TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
桶居山    おけすけやま 247.3m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 加古川
 
【2010年1月】 No.3 2010-09(TAJI&HM)
 
    別所町佐土新より  2010 / 1

 2010年1月の第三日曜日は快晴だった。その快晴の日に出張先から姫路へと戻ってきたときは昼の時間帯になってしまった。東京方面からの帰宅だったが、姫路駅に着く直前に新幹線の車窓から見えたのが桶居山だった。雲一つ無い空の下に、明るい陽射しに包まれた桶居山がくっきりと眺められた。それを見て桶居山を急に登りたくなった。登るとなると午後の時間なので、播磨アルプスもと欲張ることはせず桶居山のみにしぼって登ることにした。姫路の自宅に戻ると、パートナーを誘ってすぐに飛び出した。頭に浮かべたルートは西尾根の尾根端からスタートして、200mピーク経由で山頂に立つというもので、下山コースは特に決めていなかった。出来れば山頂に近い尾根を下りたいと考えていた。無理ならば単純に往路を引き返してよいとも考えた。車を東麓の深志野へと進めたところ、その一帯の山裾は住宅や工場が占めており、どうも駐車可能な所は見当たらなかった。辺りをうろうろした結果、少し離れていたが南西麓となる別所町家具町辺りの一角に車を止めた。県道396号線に出て北へと歩いて行くと、特に注意するまでもなく桶居山の案内板が現れて、その手前より小径が山裾に通じているのが見えた。もうそのコースに入って行くだけだった。その後の行動は下に写真日記風にまとめたので省略するが、桶居山からの下山はけっこううまくいった。桶居山の山頂に立つと、すぐ近くに見える尾根に登山道の付いているのが見えた。それは桶居山の東肩から南西へと延びる支尾根で、緩やかなままに麓に下って行けそうだった。地図を見ると、その先は別所町佐土新に通じており、これは好都合だと下って行くことにした。結果としては、その道には遊歩道の名も付いており、いたって歩き易い道だった。緩やかなままごく気楽に下ることが出来た。桶居山は何度となく山火事にあっており、樹林に関しては寂しい山だが、尾根の雰囲気、歩き易さ、展望の良さと、ハイキングの楽しさが詰まっており、特に好天の冬の季節が一番良いのではと、この午後のみのハイキングを満足の思いで終了した。
(2010/2記)(2020/6改訂)
<登山日> 2010年1月17日 13:50家具町の住宅地内スタート/13:55登山口/14:10山上に出る/14:36[200m]ピーク/14:55〜15:15桶居山/15:25主尾根を離れる/15:38堰堤そばに下り着く/16:01エンド。
(天気) 快晴。尾根の気温は13℃。山頂では北西の風がやや強かった。気温も少し下がって11℃ほどになる。風が来ないときは陽射しが暖かく、ちょうど良い感じだった。視界は近くの風景こそまずまず見えていたが、遠方はどの方向もうっすらとしていた。
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県道を歩いていると登山口標識が電柱に付いていた 標識を見る 標識に従って山裾に近づいた
登山道には始め落ち葉の積もっている所があった すぐに陽当たりの良い所に出た 幅広の登山道だった

背後に展望が広が
り出した

南西に見える尾根
を大きく見る

北西方向に書写山
を見る

登るうちに尾根は
緩やかになってき

尾根を進むうちに北の方向が眺められるようになった 前方も望めるようになった

高御位山がちらり
と見えた

前方に桶居山の山
頂がひょっこり現
れた
桶居山の山頂部を大きく見る 明るい尾根をのんびりと歩いて行った 歩くほどに桶居山の姿を広く眺められるようになった
桶居山よりも手前の200mピークが目立ってきた 尾根の道は本当に歩き易かった 北西の浦山がずいぶん低く見えた
200mピークが目前になった 200mピークに着くと、南の方向に南山を見た
200mピークを越えると、桶居山が全貌を現した 鞍部へと下って行く
鞍部の手前に建っていたのは姫路南支線3番鉄塔だった 鉄塔を過ぎると、桶居山がすっきりと眺められた
北麓側に夕陽ヶ丘の住宅地を見る パートナーに先を歩いてもらった 振り返って200mピークを眺めた
山頂への最後の登りにかかった 山頂が近くなってキノコ型の岩を見た 山頂が目前になった

山頂に着くと山頂
好展望地だった

北西から北、北東
にかけての山並み
を眺めた

山頂に立って北か
ら東にかけての山
並みを見る
山頂の三等三角点(点名・桶居山)を見る 上の写真の高御位山を大きく見る 南東側の麓に二つの溜め池を見る
笠形山を大きく見る 光る播但連絡道を見る 南山の先に光る海を見る
東に見える尾根道を目指して急坂を下ることにした パートナーが急坂を恐る恐る下りている 鞍部の先は小高くなっており、そこまで歩いて行く
パートナーが鞍部まで下りてきた パートナーが分岐点に着くのを待った これから下る尾根を見る 白い道が続いていた
支尾根に入って、その途中で主稜線の方向を振り返った 尾根の途中で麓に向かう小径が右手に分かれた
よく整備された小径を下って行った 小径の途中で桶居山を見上げた 無難に麓に下り着いた 背後に砂防ダムを見る
近くにお堂が建っているのを見た 車道に出て南西へと歩いた 振り返ると桶居山は夕方の色に変わろうとしていた