自宅から徒歩圏内の山と言えば京見山に白毛山、トンガリ山となるが、これらは身近すぎて散策として楽しむ山と考えている。そこでよほど澄んだ天気か、逆に雪でも降らないかぎり、カメラを持ってまで登ることはしていないのだが、それでも気が向けばカメラを持つことがごくたまにはある。2010年1月の最終日曜日は、久しぶりに才天満宮からスタートしてトンガリ山から白毛山、京見山と一巡りしたのだが、トンガリ山までのコースが小ぎれいになっているのに気が付いた。登山口には案内標識も立っており、どうやら「京見山愛好会」の手によって整備されたようだった。コース途中の岩場は真っ直ぐに登ってしまいそうになるのだが、そこには新しい矢印も付けられて、コース間違いの無いようにもされていた。それを見て、一度カメラ散策をするのも面白いのではと思ったものだった。
その翌週の2月に入った最初の土曜日は、播州北部は大雪の降る荒れた天気になった。そこで特に登山を考えずに一日を過ごすことにしたのだが、播州南部はからりと晴れた空だった。ただやたら風が強く、冷たかった。そしてどの山もくっきりと見えていた。その中でひときわくっきり見えたのがトンガリ山だった。そこで一週前の感想を思い出して、トンガリ山の整備された登山道を、写真を撮りながら登ってみるのも悪くないと思った。但し急な思い付きのため、単独での散歩とした。そのカメラ散歩を以下に写真日記として紹介します。
(2010/2記)(2021/5改訂) |