TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
才トンガリ山 165m 姫路市
白毛山    しらげやま 215m
京見山    きょうみやま 215.9m
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2013年5月】 2013-46(TAJI&HM)
    《才トンガリ山》 才天満神社の近くより 2013 / 5

 才トンガリ山が山火事にあったのは2011年4月のこと。その後の変貌ぶりを知りたく、2012年も観察登山をしているが、2013年は5月に入ってから出かけた。そして前年と同様に才天満宮の登山口から登り出した。山火事跡まで来ると、まだまだ黒こげのままの木を多く見かけたが、地表はすっかりササと雑草、そして灌木とで青々としていた。黒こげの木を切ってしまえば、山火事の痕跡は無くなりそうに思えた。この日の登山では樹林の回復ぶりを注目していたのだが、ウバメガシなど常緑樹は根本から新しく生えた枝がどんどん生長しており、新緑が鮮やかだった。中には幹は黒く焼けているのに、若葉を茂らせている木も見かけた。但しマツの木は焼けたままの姿が多く、その根本から新しい芽は見られなかった。まずは順調に植生は回復していると言えそうだった。ツツジの木もなかなか生命力があるようで、ヤマツツジの花があちらこちらで咲いていた。トンガリ山の山頂に立つと、いつもの通りに次は白毛山へと歩き、白毛山からは京見山へ、そして下山は京見町西登山口へ向かって下って行った。まずは下の写真帳でトンガリ山が徐々に元に戻っている姿をご覧下さい。
(2013/5記)(2021/3改訂)
<登山日> 2013年5月12日 14:25才天満宮スタート/14:46〜53才トンガリ山/15:09〜14白毛山/15:22東見晴らし台/15:35泣き坂峠/15:47京見山/16:09京見町西登山口エンド。
(天気) 快晴。気温は林の中では23℃だったが、山頂など陽射しの当たる所は26℃あった。風がほとんど無かったため、陽射しの中では初夏の暑さを感じた。視界は遠方が少しうっすらとしていた。
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例年通り、才天満神社の登山口から登り始める
ことにした
神社の境内の一角にある登山口へと近づいた 少し登って焼け跡に入ると、黒焦げの木が立つ
姿はあまり変わっていないように思えた
幹は焼けているのに、青々と葉を茂らせた木を
見た
山肌はササで覆われていた そのササの中をはっきりとした登山道が続く
ササの中にモチツツジの花を見る ひどく焼けた所は、新しい木は育っていなかった 足下に広畑の町並みが広がってきた
焼けた中に、一つの枝だけが若葉を茂らせていた 前方にトンガリ山のピークが見えてきた 新しい灌木が育っていた
 
 山頂へと近づく
 昨年より若干緑が
 増えたと思えた

   登山道そばの灌木を
   見る
トンガリ山の山頂に着いた 違う角度から山頂を見る 灌木が徐々に育っていた
京見山の方向を見る 京見山の左手後方に御津山脈が見えていた
白毛山の方向を見る 南東にうっすらと淡路島が見えていた

 上の写真の中に写
 っている高山と高
 御位山を大きく見
 る

   トンガリ山を離れ
   て次は白毛山に向
   かった

 まだ黒焦げの立木
 を多く見たが、地
 表はササで覆われ
 ていた

  登山道がササの中
  にくっきりと見え
  ていた

 展望岩では何時もの
 通り足を止めて、東
 に広がる展望を楽し
 んだ

 上の写真の左端に
 写る氷室山を大き
 く見る

   焼け跡でない所は
   濃い緑だった
白毛山が近づいても、部分的に焼け跡があった 植林の部分に来ると白毛山はもう間近だった 白毛山に着いて山頂の電波塔を見上げた
電波塔のそばから西を見た 立つ位置を変えると檀特山の右手が眺められた
山頂広場から南の方向を眺めた 夢前川に多くの橋が架かっているのが眺められた 白毛山を離れて京見山への道に入った

 ウバメガシの新緑
 を見る

   東見晴台はササで
   青々としていた

 東見晴台からトンガ
 リ山を見る 確実に
 緑が増えていた

   トンガリ山を大きく
   見る

 緩やかな尾根道を
 歩いて行く

   前方に京見山がすっ
   きりと現れた 山肌
   が新緑色だった
泣き坂峠への下りでも焼け跡を見る 泣き坂峠へと近づいた 泣き坂峠に着いた この先に焼け跡は無い
京見山までは木陰の尾根道が続く 京見山が山頂が近づいて上り坂が始まった 京見山の山頂が目前になった

 京見山山頂に着い
 たが、この日は立
 ち止まらずに通過
 した

   下山は京見町西登
   山口を目指した
尾根の途中にある展望地より南の町並みを見る 麓が近くなったとき、京見山の山頂を見る 京見町西登山口に下りてきた