TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
御旅山    おたびやま 139.6m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2010年2月】 No.3 2010-16(TAJI&HM)
 
    御旅山の登山道より山頂を見る  2010 / 2

 2010年に入った1月の中旬に御旅山を久々に登ったところ、東屋の建つ山頂の雰囲気の良さに、ここで昼食をとるだけのミニハイキングも悪くないのではと思えた。ゆっくり歩けば30分程度は歩くことが出来、尾根道も比較的緩やかである。そして山頂展望は素晴らしい。山頂には東屋があるので、雨が降っていても、その中で昼を過ごせそうだった。そこで次に登るのなら、雨の降る日に傘を差しながら登って、山頂の東屋の中で昼食をとるのも悪くないと思った。それをほぼ一ヶ月後の建国記念の日に実行とした。
 この日は朝からどんよりとした曇り空で、いつ雨が降ってもおかしくない空模様だった。そこで小さな山に登って山頂で昼を過ごそうと考えて、御旅山を思いついたものである。前回は単独で登っていたが、この日はパートナーを誘って訪れた。スタートは南麓側からで、ストック代わりに傘を持って歩き出した。中間地点の小ざんげ坂を過ぎた辺りから雨が降り出したが、小雨程度で強くなることは無かった。このような日に登る人は少ないと考えていた通りに山頂の東屋に人影は無く、のんびりと昼支度をすることが出来た。昼食と言ってもただカップラーメンを作るだけだが、寒い中で暖かいラーメンを食べながら360度の展望を楽しむのは格別だった。町も山並みもすっかり沈んだ風景になっているものの、暗い中にも落ち着いた色合いになっており、雨の日ならではの風景として楽しむことが出来た。
(2010/3記)(2020/5改訂)
<登山日> 2010年2月11日 11:28スタート/11:57〜12:31 山頂/12:53エンド。
(天気) すっかり曇り空で、登る途中から小雨が降ってきた。視界は近くは比較的良く見えていたが、遠方は北も南もガスに閉ざされていた。山頂の気温は7℃。冷たい北風が吹いていた。雨は山頂を離れる頃には小止みになっていた。
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歩き始めたとき、鉄塔を見ると工事中だった 
一瞬何かのパーフォーマンスかと思ってしまった
小ざんげ坂を過ぎた頃より小雨が降り出した 傘を差しながらのハイキングとなった 白浜町の町並みをバックに山頂に近づいた
    

 山頂に立って東か
 ら南東に広がる低
 山群を眺める

 北の仁寿山は近い
 だけにはっきりと
 見えていた

   北西方向、姫路市
   街の彼方に明神山
   が望まれた 右下
   には姫路城が見え
   ている

 西を見ると幾つか
 の山が重なって見
 えていた


     南西遠くには御津
     山脈主峰が見えて
     いた