三度目の天神山は前回の下山コースを往路コースとして登ることにした。向かったのは2022年5月連休中の憲法記念日だった。目的の南西尾根コースは書写中学校橋の東詰の位置より始まるが、その近くに駐車出来そうな場所を探ると、登山口の少し南、菅生川の東岸側に適度な駐車スペースを見たので、そこに駐車とした。登山口から見ると100mほど南の位置だった。登山口に入って易しい小径を登って行く。すぐに送電塔(西播線9番)のそばに出た。その少し上に展望地があり、西の方向が眺められた。その先は登山道のはっきりしない所もあったが、黄色の目印テープを追えば問題無かった。新緑が目にまぶしかった。山頂にはまずは歩き易いまま着けることになった。山頂は木陰になっており落ち着ける所だったが、展望は良いとは言えなかった。それでも探ると、新龍アルプスや石倉のトンガリ山が眺められた。山頂で20分ばかりの休憩を終えると、下山は南尾根コースを下ることにした。そちらには赤テープが点々と付いていた。樹間も空いており、ヤブの感じは無かった。所々で展望があり北東に広嶺山を、西に鷹山を見た。ただ南尾根コースは麓との距離が短いため、やや急坂だった。麓が近づくとコースははっきりしなくなったが、目印テープを追って行くと無難に車道に下り着いた。そこは書写病院の入口そばだった。その登山道の起点には南西尾根コースと同様に目印は無かった。その位置から書写中学校へは書写中学校の中を通れば近道なのだが、そうする訳にもいかず、大回りで車道を歩いて駐車地点へと戻って行った。
(2022/5記) |