TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
綾部山    あやべやま 144.3m たつの市
 
1/2.5万地図 : 網干
 
【2014年11月】 No.4 2014-102(TAJI&HM)
 
    御津町黒崎より  2014 / 11

 御津町の綾部山を訪れるのは梅見の季節が定番だが、その綾部山を季節外れとなる11月に訪れたのは、2014年のことだった。前日は概ね雨模様で、この日も空は朝から雲に覆われていた。その空が昼を回って少し青空が覗くまでになったのを見て、近所の山を散歩することにした。散歩と考えて思い浮かんだのが綾部山だった。黒崎梅園の遊歩道を歩いてのんびりと山頂に近づくことにした。山頂に立った後は、「世界の梅公園」も散策することにした。
 黒崎梅園の駐車場に車を止めて歩き出した。心配は梅園のゲートが閉じられていることだったが、幸いにもゲートは開いており、すんなりと遊歩道に入って行けた。園内では梅の木に肥料を与える作業が行われていた。ごくゆっくりと歩いて、舗装された遊歩道を山頂方向へと歩いた。梅の木は紅葉が進んでおり、葉を落としているものが多かった。梅園の歩道は山頂までは続いておらず、山頂に近い位置まで歩くと、樹林の中に入って山頂に向かった。少し灌木ヤブをこぐ感じになったが、すぐに廃道となった遊歩道に合流すると、後はその道を歩いて「世界の梅公園」の敷地に入った。そして登り岩のある山頂に立った。北から東、南へとすっきり展望が開けており、平野部の風景や瀬戸の海が眺められた。天気は確実に回復しており、七種山の尾根がはっきり見えていた。その後は「世界の梅公園」の散策を楽しんだ。中国庭園風になっている公園は、四季を通じて散策を楽しめる所で、唐梅閣に上がって瀬戸の海が光る様も眺めた。一通り公園散策を楽しむと、山頂近くまで戻り、そこから始まる遊歩道で南入口へと下りて行った。南入口からは車道を歩くのだが、途中で近道コースに入ったところ、新舞子荘のそばを通ることになった。その先も再び近道を通ると、グランドが現れた。そのグランドの先が駐車場だった。僅か一時間半ほどのミニハイキングだったが、季節外れの綾部山を十分に楽しめたの思いを持つことが出来た。
(2014/11記)(2020/5改訂)
<登山日> 2014年11月2日 13:35東麓の駐車場スタート/14:03〜12山頂(登り岩)/「世界の梅公園」散策/14:26〜35唐梅閣/14:53南入口/15:08エンド。
(天気) 黒い雲が広がる空だったが、次第に青空も見られるようになった。山頂の気温は21℃と高く、風には生暖かさがあった。視界はうっすらとしており、北の方向には、まだ雨雲が見られた。
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駐車場のすぐそばから綾部山梅林への道が始ま
っていた
そばの溜め池で白鳥が泳いでいた 梅林の入口にはゲートがあるが、この日は開いてい
たため中に入ることが出来た
すぐに梅林の風景が広がった 落葉を始めている梅の木もあった 午前は曇っていたが、青空が見られるようになった

 花の季節とは違っ
 て、物寂しい雰囲
 気だった

 背後に展望が広が
 って、姫路市街の
 方向が眺められた
八重咲きのツバキが咲いている所があった 遊歩道を山頂方向へと歩いた 海側に見えたのは、成山新田の辺りだった
 遊歩道で山頂に一
 番近い位置まで来
 た 山頂への道は
 無かった(消され
 ていた)

   遊歩道を離れて、
   雑木のヤブに入っ
   た
以前は遊歩道だった道に合流した その古い遊歩道で、確実に山頂に近づいた 「世界の梅公園」の敷地に入った
広い道に合流して登り岩展望台に向かうことにした  山頂となる登り岩へと近づく 山頂手前には東屋が建っている

 東屋より登り岩を見
 る そこが山頂だっ
 た

    山頂に立つ前に、東
    屋のそばで二等三角
    点(点名・登り岩)
    を見る
登り岩の上に立つと、東から南東へと展望が広がった 新舞子海岸を見る

 北の山並みを少し
 大きく見る 七種
 山より北はまだ雨
 雲に包まれていた

   明神山を大きく見
   る
七種山の方向を少し大きく見る 氷室山を大きく見る 高御位山を大きく見る
京見山を大きく見る 城山を大きく見る 登り岩を離れて世界の梅公園に向かった
クサリを越えて世界の梅公園の東駐車場に入った 公園の緑地に入って行く 尋梅館の方向へと歩いた
尋梅館が見えてきた シーズンオフの尋梅館は閉まっているようだった 尋梅館の先で獅子吼亭を見る

 海に近づいて、瀬戸
 の海を眺めることに
 した

 小豆島を大きく
 見る


   嫦娥山の方向を
   見る

 緑地に戻って唐梅
 閣に近づいた

 唐梅閣の前に立っ
 て唐梅閣を見上げ
 た
唐梅閣に上がって、北向かいの尾根を眺めた Y山を大きく見る

 山頂方向を見ると
 ちょうど陽射しが
 注いでいた

 唐梅閣から瀬戸の
 海が光る様を眺め
 た
三つの唐荷島を眺める 公園中央部の駐車場は、数台の車が止まっていた 登り岩の方向に引き返した
登り岩の手前で南入口への遊歩道に入った 階段状になった遊歩道を下って行く 5分ほど下ると、車道に合流した
車道を東へと歩いた クサリを越えて先に進むことになった 車道を離れて近道をすると新舞子荘のそばを通った
新舞子荘の前に回って建物を見上げた 駐車場に戻るため、また近道を歩くことにした このグランドを越えた先が駐車場だった