TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
権現山    ごんげんさん 140.3m たつの市
1/2.5万地図 : 網干
 
【2020年6月】 No.4 2020-111(TAJI&HM)
 
    太子町岩見構より  2020 / 6

 たつの市御津町中島の権現山は揖保川河口に近い西岸側にあって、東岸側からすっきりとその全姿が眺められる山で、登山道も整備されており南麓の揖保石見神社から易しく山頂に立つことが出来る。その易し過ぎる故に足を向けていなかったのだが、尾根にある展望地でのんびり昼食をとるのも良いのではと向かったのは、2020年6月下旬、梅雨空の日だった。梅雨空と言っても雨の気配は無かったので、山上での昼食を思い立ったものである。前回は揖保石見神社の境内に車を止めて歩き出していたが、着いてみると境内は玉砂利が敷かれて整えられていたので、境内は遠慮することにした。そこで神社より少し離れた畑地の一角に車を止めて、そこから歩き出した。それでも神社までは数分の距離だった。本殿の左手から始まる登山コースに近づくと、新たに害獣避けゲートが作られており、ゲートには鍵がかかっていた。一瞬これでは入れないと思ったが、良く見ると鍵の施錠番号が書かれており、容易に鍵を外すことが出来た。そこから尾根まではやや急斜面を登るが、それも30mほど登るだけで尾根筋に出た。その尾根に出た位置の間近に展望地があったが、そこは昼休憩場所と考えておりまずは山頂に向かった。北西へと尾根を歩いて行くが、ごく緩やかな尾根の上に目印が点々とあり易しい登りだった。ごく小さな起伏があり、尾根に出てから20分ほどで山頂に着いた。山頂は三等三角点(点名・中島)を中心に開けていたが、その周りは樹林がびっしりと囲んでいたため、展望は全く無かった。すぐに引き返して予定通り尾根の南東端に近い位置にある展望地で昼休憩とした。そこは露岩地になっており、南に向かって遮るものの無い展望が広がっていた。それを眺めながらの昼休憩だった。その露岩地のそばの岩場は揖保石見神社のご神体なのか、注連縄がぐるりと巻かれており、その周りを歩くことが出来た。そこで東の位置に立ってみると、そちらにも展望が得られた。その展望を楽しむと、揖保石見神社の登山口へと戻って行った。
(2020/7記)
<登山日> 2020年6月27日 11:13駐車地点スタート/11:18登山口ゲート/11:43〜48山頂/12:04〜17展望地/12:24駐車地点エンド。
(天気) 曇り空。形の無い雲が全天を覆っていた。山頂の気温は22℃で、展望地では涼しい風を受けた。視界は遠方がうっすらとしていた。
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神社から見て西の方向、少し離れた位置より歩き始めた 揖保石見神社の門前に着いた 本殿へと近づく 境内は玉砂利がきれいに敷かれていた
境内の左手奥が登山口だった 入口には害獣避けゲートがあり、鍵が掛かっていた 鍵を開けて斜面の登りに入った
急斜面の登りだったが、尾根までは僅かな距離だった 後ろを振り返ったとき、南の尾根に雛山を見た すぐに尾根に出ると、展望地には行かず北西に向かった
前方に山頂を見る 易しい尾根道だった ただ展望の無い尾根歩きでもあった
この尾根道が御津山脈の縦走路でもある標識を見る 緩やかな上り坂が続く 前方が明るくなった そこが山頂だった

(←)
権現山の山頂は広
く開けていたが、
展望は無かった

 (→)
  三等三角点(点名
  ・中島)を見る
山頂を囲む木々を眺める 尾根道は更に北へと続いていた 北西には向かわず、歩いてきた道を引き返した
また易しい尾根道歩きだった 尾根端が近づいて、緩い上り坂となった 柵が設けられた位置まで戻ってきた
展望地へとコンクリートの階段を登る 登った先が展望地だった そこは露岩地になっており、視界を遮るものは無かった
展望は南に向かってのもので、南東から南西まで一望だった 足下の流れが揖保川ではなく中川だった

上の写真に写る
南西方向の山を
少し大きく見る

そばの岩にはぐる
りと注連縄が巻か
れていた

その岩の周囲を歩
けたので、揖保川
が望める方向に向
かった

足下に王子橋を見


北の方向が望めた

(←)
右上の写真に写る
的場山を大きく見


 (→)
  北東方向に馬山
  を見る

(←)
馬山の右手に城山
を見る

 (→)
  展望を楽しむと下
  山に写った
登山口ゲートに戻ってきた 揖保石見神社の境内を抜けて行く 神社を離れると、西へと駐車地点に向かった