TAJIHM の 兵庫の山めぐり <播磨編
 
金ヶ崎山    かながさきやま 80.0m 明石市
 
1/2.5万地図 : 東二見
 
【2015年7月】 2015-64(TAJI&HM)
 
   明石市魚住町より  2015 / 7

 JR神戸線に乗っているとき、魚住駅と大久保駅の間で北に見えるのが金ヶ崎山だった。ごく低い丘にしか見えない上、斜面はすっかり住宅地となっており、ハイキング対象としては考え難かった。その金ヶ崎山の山頂にある三角点が二等三角点で、丘の西斜面は金ヶ崎公園になっていると知ったとき、一度は訪ねてみようとの気持ちが湧いてきた。向かったのは2015年7月の第二土曜日のことだった。加古川バイパスを明石西ICで下りると、国道2号線を西へと走った。金ヶ崎公園の標識が現れてそれに従うと、すんなりと公園の駐車場に到着となった。蒸し暑い日だったが、公園を訪れる人は多いようで、幾つかある駐車場のうち、一番離れた駐車場に止めることになった。その後の公園散策の様子は下の写真帳をご覧いただきたい。小さな丘なのに場所によっては樹木が鬱蒼としており、運動広場やアスレチック広場、水辺で遊べる所などがあって、多くの家族連れが訪れる理由がよく分かった。その金ヶ崎公園の一番高い所へと東に向かって行くと、緩い上り坂になり、車止めが現れて公園から出ることになった。その前が明石市水道部の西部配水場で、山頂一帯を占めていた。配水場はフェンスに囲まれて中に入られなかったが、二等三角点はそのフェンスの外側にあるものと思っていたので、住宅地とフェンスの間を歩いて丘の南面側に回ってみた。地形図ではその辺りに三角点記号が描かれていたのだが、どうも見つからなかった。そこでコピーしていた「点の記」をよく見たところ、どうやら三角点はフェンス内にあるようだった。そうなるとそばに立てない訳で、三角点探しはあっさり諦めることにした。後は山頂一帯付近からの展望を求めて配水場の周囲を歩いたが、意外と展望は悪く、雌岡山や須磨アルプスがちらりと見えただけだった。もう昼どきになっていたので、金ヶ崎公園に戻り、北浦池を眺めながら昼食とした。三角点探しことは忘れて金ヶ崎公園に浸っていると、ここが明石公園と共に市民の憩いの場になっていることがよく分かった。
(2015/8記)
<登山日> 2015年7月11日 10:42金ヶ崎公園駐車場スタート/10:54展望台/11:12〜47山頂一帯/11:58〜12:08北浦池のそばで昼食/12:11エンド。
(天気) 曇り空。ときおり雲が割れて薄日が射してきた。気温は木陰で28℃ほどあり。陽射しを受けているときは31℃ほどだった。湿気たっぷりの空気感で、生ぬるい風が吹いていた。視界はうっすらとしていた。
<< Photo Album 2015/07/11 >>

 金ヶ崎公園に着く
 と一番離れた駐車
 場に車を止めた


   金ヶ崎公園の案内
   図が立っていた
この北浦池の東岸を歩いて公園に近づいた 公園に一番近い駐車場は満車だった 金ヶ崎公園の遊歩道を歩いて行く
樹林が良い感じで遊歩道を囲んでいた 展望台に通じる道に入った すぐに展望台が現れた

 展望台に立って山頂
 の方向を眺めた


   山頂に建つ配水塔
   が眺められた
頂上に向かって行くと、一度下り坂になった すっかり散歩コースだった 細流を見た
緩やかな坂を登って行く アスレチック遊具場が現れた パートナーが暫し遊具で遊んだ
山頂側入口に向かって行く 山頂側入口は車が入れなくなっていた 入口の前は西部配水場で、フェンスで囲まれていた
フェンスに沿って南側に出ることにした 通行
禁止だったが、遠慮しながら歩いた
南側から山頂に建つ配水塔を見上げた その近
くに二等三角点が有るようだった
三角点は配水場内にあるようだった その配水場
には入れないようだったので三角点探しは諦めた

 フェンスのそばか
 ら南を見るとうっ
 すらと瀬戸の海
 が眺められた


  東に回って展望を
  探すと、鷹取山や
  須磨アルプスが望
  めた
東の方向は加古川の製鉄所が望めた 山頂を離れて金ヶ崎公園に戻った 公園に入ると北浦池を眺めながら昼食とした