TAJIHM の 兵庫の山めぐり <淡路編
 
大見山    おおみやま 145m 南あわじ市
 
1/2.5万地図 : 鳴門海峡
 
【2016年10月】 2016-103(TAJI&HM)
 
   福良港より  2016 / 10

 大見山は福良の町の南、海際に位置する山で、鳴門海峡の地図を見ると山頂まで車道が通じているようだった。それではハイキングの対象にはなりにくかったが、その大見山を少しはハイキングらしく訪れるために、車道を少し手前から歩いて山頂に立つことにした。
 向かったのは2016年10月の体育の日で、午前こそ雲の多い空だったが、午後は快晴に替わっていた。この日は午後3時までに二つの山を登っており、二つ目の山は南あわじ市中部の南辺寺山だった。もうハイキングを止めてもよかったのだが、日暮れまでにはまだ2時間ほどあったので、南辺寺山からさほど離れていない大見山をついでとして登ることにした。国道28号線を南淡町公民館前交差点で離れて県道25号線へと入ったのだが、その交差点で「大見山若人の広場公園」の標識を見た。そこで初めて大見山の山頂が公園になっていることを知った。海岸線を走るようになると、山頂に鋭く尖ったモニュメントを持つ山が見えてきた。どうやらそこが大見山のようだった。車道は上り坂となり、中腹まで来たとき車道が二手に分かれた。真っ直ぐにそのまま走れば吹上町で右手の道が公園に向かえる道だった。その辺りで公園までおおよそ1.1kmの地点だった。その分岐点のそばに駐車スペースがあったので、そこに車を止めて歩き出すことにした。そこまで車を多く見たのだが、公園方向に向かう車は少なく、ときおり見る程度となった。おかげで車道歩きと言っても、のんびりと歩いて行けた。公園の入口までは13分の距離だったので、散歩とも言えないほどだった。その公園内の散策の様子は下の写真帳をご覧いただきたい。公園に着くと意外や人影は無く閉園かと思ったが、案内板を見ると閉園は17時となっており、散策時間は十分にあった。どうやら公園方向に走っていた車は公園のそばを通って阿万地区に向かっていたようだった。おかげで広い公園をパートナーと二人きりで散策することになった。山頂には管理棟(展示資料館)が建っており、その屋上は広々としており、展望台になっていた。鳴門海峡が眺められたの良かったが、一番は福良の町の眺めで、午後の明るい光に包まれて港町の姿が鮮やかに浮かび上がっていた。先ほどまで登っていた南辺寺山も間近に見えており、十分過ぎるこど展望を楽しむことが出来た。展示資料館の中にも立ち寄り、30分ほどの散策を終えると駐車地点へと戻って行った。
(2016/11記)(2020/5改訂)
<登山日> 2016年10月10日 15:41公園まで1.1km地点よりスタート/15:54〜16:23山頂(若人の広場公園)/16:35エンド。
(天気) 快晴。雲は僅かあり、その鱗雲がきれいだった。山頂の気温は23℃で、空気は爽やかな上に、風が快いばかりいだった。視界は十分に澄んでいた。
<< Photo Album 2016/10/10 >>
公園までおおよそ1.1kmの地点から歩き始めた 左手に吹上浜の方向が眺められた 案内板が現れて、公園まで1kmとあった
静かな車道歩きだった 前方に携帯の基地局が現れた 山頂の建物が見えてきた
公園の入口に近づいた 公園内に入って山頂の方向に向かった 階段を登って行く

 背後に風景が広が
 ってきた

 山頂に建っていた
 のは管理棟だった

 屋上へと向かった

 屋上は広く展望台
 になっていた


 尖っているのは記
 念塔だった
鳴門海峡が一望だった 鳴門大橋を大きく見る
上の写真の右手となる北の方向には福良の町並みが眺められた 福良の町と南辺寺山を見る

 先山の方向を大き
 く見る

 屋上の一番高い所
 に向かった

 一番高い所に立っ
 て南東から南にか
 けてをめた

 地図では149m
 ピークに大見山の
 名があった
上の写真に写る諭鶴羽山を大きく見る 諭鶴羽山の左手に柏原山を見る 伊島がうっすらと見えていた

 光る海を眺めた

 鳴門岬の背後に小
 豆島が見えていた
一番高い位置より北の方向を眺めた 記念塔には向かわなかった 次第に鱗雲が広がってきた
山頂を離れて入口へと戻った 30分ほどの散策を終えてゲートを出た また車道を歩いて駐車地点へと戻った