TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
御旅山    おたびやま 139.6m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2016年9月】 No.5 2016-96(TAJI&HM)
 
    永世橋の近くより  2016 / 9

 この日の早朝の空は青空も見られたのに、8時を回ると雲が広がってきた。天気予報も午後から雨が降り出すとあったので、小雨程度でも無理なく登れる山に向かうことにした。その考えで御旅山を選んだのだが、何度か登っている山でもあるので、違うコースを知ることにした。そこでスタート地点はいつも通りに白浜西山公園側からとするものの、尾根歩きの途中で別のコースに入ることにした。
 白浜西山公園の入口に着くと、麓の駐車場は満車状態だった。辺りで草刈りが行われており、その関係かと思われた。そこで公園へと向かう車道に入り、途中にあった道路脇の駐車スペースに車を止めた。前回と同じ位置だった。もう雨がぱらつきだしており、そのため雨具の上だけ着て歩き出した。御旅所の祠に着くと、その右手より登山道に入った。鞍部へと下りそして登り返すのはいつもの通り。右手に小径が分かれたのでそちらに入ってみると、すぐに送電塔(姫路火力東線9番)が現れて、そこで小径は終わっていた。主コースに戻って尾根歩きを続けると、また右手に小径が分かれた。その小径に入ると、今度はずっと歩けることになった。緩やかな下りの後に上り坂となり、送電塔)の建つ支尾根を越して白浜町の神田地区へと向かった。下り着いた所は神田二丁目バス停の位置で、近くに墓地が見えていた。そこからは車道を歩いて御旅山の北登山口に向かう予定だったが、急に雨が強くなったので近くのゴミステーションで暫し雨宿りとした。雨が小止みになると、北に見える仁寿山に向かって歩き出した。そして途中から西へと歩いて御旅山の北面側に近づいた。妻鹿地区に通じる車道に入ると上り坂になり、小さな公園の前に出た。そこに御旅山の案内図が立っており、公園の一角が登山口だった。少し傾斜がきついながらごく普通の登山道を登って行くと10分少々で山頂到着となった。山頂には誰もおらず、山頂の東屋で昼休憩とした。食事をしながら展望を楽しんだのだが、雨模様の空にも拘わらず比較的視界は良く、遠くは雪彦の尾根が眺められた。明神山も雲を纏いながらも姿を見せていた。その休憩の間に、また雨が強くなってきた。西の空は雨で視界はほとんど無くなって、どうやら降り続きそうに思えた。雨が止むのを待っていると下山は出来ないので、雨脚が少し弱まったとき下山開始とした。山頂からは尾根上の主コース以外にも南東方向の妻鹿地区に向かっている登山道もあったので、そちらを下って行くことにした。そのコースは南東方向に続くものと思っていたのだが、露岩地が現れたとき東に向かうようになり、結局は主コースに合流することになった。その頃よりまた雨は強くなって、雨中のハイキングになってしまった。何とか御旅所まで戻ってそこでも雨宿りとした。そして再び小雨となったとき、駐車地点へと戻って行った。
(2016/10記)(2020/5改訂)
<登山日> 2016年9月22日 9:48白浜西山公園へ通じる車道の途中よりスタート/9:56御旅所/10:13尾根を離れる/10:26〜38東登山口(雨宿り)/11:01北登山口/11:12〜52山頂/12:12〜17御旅所/12:24エンド。
(天気) 上空は暗い雲が広がっていた。始めは雨がぱらつく程度だったが、一度麓に下りた直後よりはっきりと雨になった。暫く続いた後に小降りとなるも、山頂で休むうちに雨脚が強くなった。再び小降りとなったので下山を始めるも、また途中から雨が強くなってきた。山頂の気温は22℃で、風は少しある程度だった。視界は雨が降っているときは煙っていたが、小止みになったときは、まずまず澄んでいた。
<< Photo Album 2016/09/22 >>
白浜西山公園の車道を途中から歩き始めた 車道から御旅山の山頂が望めた 南向かいの海山を見る
御旅所が見えてきた 御旅所に近づいた 灯籠の辺りは草深くなっていた
御旅所の右手から登山道に入った 小ざんげ坂を登る 右手に小径が分かれたので入ってみた

 小径は送電塔(姫
 路火力東線9番)
 までだった


   送電塔のそばから
   白浜町の町並みを
   眺めた
尾根道に戻って北へと歩いた また右手に小径が分かれたので、そちらに入った 今度の道は続いていた
トラバースするように東へと歩いた 支尾根に向かって上り坂となった 尾根筋が間近になった
尾根を越すとき、北に仁寿山を見る 東登山口へと下って行く ごく普通の里道と言った感じで下って行けた

 登山口が見えて
 きた

 東登山口に着く
 と、近くに墓地
 が見えた
間近に「神田二丁目」バス停があった ここに着いて急に雨が強く降ってきた 物陰で雨宿りをした後、小降りになったタイミングで北へと歩いて行った 途中から農道に入り、西へと歩いた
北には仁寿山が大きく見えていた 車道に出ると、妻鹿地区に通じる道に入った 御旅山の北面に近づいた
峠へと登って行く 峠の位置で小さな公園が現れた 公園の一角から登山道が始まっていた
御旅山の北コースを登って行く 登山道は少し傾斜がきつかった 山頂が近づいて登山道が緩やかになった
山頂の東屋が見えてきた 御旅山の山頂に着いた 東屋で昼休憩とした
山頂から北の方向を眺めた 笠形山まで見えていたので、視界は良いと言えそうだった 但し、うっすらとした笠形山だった
西から北にかけてを眺めた こちらの視界も悪くなかった
上の写真に写る大蔵山の辺りを大きく見る 上の写真に写る明神山を大きく見る その右手前には姫路城が望めた
高御位山の方向を眺めた 左の写真の右手を見る
西の空が次第に煙ってきた 程なく雨となった 周囲の風景がぼんやりとしてきた中、八丈岩山が浮かび上げってきた

 雨の中、東を見ると
 そちらは雨は弱いよ
 うで遠くまで見えて
 いた

 下山は南西に向か
 う登山道に入った


   キキョウの花が咲
   いていた
そのまま妻鹿地区に下って行けると思ったのだ
露岩が現れると、そこより東に向かうことにな
った
結局、尾根コースに合流することになった
ツルボが咲いていた 下る途中で雨が強くなってきた 本降りの中を急いで下ったが
御旅所で暫し雨宿りをすることになった 雨が再び小止みとなったので、御旅所を離れた 駐車地点が近づいた