

4/ 9

 愛宕山(加西市)
 午後から晴れとの予想でしたので、昼から低山ハイキングを楽しむことにしました。向かったのは加西市畑町の愛宕山です。歩き始める前に谷町の八幡神社の石段に座って昼食としました。そばの桜が満開でした。お腹が膨れたところで、八幡神社の裏から始まる小径を歩き出しました。緩やかな道で雰囲気も良く、そのままのんびりハイキングと思っていますと、途中から荒れてきました。倒木があったり道が不確かになったりとマイナーな雰囲気でした。それが愛宕山の山頂まで続きました。愛宕山から先は「歴史の森」のハイキングコースとなり、整備された遊歩道を歩きました。その途中には「ゆるぎ岩」がありました。ところで午後は晴れると期待していたのですが、逆に雲が増えて、下山を終えたときはすっかり曇り空でした。

039

4/10

 赤谷山(宍粟市)
 今年の赤谷山には雪が残っていそうに思えて、残雪登山を楽しもうと出かけました。午前で登山を終わらそうと、戸倉スキー場コースをピストンすることにしました。スキー場には少し雪が残っていましたが、スキー場を過ぎますと雪は全く残っていませんでした。裸木の自然林と落ち葉の尾根道が続きます。そのうちにちらほら雪を見るようになり、それが尾根を隠すようになったのは、県境尾根が近づいた頃でした。漸くスノーシューを履いて、スノーハイキングとなりました。山頂手前はすっかり白くなっており、残雪の山を登る目的が達せられました。但し山頂は陽当たりが良いため地表が広く現れていました。下山はすたすたと言った感じで往路を戻りますと、1時間半とかかりませんでした。予定通り、昼までで登山終了となりました。
040 4/10  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町中央口>

041

4/16

 京見山〜白毛山
    〜才トンガリ山
     (姫路市)
 才のトンガリ山で山火事が発生したのは4月4日の昼です。5日には鎮火しましたが、トンガリ山を中心に広く焼けてしまいました。その焼けた状態をはっきり見ようと、京見山から歩いて行くことにしました。焼け跡が現れたのは、泣き坂峠からでした。ただ全焼では無く、地表は黒こげながらも、立木は堪えるように立っていました。また全く焼けていない所もありました。白毛山まで歩いてからトンガリ山に向かいました。そちらは火の中心部だっただけに、丸焼け状態でした。原因はハイカーのたばこの火かも知れません。一本のたばこでこの姿になるのを見るのは、何ともやりきれないものです。

042

4/17

 雄鷹台山(相生市)
 朝から快晴です。昼から体が空きましたので、近くの山で過ごすことにしました。海が眺められてツツジの花も味わいたいと、御津山脈の雄鷹台山に向かいました。鳩ヶ峰のそばの登山口からスタートです。登山道は期待通りに点々とツツジが咲いていました。そして瀬戸の島々が間近に眺められました。雄鷹台山からは仏ヶ台山に向かいました。この主脈もツツジに彩られていました。尾根道は以前に比べて少し荒れてきていましたが、その自然さも悪くありません。展望地では室津の港も眺められました。その尾根歩きですが、仏ヶ台山まで歩くには時間が足らず、途中で雄鷹台山に引き返して下山としました。
043 4/23  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

044

4/24

 弥十郎ヶ嶽〜丈山
       〜北中山
     (篠山市)
 この日の空は晴れてはいるものの雲が多く、視界もうっすらとしていました。周回で歩こうと辻奥山林道をアプローチとしました。まずは弥十郎北峰を目指しました。始め急坂の斜面を適当に登りますと、途中で登山道に出会えました。後は尾根筋を登山道のままに登りました。ただ天気が悪くなってきました。登るほどに雲が増えて曇り空になりました。弥十郎北峰を越えて弥十郎ヶ嶽と順調に来たのですが、弥十郎ヶ嶽で休んでいますと、雨粒までぱらつくようになりました。カミナリも聞こえました。どうなることかと思っていますと、丈山に向かう途中より晴れてきました。そして丈山、北中山、飛曽山と歩くときは、青空になっていました。弥十郎ヶ嶽の山頂を除いては展望に恵まれない尾根歩きでしたが、静かな尾根歩きを楽しめました。

045

4/29

 笠松山〜善防山
     (加西市)
 この日は「昭和の日」です。近くの山を登ろうと古法華自然公園に出かけました。そして笠松山から善防山を周回で歩くことにしました。車は公園の西端にあります駐車場に止めてスタートとしました。キャンプ場はファミリーで大賑わいでした。その喧噪を離れて、笠松山の登山道に入りました。ツツジに彩られた登山道を登って笠松山の山頂に立ちました。山頂には展望台がありますが、そこからの伸びやかな風景は何度見ても良いものです。その後は善防山へ。吊り橋を渡って善防山コースに入りますと、もうハイカーはいません。善防山山頂はいたって静かでした。その善防山からは引き返す形で、220mピークにつながる尾根に入りました。220mピークを越した先の馬ノ背は好展望地です。そこから見る笠松山は一番良い姿ではと思いました。そこを過ぎますと大柳ダム湖を見ながらの下りで、ダム湖のそばに戻って来ました。

046

4/30

 妙見山〜釜口山
     (淡路市)
 淡路島の釜口山は一等三角点の山ですが、山頂そばを林道が通っており登山対象には見られていないようです。その釜口山を麓から歩くことにしました。スタート地点は東麓の妙勝寺です。細々と続く車道は月ノ山観音までのハイキングコースになっていました。そのコースの途中から地図に破線で描かれている小径に入りました。小径は登るうちにヤブ道になってきました。途中で外れてしまいましたので後は適当に登りますと、ちょうど月ノ山観音の前に出ました。そこから林道歩きの開始です。釜口山を目指したのですが、目印が無かったためか通り過ぎてしまいました。そこで妙見山まで歩くことにしました。妙見山では山頂の妙見宮のそばで昼食としました。妙見山からは林道を引き返して、釜口山の位置を丁寧に探しました。NTTの電波塔が建つピークの隣が釜口山でした。展望の無い山頂でしたが、やはり一等三角点は立派でした。そこからの下山はひたすら林道歩きです。月ノ山観音から先はハイキングコースの標識に従って下りますと、無事に妙勝寺に戻って来ました。
047 5/ 1  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

048

5/ 2

 相場ヶ裏山(赤穂市)
 赤穂市と備前市を分ける県境尾根に、三等三角点(点名・帆坂)を持つ395mピークがあります。その山が旗振り山だったようで、相場ヶ裏山の名があることを知りました。そこで登ってみることにしました。スタート地点は帆坂峠を越して岡山県側に入った所にある夜泣地蔵からです。北へと沢沿いの小径を歩きましたが、ヤブ道になってきましたので沢の中を歩きました。岩の上をけっこう伝って歩くことが出来て、沢歩きとして楽しめました。枯れ沢となって不確かになりますと、県境尾根に向かいました。尾根に出ますと少しイバラやシダがありましたが、特に厳しくなることも無くごく普通のヤブ山として山頂に立ちました。その山頂は木立に囲まれており展望はありません。近くに崩壊地があってそこからは広く赤穂の山並みが眺められました。但し、黄砂のために薄ぼんやりとした視界だったのは残念でした。

049

5/ 3

 野坂岳(福井県)
 5月連休をずっと自宅で過ごすのもどうかと思い、急きょ一泊二日で若狭の山を楽しむことにしました。初日は敦賀富士と呼ばれています野坂岳です。朝をゆっくり出ましたので、野坂いこいの森キャンプ場の登山口に着いたときは昼になってしまいました。その登山コースですが、これが適度な登り安さとあって気楽な登りでした。山頂まで1時間半でした。そこは一組のファミリーがいるだけの静かな山頂でした。山頂は広く開けており360度の展望でした。但し黄砂のために視界が濁っていました。それも山頂で過ごすうちに強い風が現れて次第に視界は良くなってきました。敦賀湾が眺められるようになり、近くの山並みも見えるようになりました。おかげで1時間ほど山頂で過ごしてしまいました。それでも16時前には下山を終えました。

050

5/ 4

 三十三間山(福井県)
 「若狭の山」の二日目は、若桜町と滋賀県高島市との県境尾根にあります三十三間山です。国道27号線の間近に登山口があり、ごく気楽にアプローチ出来る山です。始めは沢沿いの林道歩きでした。沢を離れて植林地を登り出しますと、急斜面を登山道はつづら折れで続きますので無理のない登りでした。尾根登りに移りますと尾根の傾斜はきつめでしたが、しっかりと登る感があって悪くありません。山上に出ますと、笹原が広がる中の尾根歩きとなりました。山頂は展望が良くなかったため、すぐに笹原に戻ってきました。そこで一休みとしたところ、どうも風の通り道のようで風の冷たさに休めません。そこで県境尾根を南へと歩いて、711mピークのそばで休憩としました。そこは風も無く穏やかでした。またそこから見る三十三間山の姿は悪くありませんでした。ガイド本通りに歩くのでは無く、少しメインコースを離れてみるのも面白いと思いました。

051

5/ 5

 鷹の子山(姫路市)
 5月連休の最終日は、近くの山で昼を過ごすことにしました。この鷹の子山は姫路市とたつの市の境に立つ山で、「郷土誌おおいち」に太市地区で一番高い山として紹介されています。その鷹の子山へのルートですが、槻坂トンネルをたつの市側に抜けた位置よりスタートしました。竹林の中を登り始めますと、ごく無難に市境尾根に出ました。市境尾根にははっきりとした小径が続いており、それを辿って北へと歩きました。間近を山陽自動車道が通るだけに、その騒音が少しうるさく感じました。鞍部の槻坂を越えて登り坂にかかりますと少しヤブっぽくなりましたが、軽いヤブコギ程度で山頂に立てました。周囲は雑然とした雑木林で、いかにも人の訪れが少なそうな山頂でした。下山は登って来たルートを引き返しました。その帰路で展望を求めますと、露岩が所々でありましたので、瀬戸の方向や新龍アルプスなど、まずまずの展望が得られました。

052

5/ 7

 向山(姫路市)
 近くの山で昼食をとることにしました。この向山は13年ぶりです。北側の緩い尾根をヤブコギ覚悟で登ろうと考えていたのですが、舞子池のそばから歩き易い山道が山頂までずっと続いていました。おかげで新緑を愛でながら尾根歩きを楽しめました。この向山の登山コースには、山頂を含めて露岩の展望地が三カ所ありました。その中で一番広い第2テラスで昼食としました。遮るものの無い展望が広がっていました。その後は登山道のままに下って行きますと、岩国神社を通って向井霊苑のそばに下り着きました。ここまでのハイキングが楽しかったので山裾を歩いて戻らず、歩いてきた登山コースを逆に辿ることにしました。結局、向山を二度登ったことになりました。
053 5/ 8  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

054

5/14

 六郎谷(鳥取県)
 新緑を楽しもうと、鳥取県の八頭町に向かいました。目的はちょっと変わった山名の六郎谷です。山頂から真っ直ぐ北に延びる尾根を歩くことにしました。但し往路は西麓を走っている林道を利用してです。林道を途中で離れて六郎谷の山すそに取り付きました。急傾斜の尾根でしたが、新緑が目を楽しませてくれました。その支尾根を登って北尾根の途中に辿り着きました。北尾根は植林もありましたが自然林も多くあり、しかも大ぶりな木が多いとあって、新緑は期待通りでした。ただ緑が豊かな証拠ですが、どうも木立に切れ目が無く、展望はほとんどありませんでした。山頂もしかりです。山の静けさと新緑を愛でて憩いました。下山はひたすら北尾根を下って行きますと、野町集落のそばに下り着きました。

055

5/15

 猫山(鳥取県)
 前日に続いて鳥取県八頭町の山を登ることにしました。猫山は六郎谷よりも少し西に位置する山です。前日の六郎谷と同じく情報が少なく、地図を頼りに登ることにしました。その往路は一番簡単と思える猫山林道をアプローチとしました。林道は入口にクサリが張られており、起点から歩くことになりました。林道の終点から先は急斜面で小径はありません。適当にヤブコギをしながら登ることになり、ちょっと厳しい登りでした。植林地に入って少しは楽になりました。そして山頂手前の490mピークに着きますと、北側からの登山道に出会えました。後は登山道を歩いて楽々と山頂でした。山頂は展望がありませんでしたが落ち着ける所でした。下山は登山道を下って行きますと途中から植林帯に入り、無難に猫山林道に下り着きました。
056 5/15  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町中央口>

057

5/21

 雌岡山〜雄岡山
     (神戸市)
 雄岡山、雌岡山はハイキングとしては簡単過ぎることと、二つの山を移動するときに車道を暫く歩くことが嫌で再訪は考えていませんでした。それが初めて登ったときから16年が経って印象が薄れてきましたので、再訪することにしました。車は雌岡山の麓に止めて、雌岡山ハイキングから始めました。少し蒸し暑さを感じながらの登りでしたが、山頂では涼しい風を受けました。うっすらとした視界の中に明石海峡大橋が眺められました。そして雄岡山へ移動です。やはり車の通行が気になりましたが、歩道を暫く歩いて雄岡山の登山道に入りました。登山道は歩き易い上に、自然林が優しげな風景を作っていました。山頂の佇まいも悪くありません。高雄台の住宅地へと下って、再び歩道歩きで駐車地点に戻りました。久々の雄岡山、雌岡山でしたが、前回よりも良い印象を持てました。
058 5/22  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

059

5/28

 東山(宍粟市)
 小雨模様の天気でしたので、新緑の中を傘を差しながら気軽に登れる山に向かうことにしました。そこでどの山が良いかと考えたとき、さっと東山をフォレストステーション波賀側から登るコースが思い浮かびました。このような天気では登る人はいないと思えましたので、車は尾根コースの登山口そばまで進めました。そこから山頂までピストンの考えです。登山は期待通りでした。風はほとんど無く、傘を差しながらのんびりと歩けました。新緑は雨に濡れて落ち着いた色を見せていました。ガスの漂う中の登りでしたが、山頂はガス帯を抜け出ていました。しかも着いた頃より雨は小止みとなりました。おかげで雲海の風景を楽しめました。終始パートナーと二人だけでのハイキングで、美しい東山を十分に楽しめました。

060

6/ 4

 大戸山(淡路市)
 6月20日から千円高速の制度が中止されると聞きました。淡路島には4月に行ったばかりでしたが、リーズナブルな通行料のうちにと、また淡路島に向かいました。この日は楽に登れる山を三つ登ることにしました。最初に向かった大戸山は淡路島の北部、常盤ダム湖の南に佇む山です。ダム湖の近くの戸ヶ鼻池より遊歩道がありました。一帯は公園でしたが、作られた後は手入れがされていなかったようで荒れていました。ただ遊歩道は山頂まで続いており、20分で山頂でした。山頂は展望台になっているのですが、周囲の木々が育っており、むしろ展望の悪い山頂でした。

061

6/ 4

 常隆寺山(淡路市)
 二つ目の山は兵庫100山に選ばれています常隆寺山です。こちらは山頂そばの常隆寺山まで車道が通じています。その車道を利用して常隆寺配水池のそばから歩き始めました。常隆寺に着きますと、その裏手から始まる登山道を登って行きました。この常隆寺山は二度目でしたが、山頂の木々が切られており以前よりずっと展望が良くなっていました。但しこの日の視界はモヤがきつく、近くの海岸線も判然としていませんでした。

062

6/ 4

 山王山(淡路市)
 三つ目は西海岸側、山田港に近い山王山です。この山王山は山頂まで車道が通じていすが、ごく小さな山ですので麓から歩き出しました。標識もあり気楽に歩いて30分で山頂でした。山頂には山王神社が建っており、いかにも鎮守の森に建っていると言った趣がありました。山頂からは北の海岸線が眺められました。下山は往路を戻りました。三つの山を登り終わってもまだ14時前でしたが、帰路につきました。
063 6/ 5  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町西口>

064

6/11

 飯盛山(加西市)
 飯盛山は加西市のフラワーセンター内にある小さな山です。山頂そばの展望台まで遊歩道が通じています。その飯盛山の山頂に立つことも目的の一つでしたが、主目的は園内散策です。ごく軽い散歩と考えていたのですが、このフラワーセンターで思わぬ苦労をしてしまいました。地図を見ますと、園内の南東の丘に三角点記号(点名・豊倉)が見えます。ついでと言った感じで向かいますと、丘のピークはヤブでした。すぐに引き返したのですが、勘違いをして南の方向に下ってしまいました。そちらは全くのヤブでした。そこでヤブコギでピークへと引き返したのですが、隣のピークに立ってしまうやらで散々でした。園内に戻りますと、そこは穏やかな世界です。亀倉池の周囲を散策しながら花々を愛でました。また飯盛山の山頂からは園内風景も楽しみました。結局、園内には4時間ばかり居て、フラワーセンターの散策を満喫しました。

065

6/18

 才トンガリ山
     (姫路市)
 トンガリ山が山火事に逢ってから2ヶ月が経ちました。遠くから見ますと山頂はうっすら緑色になっています。その様子を間近で見ることにしました。才天満神社から登って行きますと、山火事跡は笹で青々としていました。これまであまり見なかったワラビもよく目に付きました。黒く焼けた木立でも、根元から若い芽を出しているのもあり、山の生命力を感じました。山頂もしかりです。最も火の回った所ですが、ここも笹に覆われていました。ただ地表は変化があるのですが、黒く焼けた木は裸木のままです。その黒い木立の中にも残った芽から若葉を出しているのもあり小さな変化は見られました。この山がどのように再生していくのか、新たな興味が湧いてきました。
066 6/19  京見山(姫路市)  <春日神社登山口→山頂→京見町中央口>

067

6/25

 扇山(加東市)
 多少の雨でも気にせず歩ける山に行くことにしました。それとプラスして温泉が近くにある所を考えたとき、五峰山のハイキングを思い付きました。その心づもりでいますと、天気が悪いと予想された週末は晴れでした。それでも予定通り五峰山に向かいました。播磨中央公園第1駐車場がスタート地点です。朝から30℃を越す暑さでした。往路は車道を歩いて光明寺に着きました。光明寺は木陰が多くあって過ごし易い所でした。暫く境内を散策して、最後に五峰山の最高地点となる扇山に立ちました。ここまでは特に暑さは気になりませんでしたが、麓に下りてきますと気温は35℃になっていました。後はサイクリングロードを歩いて駐車地点に戻ったのですが、猛暑に体がだるくなってしまい、温泉に入る気持ちは消えて退散としました。
068 6/26  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>