◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <淡路編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
点名・押登岬 | 139.9m | 南あわじ市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
おしのぼりみさき | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 鳴門海峡 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2020年8月】 | 2020-136(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
阿万塩屋町より 2020 / 8 |
2020年8月のお盆休暇は四国の山を登ることにしたが、その四国へは淡路島経由で向かうことにした。淡路島を通るには理由があり、山行初日の8月11日は淡路島南部の低山で、三角点ハントをすることにしたしたためだった。三つの三角点を訪問する予定であり、最初に向かったのは淡路島最南端の二等三角点で、標高157mの南の海岸線に面した山だった。その登山を終えたのは12時前で、すぐに次の山に向かった。それが点名・押登岬の三等三角点を山頂に持つ140mピークだった。こちらも海岸線に面した山だったが、鳴門海峡側の山だった。この山は山頂に電波塔を持つだけでなく、その手前には尾根が無く平地からよく目立っている山だった。その140mピークは山頂間近を車道が通っており、地図を見るとその車道から最短距離の位置に破線路が描かれていた。その標高差は70mでしかなかった。その破線路の始まる辺りにナビをセットして向かうと、吹上浜のそばを通って山の斜面を登り出した。そして140mピークのそばまで来たのだが、その辺りに小径を見なかった。そのまま通り過ぎると、大きな建物の前に出た。それはホテルニューアワジプラザ淡路島で、140mピークから見ると北の位置だった。地図の破線路ははっきりした道では無かったために見落としたと思えて、今度はGPSを見ながら近づいた。そして分かったことは、破線路はやはり踏み跡程度の全く目立たない小径だった。どうやらヤブコギ登山になりそうだった。それを見てパートナーは登らないと言い出した。車を近くの路肩が広くなった所に止めると、パートナーを残して単独で小径の入口へと向かった。小径を登り出すと、その先は急斜面になっていた。ヤブっぽい感じで登っていると、予想以上のヤブになってきた。シダヤブにイバラも混じっており、なかなかの厳しさだった。それでも距離は僅かなのでシダをかき分けて無理やり登った。そのまま山頂まで続くのかと諦めかけたとき、突然のように登山道に出会った。山頂に電波塔が建つのだから何らかの道があるのではと思っていたが、やはりあったようだった。もう山頂は間近になっていた。後はその登山道を歩いて楽々と山頂に立った。山頂には二つの電波塔があり、高い方の電波塔のそばに三等三角点(点名・押登岬)を見た。期待した鳴門海峡側の展望は樹林に遮られていたが、東の方向は開けており、電波塔越しに少しは展望を得られた。その二つの電波塔は小さなもので、その機械室も平屋の小さなものだった。しかも斜面に立っていたので簡単に建物の上に立てそうだった。そこで悪いこととは分かっていたがひょいと屋上に上がってみた。すると下の写真の通り、どちらの建物の上からも見事な展望が広がっていた。これほどの展望が得られて、ピークハントとしては十分だった。地表に下りると、下山は登山道をずっと辿ることにした。北東方向へと下るようになり、その途中からの展望も素晴らしく、吹上浜の海岸線が絵を見るごとく眺められた。道なりにどんどん下ると、最後は岩場の急斜面となったが、目印があって無難に車道に下り着いた。そこは破線路コースの起点とは歩いて1分と離れていない位置だった。車に戻ると、パートナーにも登山道から見えた風景を見せたく、車を登山道のそばまで移動させると、パートナーを誘って改めて登山道を起点から登った。この山道コースでは山頂まで7分だった。そしてすぐに下山に向かい、吹上浜の風景を改めて眺めた。 140mピークはごく僅かな距離の登山だったが、炎天下で二度登ったことになりすっかり疲れてしまった。そうなると三つ目の三角点ハントに向かう気力は消えてしまった。神戸淡路鳴門自動車道に入ると、四国の地へと鳴門海峡を渡った。 (2020/8記) |
<登山日> | 2020年8月11日 | (1回目)12:18駐車地点スタート/12:19[60番電柱]のそばより斜面に取り付く/12:29登山道に出会う/12:31 〜45山頂/12:50車道に下り着く。 (2回目)12:57登山道入口スタート/13:04〜07山頂/13:13登山道入口エンド。 |
|
(天気) | 快晴。山頂の気温は29℃。生暖かい風を受けた。視界は澄んでいた。 | ||
<< Photo Album 2020/08/11 >> |
---|