TAJIHM の 兵庫の山めぐり <岡山県の山 
 
光景寺山    こうけいじさん 152m 姫路市
焼山      やけやま 210m
 
1/2.5万地図 : 笠原
 
【2023年6月】 2023-105(TAJI&HM)
 
    《光景寺山》 山田町牧野より  2023 / 6

 この日は畑山も南麓側から登ろうと向かったのだが、神谷ダム湖への道は通行禁止になっていた。大歳神社からの道も通行禁止だった。そこで北側の牧野キャンプ場から登ることにした。その牧野キャンプ場に着いたときは既に11時半を回っていた。どうも畑山まで歩くのは厳しいように思えてきた。そこでキャンプ場まで来ていたことでもあり、近くの光景寺山と焼山だけを登ることにした。車はキャンプ場の入口にある駐車場に止めてスタートした。キャンプ場には案内図があり、焼山と光景寺山も描かれていた。焼山の位置を記憶すると、キャンプ場内を適当に歩いた。誰もいないキャンプ場だった。適当に歩いたためか小径は山裾に近づいて行き止まりとなった。左手を見ると少し高い位置に道が見えたので、そちらに上がった。はっきりと道で、その道が正規の道のようだった。その道も程なく終点となったが、そこが登山口だった。ゲートがあり、ゲートを抜けると細々と小径が続いていた。元は遊歩道として作られたようだったが、手入れがされないままだったことによるものか荒れ道になっていた。それでもヤブ道と言えるほどではなかった。その登山道が二手に分かれた。右手となる北の方向に向かえば光景寺山で、距離は400mだった。左手となる南に向かえば焼山で、そちらは800mの距離だった。そこは北へと光景寺山に向かった。光景寺山はごく低い山とあって、概ね下り坂だった。小さなピークを巻いて光景寺山に立つと、そこに山名標識は無く、単なる小ピークと言った趣だった。少し展望があり、北西に明神山が眺められた。また小径はピークを越して更に北へと続いていた。光景寺山で小休止を終えると、引き返して焼山に向かった。分岐点まで戻ると上り坂となるも、その先で一度鞍部へと下った。鞍部から登り返して神谷ダム湖を囲む尾根に出た。そこでも小径は二手に分かれて、右に向かえば焼山で左に向かえば展望台だった。そこは焼山に向かった。もう尾根は平坦と言って良く、緩やかな尾根道を歩いて焼山の山頂に立った。山頂標識があって焼山と分かるが、無ければ通り過ぎてしまいそうな山頂だった。二度目の焼山だったが、以前はあった神谷ダム湖の眺めはほぼ無くなっており、木々の隙間からかろうじて見るにとどまった。すぐに引き返して展望台に向かった。展望台までも緩やかな尾根だった。10分少々で東屋の建つ展望台に着いた。展望はと言えば、それは神谷ダム湖の方向ではなく西の方向で、そちらが広く眺められた。その展望台からはキャンプ場への道が始まっていたが、光景寺山で見た北へと続く尾根道が気になった。そこで光景寺山まで引き返すことにした。そのため再び光景寺山の山頂に立つまでに二カ所の分岐点を通って戻ることになった。光景寺山に戻って北への尾根道に入ると、それまでの登山道よりもはっきりとした道で、ヤブっぽさは全く無かった。しかも途中からは石仏を点々と見るようになった。どうやら石仏巡りが出来る尾根道のようだった。石仏巡りは麓まで続いて、下り着いた所は光景寺の境内だった。その境内で一休みすると、キャンプ場の入口へと戻って行った。8分ほどの距離だった。
(2023/7記)
<登山日> 2023年6月9日 11:39牧野キャンプ場駐車場スタート/11:54登山口/12:16〜29光景寺山/12:54〜58焼山/13:10〜27展望台/13:53光景寺山/14:08〜11光景寺山/14:19駐車場エンド。
(天気) 薄曇りの空。青空も見えており、薄晴れになることもあった。展望台の気温は27℃。蒸し暑さがあり、生暖かい風を受けた。視界は良かった。麓の***に下りて来ると、気温は25℃に下がっていた。
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牧野キャンプ場に着くと、ゲートは閉まっていた 但し鍵はかかっていなかった 「ハイキングはご自由にどうぞ」とあり、安心してゲートを開けて中に入った 看板の位置がキャンプ場入口だった 看板のそばが駐車場になっており、そこに車を止めた

キャンプ場に向か
うと、大谷池のそ
ばを通った

キャンプ場のエリ
アに入ると案内図
が立っていた 
無人のキャンプ場を歩いて行く 適当にキャンプ場内を歩いたためか、この先で行き止まりになってしまった すぐ近くに別の道を見たので、斜面を登ってこの幅広の道に合流した
幅広の道も、長くも歩かず終点となった 終点の先にゲートがあった そこに登山口標識が立っていた 行き先は光景寺山であり展望台となっていた
始めに笹が茂る所を通った 次第に歩き易くなったが シダの茂る所を通ることもあった
再び歩き易くなった 登山道は緩やかに続いた 分岐点に着いた 南は焼山で北は光景寺山だった 先に光景寺山に向かった 前方は中間ピークだった
中間ピークは巻く形で通り過ぎた 上り坂になり、光景寺山に着くかと思ったが 光景寺山の山頂が少し先に見えていた
光景寺山の山頂に着いた 山名標識は無かった 山頂からの展望は、北西方向が眺められた
長くも休まず、引き返す形で焼山に向かった 前方に畑山へと繋がる尾根が眺められた
南東へと緩やかに登って行く 分岐点に戻ってきた 焼山まで800mだった 南西へと緩やかに登って行く
210mピークを越して下り坂に入った 鞍部を過ぎて登り返すと尾根に出た そこも分岐点だった 北は展望台で、南は焼山だった 焼山に向かう 分岐点から焼山山頂までは200mだった
東向かいの尾根を見る ダム湖はほとんど見えなかった モチツツジの花を見る 焼山山頂へとごく緩やかに登った

焼山の山頂に着い


ピークに立った感
じは無かった

山頂はすっかり展
望が悪くなってい


畑山の手前にちら
りと神谷ダム湖を
見た
焼山山頂を離れると、引き返して展望台に向かった 東向かいの尾根を見ると、藤ノ木山も眺められた 分岐点に戻ると展望台に向かった あと200mだった
展望台が建つ230mピークを前方に見る 展望台が見えてきた 展望台は東屋の姿だった
展望台からの展望はダム湖の方向では無く、西の方向だった 光景寺山から眺められた展望をより広く眺めることになった

上の写真に写る七
種山の方向を大き
く見る
氷室山を大きく見る 谷山を大きく見る 棚原山を大きく見る

(←)
明神山の方向を眺
めた

 (→)
  神前山の方向を眺
  めた
展望台からは牧野キャンプ場への道もあったが、もう一度光景寺山に立とうと引き返した 尾根の分岐点から光景寺山への小径に入った 210mピークを越すと、光景寺山の方向に向かうようになった
行く手に谷山の尾根を見ることがあった 牧野キャンプ場への分岐点を直進する 光景寺山が近づくと、北の方向が広く眺められた

七種山から笠形山
までが眺められた
上の写真に写る笠形山の方向を大きく見る 笠形山を大きく見る
神前山の辺りを大きく見る 中間ピークを巻いて光景寺山に近づいた
木々の隙間から光景寺山を見る 光景寺山が目前になった この日二度目の光景寺山に立つも、素通りした
光景寺山の先も易しい道は続いていた 緩やかな尾根道下りが続く 登山道に石仏を見るようになった
石仏は点々と置かれており、それは麓まで続いた 最後に金属柵を抜けて光景寺の境内に入った 境内の隅に祠が建っており、小休止とした
境内の先に庫裡を見る 石段を登れば本堂だった 光景寺を離れて車道に下りた 適当にキャンプ場を目指して車道を歩き出した
すぐに案内標識を見るようになった 案内標識に従うと、無事キャンブ場に到着した ゲートを抜けると駐車場まで僅かな距離だった