観梅で有名な綾部山にはほぼ梅の花が咲く季節に訪れていたが、2023年は梅が終わって桜が満開を迎えたときに向かった。4月4日のことで、世界の梅公園の入口駐車場に着くと、そばの春日神社で満開の桜を見た。その入口駐車場に車を止めると、出来るだけ車道を歩かないようにして山上に向かった。観梅の季節ならチケット売場が置かれている位置までは車道を歩き、そこから先は遊歩道に入って、そちらで山上に向かった。一度車道を横切るも、その先も遊歩道があり、登り着いた所が唐梅閣の前だった。予想通り梅の木はすっかり新緑になっており、花を咲かせているのは桜か菜の花だった。平日とあって人のほぼいない公園内をそぞろ歩きで通り抜けると、二等三角点がある登り岩に向かった。そして登り岩の東屋で昼食とした。風はひんやり感があり陽射しも熱く感じることは無く、ちょうど良い感じだった。登り岩に立って風景を楽しむと、近くの冒険広場に立ち寄ったり、綾部梅林側の最高点となる北ピークに立ったりした後、世界の梅公園に戻った。但し公園の散策路には入らず裏道となる北斜面側の車道を歩いて戻ることにした。その車道脇には***軒が建っており、北の方向の展望が楽しめた。その後は往路で歩いた遊歩道に入って麓へと戻った。まさに散歩登山の綾部山だった。
(2023/4記) |