TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
苫編山    とまみやま 165.6m 姫路市
 
山崎山    やまさきやま 86m
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2025年3月】 No.23 2025-42(TAJI&HM)
 
    《苫編山》 英賀保駅前の歩道橋より  2025 / 3

 一ヶ月前に登ったばかりの苫編山だったが、尾根歩きの途中で分岐していた富士見ヶ丘コースが気になった。その富士見ヶ丘コースは過去に何回か歩いており、易しく歩け過ぎることに抵抗があって敬遠していたが、現在はどのようになっているのか気になってきた。そこで久々に富士見ヶ丘コースを歩こうと向かった次第だった。一ヶ月前と同じくJRを利用することにした。
 英賀保駅に降り立ったのは10時半のこと。この日は本徳寺廟所から尾根に出ることにした。駅の北側に回ると、北西方向へと適当に歩いた。新興住宅地を抜けて行く。目的の廟所を見ながら歩くので、大回りをすることもなく本徳寺廟所に到着した。登山口は墓地の一番高い位置にあるので、そこに向かって出来るだけ分かり易い道を歩いた。最高部の西寄りの位置に着くと、そこに「山崎山登山口」の標識を見た。登山道に入ると、ほんの一登りで山崎配水池の前に出た。後は尾根道を山頂目指して歩いて行くだけだった。小さく登って着いたピークは山崎山で、そこは南に展望が広がっていた。次に山崎山とほぼ同じ高さのピークを越した。そこより緩やかに下るとソーラー発電所があり、更に緩やかに下って鞍部に着いた。その辺りで標高は70mほどだった。そこより上り坂に入ると、この日の目的の富士見ヶ丘コースが右手に分岐した。そちらに向かうのは下山時として、そこは直進して苫編山の山頂を目指した。雰囲気の良い尾根道だった。広い岩場のテラスが現れ、一度樹林帯に入るももう一度岩場のテラスに出た。そこより僅かな距離で苫編山の山頂に着いた。山頂をちらりと眺めると、すぐに引き返して西のテラスまで戻った。そこで昼休憩とした。ずっと曇り空が続いていたが、休憩中に上空は青空が広がってきた。南の空も薄晴れとなり、淡い陽射しを受けた。何となく春めいた雰囲気となった。休憩を終えると、陽射しのある中で富士見ヶ丘コースに向かったところ、分岐点に着く頃には上空は再び曇り空に変わろうとしていた。分岐点に着いて富士見ヶ丘コースに入ると、緩やかな下り坂が続くことになった。以前のままに易しい尾根歩きで、散歩コースと言えそうだった。以前に感じた易し過ぎることへの物足りなさを思い出したが、今はその物足りなさは特に感じなかった。。目印テープが点々と付いており、それに従って尾根筋を離れた。標識もあってスムーズに登山口に下り着いた。そこは富士見ヶ丘団地の一角だったが、入口に目印は無かった。コースを知らない人には分かり難い登山口と言えそうだった。そこは英賀保駅とはごく近く、100mも歩けば英賀保駅のそばに着くことになった。
(2025/4記)
<登山日> 2025年3月8日 10:34JR英賀保駅スタート/10:48本徳寺廟所/10:54山崎配水池/11:02山崎山/11:20富士見ヶ丘コース分岐点/11:38〜12:23苫編山(テラスでの休憩を含む)/12:35富士見ヶ丘コース分岐点/12:51富士見ヶ丘コース登山口/13:00JR英賀保駅エンド。
(天気) 曇り空。ときに薄曇り。山頂の気温は8℃。風を少し受けた。視界は薄くモヤがかかっており、遠方ははっきりしなかった。ごくうっすらと淡路島を見た。昼休憩の間に薄晴れとなったが、下山中にまた曇り空となった。
<< Photo Album 2025/03/08 >>
JR英賀保駅を歩道橋から眺めた 英賀保駅の北側に回ってきた 本徳寺廟所を目指して、線路沿いの歩道を歩いた
途中から適当に本徳寺廟所に向かった 山崎山の手前に広がる広い墓地が本徳寺廟所だった 本徳寺廟所に着いた
墓地の最高地点へと、出来るだけ広い道を歩いた 最高地点の西寄りの位置に、山崎山登山口を見た 登山口標識を大きく見る
すぐに山崎配水池が見えてきた 山崎配水池の前に着いた 南の方向を眺めた すっかり曇り空だった
すぐに苫編山を目指して尾根歩きに移った 石垣のそばを通った この辺りは遊歩道の雰囲気だった

(←)
山道を歩くように
なった

 (→)
  西に展望が現れて
  対岸の白毛山が眺
  められた
山崎山に着いた そこに「城之台」の標石が多っていた 山崎山は好展望地で、南の方向が広く眺められた
尾根歩きを再開すると、右手前方に苫編山を見た 緩やかな尾根歩きだった 次の80mピークが目前になった
80mピークを越したとき、間近に姫路バイパスを見た 鞍部へと緩やかに下って行く 鞍部の手前でソーラー発電所を見た
鞍部を過ぎて、緩やかな上り坂に入った 右手に富士見ヶ丘コースが分かれたが、まずは山頂を目指した 雰囲気の良い登山道が続いた

岩場のテラスまで
歩いてきた

広いテラスを横断
した
一度樹林に入った もう一度、岩場のテラスが現れた 山頂は目前だった 山頂の手前に三等三角点を見た

苫編山の山頂に立
った

すぐに引き返した

(←)
上部テラスを通る
とき、南の方向を
眺めた

 (→)
  下部テラスで昼休
  憩とした
休んでいる間に天気は良くなり、青空が現れた 陽射しがある中で、尾根歩きを再開した 富士見ヶ丘コースの分岐点に戻ってきた
分岐点の標識を見る これは縦走コースだった この標識が示す富士見ヶ丘コースに入った 富士見ヶ丘コースもごく緩やかだった
夢前トンネルの上まで来ると、展望が現れた 足下に姫路バイパスを見る 南の方向も眺められた
この標識を見て、尾根筋から離れることになった 分岐点の標識を見る 道幅は細くなったが、はっきりとした道だった
小さな小屋のそばを通った 住宅地が近づいた 登山口に着くも、標識類は無かった
そこは富士見ヶ丘団地の一角だった 南へと歩くと、すぐに英賀保駅が見えてきた 英賀保駅の南口に回ってきて、ハイキング終了とした