2021年の8月27日に滑落事故を起こして、左足のスネを骨折してしまった。そのため9月中はほぼ入院することとなり、10月も自宅療養を余儀なくされた。骨折の治癒は徐々にしか進まず、両マツバ杖での歩行からまずは片マツバ杖で歩けるようになり、両ストックで歩けるようになり、更に片ストックで歩けるまでになってきた。平坦な道ならストックを使って20分程度歩けるようになって会社に復帰した。そしてこの日は近くの易しい山でリハビリ登山を試みることにした。向かったのは檀特山で、往路は大谷口からの大谷旧道コースを登って行くことにした。登りだして分かったことは、山道を登るのはまだ早かったことだった。数分ならともかくずっと登りを続けるのは足の痛みが増すばかりでなかなかの厳しさだった。当然休み休みとなり、それでも何とか山頂まで足を運ぶことが出来た。かかった時間は35分だったので、通常の3倍以上かかっていた。そして更なる厳しさは下山だった。大谷新道コースを下ったところ、その易しい道でも一歩一歩足を下ろすのが激痛だった。またまた休み休みとなり、下山は42分もかかってしまった。ちょっと無茶だったようで帰宅すると一時間ほど寝込んでしまった。
なお、滑落事故でカメラは見事におしゃかになっており、この日は新たに購入したカメラのテスト撮影も兼ねていた。
(2021/10記) |