TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
トンガリ山 (風見峰)  258m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2011年4月】 No.4 2011-36(TAJI&HM)
 
    南尾根にある162mピークより  2011 / 4

 国道29号線を石倉交差点を過ぎて北へと走っていると、トンガリ山の南尾根で大規模な工事が行われていることに気づいたのは2009年頃のことか。それがトンネルの工事で、姫路北バイパスの工事であると知って、完成を楽しみにしていた。これが出来ると、自宅から宍粟市へ行くのに、数分は時間短縮になりそうだった。その完成が2011年3月27日だった。それを記念して、尾根からバイパスを眺めるのも一考ではと思えた。当然、トンガリ山も登ってだった。それを完成から一週間後の4月3日に実行とした。
 車は峰相大池の北岸、石倉営農組合倉庫のそばに止める。目の前の池の中に高架が建っており、バイパスは池の中央を貫く形で通っていた。それを尻目に北へと歩き出した。まずはトンガリ山への登山道でトンガリ山を目指すことにした。山頂に立った後、引き返す形で南へと尾根を下って、トンネルの上に立つ考えだった。その尾根には尾根道が付いていることは分かっていたが、そちらへは歩いていなかったので、尾根からバイパスを眺めるだけでなく、尾根道がどのように続くのかも興味があった。登山道に入ってからの様子は下の写真日記を見ていただくとして、尾根歩きはごく気楽なもので、願い通り尾根上からバイパスを眺めることが出来て、2時間弱のミニハイキングを無事終了することが出来た。ただ尾根道はトンネルの上を過ぎた先の下りから不確かになり、最後は竹林となってしまったので、ハイキングとして終わらすのであれば、トンネルの上で引き返して、トンガリ山コースを下るのが無難なようだった。
(2011/4記)(2021/3改訂)
<登山日> 2011年4月3日 13:43峰相大池前スタート/13:49トンガリ山登山口/13:57尾根に出る/14:11〜15亀岩/14:22〜38トンガリ山/14:45亀岩/14:54登山口への分岐点/14:59〜15:11[162m]ピーク/石倉トンネルの上/15:23竹林に入る/15:30エンド。
(天気) 午前は薄曇りから薄晴れの空だったが、午後に入って薄い青空が見られるようになった。但し、全体的に白っぽい空だった。木陰では15℃ほどと低めだったが、陽射しの下では20℃はありそうな暖かさだった。弱く吹く風には少し冷たさが感じられるも、ほとんど気にならなかった。視界は北の方向こそまずまずの見え方だったが、南の方向は逆光でもあり、少しうっすらとしていた。全体的に平板な視界だった。
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峰相大池を北バイパスが貫いていた 峰相大池のそばから車道を北へと歩いた 数分も歩けば登山口への道が分かれた
雑木林の中を登山道が始まった すぐに尾根への坂道に入った 登山道にスミレが咲いていた
登るほどに急坂になってきた 右手でトンガリ山が鋭い姿を見せていた 登山口から10分と登らず尾根に出た 北へと歩く
尾根から東の方向に北バイパスが少し望めた 正面にトンガリ山を見る 登山道のツツジはまだツボミの姿だった
亀岩(神岩)が近づくと説明の案内板が現れた 亀岩を見上げる 亀岩に先に登って、パートナーを待った

 亀岩の上に立って
 南から南西の方向
 を眺める
亀岩の上から東に書写山を見る その手前の白い建物は白鳥城だった 左の写真見える笠形山を大きく見る
亀岩を後にしてトンガリ山に向かった 急坂をロープを伝って登って行く 後から登ってくるパートナーを待つ
山頂手前の展望地で、南に広がる風景を見る 足下に亀岩が見えている その展望地から少し登った所が山頂だった

 トンガリ山の山頂
 からは、西に向か
 って広く展望があ
 った
上の写真の右隅に見える後山を少し大きく見る 更に大きく見る 駒ノ尾山は4月だというのにまだまだ白かった
山頂では木立をの空いた所から北西にも展望があった 左の写真の伊勢山を大きく見る
トンガリ山の山頂を離れて下山を始める 亀岩まで戻ってきてトンガリ山を振り返る 石倉からの登山道が合流する地点まで戻ってきた
その先も登山道は尾根を南へと続く 162mピークに着く 少し開けていた 162mピークよりトンガリ山を望む
162mピークを離れたとき、南の方向を望む 下り坂の先にトンネルのフェンスが見えてきた トンネルの上に着いて、足下にバイパスを見る
フェンスがあってトンネルには近づけない 東の方向は峰相大池だった 左の写真の奥に見える仁寿山を大きく見る
トンネルの位置から更に南へ下って行く更に 採石場の縁を通った 垂直の岩壁だった 更に下ると竹林となり、小径は不確かになった
竹林の中に桜の大木を見る 但し枯れていた 鞍部で小径に出会った その小径を東に歩く 峰相大池のそばに出た 駐車地点は間近だった