TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北播磨 
 
岡之山    おかのやま 149m 西脇市
 
1/2.5万地図 : 比延
 
【2022年3月】 2022-24(TAJI&HM)
 
   西脇市大垣内より  2022 / 3

 西脇市は子午線の町。東経135度北緯35度の交差地点を中心に日本へそ公園が作られており、そこは岡之山の麓でもあった。以前は岡之山公園と岡之山美術館があるだけだったが、30年ほど前に経緯度地球科学館(テラ・ドーム)が出来、その後も「宇宙っ子ランド」等が作られて西脇市ではけっこう人気スポットになっている。岡之山を登るに当たり、駐車地点はその日本へそ公園の駐車場とした。向かったのは2022年3月の三連休最終日、春分の日だった。10時に駐車場に着くと、休日とあってか広い駐車場は既に七割方埋まっていた。公園に入ると山裾に目立つ建物があり、それがテラ・ドームだった。そのそばの斜面、岡之山の西斜面に遊歩道が見えたので、それを登って行くことにした。遊歩道はつづら折れの道になっており、易しく登って行けた。登るほどに足下には公園の風景、その背後には西林寺山の尾根が広がってきた。尾根に着くと以前からある南尾根コースに合流した。その合流点から先は遊歩道ではなく、ごく普通の山道となった。そして合流点から数分も歩けばもう山頂に着いた。山全体が岡ノ山古墳とのことだったが、山頂に立っても古墳の雰囲気は無く、単に樹林となっているだけで平凡な山頂だった。展望も全く無し。その山頂には北の方向からも山道が来ており、どうやら北麓側からも登れるようだった。山頂では少時休んだだけで下山とした。下山は南尾根コースを辿ることにした。その尾根道も階段状に整備されている所があり、歩き易かった。途中に細い柱が何本も立っている所があり、そこが「日本のへそモニュメント」だった。南尾根の西斜面側にはジャンボすべり台が作られており、登山道はそのすべり台の最上部にも通じていた。下り着いた所は「宇宙っ子ランド」の一角で、入口にはジャンボすべり台の標識しかなかった。公園はすっかりファミリーの世界だった。どのファミリーも小さな子供連れで、その子供の歓声があちらこちらから聞こえていた。その声を聞きながら駐車場へと戻って行った。
(2022/3記)
<登山日> 2022年3月21日 10:11日本へそ公園駐車場スタート/10:16遊歩道に入る/10:24南尾根コースに合流/10:28〜31山頂/10:50南尾根コースを下って公園に入る/11:12駐車場エンド。
(天気) 晴れ。雲は多く、空の半分近くを占めていた。山頂の気温は18℃で、風はほとんど無かった。視界は良かった。
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駐車場は既に七割方埋まっていた 公園に入ると、案内図が立っていた  テラ・ドームへの小径に入った

(←)
テラ・ドームに近
づいた

 (→)
  テラ・ドームの正
  面まで歩いてきた

(←)
テラ・ドームの前
から始まる遊歩道
に入った

 (→)
  西の山並みが眺め
  られるようになっ
  た
八日山を大きく見る 遊歩道からは、鈴堀山ははっきり見えなかった つづら折れの道が終わって、階段道で尾根に向かった

尾根に着いて尾根
道に合流した

そこには岡ノ山古
墳の説明板が立っ
ていた

説明板を読むと
岡之山全体が古
墳のようだった

尾根道は山道の雰
囲気だった 緩や
かとあって、気楽
に歩いて行けた

合流点から数分で
山頂に着いた

古墳の雰囲気は無
かった 木々に囲
まれて展望は無し
山頂を示すものは、この標識だけだった 山頂には北側からも小径が通じていた すぐに下山とした 往路を戻った
合流点まで戻ると、その先は尾根道を下った 合流点から先は、遊歩道の雰囲気となった 「日本のへそモニュメンント」のそばを通った
階段状の遊歩道を下って行く 尾根道の近くで、ジャンボ滑り台の最上部を見た 園内の遊歩道に合流した

(←)
ジャンボ滑り台の
下を通った

 (→)
  滑り台の終点はブ
  ラックホールの中
  だった
園内には露店も出ていた 振り返ると、鈴堀山がすっきりと見えていた 駐車場へと戻って行く