TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
才トンガリ山  (伏龍山) 165m 姫路市
 
白毛山    しらげやま 215m
 
京見山    きょうみやま 215.9m
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2018年7月】 2018-103(TAJI&HM)
    《才トンガリ山》 東見晴台より  2018 / 7

 才トンガリ山から京見山の南東面まで広い範囲で山火事となったのは2011年4月のこと。それから7年と経つと、山火事跡は遠目ではすっかり青々として、火事があったとは思えないまでになっていた。その才トンガリ山の回復具合をほぼ毎年写真に撮っていたのだが、2017年は写真に収めていなかったので久々に写真に納めようと向かったのは2018年7月の第二日曜日のことだった。二日以上に渡って大雨が続き、各地で甚大な被害が出ていたが、この日の朝から小降りとなり、昼前に漸く止んできた。そして昼を回って青空が見られるまでになっていた。もう遠くには出かけられず、かと言って何もしないのでは体に悪いので、近くで軽い散歩のような山歩きをすることにした。そこで思い付いたのが才トンガリ山の定点観測登山だった。
 いつもの定点観測と同じく才天満宮をスタート地点として才トンガリ山へと向かった。見上げる山肌は笹ですっかり青々としていた。この白毛山京見山エリアにも鹿が年々増えていたが、笹はあまり食害に遭っていないようだった。樹林に関しては裾野辺りでは松の木が育っていたのだが、灌木類の生長は遅いようで、どんどん育っている印象は受けなかった。樹木の生長はもっと長い目で見る必要があるようだった。もうあまり変化は見られないので、山火事跡への関心は薄れて、ただハイキングを楽しむ気持ちで才トンガリ山へと向かった。ごく低山なので20分も歩けば山頂だった。前日までは雨の日とあって気温は25℃程度だったのだが、陽射しが現れてきたことにより、山頂の気温は30℃まで上がっていた。それでも涼しい風がやや強く吹いていたおかげで、暑さに参る感じでは無かった。その才トンガリ山からは山上散策を楽しもうと白毛山へと歩き、更に京見山へと歩いたので、自宅を起点とすれば2時間ほどのハイキングを楽しめたことになった。
(2018/7記)
<登山日> 2018年7月8日 14:53才天満神社登山口スタート/15:12〜23才トンガリ山/15:36〜43白毛山/15:51東見晴台/16:08泣き坂峠/16:19〜24京見山/16:43京見町西口エンド。
(天気) 雨上がりの空で、上空から南、西は青空が見られるも、北の空は雲が広がっていた。才トンガリ山の気温は30℃、京見山では雲が広がってきたこともあって28℃まで下がっていた。南東から湿った風を強く受けた。けっこう涼しかった。視界は良かった。
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登山口がある才天満神社に近づいた 才天満神社を見る 境内の右手奥が登山口だった
才トンガリ山の名がまた「伏龍山」に戻っていた 始めに抉れた所を歩いた すぐに山火事跡に入った
松の幼木を多く見かけた 登山道の周囲は笹が茂っている 展望の良い所が現れた
瀬戸内海まで一望となった 登山道のままに登って行く
山火事跡は灌木の生長は遅いようだった 登る向きが北西となった 前方に京見山を見る
少し灌木の生長が見られた 周囲は笹の茂る風景が続く 前方に才トンガリ山の山頂が見えてきた

(←)
 才トンガリ山の
 左手に京見山が
 見えてきた

  (→)
  山頂が目前になっ
  た
山頂に着くと、ベンチは無くなっていた 山頂に立って白毛山の方向を眺めた
白毛山の山火事跡を眺める 灌木はまだ少なかった 京見山を眺める
西向かいの尾根を眺める その辺りも山火事跡だった 北西に檀特山を見る 檀特山を大きく見る
夢前川の河口方向を見る 小豆島は少し雲に隠されていた 才トンガリ山を離れて白毛山に向かった

笹地となった山
火事跡を歩いて
行く

東の方向に展望が
現れて、苫編山が
眺められた
白毛山が近づいて樹林帯に入った 左手に京見山へと続く尾根道コースが分かれる 白毛山の山頂が間近になった
山頂に着いて電波塔を見上げた 陽射しを受ける中で休憩とした 白毛山山頂から御津山脈を眺めた

東の方向を眺める

そちらは姫路市街だ
った

高御位山の方向を
少し大きく見る

左の写真の左手に
は姫路城が望まれ

北東方向には木々の隙間から籾取山を見る 白毛山山頂を離れて、歩いて来た道を引き返した 少し戻って京見山コースに入った
また山火事跡を歩く 東見晴台に立ち寄った 東見晴台は少しずつ緑が増えていた
才トンガリ山の北面は、はっきり緑が増えていた 東見晴台から白毛山を眺める 高御位山を大きく見る

北西には新龍アル
プスが眺められた

城山を大きく見る

東見晴台を離れて
京見山を目指した

まずは180mピ
ークを越すことに
なる

180mピークを
通過する

180mピークを
越したとき、京見
山がすっきりと眺
められた
   泣き坂峠から先はいつもの京見山散歩コース
  を歩くことになるので、カメラをザックに納め
  て歩くことに専念した。
泣き坂峠へと下りて行った 泣き坂峠まで歩いてきた