TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
才トンガリ山 165m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2022年4月】 2022-36(TAJI&HM)
 
    才天満神社に近い位置より  2022 / 4

 才トンガリ山で山火事があったのは2011年4月のこと。その後の数年は同じ季節に登って、樹木の再生状況を観察していたが、2019年以降は怠っていた。そこで3年ぶりに定点観察をしようと2022年4月中旬に向かった。登山口がある才天満神社には駐車スペースが無いため、自宅から神社まで徒歩で移動した。神社に着いてみると、本殿正面の階段は新しくなっており、手摺りも付けられていた。境内の東隅から登山道は始まるが、その佇まいは以前のままだった。山火事跡を登るようになると、黒焦げの木々はほぼ消えていたが、新たな木々が増えてきている感じは無かった。山火事以前でも斜面の木々は少なかったので、これは仕方の無いことと思われた。下生えとなる笹は、鹿の食害か半分ほど枯れたようになっていた。その中で多くの松の木が生長しているのを見た。それと今は新緑が萌え出ようとしており、その若葉の美しさが目を楽しませてくれた。尾根に出て尾根道に合流すると、そこから僅かな距離で山頂に着いた。この日は4月にしては気温の高い日で、陽射しの下では初夏の暑さに感じられた。但し空気はさらっとしていた。山頂で昼休憩をとると、その後は京見山に向かう予定をしていたのだが、気温が意外と高かったこともあり、この日は才コースに入って下山することにした。その才コースは往路コースが尾根道に合流した地点の少し先で、左手に分岐していた。始めは北へと斜面を下った。鞍部に着くと、そこからは西へと谷筋を下った。その下りで足の痛みがぶり返してきて、一挙に歩度が落ちてしまった。そろりそろりと下って泣き坂コースに合流した。後は南へと下って才登山口へと向かった。
(2022/4記)
<登山日> 2022年4月13日 11:39才天満神社登山口スタート/12:03〜15山頂/13:20才登山口エンド。
(天気) 晴れ。薄雲が広がっていた。陽射しは強くなかったが、気温は高かった。木陰で25℃、陽射しの下では30℃近くあり初夏の暑さだった。風は生暖かかった。視界は少しうっすらとしていた。
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才天満神社に着くと、桜はまだ花を残していた 神社そばの空き地に駐車禁止の立て札を見た 才天満神社は、正面の階段が新しくなっていた
登山口は境内の東端だった 登山口案内板は古さが出ていた  山裾辺りは、山火事に遭っていない所だった
展望地を通った 南に広畑の町が広がっている ササの枯れが目立った
山火事跡を歩いて行く 植生の貧弱さは変化無かった 松の木の生長が進んでいた 季節柄、新緑が目を惹いた

(←)
前方にトンガリ山
の山頂が見えてき


 (→)
  京見山も前方に現
  れた
東の方向を見る 寂しい植生だった 尾根道に合流した トンガリ山の山頂は目前だった

(←)
トンガリ山の山頂
に着いた

 (→)
  山頂でも新緑の木
  を見る
南東録を見る 新しい道路建設が進んでいた 東の方向を眺めた その東の方向へと、山頂を離れて歩き出した
すぐに才コースに入った 鞍部へと下って行く 鞍部からは西へと歩いた 前方に京見山を見る

泣き坂コースに合
流した

開けた所に出てき

開けた所を抜けると、後は緩やかな道だった 六地蔵の前を通った 才コース登山口に下りてきた