登山記録:2010年(1月〜6月)     

No. 月 日 山 名 感  想

001

1/ 1

 五在所ノ峯(高知県)
 2010年の元旦は、前日に続いて高知市内のホテルで迎えました。雑煮の朝食をいただいてから向かったのは、四万十町の五在所ノ峯です。大晦日の山として登りたかった山ですが、新年最初の山としました。国道56号線のそばからスタートですので、アプローチはいたって簡単でした。始めに林道を歩いて登山道に入りました。雪がうっすら付いていましたが、1時間とかからず山頂に立てました。山頂からは期待通りに陽光を浴びる太平洋が眺められました。この五在所ノ峯で一番展望の良いのは山頂の少し北にある哨戒所跡とのことで、そこに立ち寄りました。哨戒所跡は山頂以上に太平洋を広く眺められました。また南東方向にはごくうっすらとながら室戸岬も望めました。

002

1/ 1

 蟠蛇ヶ森(高知県)
 2010年の新年最初の山は太平洋を眺められる山として四万十町の五在所ノ峯を午前に登りましたが、午後は前日の続きをしようと、蟠蛇ヶ森に向かいました。この日は桑田山集落を抜けて標高350m辺りの位置からスタートしました。林道歩きはほとんどせず、登山道のままに登って行けました。おかげでこちらも1時間ほどで山頂に立つことが出来ました。山頂は10センチほどの雪ですっかり白くなっていました。その山頂には巨大な展望台が建っており、太平洋が一望でした。下山後は麓の桑田山温泉にも入って、気持ちよく新年登山を終えました。
003 1/ 2  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

004

1/ 4

 大天井岳(姫路市)
 この日は正月休暇の最終日です。疲れた胃に新鮮な空気を入れたく、大天井岳に向かいました。但しパートナーはこの日が仕事始めとあって、単独で向かいました。いつもの通り賀野神社に車を止めてスタートです。大天井岳に登るとなると、いつもは出来るだけ休まずスポーツ登山をする気持ちでどんどん登るのですが、この日は写真を撮りながらゆっくり登りました。登る途中では誰とも会わず、山頂も他に一人の登山者を見ただけで、この日の大天井岳はひっそりとしていました。ところでこの大天井岳に新しい登山道が出来ていました。「新下山道」の名で虹ノ滝コースの一つ北の尾根に作られていました。どのような道かと興味を持って下りますと、危険な所も無く、ごく無難に虹ノ滝近くに下り着きました。

005

1/ 9

 真殿山(赤穂市)
 北の天気が少し悪いと思われるときは、やはり瀬戸内側の山に向かいます。真殿山は赤穂市街地の北部、千種川に近い山です。北麓の林集落から送電塔の巡視路を登って行きました。急坂でしたが、はっきりとした尾根道として続いてました。最初のピークには三角点があり、西へと歩いていきますと、小さなピークを幾つか越すことになりました。ちょっとしたミニアルプスの雰囲気でした。展望も優れています。三つ目のピークが真殿山で、その急峻な姿は悪くありません。尾根道はその先もずっと続いており、道なりに歩いて行きますと、準平原部に出ました。そのなだらかな丘をのんびりと歩いて稲荷山に着きました。20日前に南から歩いて登った山です。ここで昼食として、後は歩いて来た道を戻りました。

006

1/11

 向山〜亀甲山
     (赤穂市)
 朝の空は薄曇り程度でしたので、近くの山で過ごそうと二日前と同じく赤穂の山に向かいました。この日は坂越湾を囲む低山の尾根のうち、西の尾根を歩くことにしました。駐車地点は向山と丸山との鞍部にあります瀬戸内ホームのそばです。そこからまず南へと歩いて向山を登りました。山頂からは坂越湾の風景だけでなく、赤穂海浜公園も眺められました。残念なのはこの日の視界で、薄ぼんやりとしか見えていませんでした。その後は駐車地点の近くまで戻って、北へと尾根を辿りました。こちらの尾根道は尾崎遊歩道と名前が付いており、優しげな道が続きます。丸山、南宮山、亀甲山と三つのピークに立ちました。東屋もあってそこでは一休みもしました。視界さえ良ければ文句なしのハイキングコースです。亀甲山からは尾崎地区に続く遊歩道に入って下山としました。こちらも良い感じの小径でした。

007

1/15

 御旅山〜甲山
     (姫路市)
 山を登る基準は100m以上の標高としていましたが、09年の暮れに90m台の山を続けて登りました。そこで年が明けてもそれぐらいの山をもう一つ登ろうと、御旅山のそばに並ぶ甲山を登ることにしました。当然、御旅山と組み合わせてです。まずは御旅山を南麓の駐車場から歩き始めました。松原八幡宮の御旅所を過ぎますと、登山道に入りました。道はなだらかで、雰囲気は悪くありません。良い感じで御旅山の山頂に立って、360度の展望を楽しみました。その後は北へと下って甲山の麓に出ましたが、甲山の登山道が分かりません。送電塔の巡視路をアプローチにして取り着きますと、すぐに荒れ地となって引っ付き虫だらけになりました。後は適当に斜面を登って山頂に出ました。甲山の山頂は木立に囲まれて、ごく静かな佇まいでした。その山頂間近で登山道に出会っていましたので、下山はごくスムーズでした。
008 1/16  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

009

1/17

 桶居山(姫路市)
 この日の昼前に出張先から戻ってきましたが、姫路駅が近づいたとき、新幹線の車窓から桶居山が快晴の空の下に整然と眺められました。それを見て急に登りたくなりました。家に帰り着きますと、パートナーを誘ってすぐに飛び出しました。桶居山だけが目的ですので、車は別所町家具町の一角に止めて、西の登山口から登り出しました。はっきりとした登山道が付いており、登るのは簡単でした。この山は山火事によくやられているために高い木はありません。何度も足を止めて展望をたっぷり楽しめました。そして山頂は最高の展望台です。少し冷たさのある風を受けながら、改めて360度の眺望を楽しみました。下山は少し東に下りた位置より派生していました尾根を歩きました。この尾根にも登山道が付いており、楽々と麓に下り着けました。そこから駐車地点までは20分ほどの距離でした。

010

1/23

 この岳(市川町)
 冬は下山後に温泉に入る楽しみがありますが、まず始めに笠形温泉に行こうと決めました。その次に登る山を考えたとき、以前から気になっていました562mピーク(点名・河内)を思い付きました。河内集落の西の壁となる山です。登山道の有無は分からないため、まずは南北に長い尾根の南の位置に出ようと、河内集落を起点に地図の破線路を利用して登りました。途中でこそ倒木に悩まされましたが、尾根に出ますとそこは自然なままの佇まいでした。しかも尾根は緩やかとあって、良い感じで登って行けました。小さなピークを幾つか越えながら高度を上げました。四等三角点のある山頂も自然なままの雰囲気があって、落ち着ける所でした。そして少し北の位置には露岩地があって、笠形山が迫力を持って眺められました。下山は尾根を北へと下って、鞍部からは路線路コースで河内集落に戻りました。
011 1/24  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>
012 1/31  才トンガリ山
 〜京見山(姫路市)
 <才天満宮→才トンガリ山→白毛山→見晴し台→泣き坂峠→京見山→京見町西口>

013

2/ 5

 摩耶山〜摩耶別山
     (神戸市)
 三宮に用事があり、その用事の前に登山をすることにしました。三宮から登れる山となりますと、摩耶山です。通勤ラッシュに会いたくなく、早めに自宅を出ますと、三宮駅には7時20分に着きました。そこからスタートです。新神戸駅へと歩き、布引の滝への登山コースに入りました。そして布引の滝では滝を見ながら朝食としました。その後はごく一般的なコースとして市ヶ原から天狗道を登って行きました。尾根では誰と会うことも無く、摩耶山山頂に立ちました。この日は冷え込みがきつく、山頂の気温は1℃でした。掬星台では寒さを我慢しながら、阪神の街並みを暫し眺めていました。この後は摩耶別山に立ち寄り、再び摩耶山に戻って青谷道で麓へと下りました。その後も歩き続けて三宮駅でゴールとしました。

014

2/ 6

 才トンガリ山
 〜京見山(姫路市)
 
 北の空が悪いこともあって、この日は山の予定はしていませんでしたが、午後に入って出かけた先から自宅に戻って来るときに、トンガリ山がくっきりと眺められました。そこで才天満宮を起点にトンガリ山を登ることにしました。そして白毛山、京見山と歩くことにしました。前週と同じコースです。単独で登るのも同じです。その前週はしっかり登ろうと、ほとんど休まず歩き続けましたが、この日はカメラ片手にぶらぶらと登り、澄んだ景色を楽しむことにしました。山上から見る瀬戸の海は明るい陽射しに光っていましたが、北の空は黒雲にすっかり閉ざされていました。

015

2/ 7

 東山(宍粟市)
 前日は播州北部にどか雪が降りました。そこで奥播州の雪山を登ることにしました。東山を西側のメイプルプラザから登るコースは雪山の入門コースです。始めに園内道路を歩きますが、コテージ村から先は除雪されておらず、そこからスノーシューを履くことになりました。尾根にはトレースが付いておらず、スノーシューでもけっこう潜りましたが、途中からトレースが現れました。こちらとは違うルートで登ったようでした。そこからはピッチが上がって、山頂には歩き始めてから2時間半ほどで着きました。そこに人影は無く、パートナーと二人して過ごすことになりました。山頂は風も無く穏やかで、陽射しが十分な暖かさでした。展望台に上がりますと、澄んだ視界の下で播州の高峰群がすっきりと眺められました。下山は登ってきたコースをすんなり引き返しました。そして下山後はメイプルプラザの東山温泉で、冷えた体を温めました。

016

2/11

 御旅山(姫路市)
 建国記念日でしたが、空はどんより曇って今にも雨が降りそうでした。そこで御旅山で昼どきだけの軽いハイキングをすることにしました。一ヶ月前に登ったときは単独でしたが、この日はパートナーと一緒です。ストックの代わりに雨傘を持ってです。雨はやはり降ってきて、途中から傘を差しながらとなりました。この御旅山を選んだのは、山頂に東屋があるためです。その東屋の中でラーメンを作って昼どきを過ごしました。山頂から見える風景は薄暗いものでしたが、明神山が煙ったように見えたりして、雨の日の風景も悪くないと思いました。

017

2/13

 雄鷹台山〜野瀬奥山
    (たつの市)
この日は午後に用事があり、遠くには出かけられません。そこで午前中だけでも近くの山をと、御津山脈に向かいました。登山時間短縮のため鳩が峰のそばまで車を進めて、雄鷹台山の登山コースに入りました。風も無く穏やかな天気の下を気分良く登って行けました。雄鷹台山の山頂までには二ヶ所の展望所があり、波静かな瀬戸の海が眺められました。雄鷹台山を離れて野瀬奥山への道に入りますと、以前と比べてササが茂っていました。ただそれも自然らしさがあって悪くありません。野瀬奥山でも南展望台から相生湾の風景が眺められました。展望を十分に楽しみますと、往路を引き返して2時間半のミニハイキングを終えました。
018 2/14  京見山(姫路市)  <才登山口→泣き坂峠→山頂→京見町東口>

019

2/20

 阿舎利山(宍粟市)
 この日は赤谷山を目指したのですが、一宮町に入ったときに見た北の空は曇りでした。そこでぎりぎり晴れの期待出来そうな阿舎利山に目標を変えました。ひっそりとした阿舎利山集落はすっかり雪の装いでした。ごく一般的なセト谷コースを歩き始めますと、長くも歩かず倒木に行く手を阻まれました。そこで尾根コースに切り替えて登りました。その北西方向への尾根は急傾斜の上に、積もった雪が凍っており、何度も滑りそうになりました。主尾根に出ますと後は緩やかな尾根歩きです。雪の量は程よくあり、漸くスノーシューを履いてのスノーハイクとなりました。そして山頂はすっかり雪景色でした。北の空はやはり悪いようで、氷ノ山はガス雲に隠されていました。下山は安全を考えて、往路を戻らず阿舎利峠へと向かいました。峠からはひたすら林道を歩いて下山としました。林道コースは退屈さはありましたが、東山や一山を間近に眺めることが出来ました。

020

2/21

 赤谷山(宍粟市)
 この日は兵庫全域で晴れが予想されました。そこで今日こそ赤谷山を目指すことにしました。但し午後に用事がありましたので、午前中に登ってしまおうと5時過ぎに自宅を出ました。そして7時を過ぎた時間から登山開始としました。前年と同じく新戸倉トンネルのそばから始まるコースです。晴れを期待していましたが、空は曇り空で天気の回復は遅いようでした。雪はたっぷりあり、最初からスノーシューを履くことになりました。県境尾根に出ますと次第に樹氷を見るようになりました。天気も徐々に良くなっていました。山頂に着いたのは9時半に近い時間です。まだまだ雲の多い空でしたが、次第に陽射しを受ける範囲が広くなっていました。山頂では1時間ほど過ごして下山としました。すたすたと下りましたので、昼を少し回った時間に駐車地点に戻って来ました。

021

2/27

 才トンガリ山
     (姫路市)
 才トンガリ山山頂のベンチに座って昼食をしたくなりました。前日の雨で登山道は濡れていましたので、岩場は滑り易くなっていました。山頂にはベンチだけでなくテーブルもありますので、昼どきを過ごすには良い所です。姫路平野と瀬戸の風景を眺めながら昼食としました。下山は才登山口に通じる谷コースを下りました。岩場が少ないと思ってのことですが、こちらは登山道の一部が水の流れになっており、登りの尾根コースよりもずっと難儀することになりました。<12:15才天満宮スタート/12:30〜13:00山頂/谷コースを下る/13:16エンド。><薄曇り。視界はまずまず澄んでいた。風が弱く吹いており、僅かだが肌寒さを感じた。><TAJI&HM>

022

2/28

 氷ノ山三ノ丸
     (宍粟市)
 雪の季節に坂ノ谷コースを久々に歩くことにしました。スタートはヤマメ茶屋からです。2月でしたがこの日は暖かく雪もザラメ状で、残雪期の雰囲気がありました。朝の空は曇っていましたが、林道歩きの間に青空も見られるようになりました。坂ノ谷コースに入っていよいよ晴れてくるものと思っていますと、途中から曇り空となりました。そのうちにガスが漂い出して、ガスは濃くなる一方でした。その視界の無いないまま三ノ丸に着きました。これでは氷ノ山に立っても意味が無いと思い、この日の登山は三ノ丸までとしました。そして下山を始めたのですが、途中で急に晴れ出して、一気に青空が広がりました。そこで引き返して、再び三ノ丸山頂に立ちました。ただ晴れは長くは続かず、再びガスの世界となりました。それでもいっとき雲海の風景を楽しめました。下山に入りますと、途中から青空が広がり、冬木立のブナ林を楽しめました。

023

3/ 5

 高畑山(朝来市)
 高畑山を東からのコースで登ることにしました。地図にも破線が示されています。生野町白口側から高畑山方向に支林道がありますが、その支林道を起点から歩き出しました。登山コースに入りますと、始めに白綾の滝に出会いました。水量豊かで優美な滝でした。そこを過ぎますと、道は不確かになってしまいました。後は沢に沿って登って行きました。残念だったのは天気が徐々に悪化してきたことで、山頂が近づきますとガスが漂うようになりました。そして山頂ではずっとガスの中でした。下山は別のコースを予定していましたが、安全を考えて往路を戻りました。

024

3/ 6

 前山(たつの市)
 小雨が降る程度でしたので、昼食を外でとることにしました。東屋のある所でと考えたとき、御津町の「みはらしの森」にあります展望広場が思い付きました。西麓の御津中学校側からですと、ごく気楽な散策です。傘を差しながら登って行きました。展望広場の前を通り過ぎて、まずは前山の山頂に立ちました。そこは風がきつかったためすぐに引き返して、展望広場の東屋に入りました。そこは風も無く、のんびりと過ごせました。その間に雨が止みますと、綾部山がはっきりと眺められるようになりました。その山肌は梅の花が見頃を迎えており、ほのかな白さに包まれていました。その風景を眺めながらの昼食をしていますと、ちょっと贅沢な気分になれました。<12:02西登山口スタート/12:16山頂/12:21〜58展望広場で昼食/13:05エンド。><小雨の中を登る。雨は展望広場での休憩中に止む。それまでうっすらとしていた視界が、次第にはっきりしてきた。風はほとんど無し。気温は11℃ほどだったが、特に寒くもなかった。><TAJI&HM>
025 3/ 7  京見山(姫路市)  <京見町中央口→山頂→京見町西口>

026

3/13

 綾部山(たつの市)
 一週前に「見晴らしの森」の展望広場で昼食としましたが、そこからは綾部山が満開の梅で白くなっているのが眺められました。そこでこの日は綾部山の梅林見物に出かけることにしました。その綾部山を登る前に、また「見晴らしの森」の展望広場で昼食をとりました。そしてそこより徒歩で綾部山へと向きました。土曜日の午後の綾部山は、まずまずの人出で賑わっていました。梅は満開のものもあれば盛りを過ぎたものもあると言った感じでした。ところで山頂の三角点は梅林の敷地内には無く、隣の施設となる世界梅公園内にあります。但し山頂を目指す感じで登って行けば、そちら側へも行けます。そこで山頂に向かいました。山頂は展望台になっており、そこから見る梅林風景も悪くありません。序でに世界梅公園も散策しましたが、美しい梅を見るにはこちらの方が上のようでした。再び梅林側に戻ってジュースのサービスも受け、春のひとときを満喫しました。

027

3/14

 氷ノ山〜三ノ丸
 (兵庫鳥取県境の山)
 この日は兵庫全域で快晴が見込まれましたので、勇躍、氷ノ山を目指しました。コースは鳥取側から氷ノ越コースとしました。7時半には「響の森」駐車場に着いて行動開始としました。始めこそトレースはありましたが、途中から分からなくなりコースを離れてしまいました。そのうちに急斜面となりましたが、かまわず登って尾根に出ました。そこは氷ノ越の少し南の位置でした。後は無難に尾根を歩いて山頂に立ちました。山頂の雪は少なく、地表が広く現れていました。9時半を少し回る時間でしたので、三ノ丸まで歩くことにしました。そちらも雪の減り方は速いようで、笹が多く現れていました。三ノ丸からは引き返して再び氷ノ山の山頂に立ちました。そして下山は氷ノ越コースを正しく辿ることにしました。避難小屋までは当然辿れましたが、その先にトレースはありません。結局この下山でも適当に下ることになりましたが、最後は氷山命水の位置に下りてきました。

028

3/20

 扇ノ山(鳥取県)
 残雪の山として扇ノ山は魅力があります。そこで3年連続で楽しむことにしました。今年は雪が少ないのか「八東ふる里の森」まですんなりと車を進められました。但し林道にはたっぷりと雪が残っており、スノーシューを履いてのスタートでした。登山口まで1一時間ほどでした。登山コースは雪で隠れていましたので、尾根までは適当に登りました。尾根に出ますと、強烈な風を受けました。春一番です。その台風のような風に逆らいながら山頂を目指しました。南東尾根は例年よりもかなり雪は少なくなっていましたが、スノーハイクには十分です。大らかな雰囲気を楽しみながら山頂を目指しました。いつもながらにブナの森を登って山頂に着きました。この日は午後に大荒れの予想でしたので、下山は無理をせずに登って来たコースを引き返しました。この下山ではフキノトウ摘みを楽しみながらで、13時半に登山終了となりました。
029 3/21  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

030

3/22

 船木山〜後山
     (宍粟市)
 後山、船木山はポピュラーな山ですが、まだ歩いていないコースがありました。それは北面側からのコースで、鍋ヶ谷林道をアプローチにして、船木山の山頂そばに出るコースです。それを歩くことにしました。但しそのコースは下山コースとして、往路は尾根歩きを楽しもうと大海里谷に入りました。残雪は少ないと予想していましたが、その通りでほとんど有りません。白くなった所は前日に降った雪でした。尾根に出ますと後山までは、遊歩道を歩く感覚で歩いて行けました。のんびりと歩いて後山までは2時間半でした。朝こそ薄い青空が見えていましたが、昼となって曇ってきたのは少し残念です。後山から船木山のそばに戻り、北面コースに入りました。やや急傾斜で、こちらには残雪が少しありました。笹を周囲に見ましたが、その笹が下るほどに食害が目につきました。最後は鍋ヶ谷林道に出ますが、目印が無いとどこを歩いてよいのか少し分かり難いコースでした。

031

3/27

 金山(篠山市)
 「ふるさと兵庫100山」を見ますと、まだ登っていない山が幾つか載っていました。その中で最初に興味を持ったのが金山です。鬼の架け橋を見たいと思い出かけました。車は追手神社のそばに止めて、そこから大乗寺の方向に歩き出しました。その大乗寺の手前から登山道が始まっていました。始めは植林地の中を登っていましたが、次第に雑木林に変わりました。追入神社からの登山道が合流して緩やかな道となり、ごく簡単に山頂に立てました。山頂は広く平らになっており、いかにも城跡らしさがありました。ここで昼食をとり、少し昼寝もしました。その後に鬼の架け橋へ向かいました。架け橋は意外と小ぶりな岩でしたが、他にも大きな岩が点在しており、展望地として素晴らしい所でした。丹波の山並みだけでなく北播の高峰も望めて、その展望にすっかり魅了されました。
032 3/28  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

033

4/ 3

 白雲山(豊岡市)
 但馬の低山巡りをしようと豊岡に出かけました。先にコウノトリの郷に近い白雲山に向かいました。酒垂神社の前に着きますと、そこには駐車場がありハイキングコースの案内板も立っていました。その案内板のコース紹介のままに登って行きました。登山コースには丸太の階段道も作られており、標識も多く付いていましたので、良く整備されていると言えそうでした。但し午前の雨で少しぬかるんでいました。1時間ほどで山頂に着きますと、そこは優しげな雰囲気がありました。山頂はは広く開けており、展望も豊岡盆地が一望でした。残念だったのはモヤの強い視界だったことです。白雲山から下山しますと、コウノトリの郷公園にも立ち寄りました。

034

4/ 3

 三開山(豊岡市)
 午後の残りの時間にもう一山登ろうと三開山に向かいました。北麓の瑞峰寺からハイキングコースがあり、瑞峰寺の駐車場から墓地へと入りますと、墓地の最上部から遊歩道が始まっていました。石仏をよく見るコースでした。山頂がちかづたときに近道に入りましたので、山頂まで22分でした。山頂は城跡になっており、豊岡盆地を一望出来ました。城跡としての雰囲気も良いものでした。下山は往路を戻ったつもりでしたが、尾根を直進してしまい、少しヤブコギもしてしまいました。木内集落に下り着きますと、車道歩きで駐車場に戻りました。

035

4/ 4

 城山(新温泉町)
 日本海に面する諸寄の港に向かいました。その海岸にすっくと立つのが城山で、城山園地として遊歩道が矢城ヶ鼻灯台まで続いています。その城山を国道178号線のそばから歩き始めました。車道の桜が見頃を迎えていました。車道は中腹の駐車場まででした。その先に遊歩道があり、駐車場から13分で山頂でした。山頂からは浜坂港と諸寄港の二つの港が眺められました。その後は駐車場に戻って矢代ヶ鼻灯台へと遊歩道を歩いて行きました。途中には加藤文太郎碑がありました。遊歩道は灯台まででしたが、釣り人用の小径がその先に続いていました。そこで磯ぎわまで下りて、間近で海を眺めました。この後は引き返すことになりますが、この岬で一番高い190mピークにも立ちました。こちらはすっかりヤブ山でした。その後も崩の浜海水浴場にも立ち寄って駐車地点に戻ってきました。

036

4/10

 有馬三山(神戸市)
 有馬三山巡りをしようと有馬温泉駅を出たのは11時前と少し遅い時間でした。温泉街を抜けて妙見寺への参道を登って行きました。最初の山が落葉山で、山頂に妙見寺が建っています。この落葉山にはピークが二つあり、西峰の展望台に立ちますと、北摂の山並みが一望でした。次の灰形山は単なる通過点の雰囲気でした。三番目の湯槽谷山へは急坂が続きましたが、良い汗がかけました。そして山頂に着きますと、そこは10人ほどのグループに占拠されていました。そのうるさいこと。そのグループが去りますと、静かな山頂になりました。昼食を済ませて、その後は番匠屋畑尾根を登って六甲の稜線に出ました。後は六甲ガーデンテラスへと向かいましたが、そこはすっかり観光地で大勢の人で賑わっていました。そこからの下山は神戸の町へと天狗岩南尾根を下りました。渦森台の住宅地に出てもそのまま歩き続けて、阪急御影駅で漸くハイキング終了としました。

037

4/17

 宝山(朝来市)
 ガイド本「たじまハイキング」の中から二山を選んで登ることにしました。ところで但馬に入ったとき、ガイド本を忘れてきたことに気が付きました。地形図は持っていましたので、地形図のみで登ることにしました。最初に向かった宝山は宝山公園側から登ることにしました。その宝山公園に近い緑化センターではシダレ桜が満開でした。その美しさを満喫してから宝山に向かいました。宝山は石仏巡りの遊歩道が巡らされており、ごく気楽にハイキングを楽しめました。山頂には小さな小屋があり、そこにも石仏が祀られていました。遊歩道のままに下って林道に出ました。

038

4/17

 郷路岳(豊岡市)
 この日、二つ目の山として午後は郷路岳に向かいました。ガイド本のうろ覚えで、南西麓の但東町平田から林道歩きでスタートしました。途中からは尾根道を歩いて山上に出ました。山上も林道が走っており、宝山と同じくこちらも気楽に山頂に立てました。郷路岳の山頂こそ展望は今一つでしたが、山頂の近くに東屋が建つ展望台があり、また林道にも展望広場があって、県境尾根だけでなく丹後、京都丹波の山並みを楽しめました。下山は往路を戻りましたが、途中でキャンプ場への道に入って戻ってきました。
039 4/18  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

040

4/24

 妙高山(丹波市)
 兵庫100山の中で妙高山はまだ登っていませんでした。山上の神池寺まで車道が通じていることに魅力を感じなかったからですが、南麓の下三井庄側から登山道で登ることにしました。スタートは風呂吹池のそばからです。沢沿いの登山道は湿っており、少し歩き難さがありましたが、さほど厳しさも無く登って神池寺の境内に着きました。神池寺は立派な古刹です。その本堂の裏から山頂への登山道に入り、歩き始めてから70分ほどで山頂に立てました。それにしても展望に関しては悪いとしか言えず、登山道はずっと樹林に囲まれたままで、山頂もしかりでした。休憩は本堂の横の広場でとりました。二本ある大木のシダレ桜が満開でした。そのまま下山では少し物足りなく思えて、今度は神池寺会館の近くから尾根歩きで再度山頂に立ちました。その尾根でも展望には恵まれませんでした。どうやら妙高山は山上の古刹巡りを味わう山のようでした。

041

4/25

 増位山(姫路市)
 好天の空を見て急にハイキングがしたくなりました。但し近場で済まそうと久々に増位山に向かいました。麓から歩きたく電車で向かうことにしました。スタートはJR野里駅です。出来るだけ早く山裾に取り付こうと南尾根を墓地の位置から登り出しましたが、登山道が見えません。送電塔の巡視路を歩いたりと尾根に出るまでの登山道探しにけっこう苦労することになりました。それでも何とか見つけて尾根に出ました。送電塔が建つ展望地からは遊歩道コースとなり、東尾根コースに合流しました。そして山頂に立って展望を楽しみました。後は古刹の随願寺に立ち寄り、西尾根コースで下山としました。

042

4/29

 三辻山〜黒滝
     (姫路市)
 この日から連休に入りました。この日は天気良いものの、気温は低めで風が冷たい日でした。そこで近場で過ごそうと、久々に雪彦山系の北尾根を歩くことにしました。三辻山へのアプローチは、雪彦峰山林道が出来てからはいたって簡単です。ただ簡単過ぎるのもどうかと思われて、坂の辻峠に近い林道の起点から尾根に取り付いて、林道を歩かず尾根歩きで三辻山に向かいました。但し途中で倒木が煩わしくなって林道に下りましたが。三辻山の登山口からはほぼ巡視路歩きでした。登山口から15分も登ればもう山頂に立てました。後は展望を楽しみながらの尾根歩きです。視界は澄んでおり、氷ノ山がくっきり見えました。尾根の最高点が黒滝です。南面側に伐採地が広がっていますので、そこでも展望を楽しみました。黒滝からは、クマザサの中を無理やり下って林道に出ました。後は林道歩きで駐車地点に戻りました。

043

4/30

 千々見山(新温泉町)
 この月の初めに新温泉町の城山を登りましたが、その日の午後に登りたかったのが千々見山です。城山をじっくり楽しんだため、千々見山を断念しました。そこで改めて月末のこの日に向かいました。千々見山については山頂に城跡があるとの知識しか持っておらず、そのため西麓の八坂神社からヤブコギで登って行きました。それが北尾根に出たとき、そこに尾根道を見ました。後は尾根道を辿って楽々と山頂です。山頂には展望台が建っており日本海が一望でした。更に山頂から南へと遊歩道が続いていました。そのハイキングコースを知りたく、一度南の登山口まで下りました。そこより山頂へと引き返し、今度は北尾根の道がどこから来ているのだろうかと、こちらも最後まで下って行きますと諸寄駅に出ました。千々見山は駅からハイキングを楽しめる山と分かりました。

044

4/30

 三成山(新温泉町)
 この日は千々見山登山だけでは終わらず、もう一つ登ろうと、近くの三成山に向かいました。兵庫100山に選ばれた山です。登山は林道主体で歩きますので、二つ目の山として無理なく歩けました。ただこの日の午後は天気が不安定でした。薄日があると思えば、急に小雨が降ってきました。一等三角点が置かれた山頂に立ちますと、登ってきて良かったと思えました。下山は南東に向かえる登山道を下りました。少しヤブっぽさがあり、その自然な感じは悪くありません。麓が近づいて林道と合流しますと小雨が降ってきました。駐車地点に戻ってきますと、強い雨となりました。

045

5/ 2

 前掛山
 【浅間山内輪山】

     (長野県)
     
 五月連休ではまだ登っていない日本百名山を登ることにしました。目指したのは浅間山です。但し浅間山は活火山ですので山頂には立てません。内輪山の前掛山までです。その前掛山も登山禁止になっていたのですが、二週間前に解禁されたばかりです。前日の5月1日は、日本海側の高速道をひたすら走って宿のある上田市まで来ました。2日のこの日は、朝から快晴でした。スタートは浅間山荘の前からです。火山館までは遊歩道と呼べそうな歩き易い登山道でした。その先は雪で道は隠されていましたが、はっきりとしたトレースがあって、気楽なものでした。前掛山への登りにかかりますと、雪の斜面に注意が必要でしたが、まさに火山を登っている雰囲気でした。次第に展望が広がるのも良いものです。前掛山に立ちますと、眼前に浅間山が堂々とした大きさで迫っていました。その姿を目の当たりにしていますと、前掛山で十分に浅間山を登った気分になれました。

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5/ 3

 浅間隠山(群馬県)
 前日は浅間山(内輪山の前掛山)を登りましたが、この日は浅間山を良く見る山として、北軽井沢の浅間隠山を登ることにしました。二度上峠に近い登山口に7時半過ぎに着きますと、駐車場はほぼ満車状態でした。人気の山のようです。登山はいたって簡単でした。遊歩道と言えそうな所もあり、笹の中を通ったり自然林の中を歩いたりと、ゆったりとした気分で登れました。登山時間も手頃で、一時間少々で山頂に着きました。多くの人で賑わう山頂は、まさに浅間山の展望台でした。そのどっしりとした姿は堂々たる名山の風格でした。他にも上信越の山々が一望で、人気のあるのもうなずけました。その下山では50人以上のハイカーとすれ違いましたので、人気の山と言うよりも、大人気の山と言えそうでした。

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5/ 8

 くらます(鳥取県)
 新緑の季節は、鳥取若桜の山に登りたくなります。そこでくらますに向かったのですが、山の様子がすっかり変わっていました。山の斜面を覆っていた笹がほぼ枯れようとしており、かろうじて山頂に残っている程度でした。新緑は美しかったのですが、青々とした笹が見られないのは寂しいことです。但し登山としては笹のヤブコギが無いだけに、これまでで一番簡単に登れました。また笹が消えた分だけ展望も素晴らしいものでした。林道終点位置から山頂まで1時間半でした。山頂展望を楽しむなど山頂で過ごしますと、下山は往路を戻りました。下山は更に易しく歩けて1時間で駐車地点に戻ってきました。

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5/ 8

 鶴尾山(鳥取県)
 この日はくらますのみで終わる予定でしたが、下山を終えてもまだ昼の時間帯でしたので、午後にもう一つ登ることにしました。そこで若桜宿の街並みを見下ろす鶴尾山に向かいました。こちらはハイキングコースがあります。往路は西麓の三倉側からのコースを登りました。30分ほどで山上に出ました。そこには鬼ヶ城跡が広がっていました。城跡は整備が行き届いており、落ち着きのある空間になっていました。展望も若桜の山並みが一望でした。下山は北へと若桜の町並みに向かえるコースに入りました。途中は道を外しましたが、最後はうまく登山道に合流しました。

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5/15

 藤無山(養父市)
 兵庫の千メートル峰を登りたくなりました。藤無山は何度か登っていますが、北へと延びる尾根にある三角点ピーク(点名・若杉)には立っていませんでした。そこでその993mピークと併せて登ることにしました。車は大屋スキー場の駐車場に止めてスタートです。まずは西へと登って行きました。山肌は新緑に包まれて、この季節ならではの美しさを味わえました。993mピークに立ちますと、後は南に見える藤無山に向かって尾根歩きに移りました。その途中の鞍部で一般コースに合流しました。登山道は以前よりも展望が良くなっていましたが、クマザサがすっかり枯れようとしていました。山頂は東の展望が良くなっており、清々しい空気の下、くっきりとした展望を楽しめました。この下山では林道を歩きましたが、その荒々しい削り面を見ていますと、自然破壊だと思ってしまいました。
050 5/16  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

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5/22

 虚空蔵山(篠山市)
 このところ兵庫100山に選ばれた山を、偶然と言いますかよく登っています。そこで以前に登って印象の薄かった山であるにも関わらず、100山に選ばれている山を再訪することにしました。その第一段として向かったのが虚空蔵山です。その虚空蔵山を西麓の立杭陶の郷からのコースで登りました。登山コースはすっかりハイキングコースで、ごく気楽に尾根に出られました。そのまま山頂へと歩けば短いハイキングになってしまいますので、途中で藍本駅コースに入って、虚空蔵堂を訪れました。こぢんまりとした境内は、一休みするには絶好の所でした。そして再び尾根に出て、山頂へと向かいました。岩場の山頂は陽射しを受けてけっこう暑さを感じましたが、そばの木陰にベンチがありましたので、そこで休憩としました。展望も良く西の山並みがすっきりと眺められました。下山は登ってきた陶の郷コースをすんなりと下りました。
052 5/23  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町中央口>

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5/29

 空山(宍粟市)
 空山をガイドブック「ふるさと兵庫100山」で紹介されている通りのコースで登りたくなりました。この日は快晴。空は青く、視界の澄んだ日でした。スタート地点は魚町公園です。始めに「高保木の森」の遊歩道を登って行きました。自然林は新緑の盛りで、淡い緑の美しさに圧倒されました。681mピークを過ぎますと、植林地の中を歩くことが多くなりました。歩くには無理のないコースでしたが、展望は途中で一度、東の尾根が眺められただけでした。山頂が近づきますと急坂となり、歩き始めてから1時間40分で山頂に着きました。山頂には大馬鹿門がポツンと立っています。この山頂からの展望を楽しみにしていたのですが、植林を含めて一帯の木立が大きくなってしまい、展望は決して良いとは言えませんでした。下山は南西麓の池田集落に通じるコースを下りました。こちらはほぼ植林地の中を下るコースでした。

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6/ 5

 世紀公園
   (中国・上海市)
 この週は上海へ出張でした。そしてこの日は上海で久々に休日となりました。ちょうど上海万博が開かれていましたが、人混みが苦手ですので静かな所で過ごそうと、ホテルに近い世紀公園に出かけました。ずっと涼しい日が続いており、この日は一段と爽やかな朝でした。また上海には珍しく澄んだ青空が広がっていました。朝の公園は人影は疎らで、のんびりと歩けました。若葉の色、花の色を愛でながら、清々しい空気の中を2時間ほどかけて園内散策を楽しみました。

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6/ 7

 カンカケ1178mピーク
     (宍粟市)
 9日前に空山を登りましたが、山頂の平成之大馬鹿門が他の山から眺められないかと考えました。どうも見えそうなのは南東の方向からだけと思え、そちらにあるのが無名の1178mピークです。その考えからこの日の登山となりました。この日は曇り空でしたが、山並みは見えていました。アプローチとして三室カンカケ林道を歩いて行きました。林道を40分ほど歩いた後、林道を離れて山頂方向に斜面を直登しました。登るうちに植林帯を抜け出して伐採地に出ました。そこからは希望通りにすっきりと空山が眺められましたが、平成之大馬鹿門は小さ過ぎてほとんど見えませんでした。山頂には2時間半ほどかかって到着しました。後は北へと主尾根の縦走に入りました。アセビなどの灌木が茂って歩き難い尾根でしたが、途中では広々とした笹地に出会えました。この日一番の展望地でした。その後はカンカケ越に下り着いて、林道をひたすら歩いて戻ってきました。

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6/12

 鐘尾山(新温泉町)
 鐘尾山は三成山の南に位置する鳥取県境に近い山です。新温泉町ではけっこう目立つ山で以前から気になっていました。林道を使えば登るのは簡単ですが、南麓の鐘尾集落からじっくり登って行くことにしました。スタートは集落内の集会所です。池ノ尾林道に出るまでは、もうあまり利用されていない作業道を登って行きました。そして林道で南尾根に近づきました。尾根を登り出しますと、俄然ヤブコギになりましたが、登るほどにヤブは消えて登り易くなりました。山頂は展望こそありませんでしたが、ぽっかり開いた空間になっていました。木陰には爽やかな風があり、暫し昼寝を楽しみました。
057 6/18  京見山(姫路市)  <京見町西口→山頂→京見町東口>

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6/20

 西蒲田山〜白毛山
 〜京見山
     (姫路市)
 この土日ともに行事が多くあり、漸く自由時間が出来たのはこの日の午後2時半になってからでした。外は雨でしたが、少し長めのハイキングを近場でしたくなりました。そうなりますと京見山山系を縦走するのも一つの手です。西蒲田公園までパートナーに送ってもらい、そこから小雨の中をスタートしました。尾根に出るまでは草ヤブを通ることになりましたが、白髪峠に出ますと尾根道を気楽に歩けるようになりました。まずは西蒲田山に立ちました。このとき雨足が強くなり、雑木の下で暫し雨宿りとしました。その西蒲田山からは引き返す形で縦走開始です。白髪峠を過ぎて蒲田城跡に出た頃よりまたヤブが増えてきました。まさき峠へと下りますと、次は100メートル以上の上りが続きますので尾根で一番厳しい所でした。白毛山に立ちますと、一気に道は易しくなり、いつもの散歩感覚で京見山へと歩いて行きました。

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6/27

 仁寿山〜麻生山
     (姫路市) 
 前日は終日、強い雨でした。この日は午前に所用があって、午後から漸く体を動かせることになりました。そこで近場の低山を楽しもうと、久々に仁寿山に向かいました。仁寿山へと南東尾根を登っていますと、途中で薄曇りの空から青空が覗くようになり強い陽射しが現れました。気温は35℃ほどになっており、しかも蒸し暑いとあって一気に体温が上がってきました。どうやらバテてきたようです。仁寿山の山頂まで歩けず、手前のピークでダウンとなりました。暫し横になって体を休めました。一休みして体が回復したところで、漸く仁寿山の山頂に立ちました。次は麻生山を目指しましたが、この麻生山の登りとなって、薄曇りに戻っていた空に再び青空が覗くようになりました。また陽射しを受けながらの登りとなってしまい、バテてきました。麻生山でもダウンです。木陰を見つけてまた体を休めることになってしまいました。