TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
蛤山   (振袖山) 125.3m 姫路市
はまぐりやま   ふりそでやま
1/2.5万地図 : 姫路北部
 
【2018年2月】 No.4 2018-20(TAJI&HM)
 
    蛤池より  2018 / 2

 神戸市の山もそうだが姫路市の山でも市街地に近い山は、車で出かけたときに駐車出来る場所を見つけるのに苦労するが、この蛤山は麓に高岳神社があり、そこの駐車場を使えるのが有り難かった。2018年2月の第三日曜日は出かける予定をしていなかったのだが、好天の空を見て午後のひとときを蛤山で過ごすことにした。そこでいつもの通り高岳神社の駐車場を起点として散策を開始した。この日は高岳神社コースは歩かず、蛤池の方向に向かった。蛤池の縁を回ると藤ヶ台の住宅地を抜けて蛤山の西麓側に出た。そちらは下手野5丁目で、山裾に建つ山の北集会場の横から蛤山の登山道に入った。始めはコンクリート舗装の道で、途中から地道となり里山を登る雰囲気となった。山上に出て110mピーク(西ピーク)を過ぎると、右手となる南の方向に小径が分かれた。その小径の登山口を知りたく、歩いてみることにした。小径を下っていると途中で開けた所が現れて、南の方向が広く眺められた。そこを過ぎると小径はトラバース道に合流した。右でも左でもどちらの方向にも下れそうだったが、左となる東の方向に向かうと、緩い下り坂となり、住宅地の一角に出た。そこは藤ヶ台の最上部辺りだったが、登山口の標識は無かった。すぐに引き返すと、西への方向にも興味があって合流点を越して歩いた。そちらも下り坂になり、同じ藤ヶ台の別の位置に出た。やはり登山口の標識は無かった。二つの登山口が分かったところで尾根に戻ってきた。東へと緩やかに下り、そして登り返して蛤山の山頂に着いた。東屋があり三角点があり、そして南に向かって展望が広がっていた。南東方向には姫路城も眺められて、いかにも姫路の山を登っているとの思いを持てた。それにしてもこの蛤山は周囲を住宅地に囲まれており、しかも整備された登山道があると言うのに、他に人影は無かった。南の風景はこれまでも見ていたので、北の方向に目を向けると、木々の隙間から白い山が望めた。どうやら駒の尾山のようだった。その山頂で休むうちに雲が増えてきた。風も出て寒々としてきた。そこで北隣の120mピーク(北ピーク)には向かわず、その鞍部から南への小径に入った。緩やかな小径を下った先は高岳神社のお旅所で、そこから高岳神社までは100mほどの距離だった。予定通り一時間半ほどの散策を楽しめたようだった。
(2018/3記)(2019/5写真改訂)
<登山日> 2018年2月18日 13:46高岳神社駐車場スタート/13:57西麓側登山口/14:08西ピーク/14:18藤ヶ台東登山口/14:23藤ヶ台西登山口/14:36尾根に戻る/14:41〜56山頂/15:14エンド。
(天気) 南西から西の空は薄雲が広がっていた。上空を含めて他の方向は、ほぼ雲は無かった。青空の色は薄かった。山上の気温は13℃ほど。少し風があり、風には冷たさがあった。視界はまずまず良かった。下山を終える頃には上空にも薄雲が広がっていた。
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車は高岳神社の駐車場に止めた 蛤山には向かわず、蛤池に向かった

(←)
蛤池の縁を巡って
蛤山の西麓を目指
した

  (→)
  下手野5丁目に近
  づいた

西麓に出ると山
の北集会場そば
からコンクリー
トの道に入った

コンクリートの
道なので、山を
登る雰囲気は無
かった
真っ直ぐな道を歩く 山道を登るようになった すっかり里山を歩く雰囲気となった
山上が近づいた 110mピーク(西ピーク)に着いた 西ピークの先で右手に分かれた小径に入った
小径を下る途中で露岩地が現れた 露岩地はなかなかの展望地だった
更に下ってトラバース道に合流した トラバース道を東の方向に歩いた 住宅地が現れた 藤ヶ台の最上部だった
住宅地に出たものの、すぐに引き返した 尾根からの小径との合流点まで来た 尾根には戻らず、更に西へと歩いた
壁に沿って歩くようになった 車道の終点に下りてきた 車道を下ると住宅地が現れたがこちらも藤ヶ台だった
下るのはそこまでとして、歩いてきた道を引き返した 尾根に通じる道に入った 尾根に戻って改めて山頂を目指した
前方に山頂が見えてきた 易しい道のまま山頂に近づいた 山頂の東屋が見えてきた

山頂に着いた

相変わらず展望の
良い山頂だった

山頂から北西方向
を眺めた

(←)
天神山の方向を見
ると、白鳥城の背
後に白い山が望め


 (→)
  白い山は駒の尾山
  のようだった

書写山の右手後
方には置塩山が
望めた

ごく小さく書写山
ロープウェイも望
めた

山頂からの眺めが
良いのは北東から
南東にかけてだっ

東の方向を眺めた 市街地の背後に高御位山の尾根を見る 左の写真にちらりと写る姫路城を少し大きく見る
南東方向を見る 南山の手前に見えるのは名古山霊園だった 御旅山の右手前は手柄山だった

(←)
南の方向を眺める
と足下に蛤池が見
えていた

 (→)
  山頂を離れて道な
  りに北東へと歩い
  た

振袖山反射板と
西播線3番鉄塔
が現れた

送電塔を過ぎると
前方に北ピークが
すっきりと眺めら
れた
鞍部に着くと北ピークに向かわず下山に向かった 南へと歩くが、一度樹林帯に入った 樹林を抜けると高岳神社の広場が見えてきた
広場に出てきた 手前に見えるのは御旅所だった 車道に出て高岳神社へと近づいた 神社に出る前に蛤岩に立ち寄った

蛤岩を正面から
眺めた

高丘神社のそばに
立った その前の
石段を下れば駐車
場だった