JR英賀保駅の北側に見えるのが、山崎山から苫編山へと続く尾根で、英賀保駅を起点としてミニハイキングを楽しむことが出来る。2013年の2月に入った最初の土曜日は、一気に気温が上がって春のような暖かさだった。但し、視界は黄砂でもあるのかどんよりと濁って、遠くは全く見えていなかった。そこで近場のハイキングとして苫編山に向かったものである。英賀保駅に着いたのは11時45分。英賀保跨線人道橋を渡って線路の北側に出ると、北西方向へと歩いた。向かった先は本徳寺大谷廟所で、その墓地内の階段を登って北西側最上部に着くと、そこより始まっている小径で尾根山上に出た。出ると言っても10メートルほど登るだけだったが。その尾根に出た位置には巨大なタンク(山崎配水池)が建っており、その前には遊歩道がりベンチも置かれていた。そこが山崎山だった。そこからのハイキングの様子については下の写真帳でご覧いただきたいが、この日に歩いたコースはおおよそ次の通り。山崎山ではちょうど昼になっていたので、ベンチに座って昼休憩とした。西側の足下には夢前川の流れが見えていた。昼食を済ますと、その後はずっと尾根歩きを続けて苫編山を目指した。傾斜のきつい所はほとんど無く、穏やかな尾根道だった。ゆっくり歩いて35分で苫編山に着いた。苫編山は西側に露岩地が広がっており、そこで小休止とした。この日は苫編山より先へとは進まず、下山することにした。苫編山より西に少し戻った位置より英賀保駅に近づく尾根があり、その尾根の小径に入った。小径を尾根端まで歩くつもりだったのだが、歩き易いままに下ったところ、途中で南東方向への小径の入ってしまい、苫編住宅の一角に下りてしまった。英賀保駅から少し離れた位置だったが、それでも7分で英賀保駅に着くことが出来た。予定通り2時間程度のハイキングとなり、昼どきをけっこう楽しめたと思えた。
(2013/2記)(2020/8改訂) |