TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
苫編山    とまみやま 165.6m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2013年2月】 No.15 2013-09(TAJI&HM)
 
    手柄山より  2013 / 2

 JR英賀保駅の北側に見えるのが、山崎山から苫編山へと続く尾根で、英賀保駅を起点としてミニハイキングを楽しむことが出来る。2013年の2月に入った最初の土曜日は、一気に気温が上がって春のような暖かさだった。但し、視界は黄砂でもあるのかどんよりと濁って、遠くは全く見えていなかった。そこで近場のハイキングとして苫編山に向かったものである。英賀保駅に着いたのは11時45分。英賀保跨線人道橋を渡って線路の北側に出ると、北西方向へと歩いた。向かった先は本徳寺大谷廟所で、その墓地内の階段を登って北西側最上部に着くと、そこより始まっている小径で尾根山上に出た。出ると言っても10メートルほど登るだけだったが。その尾根に出た位置には巨大なタンク(山崎配水池)が建っており、その前には遊歩道がりベンチも置かれていた。そこが山崎山だった。そこからのハイキングの様子については下の写真帳でご覧いただきたいが、この日に歩いたコースはおおよそ次の通り。山崎山ではちょうど昼になっていたので、ベンチに座って昼休憩とした。西側の足下には夢前川の流れが見えていた。昼食を済ますと、その後はずっと尾根歩きを続けて苫編山を目指した。傾斜のきつい所はほとんど無く、穏やかな尾根道だった。ゆっくり歩いて35分で苫編山に着いた。苫編山は西側に露岩地が広がっており、そこで小休止とした。この日は苫編山より先へとは進まず、下山することにした。苫編山より西に少し戻った位置より英賀保駅に近づく尾根があり、その尾根の小径に入った。小径を尾根端まで歩くつもりだったのだが、歩き易いままに下ったところ、途中で南東方向への小径の入ってしまい、苫編住宅の一角に下りてしまった。英賀保駅から少し離れた位置だったが、それでも7分で英賀保駅に着くことが出来た。予定通り2時間程度のハイキングとなり、昼どきをけっこう楽しめたと思えた。
(2013/2記)(2020/8改訂)
<登山日> 2013年2月2日 11:48英賀保駅スタート/11:58本徳寺大谷廟所/12:05〜18山崎貯水池/12:53〜13:03苫編山/13:27苫編住宅に下り着く/13:35エンド。
(天気) 冬とは思えぬ暖かさで、樹林の中でも17℃だった。尾根の陽射しを受ける所では20℃を越えていた。風もほとんど無く、まさに春の暖かさだった。ただ黄砂でもあるのか、薄ぼんやりとした空になっており、視界はすっかり濁っていた。遠くは全く見えていなかった。
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ハイキング開始は英賀保駅だった 線路を越えるために英賀保跨線人道橋を渡った 跨線人道橋の上から北東に苫編山を見る
北東方向となる山崎山の方向に歩いて行った 本徳寺大谷廟所に着いた 墓地の石段を登った
この日の視界は濁っており近くもうっすらだった 墓地の北西側の最上部より小径が始まっていた 10メートルほど登るだけで山崎配水池の前に出た

 山崎配水池は山崎
 山の西側となるが
 そこで昼休憩とし
 た

   足下には夢前川を
   その背後には白毛
   山が眺められた
 
配水池へは西側から遊歩道が来ていた 昼食を終えると苫編山へとハイキングを再開した 小径は山崎山を迂回した後、尾根に向かい出した
尾根歩きとなって前方に木立を通して苫編山を見る  優しげな尾根道が続いた 登山道の周囲はササや雑木で、展望はよく無かった

 途中で伐採地が広
 がった 防火帯に
 しているのかも知
 れなかった

 パートナーが尾根
 から防火帯を眺め
 ている
英賀保駅に近づく尾根への道が分岐した 苫編山を目指す 落ち葉が積もる所を歩いた 苫編山へと尾根の傾斜が少し増した

 苫編山が間近にな
 って、広々と露岩
 地が現れた

 パートナーが露岩
 地を歩いてくる
前方に山頂の反射板が見えてきた 反射板が建つ山頂に着いた 山頂の三等三角点(点名・苫編)を見る
反射板のそばから北の方向を眺める うっすらとした視界の中に籾取山が眺められた 籾取山を大きく見る

 露岩地に戻って一
 休みとした

 本当にこの日の視
 界は濁っていた
露岩地から南西方向に英賀保駅を見る 露岩地を離れて歩いてきた道を引き返した  英賀保駅に近づける尾根に入った

 ごく緩やかな尾根
 だった

  姫路バイパスが尾
  根を貫くが、その
  位置に来たとき展
  望が開けた
途中の露岩地を下る 尾根端まで歩くつもりが、南東側に下りてしまった  そこは棕櫚畑の一角だった

 棕櫚畑のそばから
 山頂を眺めた

   苫編住宅に出ると
   そこから5分も歩
   けば英賀保駅の跨
   線人道橋が見えて
   きた