登山記録:2010年(7月〜12月)     

No. 月 日 山 名 感  想

060

7/ 4

 的場山(たつの市)
 朝に空を見ますと、雲は多いながらもきれいな青空が見えていました。それを見て展望の良い山に登りたくなりました。但し梅雨の蒸し暑さがありましたので、近場で無理なく登れる山と考えて、的場山としました。車は景観地区のそばにあります観光駐車場に置き、そこから紅葉坂を目指しました。紅葉坂は木陰が多くあり、良い感じで歩けましたが、両見坂からの的場山への登りは、陽射しを受けながらの急坂登りとあって、けっこうバテ気味になってしまいました。もうひたすらユックリズムで登りました。良かったのはこの日の視界で、くっきりと遠くまで見えていました。尾根の途中の展望所では揖保川流域の風景を、山頂では南に広がる瀬戸の風景を楽しみました。ところで、この日は下山後駐車場に戻る途中で、たつの市立図書館に立ち寄りました。そして噂の「1240万円」の美術書を眺めてきました。

061

7/10

 的場山〜鶏籠山
     (たつの市)
 昼を過ぎて出張先から帰宅したところ、パートナーがハイキングに行きたいと言います。暑い昼下がりでしたので、鶏籠山なら木陰歩きが出来るだろうと向かいました。景観地区の中を通って紅葉坂に近づいたとき、聚遠亭に立ち寄りたくなりました。そこで龍野神社への石段を登って行きました。そこは木陰になっており、けっこう楽に登って行けました。その気楽さに考えが変わって、そのままどんどん登って行きました。野見宿禰神社を過ぎて尾根道に入りました。的場山への道です。急坂ですが引き続き木陰の中を登って行けました。また涼しい風もあって楽に山頂に立てました。突然の思い付きで2週続けての的場山となりました。そこからは両見坂コースで下山としました。そして両見坂から漸く鶏籠山登山道に入りました。もちろん木陰道で山頂まで歩けました。城跡の雰囲気を楽しみながらの散歩のようなものです。鶏籠山の山頂からは龍野城へと下りました。
062 7/11  京見山(姫路市)  <才登山口→ジュクジュック道→山頂→京見町西口>

063

7/17

 深山(宍粟市)
 まさに梅雨の明ける日でした。雲の多い空でしたが、ときに澄んだ青空の広がることがありました。深山を北側から登りたく、齋木からの林道へ車を進めました。そのまま林道終点の登山口を目指していたところ、途中で林道が荒れてきました。そこで途中からハイキング開始としました。登山口に入りますと、まずは蔦路峠へと登って行きました。峠からは南東方向へとやや急斜面を登ります。登山道の周囲はイワヒメワラビが繁茂していました。稜線に出ますと、そこは素晴らしい展望地でした。北向かいの大甲山が一望でした。山稜を辿り出しますと木陰道の上に涼しい風もあって、ごく気楽に山頂に立てました。山頂は木々に囲まれていましたので、展望はありません。序でに南深山まで足を延ばしましたが、そちらも木陰道が続くだけでした。下山では改めて展望地に立ちました。午前は雲に隠されていた山々も現れており、遠くは氷ノ山までの展望を楽しみました。
064 7/18  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

065

7/19

 蘇武岳(豊岡市)
 蘇武岳への長いコースとして阿瀬渓谷を歩いて金山峠経由で向かうコースがありますが、そのコースを再訪しました。早朝に自宅を出ましたので8時を回った時間から歩き出せました。阿瀬渓谷に入りますと、滝を一つ一つを丁寧に眺めました。そのため金山集落跡に着くまでに2時間以上が経っていました。そこから金山峠まで更に1時間かかりましたので、峠に着いたときは昼になっていました。その先も林道を歩かず、尾根の登山道を歩きました。その尾根歩きのうちに天気が一変しました。朝は澄んだ青空でしたが、一気に雨雲が増えてきました。山頂に着きますと、ガスが漂うまでになりました。そのうちに雨粒が落ちてきて、それが小雨となり下山中には本降りの雨となりました。その雨が阿瀬渓谷を大変な姿に変えていました。濁流と言うか激流になっており、徒渉点が渡れなくなっていました。仕方なく山腹をトラバースして登山道に出ましたが、何とも危険な目に会ってしまいました。茶色く濁った阿瀬渓谷を見ながら駐車地点に戻りますと、空はすっきりとした青空に戻っていました。

066

7/23

 木曽駒ヶ岳
   〜将棋頭山
  (中央アルプス)
 中央アルプスの南駒ヶ岳を登ろうと、勇躍出かけました。朝の7時に駒ヶ根市の池山コース登山口に着きますと、何と登山禁止です。6月に登山道が崩壊しており、登れないとのことです。寝耳に水ですが、今更木曽側の登山口に回れません。思案の末に、この日は目の前の木曽駒ヶ岳を登ることにしました。バスとロープウェイを使って、一気に標高2612mです。もう9時を回っていましたので、ガスが空に多く見られるようになっていました。それでも稜線にガスのかかることは少なく、晴れた木曽駒ヶ岳山頂に立つことが出来ました。休むうちにガスが周囲を閉ざしてしまいました。それを見て下山に向かうことにしたのですが、今少し山頂に居ますと再び晴れ間が広がってきました。それを見て北隣の将棋頭山まで歩くことにしました。そちらに向かう人は少ないものの登山としては易しく、なだらかな稜線の散歩でした。「聖職の碑」の遭難碑も眺められて、ごく気楽に将棋頭山の山頂に立てました。もうロープウェイの最終時間まで3時間しかありません。稜線を戻ったのでは間に合わないと思い、トラバース道となる濃ヶ池経由で戻ることにしました。トラバース道のおかげで、ロープウェイには悠々間に合いました。

067

7/24

 鬼面山(長野県)
 前日は楽しく木曽駒ヶ岳と将棋頭山のハイキングで過ごせましたが、せっかく信州に来ているのに、それだけで帰るのはもったいなく思え、もう一日登山を楽しむことにしました。鬼面山は伊那山地の最高峰です。飯田市街から良く見えており、以前から気になっていた山です。登山口のある地蔵峠には夜が明けて間もない5時過ぎに着きました。おかげで朝の涼しさの中を登って行けました。空は雲一つ無い快晴です。登山道ははっきりしており、易しいコースでした。ただ展望は少なく、シラビソ林に囲まれていました。2時間ほどで山頂に着きますと、それまでの展望の悪さを補って余りある大展望が待っていました。高さ4メートルほどの展望台が建っており、その上に立ちますと、中央アルプスが一望でした。南アルプス南部も眺められて大満足でした。朝の早い時間に山頂に立てましたので、9時を過ぎた時間に登山を終えることが出来ました。
068 7/24  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

069

7/31

 久松山(鳥取県)
 夏になりますと、一度は海で泳ぎたくなります。今年は鳥取で泳ごうと岩美町の浦富海岸を目指しました。その海水浴の前に軽い登山を楽しもうと、鳥取市のシンボルと言えそうな久松山を登ることにしました。麓が鳥取城跡になっています。久松公園の入口に車を止めて鳥取城跡に入って行きました。その奥より登山道が始まっていました。蒸し暑い日で、大汗をかいて登っていますと、よく人とすれ違いました。鳥取市街がすぐ近くとあって登る人が多いようです。自然な感じの登山道を登って30分ほどで山頂でした。山頂は好展望地で鳥取市街だけで無く日本海も一望でした。但し、この日はモヤの強い視界でした。下山後は、この日の目的の海水浴へ。浦富海岸は水がきれいな上に適温で、しかも遠浅とあって海水浴には絶好でした。また砂が細かいことも足の裏には優しいことでした。午後の時間を泳いだり砂浜で昼寝をしたりと、ひたすらのんびりと過ごしました。

070

8/ 1

 三国山(鳥取県)
 鳥取県の東部の山で登りたかった山の一つが三国山です。問題は登山口に至るまでの林道が悪路だと言うことです。佐治町中集落から林道に入りますと、始めは舗装路でしたがすぐにダート道となり、そしてまさに悪路となりました。轍が深く掘れており四駆車でないと厳しい道です。何とか慎重に車を進めましたが、厳しくなって途中から林道を歩くことになりました。林道を10分も歩けば登山口に着けましたので一安心です。登山道は始めは丸太の階段道が長々と続いていました。途中からは自然な道も歩くようになり雰囲気が良くなりました。良かったのはブナの木が多いことで、山頂が近づきますとブナ林が続くようになりました。山頂は最近になって雑草が刈られたようで、すっきりと平らになっていました。その中央に展望台があり、そばに一等三角点を見ました。展望台から見えるのは山ばかりで、山深い所に立っていることを実感させられました。

071

8/ 7 

 広戸仙(岡山県)
 涼しい風を求めようと、少し標高のある山として那岐連山の一峰、広戸仙に向かいました。中国道を美作ICで降りて、声ヶ乢の登山口に着いたのは9時前でした。往路は尾根コースを登って行きました。意外と木陰が多くあり気温も28℃までで、期待通り涼しく登れました。尾根には展望所があり、涼しい風を受けながら日本原の風景を楽しみました。山頂まで600mの位置にあります展望所では西から北への展望があり、遠く大山も望めました。休憩時間も入れて、2時間で山頂でした。山頂には一段と涼しい風があり、その風に誘われて昼寝も楽しみました。下山は南東尾根を歩いて、矢櫃城跡、甲山を通るコースを下りました。最後は長い金山林道を歩くことになりましたが、途中で愛宕滝を見て涼味を味わいました。暑い季節ですが、けっこう涼しく広戸仙を楽しめました。 
072 8/ 8  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

073

8/14
 〜15

 池口岳
 (南アルプス深南部)
 (8/14)南アルプス深南部の池口岳を、お盆休暇を利用して登ることにしました。池口岳は無理をすれば日帰りで登れそうですが、朝の山頂に立ちたく、途中のザラ薙平でテント泊をすることにしました。午前2時に自宅を出ますと、朝の8時過ぎに遠山郷に入りました。登山口まで車を進めてスタートです。その空はすっかり曇り空でした。天気は良くなることは無く、途中からはガスの中を登るようになりました。尾根は概ね緩やかでしたが、アップダウンが多くあり、けっこう足は疲れました。4時間以上かかって13時前に漸くテント場に着きますと、その頃には雨が降り出していました。その雨の中、素早くテントを張りますと後はひたすら寝て過ごしました。
 (8/15)この日は4時に目覚めました。雨は止んでいましたが、前日と同じく周囲はすっかりガスでした。ヘッドランプを点けて、池口岳を目指しました。テント場から山頂までの標高差は500mほどです。急傾斜の所もありましたが、朝の冷気に助けられて6時半に山頂に立てました。但しガスの山頂で展望はありません。漸く着いたの思いで眺める山頂でした。下山中もずっとガスの中でした。結局二日間とも展望には恵まれませんでしたが、南アルプス深南部に十分に浸ることが出来ました。
074 8/16  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

075

8/20

 赤兎山(福井県)
 福井の山へ一泊二日の小旅行に出かけました。この日は山上の湿原で人気のある赤兎山に向かいました。目指したコースは鳩ヶ湯温泉からのルートで、ガイド本からの情報では登山口から3時間程度で山頂に立てそうに思えました。また何となく優しげな登山道を予想しました。ところが鳩ヶ湯コースはマイナーコースのようで、たんどう沢までの登山道は細い上にアップダウンが多くあり、けっこう足を疲れさせられました。またたんどう沢を越すのも難儀でした。山頂への最後の登りも堪えて、4時間かかっての山頂でした。山頂は好展望なのですが、この日の視界はモヤが強く近くの経ヶ岳もうっすらとしていました。良かったのは山頂から赤兎避難小屋までの遊歩道で、湿原風景を楽しめました。この避難小屋との往復が40分。また下山も3時間かかりましたので、この日は8時間近く歩いたことになり、予想外にハードな登山となりました。

076

8/21

 冠山(福井県)
 福井県への小旅行二日目は、大野市内の旅館で朝を迎えました。冠山は福井と岐阜の県境尾根にありますが、その名の通りの冠の姿で、尾根では一番目立っています。登山口は冠山峠ですが、その標高は1050mほどありますので、着くまでの冠林道を長く感じました。登山道を歩き出しますと、遊歩道と呼べそうな道でスムーズでした。但し風がほとんど無く、陽射しの下ではけっこうな暑さでした。尾根の小さな起伏を幾度か越して冠平に着きました。のどかな冠平で一息入れてから、最後の100mの急坂を一気に登りました。山頂は360度の眺望でした。うっすらとした視界ながら大満足です。この山頂には40分ばかりいましたが、他に登山者は現れずパートナーと二人きりの山頂を楽しめました。そして下山後は冠温泉で汗を流しました。

077

8/29

 水剣山(宍粟市)
 胃が疲れているときは登山に限ります。8月は第4週に仕事で上海を訪れていましたが、帰ってきたときはすっかり胃が疲れていました。そこで少しハードな登山をして胃をすっきりさせようと考え、水剣山が思い付きました。但し暑い季節ですので午前で終えてしまおうと、7時前に登山口となる大谷集落の外れから歩き出しました。往路は西尾根コースに入って766mピーク経由で山頂に向かいました。早朝は涼しいと考えていたのですが、朝から気温は高めで大汗をかきながらの登りでした。ただ登るほどに風が現れて涼しくなりました。山頂では快いばかりの爽やかな風を受けました。北東ピークで展望を楽しみますと、下山は808mピークを経て東尾根コースを下りました。けっこう暑い中の下りとなりましたが、予定通りに午前で下山を終わり、お腹も予定通りにすっきりしました。

078

9/ 4

 百里ヶ岳(福井県)
 9月に入っても暑い日が続きます。但し空は快晴です。そこで若丹山地の一等三角点の山、百里ヶ岳に向かいました。コースは鯖街道になっています。それは上根来集落からのコースで、登山口から鯖街道を歩くことになりました。途中に林道を挟みましたが、根来坂峠まで鯖街道を歩きました。程良い傾斜の歩き易い道で、いにしえの良き街道の趣がありました。根来坂峠からはブナ林に囲まれた尾根道です。高島トレイルと名が付いていました。ブナ林の雰囲気を楽しめただけで無く、琵琶湖の展望も楽しめました。そして着いた百里ヶ岳は、何と百人ほどの団体登山者に占拠されていました。その団体も程なく下山しましたので、静かな山頂になりました。下山は木地山峠経由で上根来集落に至るコースを下りました。木地山峠までは優しい尾根道でしたが、上根来集落への下りはマイナーな雰囲気でした。麓に下り着きますと気温は33℃と厳しい暑さでした。

079

9/ 5

 由良ヶ岳(京都府)
 前日の百里ヶ岳が少し長めのハイキングになりましたので、この日は軽めの山として丹後半島の付け根にあります由良ヶ岳に向かいました。標高は640mと手頃です。スタートは北近畿タンゴ鉄道の丹後由良駅からです。線路を越えて南西へと歩き、国民宿舎のそばから登山道に入りました。この日も快晴で、すでに30℃を越える暑さになっていました。登山道は木陰の中でしたが、29℃から下がりません。風も無く、何とも暑い中での登山でした。そのためバテ気味で尾根に出ました。最初に三角点のある西峰に立ちました。こちらは木陰がある上に風もあって、涼しく過ごせました。また天橋立が眺められました。次に東峰に立ちますと、こちらは遮るものの無い360度の展望でした。但し直射光をまともに受けましたので、何とも暑い山頂でした。そして昼の暑い中での下山を終えますと、麓は更に暑く35℃はありそうでした。

080

9/12

 書写山(姫路市)
 この週末は忙しく、日曜日のそれも午前10時までしか時間がとれません。その10時までで汗をかくことにしました。そこで最近登っていなかった手近な山でと考えて書写山に向かいました。その書写山を刀出坂で登ることにしました。車は刀出天神の駐車場に止めて、案内標識のままに登りますと、近畿自然歩道を歩くようになりました。朝の涼しさを期待していましたが、もう朝から蒸し暑さがあり、けっこうな汗をかいてしみました。それでも山上に出て大講堂の前で休んでいますと、爽やかな風を受けました。その風の中で朝食をとりました。その後に山頂を踏んでから下山としました。

081

9/17

 沢口山(静岡県)
 静岡県の山行に出かけました。目的は寸又三山です。自宅を深夜の2時に出ますと、寸又峡温泉には8時過ぎに着きました。快晴でした。この日は三山の中で一番易しいと言われます沢口山を登ることにしました。往路は猿並平コースで登って行きました。このコースは始め湿った道でしたが、ここで山ヒルの攻撃を受けてしまいました。またけっこうマイナーなコースで、植林地の中の登りが続きました。富士見平で日向山コースと合流です。後はシラビソの混じる自然林の中を登って山頂でした。山頂からは南アルプス南部、深南部の山並みが眺められました。高い山には雲がかかっていました。下山は日向山コースを下りました。メインコースだけに、終始自然林の中を歩けました。ただ石ころが多く、歩き易いとは言えませんでした。ゆっくりと歩いたこともあり、この日の沢口山は5時間ほど歩くことになって、決して易しい山とは言えませんでした。

082

9/18

 朝日岳(静岡県)
 寸又三山の朝日岳は姿の良い山です。但しこの日は機嫌が悪いようで、山頂部はガスに隠されていました。寸又峡温泉街を抜けて、寸又川に架かる猿並橋を渡ると、そこから山道がスタートしました。この山はしっかり登ると言う言葉が相応しい山で、急傾斜の登山道が続きました。尾根は樹林に囲まれて、展望は良いとは言えません。ひたすら登ることに集中しました。但し途中まで前日と同様に山ヒルの攻撃を受けてしまいました、標高1300mを過ぎてからガス帯に入りました。展望の無いまま登りが続いて、4時間かかって山頂に着きました。山頂はすっかりガスに囲まれていました。人影は無く、ひたすら静かな山頂でした。下山は登って来た道を戻りました。急傾斜の登山道は足を疲れさせますが、登りよりはずっと短い時間で下れ、2時間半で吊り橋まで戻って来ました。予想通りにしっかり登れたことを実感出来る山でした。

083

9/19

 八高山(静岡県)
 「静岡の山」の三日目です。前日がちょっと厳しい山でしたので、この日は適度な山として島田市と掛川市の境にあります八高山に向かいました。一等三角点の山です。スタートは大井川鉄道の福用駅からとしました。すぐに山へと入り、茶畑の中を登るようになりました。いかにも静岡の山を登っている雰囲気がありました。但し、その先は植林地を登ることが多くなりましたが。植林地の急坂を登りきると、一気に道は平坦になりました。その先は馬王平までずっと緩やかでした。そして山頂へと再び急坂登りでした。ちょうど登山道のそばで伐採作業が進められており、広々とした展望の中を登って行けました。山頂は南にも北にもまずまずの展望が広がっていましたが、この日はモヤが強くうっすらとした視界でした。往路は「急坂コース」でしたので、下山は「ゆるやかコース」を歩きました。こちらはちょっとマイナーな雰囲気でした。
084 9/20  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>
085 9/23  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

086

9/25

 飯森山(多可町)
 久々に多可町の山を訪れることにしました。飯森山はこれまで高坂峠からと神河町側からしか登っていません。そこで多可町側から登ってみることにしました。多田集落の先から始まる林道を進んで、標高280m辺りから南東尾根を目指しました。登山道は無く、適当に登って行きました。尾根に出ますと、途中で二度ほど林道に出会いました。最初の目的地は673mピーク(点名・宮前奥山)です。ここで一休みとしましたが、その頃から雲が増えてきました。山頂に着きますと、すっかり暗い空になっており程なく小雨が降り出しました。下山は北へと多田坂峠に向かいました。雨は降ったり止んだりです。峠からは地図の破線路を辿って戻る考えでしたが、破線路は林道に変わっていました。但し工事中で、途中まででした。その先は不明瞭なため適当に斜面を下りますと、朝に車を走らせた林道が足下に見えて来ました。その林道に下りるとき、雨で濡れた岩で滑ってしまい右足首を捻挫してしまいました。後は林道を歩くだけですので我慢して何とか歩きましたが、けっこう辛いことでした。

087

10/ 2

 蟻無山(赤穂市)
 先週に痛めた右足は、その後、痛みがひどくなり立てない状態が数日続きました。この日で一週間が経ちましたが、まだまだ痛みは続いており、杖で歩くのがやっとでした。しかし、この日は快晴です。風も爽やかでした。骨には異常が無いので、足が痛くても登れる山はないかと考えたとき、標高71mの蟻無山が思い浮かびました。山と言うよりも丘です。そこで出かけた次第です。麓の有年原から登山道があり、杖をつきながらでも10分とかからず山頂でした。山頂は古墳とのことでしたが、特に古墳らしさはありませんでした。但し平らに開けていましたので、山頂の雰囲気は十分でした。やはり山の上は良いものです。さて下山ですが、痛めた足には下り坂は辛いものです。麓に着いたときは、歩けなくなっていました。気分転換には良かったですが、足の痛みがひどくなってしまいました。

088

10/11

 汐鳴山(淡路市)
 まだ足の痛みが続くため、軽い山を登ろうと、一年ぶりに淡路島に向かいました。汐鳴山は島の北端に近い位置にあり山頂まで車道が通じていますが、麓から歩こうと「松帆の里」からスタートしました。地図ではそのそばから山頂方向へと、小さな沢に沿って小径が書かれています。その小径に入りますと、始めは順調でしたが、途中からヤブになってしまいました。どうも正しい道から逸れたようでした。苦労して尾根に出ましたので、これでは軽い登山とは言えず厳しい登山でした。足の痛みも増したようです。尾根道を歩いて車道に合流しました。そこは「大阪湾海上交通センター」のそばでした。後は車道歩きを続けて山頂に立ちました。山頂は雑木に囲まれており、展望はありません。ちょっと苦労のしがいの無い山頂でした。下山はもっぱら車道を歩いて岩屋へと下りました。そして「道の駅あわじ」で、明石海峡大橋を見ながら昼食としました。

089

10/11

 城ノ瀬山(淡路市)
 この日の午後は汐鳴山の少し南に位置する城ノ瀬山に向かいました。この山も山頂まで車道があります。淡路景観園芸学校のそばから歩き出しましたが、ただ緩やかな車道を歩くだけですので、散歩のようなものです。途中で遊歩道を見ましたので、遊歩道を登って山頂に立ちました。山頂まで5分でした。山頂には3階建ての立派な展望台が建っていましたが、廃墟になっていました。てっきり鍵がかかっているものと思っていたのですが、施錠はされておらず、屋上に上がれました。そこは正に360度の眺望でした。汐鳴山で楽しめなかった展望が、ここでお釣りが来るぐらい楽しめました。

090

10/16

 三草山(猪名川町)
 足は徐々にしか良くなりません。まだ無理は出来ませんので、軽い山を登ろうと兵庫大阪県境に位置する三草山に向かいました。三草山のメインコースは大阪側からですが、兵庫側から登ることにしました。猪名川町上阿古谷から林道を走って、適当な所に止めました。そこから登山口までは15分ほどでした。登山口から尾根を登り出しますと、始めは自然林と笹原の広がる風景の中を易しく登って行けました。それがなぜか道は不確かになって、とうとう消えてしまいました。どうも道誤りをしたようです。そこで無理やり尾根方向に登って登山道に合流しました。後は登山道を歩いて難なく山頂です。山頂はなだらかな丘になっており、木陰も多くあって心休まる所でした。展望も良く人気の程が分かりました。下山は兵庫側のコースを忠実に辿りますと、始めの登山口に戻って来ました。往路で歩いた道は、登山口からすぐ先の位置で間違っていたことが分かりました。

091

10/23

 八木城山(養父市)
 今週も軽いハイキングを楽しむことにしました。八木城山は養父市を抜ける国道9号線にごく近い山で、単に城山と呼ばれているようです。山頂には八木城跡があります。登山口の電気柵を抜けて登山道に入りますと、遊歩道と呼べそうな歩き易い小径が続いていました。案内標識が点々と立っていましたので、その案内のままに登って行きました。最高点は土城跡と呼ばれる409mピークですが、そこはすっかり周囲を雑木に囲まれていました。城跡の雰囲気が一番あったのは、それより40mほど低い本丸跡でした。そこはネザサと芝生が広がる優しげな佇まいでした。ハイキングとしてはごく簡単でしたが、足の快復は遅いようで、この日もゆっくりとしか登れず、アップアップの状態でした。

092

10/30

 三崎山(赤穂市)
 赤穂御崎にあります三崎山へ散歩に出かけました。車は伊和都比売神社の駐車場に止めました。そこからは瀬戸内海が一望で、家島諸島や小豆島が間近に眺められました。視界は良いようで、小豆島の稜線がくっきりと見えていました。三崎山の山頂へは、始めは温泉街を歩いていましたが、途中から山頂への急階段を登りました。山頂には御崎灯台が建っています。その山頂からは海の眺めよりも山の眺めが良く、赤穂の市街地の背後に広がる山並みが一望でした。午後のひとときでしたが、風光明媚な赤穂御崎の散策を楽しめました。

093

11/ 3

 三角山(鳥取県)
 鳥取市用瀬町は宿場町のイメージを残す町です。その町並みの背景にある鋭い三角形の山が三角山です。用瀬町総合支所から歩き始めました。有名な山だけに標識ははっきりしており、歩き易い登山道が続いていました。雲の多い空でしたが、次第に晴れると考えて登っていたところ、途中で小雨が降ってきました。これはどうなるかと思っていますと、程なく小雨は止み、後は青空も覗いて陽射しも受けるようになりました。登山道は自然林の中を続き、山頂が近づきますと、姿のままに急坂を登ることになりました。山頂は神域で、三角山神社が建っていました。足下には用瀬の町並みが一望でした。この下山ではサブコースを歩いて、お城山に立ち寄りました。そこは影石城跡になっています。城跡らしく平らに開けており、また三角山よりも展望が良く、西の山並みだけではなく、北には日本海まで眺められました。

094

11/ 6

 十石山〜瀞川山
     (香美町)
 紅葉を楽しもうと、瀞川山に向かいました。コースは木の殿堂から始まり十石山を経由するコースとしました。十石山へは展望コースを登りました。そこは期待通りに紅葉が見頃を迎えていました。ブナ、ウリハダカエデの鮮やかな黄葉は、十分に目を楽しませてくれました。今年の紅葉は例年よりも色鮮やかではと思えました。瀞川林道に出ますと、こちらはカラマツの紅葉でした。カラマツ林を見ながらの林道歩きでした。山頂に着きますと、弱く吹く風は涼しく、ひたすら爽やかでした。そして素晴らしい展望が前面に広がっていました。妙見山、鉢伏山、氷ノ山と、但馬の高峰を眺めて過ごしました。まさに紅葉ハイキングとして絶好の日でしたが、なぜか他にハイカーは見かけず、終始パートナーと二人きりでした。
095 11/ 7  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町中央口>

096

11/13

 大段山(宍粟市)
 ガイド本「宍粟50名山」で、大段山には南からの登山コースがあることを知りました。そこで上千町からのコースと合わせて、周回で歩くことにしました。登りは「こぶしの里」の近くから始まる南尾根コースとしました。この日は黄砂の影響で薄曇りの空でしたが、尾根は紅葉となっており、楽しく登れました。山頂に着きますと、一帯のクマザサはすっかり消えて、地表は落ち葉に隠されていました。そのなだらかな風景は落ち着きがあって悪くありません。下山は東へと上千町に向かう尾根を下りますと、最後に工事中の車道に下りて来ました。その車道を歩いたため、大回りで戻ることになりましたが、車道を囲む尾根が紅葉の見頃を迎えていました。黄砂で展望は楽しめませんでしたが、紅葉は十分に楽しめた思いになれました。
097 11/14  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

098

11/20

 平野高山(朝来市)
 朝から快晴でした。始めに竹田城の近くにある山に向かったのですが、その山はまったけ山で今は入山禁止でした。そこで別の山を登ろうと考えたとき、この平野高山が見事に紅葉していたのを思い出して、急きょ向かうことにしました。但し地形図を持っていません。そこで道路地図と見えている山の姿から登山経路を考えて、東南麓の平野集落から登ることにしました。平野神社から適当に登り出しますと、狙い通りに南東尾根を歩けるようになりました。尾根は期待通りに紅葉に染まっており、それを愛でながらの楽しい登りでした。ヤブは無く、ずっと落ち葉を踏みながらの優しい登山でした。途中はあまり展望はありませんが、山頂では千ヶ峰から段ヶ峰までの展望が楽しめました。
099 11/21  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

100

11/23

 荒神山(佐用町)
 この日は勤労感謝の日。週中の休日ですので、軽い山を登ることにしました。旧上月町の荒神山は、上月城跡があります。その登山道が近ごろ整備されたとのことで、ミニハイキングには手頃ではと思えました。登山口に着きますと、そこには上月歴史資料館が出来ていました。登山道は遊歩道の歩き易さで、周囲の木々はちょうど紅葉の見頃でした。十数分で着いた山頂も落ち着きある雰囲気で、足下に上月町の町並みが眺められました。このハイキングコースは全長7kmもあるとのことですが、荒神山のみハイキングだけにしましたので、上月城跡の散策をするだけになりました。

101

11/23

 生駒山(上郡町)
 午前の荒神山を終えますと、午後は上郡町の生駒山に向かいました。朝に見かけたその全山紅葉の姿に惹かれての急な思い付きです。その登山道はすっかり落ち葉に覆われていました。山頂も落ち葉に覆われて、良い雰囲気でした。生駒山は展望の良い山ですが、この日は視界が良く、上郡町の山並みを十分に楽しむことが出来ました。コースとしては往路は井上コースで登り、下山で羽山コースを歩きました。

102

11/27

 愛宕山(上郡町)
 4日前に紅葉の美しさに惹かれて上郡町の生駒山を登りましたが、生駒山と競うように色付いていたのが愛宕山でした。そこで上郡町で再び紅葉を楽しもうと、愛宕山に向かった次第です。この日も快晴でした。スタートは苔縄駅からです。赤松小学校の横から登り出しました。愛宕山は遠目には紅葉の山でしたが、中低木は常緑樹が多いようで、登山道を歩く限りは紅葉は少なく感じました。それと途中はシダの道でした。苔縄城跡を過ぎて、漸く紅葉が周囲に広がってきました。地表も落ち葉で覆われていました。山頂は雑木が茂って展望には恵まれていませんでしたので、少し手前の露岩地で昼休憩としました。南が広く開けており、上郡町内とそれを囲む山々が一望でした。
103 11/28  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町中央口>

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12/ 4

 城山〜千丈寺山
    〜ヨコガワ峰
     (丹波市)
 どうも足を痛めてから低山指向です。丹波の山を考えたとき、黒井城跡のある城山を登りたくなりました。この日は朝から雲の無い澄んだ空が広がっていました。風も無くぽかぽか陽気です。黒井小学校のそばから始まる登山道コースは、遊歩道の趣で城山の山頂まで続いていました。その山頂は城跡としての雰囲気の良さだけで無く、360度の眺望が広がっていました。丹波の山の大展望台でした。ただこの山一つではもったいないので、その後は尾根を西へと歩きました。落ち葉道となった尾根道は優しげな道で、歩くのが楽しくなる道でした。その雰囲気の中、千丈寺山に立ちました。更に西へと歩いて、ヨコガワ峰にも立ち寄りました。こちらは急坂が続いており、しっかり登れて良かったです。後は南麓の古川集落へと下り、村里の道を歩いて戻りました。
105 12/ 5  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

106

12/11

 神前山〜坂戸山
   〜大師山(福崎町)
 二度目の神前山は周回で歩くことにしました。他にも坂戸山、大師山を歩いてです。スタートは前回と同様に、山崎二之宮神社からです。晴れを期待していたのですが、どんよりと曇り空でした。しかも登るうちに小雨が降ってきました。以後は降ったり止んだりです。尾根も少しヤブっぽくなったようで、けっこうネズなどの灌木にひっかかりました。標高330mの山頂部に着いて、漸く歩き易くなりました。それが次に坂戸山に向かうとき、伐採地を歩くことになったのですが、そこで倒木につまづいたり、ヤブに突っ込んでイバラに何度もひっかかれました。けっこう厳しい所でしたが、但し展望は楽しめました。坂戸山から南へと大師山に向かうにつれ、道はどんどん良くなり、漸く気楽なハイキングとなりました。小雨の中のハイキングでしたが、終わってみればけっこう変化があって、久々のヤブ尾根を楽しめたと思いました。
107 12/12  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

108

12/18

 才トンガリ山
     (姫路市)
 天気予報では晴れときどき曇りでしたが、朝から雲の多い空で、兵庫中部から北は雨または雪のようでした。そこで遠くに出かけることは止めました。それでも昼の時間帯を家で過ごすのはもったいないので、近くのトンガリ山で昼食をとることにしました。それも山上で昼食を作らず、弁当屋さんでホカ弁を買うことにしました。才天満神社からの登山コースは展望コースですので、登るほどに南に向かって気持ちの良い展望が広がります。山頂もしかりです。但しこの日は少し冷たい風が吹いていましたので、冷たさを我慢しながらの昼食でした。それでも山上で広い景色を眺めながら暖かい食事が出来ることはうれしいことでした。<12:23才天満神社登山口/12:37〜53山頂/才登山口に下りる。><薄曇り。山頂の気温は13℃ながら、北から冷たい風が強く吹いていた。視界はうっすらとしており、瀬戸の島は判然としなかった。><TAJI&HM>

109

12/19

 高城山(篠山市)
 丹波で気になる山がありました。それは弥十郎ヶ嶽で、北側から登りたくなりました。その前に弥十郎ヶ嶽の姿を目に焼き付けたく、弥十郎ヶ嶽を眺める山として先に高城山と衣笠山を登ることにしました。この日の篠山市は朝霧に包まれて、山はすっかり隠れていました。まずは高城山を目指しました。往路は春日神社からのコースです。よく整備された遊歩道を登って行きますと次第に霧が薄れて、山頂の八上城跡に着く頃には陽射しを受けるようになりました。そして足下に雲海の風景が眺められました。下山は藤ノ木坂コースを下りました。弥十郎ヶ嶽の姿は、この下山時に少しだけ得られました。

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12/19

 衣笠山〜行者山
     (篠山市)
 この日は弥十郎ヶ嶽を眺められる山として午前に高城山を登りましたが、午後は同じ理由で衣笠山に向かいました。この衣笠山は山頂に幾つもの電波塔が建っており、車道が山頂まで通じています。その車道を起点から歩きました。舗装路歩きは退屈でしたが、山上の展望に期待しました。その展望ですが、意外と木立が茂っており、展望は僅かでした。その衣笠山から西へと尾根歩きで行者山を目指しました。この尾根では三嶽の眺めを楽しめましたが、行者山も展望が良いとは言えませんでした。下山は南西尾根の登山道を下りました。途中からまったけ山でしたが、その下りで漸く弥十郎ヶ嶽が眺められました。その弥十郎ヶ嶽ですが、下山後に篠山川沿いの車道を走っていたとき、山上で見るよりもよほどすっきりと眺められたのは皮肉でした。

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12/23

 飯盛山〜洞貝山
      〜相ノ山

     (加古川市)
 この日は別の山を予定していたのですが、午前の用事が長引いて、10時を回って漸く出かけられることになりました。そこで車で30分圏内の手頃な所として飯盛山を思い付きました。平荘湖周回散策と併せてです。スタートは南岸の弁財天神社に近い位置からとしました。平荘湖岸を左回りで歩いて北東岸に出ました。そして南東尾根を登って飯盛山を目指しました。優しい尾根で楽々と山頂です。ただ北風の冷たい山頂でした。飯盛山からは次に洞貝山へと向かいました。洞貝山はなだらかな山で、山頂の東屋で一休みとしました。その後は平荘湖畔に戻りたかったのですが、「少年自然の家」の中は通り抜けが出来ません。そこで一度、相ノ山を登ってから平荘湖へと下山しました。そして平荘湖の中に作られた堤防を通って南岸に出て、後は湖岸道路を歩いて戻りました。終わってみれば三つの山を登ったことで4時間ほど歩いていました。

112

12/24

 養久山(たつの市)
 二日前と同じく、播州中部から北の空はすっきりとしない空でした。そこでまた軽いハイキングをしようと養久山に向かいました。養久山はJR竜野駅の北に位置するごく小さな山です。山上には30を越す古墳があり、ハイキングコースが作られています。その養久山ハイキングを、東端に近い日吉神社から始めました。すぐに尾根に着きましたが、東端の登山口を知りたく、一度そちらに下りました。そして改めて東登山口から歩き始めました。尾根はすっかり落ち葉道でした。上空には薄黒い雲が広がっており、ときおりしか陽射しが現れません。冷たい北風もあり寒々とした中での古墳ハイキングでした。ただ歩くうちに少しずつ青空が増えてきました。山頂を少し過ぎますと、そこに最大の一号墳があり、ちょっとした公園になっていました。そこで昼休憩としました。ちょうど青空が広がって暖かい陽射しの下で過ごせました。下山は尾根を引き返して、日吉神社へと戻りました。
113 12/26  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

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12/31

 石粉山(赤穂市)
 2010年の最後は、赤穂の山で締めくくることにしました。石粉山は六道山の南西、岡山県との県境尾根にある小さなピークです。前日の雪で東麓の横山集落への道は、すっかり白くなっていました。長谷池のそばに車を止めて歩き出しました。車道は池の北側を今暫く続いていましたが、次第に荒れてきました。但しほぼ平坦な道でした。この道も白くなっていました。途中からは山道となりました。その道が荒れ道で、災害のためか途中消えたりもしましたが、とにかく沢沿いを西へと進みました。最後は急坂を登って県境尾根です。その尾根を南へと僅かに登った所が石粉山の山頂でした。山頂は岩場になっており、展望は抜群でした。但し強い北西風が吹いており、その冷たさに身は凍る思いでした。

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12/31

 向山(赤穂市)
 この日は石粉山のハイキングが目的でしたが、石粉山の下山を終えてもまだ昼前でした。そこで別の山で昼食をとることにしました。結果として2010年最後の山となったのが向山です。1月にも登っていましたが、そのときと同じく瀬戸内ホームの位置から歩き始めました。その1月と比べますと、山頂は木が切られたようで、すっかり展望の良い山に変わっていました。瀬戸内海と坂越湾を眺めながらの昼食でした。但しこちらも強風が吹いており、それを我慢しながらでした。